JPS6051463B2 - (2−フルオロ−4−ビフェニリル)ケテンメルカプタ−ルs−オキシド類 - Google Patents

(2−フルオロ−4−ビフェニリル)ケテンメルカプタ−ルs−オキシド類

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JPS6051463B2
JPS6051463B2 JP5564378A JP5564378A JPS6051463B2 JP S6051463 B2 JPS6051463 B2 JP S6051463B2 JP 5564378 A JP5564378 A JP 5564378A JP 5564378 A JP5564378 A JP 5564378A JP S6051463 B2 JPS6051463 B2 JP S6051463B2
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源一 土橋
克之 小倉
光男 山下
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Sagami Chemical Research Institute
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 N2、SR2 、−77−ゝ、、にス、 / <−、〒<、一←CR゛(−OR2一(I)(式中、R
1は水素又はメチル基でありR゜はアルキル基である。
)で表わされる(2−フルオロー4−ビフエニリル)ケ
テンメルカプタールS−オキシド類に関するものである
。前記一般式(I)で表わされる化合物のうちR゛がメ
チル基であるものはアルコール中鉱酸と反応させたのち
加水分解することによつてα−(2−フルオロー4−ビ
フエニリル)プロピオン酸に導くことができる(下記参
考例参照)。
また、一般式(I)の化合物のうちR”が水素の場合に
は塩化チオニルとの反応、アルコール中での酸分解及び
メチル化によつて得られるα−チオーα−(2−フルオ
ロー4−ビフエニリル)プロピオン酸エステルとしたの
ち加水分解及び還元脱硫反応に付することによつて容易
にα−(2−フルオロー4−ビフエニリル)プロピオン
酸に導くことができる(下記参考例参照)。ここに得ら
れるα−(2−フルオロー4−ビフエニリル)プロピオ
ン酸はフルピプロフエンとして知られ、著しい抗炎症鎮
痛及び解熱作用を有する化合物である〔S、S、Ada
ms) に、F、McCu1lough) J、S。N
icholson)Ar2neim、−Forsch、
(DrugRes、)、2反1786(1975)参照
〕。従来、α−(2−フルオロー4−ビフエニリル)プ
ロピオン酸(フルビプロフエン)の製造法として提唱さ
れている方法は次の通りである。4−ブロモー3−ニト
ロアセトフェノンとヨードベンゼンとのウルマン反応で
4−アセチルー2−ニトロビフェニルを得て、こ゛のニ
トロ基を還元してアミノ基にしたのちこのアミノ基をシ
ーマン反応によりフッ素に変換することにより4−アセ
チルー2−フルオロビフェニルを製造する。
さらにこの4−アセチルー2−フロオロビフェニルをモ
ルホリンおよび硫黄と加熱す一る所謂ウイルゲロツト
(Willgerodt)反応でチオモルホリドとした
後、硫酸−酢酸の系で加水分解して2−フルオロー4−
ビフエニリル酢酸に導く。これをエタノ−ルー硫酸によ
りエチルエステルにした後に炭酸ジエチルーナトリウム
エトキシドによりα一エトキシカルボニルー(2−フル
オロー4−ビフェニル)酢酸エチルに変換しさらにこれ
をジメチル硫酸でメチル化して相当するα−メチル化体
を得る。このα−メチル化体のエステル基を水酸化ナト
リウムにより加水分解してジカルボン酸とした後、18
00−200℃の高温て脱炭酸すると、目的とするα−
(2−フルオロー4−ビフェニル)プロピオン酸が得ら
れる(U.S.P.3755427号参照)。しかしな
がらこの従来法は中間原料である4−アセチルー2−フ
ロオロビフェニルから7工程を要する上に、ウイルゲロ
ツト反応の様な苛酷な条件下の反応や、また最終工程の
脱炭酸反応の様に高温の反応を要するので、工業的製造
法としては適していない。本発明者らは斯様な困難を克
服すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明の化合物を経由
することにより、工程数が短く且つ各工程が温和な条件
で進行する全く新規な方法に到達し本発明を完成する,
に至つたものである。
本発明の一般式(1)て表わされ、かつR1で水素があ
る化合物は次式に示すように3−フロオロー4−フェニ
ルベンズアルデヒド(■)と一般式(■)で表わされる
ホルムアルデヒドメルカプニタールS−オキシドから製
造できる。
(式中、R2は前記に同じ)この反応は塩基の存在ク下
容易に達成できる。
この反応の際、反応溶媒としてはジメチルホルムアミド
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メタノール、エタ
ノール、ベンゼンなどの一般的有溶媒を使用できる。原
料として用いるホルムアルデヒドメルカプールS−オキ
シドが液状物質である場合には特に溶媒を用いなくても
反応は円滑に進行する。また、塩基としては水素化ナト
リウム、水素化カリウム、トリトンB1水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等の比較的強い塩基が好ましい。反
応は室温〜150℃で実施できるが、50〜110℃で
特に良好に進行する。このような反応条件下で一般式(
1..R1=水素)の化合物を製造することが出来る。
一方、一般式(1)で表わされ、かつR1がメチル基で
ある化合物は次のようにして製造することができる。こ
の反応式の第1工程(A工程)はホルムアルデヒドメル
カプタールS−オキシドをメチルリチウムやブチルリチ
ウムあるいはリチウムジエチルアミド等の如き有機りチ
オ化剤(ほぼ等モル量)で処理したのち3−フロオロー
4−フェニルアセトフェノン(■″)を反応させること
により達成できる。
この際、溶媒の使用は必須であり、テトラヒドロフラン
、ジエチルエーテル、ジオキサン、ベンゼン、トルエン
等の非プロトン性溶媒を好適に用いることができる。反
応温度は−80℃〜室温て充分である。このような反応
条件でりチオ化合物(■)が形成されるが、このものは
単離することなく、上記の反応系にアシル化剤を添加す
ることによソー般式(V)て表わされる化合物に導く(
B工程)ことが出来る。
ここで用いるアシル化剤は工業試剤として容易に入手し
得るものであり、例えば無水酢酸や無水安息香酸の如き
酸無水物、塩化アセチルや塩化ベンゾイルの如き酸ハロ
ゲン化物、クロロ炭酸エチルの如きハロゲン化炭酸エス
テル、N−アセトキシコハク酸イミドや酢酸p−ニトロ
フェニルの如き活性エステル等を挙げることができる。
これらのうちで反応が円滑に進行する点及び安価である
ことから無水酢酸が特に好ましい。第三の工程である脱
カルボン酸反応(C工程)は水酸化ナトリウムの如きア
ルカリ金属水酸化物、カリウムt−ブトキシドの如きア
ルカリ金属アルコキシド、水素化ナトリウムの如きアル
カリ金属水素化物あるいはトリエチルアミンの如きアミ
ン化合物等一般に用いられている塩基を使用出来る。塩
基の使用量は好ましくは等モル以上てある。また、この
反応は溶媒中で行なうものであるが、溶媒としてはメタ
ノール、エタノールの如きアルコール、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフランの如きエーテルあるいはベンゼ
ン、トルエンの如き炭化水素化合物を広範に使用できる
。反応は室温で進行するが加温することにより促進され
る傾向にある。以上の反応条件によソー般式(1)で表
わされ、かつR1がメチル基である化合物を合成するこ
とが出来る。以下、実施例及び参考例により本発明を更
に詳細に説明する。
実施例1 アルゴン雰囲気下、3−フルオロー4−フェニルベンズ
アルデヒド133mgをt−ブタノール1m1にとかし
、ホルムアルデヒドメルカプールS−オキシド109m
9を加えた。
カリウムt−ブトキシのt−ブタノール溶液(4).5
13N)0.5m1を加え室温で6時間、50℃で5紛
間攪拌した。水0.5mLと塩化メチレン50m1を加
え、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去
後、カラムクロマトグラフィー(フロリジール、酢酸エ
チル)により分離して、1−メチルスルフィニルー1−
ムチルチオー2−(2−フルオロー4−ビフェニル)エ
チレン119fを得た。収率59%。淡黄色油状物質 IR(Neat):3030、2900、1481、1
413、1127、1060、764、695cm−1
.NMR(CDCl3):δ2.30(S..3H)、
2.72(Sl3H)、7.16−7.90(Ml9l
l).MS:m/E29O(M+−16、50%)、2
43(25%)、229(18%)、228(基準ピー
ク)、183(20%)、114(22%).Cl6H
l5S2OFとして 計算値:Cl62.72:Hl4.93%.実測値:C
l62.38:Hl4.83%. Cl62.3
6:Hl4.86%.実施例2アルゴン雰囲気下、テト
ラヒドロフラン7.5mtにホルムアルデヒドメルカプ
タールS−オキシド575m9を加え、攪拌しながら−
77Cでn−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.44
7TLm0]Iml)3.2m1を加えた。
そのまま3扮反応させたのち氷浴上でさらに3紛間攪拌
した。再び−74℃まで冷却し、テトラヒドロフラン7
.5mLに3−フロオロー4−ノフエニルアセトフエノ
ン1.00yをとかした溶液を徐々に滴下した。そのま
ま1時間攪拌した後、無水酢酸653mgを加え、徐々
に室温まであげ、室温で9吟間攪拌した。反応液に飽和
炭酸ナトリウム水溶液20mLを加えた後、塩化メチレ
ン100mtで17回、20m1で3回抽出をおこない
、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減
圧留去し、1−メチルスルフィニルー1−メチルチオー
2−アセトキシー2−(2−フルオロー4−ビフェニル
)プロパンの粗生成物を1.67yを得た。このうち1
.023yをt−ブタノール5m1に溶かし、カリウム
t−ブトキシ(4).51TLm01ノml)8.6m
1を徐々に加えた後、1紛間反応させた。反応液に水8
T1Ltを加え、塩化メチレン20mtで3回抽出した
。有機層を飽和食塩水20nLで洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去後、カラムクロマ
トグラフィー(フロリジール、酢酸エチル)により分離
し、1−メチルスルフィニルー1−メチルチオー2−(
2−フルオロー4−ビフエニリル)−1−プロペンの二
種の幾何異性前混合物397m9を得た。生成比は14
:1であつた。収率はホルムアルデヒドメルカプールS
−オキシドより46%であつた。主生成した幾何異性体
の物性値を以下に示す。
淡黄色針状結晶M.p.:154−157性C(エ−テ
ルーヘキサンから).1R(KBr):3030130
0011402、1193、1038、770、700
c『1.NMR(CDCl3):δ2.49(S..6
FI)、2.56(Sl4)、6.82−7.02(M
..2H)、7.30−7.62(Ml6H).Cl7
Hl7FOS2として 計算値:Cl63.72;Hl5.35%.実測値;C
l63.92;Hl5.59%.MS:m/E32O(
1%、Mつ、257(基準ピーク)、242(74%)
、209(25%)、121(22%)、59(20%
).他の幾何異性体の物性値を以下に示す。
淡黄色油状物質 IR(Neat):3050、2925、1408、1
187、1058、7701700c『1.NMR(C
DCl3):δ2.23(S..3l()、2.39(
Sl3H)、2.68(S..3H)、6.96−7.
14(M,.2H)、7.30−7.60(M..6H
).MS:m/E257(M+−SOCH3、基準ピー
ク)、242(79%)、209(31%)、121(
24%)、59(23%).参考例1 1−メチルスルフィニルー1−メチルチオー2一(2−
フルオロー4−ビフエニリル)−1−プ,口ペン310
m9をメタノール9m1に溶かし、塩化水素飽和メタノ
ール4.4m1を加え室温で1S寺間反応させた。
反応液にベンゼン15m1を加えた後、溶媒を減圧留去
した。残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル
、ベンゼン)により分離し、α・−(2−フルオロー4
−ビフエニリル)プロピオン酸メチル167mgを得た
。収率167Tngを得た。収率絽%。淡黄色針状結晶 M.p.:38.5−40.0′C(n−ヘキサンより
).1R(KBr):174へ141&119&117
1、698G−1.NMR(CDCl3):δ1.51
(D..3ll,.J=8Hz)、3.70(S,.3
H)、3.74(QllH.sJ=8Hz)、7.05
−7.64(M,,8H).Cl6Hl5FO2として 計算値:Cl74.4O;Hl5.85%.実測値:C
l74.53:Hl5.77%.参考例2α−(2−フ
ルオロー4−ビフエニリル)プロピオン酸メチル42m
9をメタノール0.4mtにとかし、水0.2m1を加
えて60℃に加熱した。
この中に水酸化カリウム29m9を加えて、2時間反応
させた。反応液に水3mLを加えて希釈し、塩化メチレ
門ン10訃tで抽出した。残つた水層に濃塩酸を加えて
PHlとした後、エーテル10TrLtで3回抽出し、
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧
留去し、α−(2−フルオロー4−ビフエニリル)プロ
ピオン酸35mgを得た。収率88%。j無色針状結晶
M.p.:114−116.5たC(n−ヘキサンより
)。
IR(KBr):3350−2250(巾広い0H)、
1705、1421、1222、76λ702crft
−1.NMR(CDCl3):δ1.55(D..3l
l,.J=7Hz)、3.82(QllH..J=7H
z)、6.92−7.62(Ml8H)、9.83(巾
広いSllH).Cl5Hl3FO2として 計算値:Cl73.76;Hl5.36%.実測値:C
l73.24:Hl5.29%.MS:m/E244(
M+、49%)、200(17%)、199(基準ピー
ク)、184(14%)、179(13%)、178(
15%).参考例3 1−メチルスルフィニルー1−メチルチオー2−(2−
フルオロー4−ビフエニリル)エチレン119m9をク
ロロホルム1.5m1にとかし、アルゴン雰囲気下トリ
エチルアミン0.1m1と塩化チオニル濶M9を氷冷下
加え、1時間反応させた。
反応液にクロロホルム30m1を加えた後、水10m1
で2回洗浄した。反応液を無水硫酸マグネシウムで乾燥
したのち、溶媒を減圧留去し、165m9の液体を得た
。これが1・1−ビス(メチルチオ)−2−クロロー2
−(2−フルオロー4−ビフエニリル)エチレンである
ことをNMRで確認した後、無水メタノール5m1にと
かし、塩化水素飽和メタノール0.1m1を加え、加熱
還流を4時間おこなつた。溶媒を減圧留去し、残留物を
カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、n−ヘキサン
とベンゼンの1:1混合溶媒)で分離し、α−メチルチ
オ(2−フルオロー4−ビフェニル)酢酸メチル89m
gを得た。収率79%。無色油状物質(尚、これを冷蔵
庫に放置して固化させ、融点50〜51゜Cの無色結晶
を得た。
)IR(Neat):3045、302012940、
2910、1740、148よ1418、12関、11
53、1010、767、698dNMR(CDCl3
):δ2.23(S,.3H)、3.86(Sl4)、
4.59(SllH)、7.10−7.80(M..8
H).MS:m/E29O(M+、18%)、244(
21%)、243(24%)、231(基準ピーク)、
215(53%)、185(47%)、183(47%
).Cl6Hl5O2SFとして 計算値:Cl66.l9:Hl5.2l%.実測値:C
l65.64:Hl5.l2%.参考例4α−メチルチ
オ(2−フルオロー4−ビフエニリル)酢酸メチル89
m9を無水ジメチルスルホキシド1m1にとかし、アル
ゴン雰囲気下水素化ナトリウム18m9(55%含有)
を氷冷下加え室温で3紛間攪拌した。
ヨウ化メチル0.1m1を加え室温で40分間反応させ
た。塩化アンモニウム水溶液(200mgを水30Tf
LLにとかしたもの)を加えた後、エーテル20m1で
4回抽出し、有機層を水10mLで3回洗浄した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残留
物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、n−ヘキ
サンとベンゼンの1:1混合溶媒)により分離し、α−
メチルチオーα一(2−フルオロー4−ビフエニリル)
プロピオン酸メチル69mgを得た。収率74%。無色
油状物質(尚、これを冷蔵庫に放置して固化させ、融点
64.5〜66.5℃の無色結晶を得た。
)IR(Neat):298012948、2911、
1732、1487、141へ1242、110敦7錦
、70泗−1.NMR(CDCl3):δ1.80(S
,.3H)、2.00(Sl3H)、3.75(S..
3H)7.00−7.62(M.8H).MS:m/E
3O4(M+、6%)、257(56%)、245(5
2%)、229(44%)、199(25%)、198
(36%)、197(基準ピーク)、196(33%)
、170(23%)、43(27%)、15(46%)
.Cl7Hl7O。SFとして計算値:Cl67.O8
:Hl5.63%.実測値:Cl67.27:Hl5.
63%.参考例5α−メチルチオーα−(2−フルオロ
ー4−ビフエニリル)プロピオン酸メチル58mgをメ
タノール1.0m1にとかし、水0.5m1と水酸化カ
リウム54mgを加えた。
60゜Cで3時間反応させた後、水30m1を加え、塩
化メチレン10mLで洗浄した。
水層に濃塩酸2.5m1を加え、エーテル20m1で3
回抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した
。溶媒を減圧留去することによりα−メチルチオーα一
(2−フルオロー4−ビフエニリル)プロピオン酸をほ
ぼ定量的に得た。無色結晶 M.p.:141.5〜143リC(n−ヘキサンとベ
ンゼンより).1R(NujOl):168、127屯
767、721、6的G−1.NMR(CDCl3):
δ1.82(S,,3H)、2.07(Sl3H)、6
.97−7.68(M..8H)、10.53(巾広い
SllH).MS:m/E29O(M+、22.6)、
245(31.8)、243(89.1)、198(2
4.8)、197(89.2)、196(26.8)、
43(93.7).Cl6Hl5O2FSとして 計算値:Cl66.l9:Hl5.2l%.実測値:C
l66.4O:Hl5.2l%.ノ 上記のα−メチル
チオーα一(2−フルオロー4−ビフエニリル)プロピ
オン酸57mgを酢酸1mtにとかし、無水硫酸銅6m
9、亜鉛末32m9を加え、加熱還硫を1(2)間行な
つた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる(2−フルオロ−4−ビフエニリル)ケテ
    ンメルカプタールS−オキシド類〔式中、R^1は水素
    又はメチル基であり、R^2はアルキル基である。 〕。
JP5564378A 1978-05-12 1978-05-12 (2−フルオロ−4−ビフェニリル)ケテンメルカプタ−ルs−オキシド類 Expired JPS6051463B2 (ja)

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