JPS605194B2 - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

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JPS605194B2
JPS605194B2 JP8832078A JP8832078A JPS605194B2 JP S605194 B2 JPS605194 B2 JP S605194B2 JP 8832078 A JP8832078 A JP 8832078A JP 8832078 A JP8832078 A JP 8832078A JP S605194 B2 JPS605194 B2 JP S605194B2
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JP
Japan
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electrostatic recording
electrostatic
recording
recording medium
conductive layer
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Expired
Application number
JP8832078A
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English (en)
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JPS5515822A (en
Inventor
曄雄 堤
雅之 菅野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS5515822A publication Critical patent/JPS5515822A/ja
Publication of JPS605194B2 publication Critical patent/JPS605194B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電子計算機などの情報処理装置からの、文字
あるいは図形などの情報を高速で出力印刷するに有効な
る記録装置に関する。
従来、この種の装置として、機械的に、活字を用い、リ
ボンを介して記録媒体に衝撃印字するいろいろな方式の
記録装置が知られ、広く実用に供されてきている。
しかし近年の情報処理速度の向上に伴ない、高速印字の
要求に対して衝撃印字式でない、非衝撃による印字記録
装置が開発され、実鬼の例があるd これらの装置には
、いろいろな記録方式が応用されているが、その中に、
文字あるいは図形をドット構成とし、多針記録電極を用
いて、記録媒体上に静露潜像を作成し、この静露潜像を
着色粒子(トナー)で顕像化し、更に熱などの手段によ
りトナーを記録媒体上に溶融定着して、永久印刷物とす
る静電記録方式が知られており、高速漢字プリンタや高
速ファクシミリなどに用いられている。これらの装置で
は、多針記録電極に記録すべきパターン情報に従って高
電圧パルス(一600〜一800V)を供給しなければ
ならないが、このために電子分配と呼ばれる記録信号電
圧の供給方法があり、このためいろいろな方法が試みら
れている。
一例として発明者らは、既に特公昭53一5786のよ
うな方式を提案して、高速漢字プリンタや高速フアクシ
ミ川こ応用して商品化に成功している。これは、記録信
号を増幅する高電圧パルス発生回路と記録位置を選択す
る高電圧パルス発生回路のそれぞれの出力を、ダイオー
ドと抵抗から成るマトリクス回路に供給して電子分配を
行なう方式である。この方式による静電記録装置の例を
第1図に示す。
図において、1は静電記録ヘッドで、上部に多針記録電
極を有し、上記電子分配を行なうダィオード抵抗とから
成るマトリクス回路を一つの瞳体に収容した構造になっ
ている。表面に静露潜像を作成される静電記録紙2は、
その表面を記録ヘッドの多針記録電極に密着して走行し
、且つ静電記録紙の基体に接地電位を付与すべく、ゴム
ローラなどの弾性体から成る背面ローラ3により適当な
圧力で記録へッド‘こ押しつけられている。この例では
、静電記録紙2の接地電位は、比較的薄い記録紙の基層
が予め接地電位にある前記背面ローラや図示しない同じ
く接地電位にある導電体、例えば金属ロ−ラなどに接触
することによって得られ、従って安定な静電渚像の作成
が行なわれる。しかし、特殊な静電記録媒体、例えば特
定の目的のために基層の厚さが厚い記録紙や極めて高電
気抵抗の基層を有する記録紙、更に具体的な例では、静
電記録のトナー像転写によって普通紙に記録を行なう方
式をとる記録装置に於いて用いる静電記録体(記録マス
夕)があり、これでは静電記録体を繰返し使用するので
、相当な機械的強度を必要とし、このため通常基層を厚
く「 しかも高電気抵抗のシート材で構成しているが、
このような特殊な静電記録媒体を用いる場合には第1図
の静電記録装置では、記録層の接地電位をとることが困
難になり、安定な静電槽像作成できなくなる。尚、両面
静電記録紙を用いた静電記録装置において、両面静電記
録紙を巻いた給紙リールの鍔を導電性としこれを所定電
位に保持することにより安定な静露潜像を形成するもの
が知られている(実公昭51一37501)。しかし、
このような装置では給紙リールと静電記録部が比較的離
れている為両者間の抵抗が大きく静電記録部における導
電層の一定電位保持は必ずしも充分ではなかった。又、
記録部近辺において記録紙の側端面に金属片を接触する
方法はこれと導電層の接触が充分でなかつた。本発明は
、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、構
造が簡単で静電記録部近辺の導電層を一定電位に保持で
き、したがって特殊な静電記録媒体を用いる場合にも安
定した語電潜像が形成できる静電記録装置を提供するこ
とを目的とする。
本発明は、譲露体層、導電層及び支持層の3層から成り
一方の側端に沿って一部の誘電体層を取り除かれ導電層
が露出した構造の静電記録媒体を用い、静電記録ヘッド
の側線に一定電位に保持された導電性の回転体を設け、
背面ローラに静電記録紙を静電記録ヘッドに庄嬢せしめ
ると共に静電記録紙の導電層の露出部を回転体に接触さ
せる機能をもさせる点に特徴がある。
したがって、一定電位に保持された回転体を静電記録紙
の導電層に良好に接触せしめることができ、しかも記録
部近辺の導電層の電位を一定に保持できるので、常に安
定した静電糟像の形成が可能である。又静電記録紙を回
転体に接触させるのに、静電記録紙を静電記録ヘッドに
圧接させる為に必要な背面ローフを用いている為、特別
に別のローラが要らなく、構造が簡単となる。以下、本
発明の一実施例につき、第2図及び第3図を用いて説明
する。
11は静電記録ヘッドであり、多針記録電極を長手方向
に一列又は二列千鳥状に並べ埋設した絶縁物、例えばェ
ポキシ樹脂を成型、研摩された構造となっている。
12は静電記録媒体であり、誘電体層12a、導電層1
2b及び支持層12cの3層構造を有する。
誘電体層12aは例えば数〜十数仏のの厚さを有し静霞
潜像を保持する機能を有する。又、導電層12bは記録
電圧に対する基準電位、例えば接地電位を保持するよう
にする為、比較的低い電気抵抗を有する低抵抗層でもあ
る。更にト支持層12cは機械的強度の強い紙、あるい
は樹脂により作られる。
この層は電気抵抗が高かったり、又温度湿度の変化に対
してその値が不安定であったりするので、このように静
電記録媒体を繰り返し使用するような場合には、導電層
を直鞍、所定電位(例えば接地電位)すべくその方法に
工夫を必要とする。この為に、この実施例では第2図に
示すように静電記録媒体の一方の側端に沿って一定幅だ
け譲露体層が取り除かれ導電層が露出した構造のものを
用いている。このような静電記録媒体12は、その誘電
体層12aの面を静電記録ヘッド11に向けられ背面か
ら背面ローラ13により圧接される。
ところで、この実施例では静電記録ヘッド11の一方の
側端に、埋設された記録電極列と背面ローラ13の軸心
を含む平面にその軸Dが含まれるように回転体14が設
けられており、背面ローフ13は静電記録ヘッド1 1
の記録電極列よりも広くこの回転体14のところまで述
びている。
背面ローラー3は適当な弾性を有する材料「例えばゴム
により作られている。この背面ローラ13が上記静電記
録媒体12を静電記録ヘッド11の多針記録電極に当援
するとき、この背面ローラ13の一部により静電記録媒
体12の導電層12bに回転体14は接触する。この回
転体14は導電性の材料で構成された例えば金属ローラ
であり、この回転体14の軸15は接地されている。し
たがって、静電記録媒体12の導電層12bは接地電位
に保持される。尚、回転体14は玉軸受けであってもよ
い。次に、側面から見た第3図と第2図とを参照しつつ
本発明の装置の動作について説明する。
第3図に於いて、静電記録媒体12は、図示しない駆動
手段によって、矢印の方向に一定速度で連続して移送さ
れる。このとき、静電記録媒体12は、その記録面(誘
電体層面)を記録ヘッド11に接触しており、直線Aを
含む、図に対して垂直方向な平面に、記録ヘッド11の
多針記録電極列と前記背面ローラー3と回転体14のそ
れぞれの軸0を一致させる。このようにすれば、静電記
録媒体12の記録面は、背面ローラ13の作用により、
静電記録ヘッド11の多針記録電極に適当な圧力をもっ
て確実に接触すると共に、静電記録媒体12の導電層1
2bの露出部分が回転体14に適当な圧力でもつて確実
に接触するので、記録電圧と接地電位は極めて確実に静
電記録媒体12に付与され、もって安定な静電港像作成
が可能となる。第2図に示す実施例では、静電記録媒体
12の一方の端のみに導電層12bの露出部を設けたが
、これに限定されるものではなく、両端に設けてもよく
、これに伴い前記回転体14も対応して2個設けてもよ
くあるいは片側のみでもよい。このように両側で所定電
位に保持するようにすれば、導電層12bの所定電位の
保持は更に完全となる。また、上記実施例では回転体1
4の軸15は、静電記録ヘッド11に直接固定すると共
に、軸15を導線で接地電位点に接続する場合について
説明したが、静電記録ヘッド11と一体結合された取付
金具に軸を取付けるようにすると共に、この敬付金具を
導線で接地電位点とするようにしてもよい。
勿論、回転体は接地電位に保持するだけでなく一定電位
に保持するようにすればよい。以上説明したように本発
明によれば、安定な静電糟像作成が可能な静電記録装置
を提供することができ、通常の静電プリンタに用いてそ
の効果を発現すると共に、静電記録のトナー像転写によ
って普通紙に記録を行なう印刷装置において、特にその
効果が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の静電記録装置の記録部の側面図、第2
図は本発明一実施例の記録部の正面図、第3図は第2図
の実施例の記録部の側面図である。 11…・・・記録ヘッド、12・・・・・・静電記録媒
体、12a・・・・・・誘電体層、12b・・・・・・
導電層、12c・・・・・・支持層、13・・・・・・
背面ローラ、14・…・・回転体、15・・・・・・軸
。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 誘電体層、導電層及び支持層の3層から成り少なく
    とも一方の側端に沿って一部の誘電体層を取り除かれ導
    電層が露出した構造の静電記録媒体と、列状に埋設され
    た多針記録電極を有し前記記録媒体の誘電体層面に対向
    しその走行方向とほぼ直交する方向に設けられた静電記
    録ヘツドと、このヘツドの多針記録電極に前記静電記録
    媒体が当接されるとき前記露出された導電層に接触する
    如くこの静電記録ヘツドの側端に回転可能に設けられた
    導電性の回転体と、この回転体及び静電記録ヘツドに静
    電記録媒体とを圧接する如く設けられた背面ローラと、
    前記回転体を一定電位に保持する手段とを具備してなる
    ことを特徴とする静電記録装置。
JP8832078A 1978-07-21 1978-07-21 静電記録装置 Expired JPS605194B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8832078A JPS605194B2 (ja) 1978-07-21 1978-07-21 静電記録装置

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JP8832078A JPS605194B2 (ja) 1978-07-21 1978-07-21 静電記録装置

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Publication Number Publication Date
JPS5515822A JPS5515822A (en) 1980-02-04
JPS605194B2 true JPS605194B2 (ja) 1985-02-08

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