JPS6051937B2 - ダイカスト機に適用される部品積載装置 - Google Patents

ダイカスト機に適用される部品積載装置

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JPS6051937B2
JPS6051937B2 JP56010079A JP1007981A JPS6051937B2 JP S6051937 B2 JPS6051937 B2 JP S6051937B2 JP 56010079 A JP56010079 A JP 56010079A JP 1007981 A JP1007981 A JP 1007981A JP S6051937 B2 JPS6051937 B2 JP S6051937B2
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JP
Japan
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rotor
die cavity
stopper
die
casting machine
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JP56010079A
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JPS57115963A (en
Inventor
ジエ−ムズ・シ−・コ−ル
ジヨ−ジ・エフ・クロ−ネンウエツト
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ETSUCHI PII EMU CORP
Original Assignee
ETSUCHI PII EMU CORP
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Publication date
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Publication of JPS57115963A publication Critical patent/JPS57115963A/ja
Publication of JPS6051937B2 publication Critical patent/JPS6051937B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D19/00Casting in, on, or around objects which form part of the product
    • B22D19/0054Casting in, on, or around objects which form part of the product rotors, stators for electrical motors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/22Dies; Die plates; Die supports; Cooling equipment for dies; Accessories for loosening and ejecting castings from dies
    • B22D17/24Accessories for locating and holding cores or inserts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業の利用分野 本発明は、ダイカスト機のダイキャビティ内へ部品を積
載するための装置に関する。
(2)従来の技術 かご形電動機のかご形ロータの製造において、円形の層
体を多数積重ねてロータとすることが通常行なわれてお
り、層体のそれぞれは、中央の孔と、層体の周縁近くに
円環状に配列された多数の開口とを有する。
層体はスタッキングピン上に積重ねられ、ひとつの層体
の円環状に配列された開口が隣接する層体の開口に対し
て僅かにずらされた状態か、あるいは全くずらされない
状態で積重ねられ、層体が積重ねられたときに開口が層
体全・体を軸方向に貫通する通路(ややねじれた通路あ
るいはまつすぐな通路)を形成するようになされる。こ
のようにして予成形体とされたロータはダイカスト機の
ダイキャビティ内に積載され溶融アルミニウムの射出を
受ける。
溶融アルミニウムは積重ねられた層体の通路内を通り、
導体棒を形成するとともに積重ねられた層体の両端面に
端環を形成する。端環は導体棒間の電気的結合を与える
。端環は滑らかなのとしてもよいし、空冷のためフィン
を有するものとしてもよい。アルミニウム鋳造物と合体
されたロータはダイカスト機から外され、スタッキング
ピンは押出される。ロータの組立体はアルミニウム鋳造
の端環と導体棒によつて一体に保持される。(3)発明
が解決しようとする問題点従来のロータのような予成形
体部品は、手か、あるいは複雑で故障の多い回転積載装
置によつてひとつひとつダイキャビティ内に積載されて
いた。
そこで本発明の目的は、予成形体部品をダイカスト機の
ダイキャビティ内に自動的に効率よく確実に積載できる
ようにすることにある。
(4)問題点を解決するための手段 本発明によれば、少なくともひとつのダイキャビティを
有するダイカスト機であつて、前記ダイキャビティが、
鋳物と合体されるために該ダイキャビティ内へ積載され
る部品が通る開口であつて前記ダイキャビティ内と連通
している前記開口を有しているような前記ダイカスト機
に適用される部品積載装置において:前記ダイキャビテ
ィの前記開ロへ向つて下方に延びる部品供給通路の上部
を画成する傾斜した支持トラック装置からなり、複数の
前記部品を支持し且つ重力によつて下方に移動せしめる
ためのマガジン装置と:前記部品供.給通路の下部を画
成し、前記部品を重力によつてさらに下方に進めるため
の傾斜したガイドトラック装置であつて、前記ダイキャ
ビティの前記開口に向つて下方に傾斜した部分を有し、
該部分が、前記開口と整列し且つこれに近接した下端を
有し.ている、ガイドトラック装置と;前記部品供給通
路の中間部に配置され、前部ストッパおよび後部ストッ
パを備えているエスケープメント装置であつて、前記前
部ストッパおよび後部ストッパは、それぞれの間にひと
つの前記部品を受ける程度の・間隔をあけて互いに離さ
れており、また前記前部ストッパおよび後部ストッパは
、前記部品供給通路上にある部品の移動を阻止し、また
該阻止を解除するよう互いちがいに移動可能である、エ
スケープメント装置:とからなることを特徴とする部品
積載装置が提供される。
(5)実施例および作用 添付図面、特に第1,2,3図をみるとわかるように、
本発明による部品積載装置は一対のサイドフレーム部材
14,16を含み、フレーム部材14は後方に延びサイ
ドガード部分18を有している。
サイドフレーム部材14,16はキャップ22によつて
上方結合ロッド20に取付けられてノいる。キャップ2
2はネジ24によつてフレーム部材14,16に取付け
られている。同様にして、フレーム部材14,16はキ
ャップ28によつて下方結合ロッド26に挾持されてお
り、キャップ28はネジ24によつてフレーム部材14
,16に取付けられている。フレーム部材14,16に
はブラケット32によつて下方支持板30が結合されて
いる。ブラケット32はフレーム部材14,16および
下方支持板30にボルトどめされている。下方支持板3
0には2つの柱34,36がしつかりと取付けられてお
り、柱34,36は8個のたな38によつてサイドフレ
ーム部材14に結合されている。
たな38はサイドフレーム部材14にネジどめされてい
る。4対の支持トラック装置40,42,44,46が
たな38にしつかりと取付けられており、エスケープメ
ント装置48の方へ向かつた供給方向へ行くにしたがい
僅かに下方に傾斜している。
支持トラック装置40,42,44,46は全体として
マガジン装置350を構成している。支持トラック装置
42,44,46のそれぞれは支持トラック装置40と
類似しており同じ構造をしているが、支持トラック装置
40はやや詳細に図示してある。支持トラック装置40
は、ボルト52によつてたな38にしつかり取付けられ
た第1のガイドレール50(第3図参照)と、ボルト5
6によつて上方のたな38に取付けられた調節可能なガ
イドレール54とを含んでいる。ボルト56は、たな3
8のスロット58を貫通して延びている。ガイドレール
50,54は常に互いに平行となるように維持され、ガ
イドレール54の横方向調節能力は、積重ね高さの変わ
るロータに対して支持トラック装置40が調節されるこ
とを可能とする。第8図は予成形とされたロータ60を
示している。
ロータ60は鋼あるいは鉄でできたひと重ねの円形層体
62を含んでいる。層体62には円状に整列された複数
の開口64が設けられている。層体62は中央の筒状の
スタッキングピン66あるいは中実の円柱ピン上に積重
ねられる。多くの場合ひとつの層体62の開口64は次
の層体の開口に対して僅かにずらされ、層体62の積重
ねを通して不完全ならせん状になつたチャンネルすなわ
ち通路を形成する。しかしながら、必要であればすべて
の層体を通して開口を整列させてもよい。この楊合には
開口は、ずらされていない。予成形体とされたロータ6
0は、モータの条件に応じて直径や積重ねの高さが違う
。第1図は下側の支持トラック装置46上に支持された
このような複数のロータ60を図示しているが、対にな
つた他の支持トラック装置44,42,40上に同様の
一組のローラ(図示していない)を支持させるようにし
てもよい。ロータ60のスタッキングピン66はレール
50,54のようなガイドレール上に支持され、層体6
2は、支持トラック装置40,42,44,46を構成
するレール間に配置される。支持トラック装置40,4
2,44,46の後端はエスケープメント装置48内に
延び、ロータ60をエスケープメント装置48へと移送
できるようになされている。
エスケープメント装置48は4つのストッパ板70,7
2,74,76を含み、これらのストッパ板は上部にお
いてはスペーサ78によつて、底部においてはスペーサ
80によつて一体にしつかりと結合され、すべてのスト
ッパ板がひとつのユニットとして一体に動くようになさ
れている。ストッパ板70,72,74,46は、フレ
ーム部材16および14のそれぞれの内側にある略U字
形の開口82内に滑動可能に受入れられている。ネジ8
8によつてフレーム部材14,16に取付けられた液圧
シリンダ86は、下側のスペーサ80に取付けられたプ
ランジャロッド90を有している。流体が液圧シリンダ
の一方の側に入ると、ストッパ板70,72,74,7
6は第1図に破線で示した位置に持上げられ、流体が液
圧シリンダの他方の側に入るとストッパ板は実線で示し
た位置にまで下げられる。第9図ないし第12図はスト
ッパ板をより詳細に示している。特に第9図および第1
0図は前部右側のストッパ板72の立面図を示しており
、ストッパ板72は鋼でできており、ストッパ92,9
4,96,98および開口100,102,104,1
06が形成されている。ストッパ92,94,96と下
部114の上面112とは、前方から後方へと向かつて
僅かに傾斜している(特に第10図を参照)。ストッパ
92の側部エッジにはタップ切りされたネジソケット1
16とリーミングされた穴とが設けられ、第2図に示し
たストッパブロック118のようなブロックを取付ける
ための継ぎピン用に利用される。前部側のストッパ板7
0はストッパ板72に非常に類似しているが、ストッパ
板72とは鏡面対称になつており、ストッパ122,1
24,126,128がストッパ板72のそれらよりも
僅かに長い(第2図を参照)という点で相違する。多く
の場合、ストッパ板70にストッパブロック118を付
加的に設ける必要はない。第11図および第12図は後
部右側のストッパ板76を詳細に示している。
ストッパ板76は、ストッパ板72,70と同じ材質で
できており、開口140,142,144,146によ
つて分けられた4つのストッパ132,134,136
,138を含んでいる。ストッパ132,134,13
6,138と、上部154の下面152とは、前方から
後方へ向かつて僅かに傾斜している(第12図を参照)
。継ぎピンのためのネジソケット156およびリーミン
グされた穴は、ストッパブロック118,120を取付
けるために設ノけられる。後部左側のストッパ板74は
、ストッパ板76と非常によく類似しているが、ストッ
パ板76とは鏡面対称の関係にあり、ストッパ158,
160,162,164はストッパ板76のそれらより
も僅かに長い(第2図を参照)点て相7違している。第
2図は、エスケープメント装置48が下方の位置にある
ときの、第3図における前部ストッパ板70,72と後
部ストッパ板74,76との関係を示している。
ガイドレール50,54は、エフスケープメント装置4
8の構成をみやすくするため、破線で示してある。エス
ケープメント装置48が下方位置にあるとき、ストッパ
122とストッパブロック118とは、レール50,5
4に支持されたロータ60の通り道の方を向いて位置付
けされている。このことは他の対の支持トラック装置4
2,44,46に関しても同じであるが、これらの支持
トラック装置およびそれと協働するストッパブロックは
、図を見やすくするために省いてある。第1図は、エス
ケープメント装置が下方位置にあるときに前部ストッパ
92,94,96,98,122,124,126,1
28がロータ60の動きを阻止してこれらのストッパを
通り抜けないようにしている状態を示している。この状
態では、後部ストッパ132,134,136,138
,158,160,162,164は下方位置にあるた
め、ロータ60は転がつてこれらのストッパを通り抜け
ることができよう。エスケープメント装置が液圧作動シ
リンダ86によつて持上げられると、前部ストッパ92
ないし98および122ないし128は上方に動き、そ
のため、支持トラック装置40,42,44,46の上
に位置されたそれぞれの4つのロータは、これらのスト
ッパの下側を転動することができる。しかしながら、こ
の状態では、後部ストッパ132ないし138および1
58ないし164は持上げられているのてロータ60は
更に動くことはてきない。液圧シリンダ86が後退せし
められてエスケープメント装置が下方に位置付けされる
と、後部ストッパ132ないし138および158ない
−し164は再び下方に下けられ、そのため、これらの
後部ストッパと係合していたロータ60は後部ストッパ
を通過して転動し移送セクション170へと進む。移送
セクション170は4つのトレイ172,174,17
6,178を含み、これらのトレイはシャフト180に
よつてサイドフレーム部材14,16に枢動可能に結合
されている。
シャフト180はブラケット182によつてそれぞれの
トレイ172,174,176,178に結合され.゛
ており、ノブ184によつて回動せしめられる。トレイ
の集合体は、シャフト180の端部に螺合せしめられた
ナット186によつてフレーム部材14,16上の適所
に維持される。トレイ172,174,176,178
のそれくそれには静止ガイドレール188がしつかりと
結合されており、また、それぞれのトレイ172,17
4,176,178には、スロット194を貫通して延
びるボルト192によつて横方向調節可能なガイドレー
ル190が取付けられている。
ガイドレール190は、積載されるロータのそれぞれの
層体の積重ね高さに適応するよう、ガイドレール188
に関して調節される。ガイドトラック装置196,19
8,200,202(第1図および第3図および第4図
参照)はダイカスト機のフレーム部材204に取付けら
れている。
ガイドトラック装置196は、ブラケット207によつ
てフレーム部材204に取付けノられた積載トレイ20
6と、該積載トレイ206に取付けられた一対のガイド
レール208とを含んでいる。ガイドレール208は互
いに平行であり、ロータ60の積重ね高さの分だけ互い
に間隔をおかれて離れており、ダイカスト機のダイキャ
ビティの一部を画成する補償スリーブ210へと導かれ
ている。ガイドトラック組立体196は、ガイドトラッ
ク40,42,44,46と略同じ角度で傾いている第
1の部分211とさらに急勾配になつた第2の部分21
2とを含んでいる。ガイドトラック装置198(第3図
の破断部にも示されている)は、ブラケット215によ
つてフレーム部材204に取付けられた短かい積載トレ
イ214と、ガイドレール208と同様に離隔された一
対の平行なガイドレール216,217とを含んでいる
。それぞれのガイドトラック装置において、ロータ60
の移動方向に対して右側にあるガイドレール(例えばレ
ール216)は、スロット220を貫通して延びている
ボルト218によるなどして、それぞれのトレイ215
に調節可能に装架されている。これにより、ガイドレー
ルは、積載されるロータの層体の積重ね高さに適応する
よう調節可能となる。積載トレイ214およびガイドレ
ール216はダイカスト機のダイキャビティの一部を画
成する補償スリーブ222へと延びている。ガイドトラ
ック装置200はガイドトラック装置196と同様の構
成であり、補償スリーブ224へと延びている。
ガイドトラック装置202は、ガイドトラック装置19
8と同様の構成であり、補償スリーブ226へと延びて
いる。見やすくするために第3図にはひとつのガイドト
ラック装置198しか示していないが、他のガイドトラ
ック装置196,200,202においても、特に右側
のガイドレールが調節可能である点などについて非常に
類似している。第4図には、ガイドトラック装置196
,198,200,202がダイカスト機のダイキャビ
ティの入口部分を構成するそれぞれの補償スリーブ21
0,222,224,226へとどのように導かれてい
るかが示されている。
第4図には下側のガイドトラック装置200,202の
構成しか示されていないけれども、上側の2つのガイド
トラック装置も同一の構成を有している。ガイドトラッ
ク装置200は、ブラケット234によつ−てフレーム
部材204に結合された積載トレイ232を含んでいる
。ブラケット207,215に似たブラケット234は
、スロット238内に受入れられたボルト236によつ
てフレーム部材204に調節可能に取付けられている。
ガイドレール240は積載トレイ232に取付けられて
おり、このとき右側のガイドレール240は、ガイドレ
ール216,217と同様に調節可能に装架されている
。補償スリーブ224へ向けて導かれているガイドレー
ル240の部分242は、後方−の部分よりも急勾配に
なつている。これは、補償スリーブ224および226
が一般的に同一水平面上に設置されることから余儀なく
される点である。第4図および第7図に示した補償スリ
ーブ224は、予成形体とされたロータ60上に端環と
導体棒とを鋳造するためのダイカスト機のタイキャビテ
ィの一部を画成する。
スリーブ224はネジ245によつてプレート244に
しつかりと取付けられ、また、スリーブ224は略円柱
形の室246を有している。予成形体とされたロータ6
0は重力によつて積載トレイ232上を下方に転動し、
補償スリーブ224の側面に形成された開口248(他
の補償スリーブにも同様な開口が形成されている。詳細
な形状は第6図に示した補償スリーブ226の開口32
2を参照されたい。)を通つて補償スリーブ224の円
柱形室246へと入る。これでロータ60はダイキャビ
ティ内に積載されたことになる。それからのダイカスト
機本体の作動を説明する。補償プランジャ250が第7
図において破線で示した位置へと進められ、それによつ
て、予成形体とされたロータ60を室246内でプレー
ト252に押付ける。ロータ60はプランジャ250と
プレート252との間で圧縮されるため層体62は互い
にきつく押し合い、それによつて、層体62の間から溶
融アルミニウムが流れ出るのを防ぐことができる。凹部
254,255内にはガイドピン66が受け入れられて
いる。この時点で、溶融アルミニウムが湯道256を通
して環状の端環室258内へと射出されて一方の端環を
形成し、さらに導体棒を形成するために層体62の開口
64を通つて溶融アルミニウムが通り、そこから環状の
端環室260へと流れた湯は他方の端環を形成する。鋳
造後、完全に鋳造されたロータは室246から出され、
スタッキングピン66が押出される。開口248をあけ
るためにプランジャ250は引込められ、4つの予成形
体となされたロータ60が装架される。ダイカスト機の
ステーションは4つあるので、上述した手順は補償スリ
ーブ210,222,224,226のそれぞれにおい
て同時に行なわれる。ガイドトラック装置200,19
6の前方部分242の傾斜は比較的急勾配となつている
ため、予成形体とされたロータ60はスリーブ224,
210の内壁264に打ち当たつた時にはね返る傾向に
ある。
ロータ60が積載トレイ206,232へ転動して落ち
るときに減速するため、これらの2つのステーションの
それぞれにおけるガイドトラック装置200,196は
減速装置266を備えている。第4図および第5図には
スリーブ224のための減速装置266が示されている
が、同様の減速装置がスリーブ210のためにもl設け
られている。減速装置266は、ネジ269によつてフ
レーム部材204に取付けられたピボットブロック26
8と、ネジ272によつてピボットブロック268に結
合されたピボットピン270とを含んで7いる。
ガイドレール240の部分242に近接してロータ60
の供給通路をふさぐように位置づけられた減速装置26
6の腕274は、ピン270上に回転可能に受けられ且
つワッシャ276によつてピボットブロック268から
間隔をおかれたブロック部分275を含んでいる。ブロ
ック部分275はネジ278によつてピボットピン70
に取付けられ、ワッシャ280によつてネジ278から
間隔をおかれている。腕274は、上方に曲けられた端
部282を含んでいる。
この端部282は、腕274が第4図に示すような下方
の位置にあるときに、ロータ60がはね返つて開口24
8から出ないように開口248をふさぐ。第1のガイド
レール284はネジ286によつて腕274の下側に結
合され、ガイドレール288は、スロット292を貫通
して延びるネジ290によつて腕274調節可能に結合
されている。ガイドレール288は、異なる積重ね高さ
を有するロータ60に適応するよう横方向に調節可能で
ある。腕274は通常は第4図に示した位置にあり、こ
の位置ては、ガイドレール284,288はガイドトラ
ック装置200上にある。
ロータ60が積載トレイ232へと転動して落ちるとき
、ロータ60は腕274と接触し、ロータ60の運動量
て腕274は押されて第4図でみて時計方向に回転せし
められ、ロータ60の供給通路をあける。ロータ60の
運動量の一部は腕274に伝達されるので、ロータ60
が補償スリーブ224内へと転がり込むときのロータ6
0の直線速度は実質的に減小せしめられ、それによつて
、ロータ60のはね返りおよびひつくり返りの可能性は
最小におさえられる。ロータ60が腕274を通過して
離れると、ロータ60は正常な位置へと落ちる。所望で
あれば、重り(図示しない)を腕274に付一加してロ
ータ60の減速の度合を大きくしてもよい。減速の度合
は重りの重さに依存する。ロータ60がスリーブ224
内の正しい位置に置かれることを確実にするため、図示
実施例における部品積載装置は、マグネット保持部材2
95によつてスリーブ224内に保持された保留マグネ
ット294を備えている。
マグネット保持部材295はネジ296によつて適所に
保持される。ロータ60がスリーブ224内に転がり込
むと、ロータ60はマグネット294によつてひきつけ
!られ、その結果、ロータ60がばね返つたりひつくり
返つたりする可能性は減小される。スリーブ224には
ネジ300によつて光電センサ(これは市場に出まわつ
ている光電スイッチでもよい)が取付けられている。セ
ンサ298は、スリーブ224内にロータ60が正しく
位置していることを検知し、ロータが積載されたら再び
始められるべき鋳造手続をダイカスト機が行なつてよい
旨の信号を制御回路に伝達する。補償スリーブ210に
も、第4図に示したものと同じ保留マグネットおよび光
電センサが設けられている。ガイドトラック組立体20
2は、ブラケット304およびネジ305によつてフレ
ーム部材204に取付けられた積載トレイ302を備え
ている。
一方が横方向に調節可能な一対のガイドレール306が
積載トレイ302の上方面に取付けられている。積載ト
レイ302は積載トレイ232と同じように、それぞれ
スリーブ226,224jの下方面308,310と整
列している。このことにより、ロータ60は、はね返る
ことなく、それぞれのスリーブ内へ転がり込むことがで
きる。補償スリーブ226内には、保持部材314およ
びネジ316によつてスリーブ226内に取付けられた
保留マグネット312が設けられている。センサ298
と同様の光電センサ318はネジ320によつてスリー
ブ2″26に結合されている。ロータ60が開口322
を通つてスリーブ226内へと転がり込むと、保留マグ
ネット312はロール60を正しい位置へとひきつけ、
正しい位置におかれたロータ60は光電センサ(光電ス
イッチ)318によつて感知される。補償スリーブ22
2は、マグネット312および光電センサ318と同様
のマグネットおよび光電センサを有している。第6図は
補償スリーブ226を示しており、ロータ60は開口3
22を通つてスリーブ226内に積載され、フランジ3
28隣接したプレート252と当接するまでプランジャ
(図示しない)によつて円柱形室326内を前方に押さ
れる。
以下の記載は装置の作動順序てある。まず、多数の子成
形体とされたロータ60が支持トラック装置40,42
,44,46上に積載される(第1図)。支持トラック
装置の傾斜のためにロータ60は前方に転動し、前部ス
トッパ92,94,96,98,122,124,12
6,128に衝当する。そして液圧シリンダ86が伸長
して前部ストッパを持上げ、それによつて、支持トラッ
ク装置40,42,44,46のそれぞれの上のロータ
60は転動して後部ストッパ132,134,136,
138,158,160,162,164に衝当する。
このとき後部ストッパは持上げられて封鎖位置にある。
シリンダ86が縮むと、後部ストッパ132,134,
136,138,158,160,162,164は第
1図および第2図に示した位置にまで下げられ、それに
より、4つのロータ60は後方に転動して移送セクショ
ン170のトレイ172,174,176,178上に
載る。そしてそこからロータ60は積載トレイ206,
214,232,302上へと進む。同時に前部ストッ
パ92,94,96,98,122,124,126,
128は、次の組の4つのロータ60がエスケープメン
ト装置48へと転動してはいりこむのを阻止する。この
ようにエスケープメント装置48は、一組の4つのロー
タ60が進められるごとに2つの動作を行なう。積載ト
レイ214,302上のロータ60は、それぞれ補償ス
リーブ222,226へと直接に転がりこむ。
しかしながら積載トレイ206,232上のロータ60
は、まず腕274にぶつかつて減速され、その結果、比
較的遅い速度でソーブ210,224内へと転がりこむ
。そこから、それぞれのプランジャ250が伸長せしめ
られ、スリーブ210,222,224,226内でロ
ータ60を前方に押す。溶融アルミニウムがロータ60
のまわりに流され、完全に鋳造されたロータは取出され
、ピン66が押出される。作業者はロータ60をマガジ
ン装置350の支持トラック装置40,42,44,4
6へと供給するだけで、上述の手順が循環的に繰返えさ
れる。本発明の実施例を説明するにあたつて、望ましい
ものを挙げたが、このほかにも多くの変形例が考えられ
る。
(6)発明の効果 本発明によれば、予成形体部品をダイカスト機のダイキ
ャビティ内に自動的に効率よく、しかも確実に積載する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による部品積載装置の一実施例の側面図
であり、部分断面をとつてある。 第2図は第1図の2−2断面図であり、見やすくするた
め一部省略してある。第3図は部品積載装置の上面図で
ある。第4図は補償スリーブのうち2つと、それらに関
するガイドトラックを示す拡大側面図である。第5図は
第4図に示した減速装置のひとつを示す上面図である。
第6図は補償スリーブのひとつを示す上面図である。第
7図は補償スリーブのひとつの拡大断片断面図であり、
ロータの予成形体がスリーブ内に受け入れられていると
ころを示し、補償スリーブの前方位置および後方位置の
双方の場合を示している。第8図はロータの予成形体の
ひとつの拡大斜示図である。第9図は第2図に示した右
側前部ストッパ板の拡大正面図てある。第10図は右側
前部ストッパ板の側面”図である。第11図は第2図に
示した右側後部ストッパ板の拡大正面図である。第12
図は右側後部ストッパ板の側面図である。40,42,
44,46・・・・・・支持トラック装置、48・・・
・・・エスケープメント装置、60・・・・・・予・成
形体部品(ロータ)、66・・・・・・ピン、92,9
4,96,98,122,124,126,128・・
・・・前部ストッパ、132,134,136,138
,158,160,162,164・・・・・・後部ス
トッパ、196,198,200,202・・・フ・・
・ガイドトラック装置、248,322・・・・ダイキ
ャビティの開口、266・・・・・減速装置、350・
・・・マガジン装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくともひとつのダイキャビティを有するダイカ
    スト機であつて、前記ダイキャビティが、鋳物と合体さ
    れるために該ダイキャビティ内へ積載される部品が通る
    開口であつて前記ダイキャビティ内と連通している前記
    開口を有しているような前記ダイカスト機に適用される
    部品積載装置において:前記ダイキャビティの前記開口
    へ向つて下方に延びる部品供給通路の上部を画成する傾
    斜した支持トラック装置からなり、複数の前記部品を支
    持し且つ重力によつて下方に移動せしめるためのマガジ
    ン装置と:前記部品供給通路の下部を画成し、前記部品
    を重力によつてさらに下方に進めるための傾斜したガイ
    ドトラック装置であつて、前記ダイキャビティの前記開
    口に向つて下方に傾斜した部分を有し、該部分が、前記
    開口と整列し且つこれに近接した下端を有している、ガ
    イドトラック装置と:前記部品供給通路の中間部に配置
    され、前部ストッパおよび後部ストッパを備えているエ
    スケープメント装置であつて、前記前部ストッパおよび
    後部ストッパは、それぞれの間にひとつの前記部品を受
    ける程度の間隔をあけて互いに離されており、また前記
    前部ストッパおよび後部ストッパは、前記部品供給通路
    上にある部品の移動を阻止し、また該阻止を解除するよ
    う互いちがいに移動可能である、エスケープメント装置
    :とからなることを特徴とする部品積載装置。
JP56010079A 1980-01-28 1981-01-26 ダイカスト機に適用される部品積載装置 Expired JPS6051937B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US115770 1980-01-28
US06/115,770 US4271895A (en) 1980-01-28 1980-01-28 Automatic part loader unit for multi-cavity rotor die and method of operation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57115963A JPS57115963A (en) 1982-07-19
JPS6051937B2 true JPS6051937B2 (ja) 1985-11-16

Family

ID=22363295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56010079A Expired JPS6051937B2 (ja) 1980-01-28 1981-01-26 ダイカスト機に適用される部品積載装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4271895A (ja)
EP (1) EP0033189B1 (ja)
JP (1) JPS6051937B2 (ja)
AT (1) ATE5380T1 (ja)
DE (1) DE3161443D1 (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
EP0033189A2 (en) 1981-08-05
US4271895A (en) 1981-06-09
JPS57115963A (en) 1982-07-19
ATE5380T1 (de) 1983-12-15
DE3161443D1 (en) 1983-12-29
EP0033189A3 (en) 1981-08-19
EP0033189B1 (en) 1983-11-23

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