JPS6051382A - 画像のウインドウ処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、２値化画像に複数のウィンドウを設定する画
像のウィンドウ処理方式に関するものである。

従来技術と問題点 従来、製品の欠陥検査等の目的で画像の自動処理が行わ
れている。例えば、ベルトコンベヤ上を搬送される物品
の画像を取込み、２値化し、細め処理等の前処理、更に
は輪廓抽出、特徴抽出等の処理を行った後、基準データ
との比較により欠陥（１） の有無等を判定するようなシステムがある。このような
システムでは、視覚センサで捉えた画像のうち画像処理
に不要なものや不都合なものを除去するため、ウィンド
ウを設定して、このウィンドウ内の画像のみを処理対象
にすることが多い。

従来、複数のウィンドウを設定する場合、各ウィンドウ
における２値化のしきい値を同一の値に設定してきた。

このため、検査対象物に対する照明にむらが存在すると
各ウィンドウ内の画像データに明暗のむらが生じて良否
判定が困難になるという欠点があり、むらのない照明を
行うため多大な労力を費やしてきた。

発明の目的 本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり
、その目的は、照明のむらが生じても各ウィンドウ内の
画像データに明暗のむらが生じ難い画像のウィンドウ処
理方式を提供することにある。

発明の構成 上記目的を達成する本発明は、各ウィンドウ内（２） の画像データに明暗のばらつきが生じないように、必要
に応じて各ウィンドウごとに異なり得る２値化のしきい
値を設定するように構成されている。

以下１本発明の更に詳細を実施例により説明する。

発明の実施例 第１図は本発明の一実施例が適用される画像処理システ
ムの構成ブロック図であり、１は検査対象物品の画像を
取込むカメラ、２はアナログ／デジタル（Ａ／Ｄ）変換
回路　、３，４はそれぞれ第１．第２のフレームメモリ
、５は上記各フレームメモリに対するアドレス発生回路
、６は２値化回路、７はＣＲＴ、８はＣＰＵ、９はＲＡ
Ｍ、１０はキーボードである。

まず、検査対象物品の一つ１２をカメラ１の視野内に置
き、その画像を固定の照明のもとてカメラ１に取込む。

カメラ１に取込まれたアナログ画像は、Ａ／Ｄ変換回路
２で所定ビットのディジタル画像データにＡ／Ｄ変換さ
れた後、第１のフレームメモリ３に読込まれる。このと
き、アドレス（３） 発生回路５はＣＰＵ８の指令に基づきフレームメモリ３
へ連続的な読込みアドレスを供給し、フレームメモリ３
にはＣＰＵ８からライト指令が発せられる。１フレ−Ｊ
２分のディジタル画像データの読込みが終了すると、Ｃ
ＰＵ８は、フレームメモＵ　３と４にそれぞれリード指
令とライト指令を発しかつアドレス発生回路５に連続的
なアドレスの発生を指令する。これと同時に、ＣＰＵ８
は、２値化回路６の２値化しきい値を所定の一定値に設
定する。これにより、１７１／−人骨の２値化画像デー
タがフレームメモリ４内にＭ積される。

この１フレ一ム分の２値化画像データは、キーボード１
０からのオペレータの指令により、ＣＲＴ７上に表示さ
れる。オペレータは、ＣＲＴ？上に表示された２値化画
ｆ象の位置上明暗を観察しながら、ウィンドウを設定す
べき領域の座標データと各ウィンドウ内で設定すべき２
値化しきい値をキーボード１０を介して設定する。この
ようにして入力されたウィンドウ領域の座標データと各
ウィンドウ内の２値化しきい値は、ＲＡＭＱ内にしく４
） きい値テーブル１１として蓄積される。この際。

各ウィンドウ内の２値化しきい値は、検査対象物品１２
に対する照明のむらや検査対象物品１２上の光反射率の
むら等に基づ＜　ＣＲＴＴ上での２値化画像の明暗のむ
らを補償するように、必要に応じて異なった値に設定さ
れる。

このようにしてＲＡＭ９への２値化しきい値テーブル１
１の蓄積が終了すると、キーボード１０からのオペレー
タの指令に基づき、ＣＰＵ８は。

再びフレームメモリ３と４にそれぞれリード指令とライ
ト指令を発しかつアドレス発生回路５に連続的なアドレ
スの発生を指令する。これと同時に、ＣＰＵ８は、ＲＡ
ＭＱ内に蓄積されている２値化しきい値テーブル１１を
参照しつつ、各ウィンドウ領域内の画像データに対して
しきい値テーブル１１に蓄積された所定のしきい値が設
定され。

かつウィンドウ領域外の画像データが全て“０”に２値
化されるように、２値化回路６の２値化しきい値を制御
する。この結果、フレームメモリ４には、各ウィンドウ
内の２値化画像の明暗が近似（５） しておりかつウィンドウ領域以外は全て０“　（黒）レ
ベルであるような２値化画像データが蓄積される。オペ
レータは、フレームメモリ４内の２値化画像データをＣ
ＲＴＴ上に表示させてしきい値設定の効果を確認し、必
要に応じて更に良い結果を得るようにしきい値テーブル
１１の内容を変更する。　このようにして最適のしきい
値テーブルが設定されると、このシステムを用いて物品
の検査が行われる。

上記実施例では、各ウィンドウ内の２値化画像データの
明暗が均一になるように各ウィンドウ内の２値化しきい
値を設定する例を示したが、逆に各ウィンドウごとに所
望の明暗を得るように各ウィンドウ内の２値化しきい値
を設定しても良い。

発明の詳細 な説明したように９本発明は、必要に応じて各ウィンド
ウごとに異なり得る２値化のしきい値を設定するように
構成したものであるから、照明のむら等が存在しても容
易かつ正確に物品の検査等を行うことができるという利
点がある。

（６）

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例が適用されるシステムの構成ブロ
ック図である。 １・・カメラ、２・・Ａ／Ｄ変換回路、３．４・・フレ
ームメモリ、５・・アドレス発生回路。 ６・・２値化回路、７・・ＣＲＴ、８・・ＣＰＵ、９・
・ＲＡＭ、１０・・キーボード、１１・・しきい値テー
ブル。 特許出願人　ファナソク株式会社 代　理　人　弁理士　玉蟲久五部（外１名）（７）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ２値化画像に複数のウィンドウを設定する画像のウィン
   ドウ処理方式において。 前記複数のウィンドウごとに異なり得る２値化のしきい
   値を設定することを特徴とする画像のウィンドウ処理方
   式。