JPH0512441A - エツジ画像生成装置 - Google Patents
エツジ画像生成装置Info
- Publication number
- JPH0512441A JPH0512441A JP3155195A JP15519591A JPH0512441A JP H0512441 A JPH0512441 A JP H0512441A JP 3155195 A JP3155195 A JP 3155195A JP 15519591 A JP15519591 A JP 15519591A JP H0512441 A JPH0512441 A JP H0512441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- edge
- data
- zero
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】空間量子化の影響を受けず、適正なエッジ画像
を安定して生成することを可能とする。 【構成】撮像装置2より濃淡画像信号がエッジ画像生成
装置1へ与えられ、1次微分演算部4が濃淡画像の画像
データの1次微分値を、また2次微分演算部5が2次微
分値を、それぞれ算出する。2値化処理部7は1次微分
値を所定のしきい値で2値化する。ゼロクロス検出部9
はマスク処理により2次微分値のゼロクロス点を検出す
る。エッジ抽出部6のアンド回路8には2値化処理部7
からの2値データとゼロクロス検出部9からの検出デー
タとが入力され、各入力データがともに「1」のとき、
アンド出力としてのエッジ画像データは「1」となる。
を安定して生成することを可能とする。 【構成】撮像装置2より濃淡画像信号がエッジ画像生成
装置1へ与えられ、1次微分演算部4が濃淡画像の画像
データの1次微分値を、また2次微分演算部5が2次微
分値を、それぞれ算出する。2値化処理部7は1次微分
値を所定のしきい値で2値化する。ゼロクロス検出部9
はマスク処理により2次微分値のゼロクロス点を検出す
る。エッジ抽出部6のアンド回路8には2値化処理部7
からの2値データとゼロクロス検出部9からの検出デー
タとが入力され、各入力データがともに「1」のとき、
アンド出力としてのエッジ画像データは「1」となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、対象物を撮像して得
られた濃淡画像より対象物の画像部分のエッジのみを抽
出してエッジ画像を生成するエッジ画像生成装置に関す
る。
られた濃淡画像より対象物の画像部分のエッジのみを抽
出してエッジ画像を生成するエッジ画像生成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、対象物を撮像して得られた濃淡画
像より対象物の形状などを認識するのに、対象物の画像
部分のエッジのみを抽出してエッジ画像を生成した後、
そのエッジ画像を用いて認識処理を行う方法が採用され
ている。
像より対象物の形状などを認識するのに、対象物の画像
部分のエッジのみを抽出してエッジ画像を生成した後、
そのエッジ画像を用いて認識処理を行う方法が採用され
ている。
【0003】図6(1)は濃淡画像1の一例を示すもの
で、図中、1aが対象物の画像部分であり、また1bが
背景の画像部分である。図6(2)は図6(1)の濃淡
画像1より生成されたエッジ画像2を示しており、図
中、2aが対象物の画像部分1aのエッジであり、2b
が背景1bの画像部分であり、2cが対象物の画像部分
1aの内部である。
で、図中、1aが対象物の画像部分であり、また1bが
背景の画像部分である。図6(2)は図6(1)の濃淡
画像1より生成されたエッジ画像2を示しており、図
中、2aが対象物の画像部分1aのエッジであり、2b
が背景1bの画像部分であり、2cが対象物の画像部分
1aの内部である。
【0004】このようなエッジ画像2を生成するのに、
従来は、濃淡画像の画像データを入力して微分演算を行
い、1次微分値と2次微分値の絶対値とを算出した後、
1次微分値が所定のしきい値TH1より大きくかつ2次
微分値が他の所定のしきい値TH2より小さい画素を、
前記エッジ2aを構成する画素として抽出している。
従来は、濃淡画像の画像データを入力して微分演算を行
い、1次微分値と2次微分値の絶対値とを算出した後、
1次微分値が所定のしきい値TH1より大きくかつ2次
微分値が他の所定のしきい値TH2より小さい画素を、
前記エッジ2aを構成する画素として抽出している。
【0005】図7は、このエッジ抽出方法の原理を示す
もので、図7(1)は図6(1)の直線Aに沿う点線領
域aの濃度分布である。図7(2)は図7(1)の画像
データについての1次微分値を、図7(3)は2次微分
値を、図7(4)は2次微分値の絶対値を、それぞれ示
している。
もので、図7(1)は図6(1)の直線Aに沿う点線領
域aの濃度分布である。図7(2)は図7(1)の画像
データについての1次微分値を、図7(3)は2次微分
値を、図7(4)は2次微分値の絶対値を、それぞれ示
している。
【0006】従来のエッジ抽出方法では、前記1次微分
値が所定のしきい値TH1より大きくかつ前記2次微分
値の絶対値が所定のしきい値TH2より小さい値をとる
画素を前記エッジ2aを構成する画素として抽出するも
のである。
値が所定のしきい値TH1より大きくかつ前記2次微分
値の絶対値が所定のしきい値TH2より小さい値をとる
画素を前記エッジ2aを構成する画素として抽出するも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のエ
ッジ抽出方法によれば、空間量子化の影響により、特に
前記しきい値TH2より小さい値となる2次微分値の絶
対値(図7(4)においてpで示す)をサンプリングで
きない場合がある。特にこの空間量子化の影響は、対象
物の画像部分1aと背景の画像部分1bとの境界部分の
濃度分布が急峻に変化する濃淡画像について大きくな
り、本来、コントラストが良好な濃淡画像であるにもか
かわらず、適正なエッジ画像を安定して生成できないと
いう問題がある。
ッジ抽出方法によれば、空間量子化の影響により、特に
前記しきい値TH2より小さい値となる2次微分値の絶
対値(図7(4)においてpで示す)をサンプリングで
きない場合がある。特にこの空間量子化の影響は、対象
物の画像部分1aと背景の画像部分1bとの境界部分の
濃度分布が急峻に変化する濃淡画像について大きくな
り、本来、コントラストが良好な濃淡画像であるにもか
かわらず、適正なエッジ画像を安定して生成できないと
いう問題がある。
【0008】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、空間量子化の影響を受けず、適正なエッジ画像
を安定して生成できるエッジ画像生成装置を提供するこ
とを目的とする。
もので、空間量子化の影響を受けず、適正なエッジ画像
を安定して生成できるエッジ画像生成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のエッジ画像生
成装置は、対象物を撮像して得られた濃淡画像より対象
物の画像部分のエッジのみを抽出してエッジ画像を生成
するのに、前記濃淡画像の画像データを入力して1次微
分演算を実行する1次微分演算部と、前記濃淡画像の画
像データを入力して2次微分演算を実行する2次微分演
算部と、前記2次微分演算部により算出された2次微分
値のゼロクロス点をマスク処理により検出するゼロクロ
ス検出部と、前記ゼロクロス検出部により検出されたゼ
ロクロス点の1次微分値が所定のしきい値より大きいと
き、そのゼロクロス点を前記エッジを構成する点として
抽出するエッジ抽出部とを具備させたものである。
成装置は、対象物を撮像して得られた濃淡画像より対象
物の画像部分のエッジのみを抽出してエッジ画像を生成
するのに、前記濃淡画像の画像データを入力して1次微
分演算を実行する1次微分演算部と、前記濃淡画像の画
像データを入力して2次微分演算を実行する2次微分演
算部と、前記2次微分演算部により算出された2次微分
値のゼロクロス点をマスク処理により検出するゼロクロ
ス検出部と、前記ゼロクロス検出部により検出されたゼ
ロクロス点の1次微分値が所定のしきい値より大きいと
き、そのゼロクロス点を前記エッジを構成する点として
抽出するエッジ抽出部とを具備させたものである。
【0010】
【作用】対象物の画像部分のエッジについては、その画
像データを入力したとき、2次微分値にゼロクロス点が
生じ、しかもそのゼロクロス点の1次微分値が所定のし
きい値より大きな値をとるので、そのゼロクロス点をエ
ッジを構成する点として容易に抽出することができる。
この発明のエッジ生成装置では、従来例のように2次微
分値の絶対値をエッジ抽出に用いていないから、空間量
子化の影響を受けず、適正なエッジ画像が安定して生成
される。
像データを入力したとき、2次微分値にゼロクロス点が
生じ、しかもそのゼロクロス点の1次微分値が所定のし
きい値より大きな値をとるので、そのゼロクロス点をエ
ッジを構成する点として容易に抽出することができる。
この発明のエッジ生成装置では、従来例のように2次微
分値の絶対値をエッジ抽出に用いていないから、空間量
子化の影響を受けず、適正なエッジ画像が安定して生成
される。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかるエッジ
画像生成装置1の構成例を示す。図中、撮像装置2は対
象物を撮像して濃淡画像を生成するためのもので、その
濃淡画像信号はエッジ画像生成装置1のA/D変換部3
に与えられてディジタル量の画像データに変換される。
画像生成装置1の構成例を示す。図中、撮像装置2は対
象物を撮像して濃淡画像を生成するためのもので、その
濃淡画像信号はエッジ画像生成装置1のA/D変換部3
に与えられてディジタル量の画像データに変換される。
【0012】1次微分演算部4は、前記A/D変換部3
より画像データを入力して1次微分演算を実行するもの
で、この実施例の場合、1次微分値を算出するのにソー
ベルオペレータが用いてある。この1次微分演算部4に
より算出された1次微分値はエッジ抽出部6の2値化処
理部7に与えられて2値化処理され、その2値データは
アンド回路8へ与えられる。
より画像データを入力して1次微分演算を実行するもの
で、この実施例の場合、1次微分値を算出するのにソー
ベルオペレータが用いてある。この1次微分演算部4に
より算出された1次微分値はエッジ抽出部6の2値化処
理部7に与えられて2値化処理され、その2値データは
アンド回路8へ与えられる。
【0013】2次微分演算部5は、前記A/D変換部3
より画像データを入力して2次微分演算を実行するもの
で、この実施例の場合、2次微分値を算出するのにラプ
ラシアンオペレータが用いてある。
より画像データを入力して2次微分演算を実行するもの
で、この実施例の場合、2次微分値を算出するのにラプ
ラシアンオペレータが用いてある。
【0014】この2次微分演算部5により算出された2
次微分値はゼロクロス検出部9へ出力され、このゼロク
ロス検出部9は2次微分値のゼロクロス点を後記するマ
スク処理によって検出し、ゼロクロス点であれば「1」
の検出データを、それ以外は「0」の検出データを、そ
れぞれ出力する。
次微分値はゼロクロス検出部9へ出力され、このゼロク
ロス検出部9は2次微分値のゼロクロス点を後記するマ
スク処理によって検出し、ゼロクロス点であれば「1」
の検出データを、それ以外は「0」の検出データを、そ
れぞれ出力する。
【0015】前記エッジ抽出部6は、前記ゼロクロス点
に相当する画素につきその画像データの1次微分値が所
定のしきい値より大きいか否かを判別し、もし大きけれ
ば、そのゼロクロス点に相当する画素をエッジを構成す
る画素として抽出する。
に相当する画素につきその画像データの1次微分値が所
定のしきい値より大きいか否かを判別し、もし大きけれ
ば、そのゼロクロス点に相当する画素をエッジを構成す
る画素として抽出する。
【0016】この実施例の場合、前記しきい値を前記2
値化処理部7の2値化しきい値として設定し、1次微分
演算部4により算出された1次微分値がこの2値化しき
い値以上であれば「1」の2値データに変換し、それよ
り小さければ「0」の2値データに変換する。この2値
化処理部7からの2値データとゼロクロス検出部9から
の検出データとは前記アンド回路8の2入力として与え
られ、両者が「1」であれば、着目画素はエッジを構成
する画素であるとして「1」のエッジ画像データDT
が、また少なくとも一方が「0」であれば、着目画素は
エッジを構成しない画素であるとして「0」のエッジ画
像データDTが、それぞれ出力される。
値化処理部7の2値化しきい値として設定し、1次微分
演算部4により算出された1次微分値がこの2値化しき
い値以上であれば「1」の2値データに変換し、それよ
り小さければ「0」の2値データに変換する。この2値
化処理部7からの2値データとゼロクロス検出部9から
の検出データとは前記アンド回路8の2入力として与え
られ、両者が「1」であれば、着目画素はエッジを構成
する画素であるとして「1」のエッジ画像データDT
が、また少なくとも一方が「0」であれば、着目画素は
エッジを構成しない画素であるとして「0」のエッジ画
像データDTが、それぞれ出力される。
【0017】なお上記の構成において、1次微分演算部
4および2値化処理部7を設けて2値化処理部7の出力
をアンド回路8の一方の入力として与えるのは、濃淡画
像に含まれるノイズと対象物の画像部分のエッジとを区
別するためである。
4および2値化処理部7を設けて2値化処理部7の出力
をアンド回路8の一方の入力として与えるのは、濃淡画
像に含まれるノイズと対象物の画像部分のエッジとを区
別するためである。
【0018】前記ゼロクロス検出部9は、前記2次微分
演算部5による演算出力に対し、縦横3×3の画素より
成るマスクを走査し、中心の着目画素の2次微分値とそ
の周辺画素の2次微分値とのデータ配列状態が、図2
(1)〜(8)に示す8種類のデータ配列に一致するか
否か判別し、もしいずれかデータ配列に一致するとき、
前記着目画素は前記ゼロクロス点であると判断する。な
お図2において、「+」は正の2次微分値を、「−」は
負の2次微分値を、それぞれ示し、また「×」は正また
は負のいずれの2次微分値でもよいことを示す。2次微
分値がゼロの場合は、正の2次微分値または負の2次微
分値のいずれかに含ませる。
演算部5による演算出力に対し、縦横3×3の画素より
成るマスクを走査し、中心の着目画素の2次微分値とそ
の周辺画素の2次微分値とのデータ配列状態が、図2
(1)〜(8)に示す8種類のデータ配列に一致するか
否か判別し、もしいずれかデータ配列に一致するとき、
前記着目画素は前記ゼロクロス点であると判断する。な
お図2において、「+」は正の2次微分値を、「−」は
負の2次微分値を、それぞれ示し、また「×」は正また
は負のいずれの2次微分値でもよいことを示す。2次微
分値がゼロの場合は、正の2次微分値または負の2次微
分値のいずれかに含ませる。
【0019】図3は、この発明のエッジ画像生成装置1
の他の実施例を示している。この実施例は、前記マスク
処理をルックアップテーブル(LUT)を用いて行うこ
とを可能としたもので、前記2次微分演算部5とゼロク
ロス検出部9との間に2値化処理部10を介在させてあ
る。
の他の実施例を示している。この実施例は、前記マスク
処理をルックアップテーブル(LUT)を用いて行うこ
とを可能としたもので、前記2次微分演算部5とゼロク
ロス検出部9との間に2値化処理部10を介在させてあ
る。
【0020】この2値化処理部10は、2次微分演算部
5により算出された2次微分値をゼロを2値化しきい値
として2値データに変換するもので、前記2次微分値が
ゼロ以上であれば「1」の2値データに変換し、それよ
り小さければ「0」の2値データに変換する。
5により算出された2次微分値をゼロを2値化しきい値
として2値データに変換するもので、前記2次微分値が
ゼロ以上であれば「1」の2値データに変換し、それよ
り小さければ「0」の2値データに変換する。
【0021】この実施例におけるゼロクロス検出部9
は、前記2値化処理部10より出力された2値データに
対し、同様に縦横3×3の画素より成るマスクを走査
し、中心の着目画素の2値データとその周辺画素の2値
データとのデータ配列が、図4(1)〜(8)に示す8
種類のデータ配列に一致するか否か判別し、もしいずれ
かデータ配列に一致するとき、前記着目画素は前記ゼロ
クロス点であると判断する。
は、前記2値化処理部10より出力された2値データに
対し、同様に縦横3×3の画素より成るマスクを走査
し、中心の着目画素の2値データとその周辺画素の2値
データとのデータ配列が、図4(1)〜(8)に示す8
種類のデータ配列に一致するか否か判別し、もしいずれ
かデータ配列に一致するとき、前記着目画素は前記ゼロ
クロス点であると判断する。
【0022】図5は、LUT11を用いたゼロクロス検
出部9の原理を示す。図中、12は前記マスクであっ
て、このマスク12内のデータ配列が空間オペレータ1
3を用いて9ビットのデータ14にコード化されてい
る。同図の〜は図4(1)〜(8)に示す8種類の
データ配列を同様にコード化した9ビットのデータであ
って、これらデータに対応するLUT11のアドレス領
域には「1」の検出データが、それ以外のアドレス領域
には「0」の検出データが、それぞれ書き込まれてい
る。
出部9の原理を示す。図中、12は前記マスクであっ
て、このマスク12内のデータ配列が空間オペレータ1
3を用いて9ビットのデータ14にコード化されてい
る。同図の〜は図4(1)〜(8)に示す8種類の
データ配列を同様にコード化した9ビットのデータであ
って、これらデータに対応するLUT11のアドレス領
域には「1」の検出データが、それ以外のアドレス領域
には「0」の検出データが、それぞれ書き込まれてい
る。
【0023】このLUT11に対し、前記9ビットのデ
ータ14がアドレスとして与えられると、そのデータ配
列が図4(1)〜(8)のいずれかデータ配列と一致す
るときは対応するアドレス領域から「1」の検出データ
が、一致しないときは「0」の検出データが、それぞれ
出力される。
ータ14がアドレスとして与えられると、そのデータ配
列が図4(1)〜(8)のいずれかデータ配列と一致す
るときは対応するアドレス領域から「1」の検出データ
が、一致しないときは「0」の検出データが、それぞれ
出力される。
【0024】なお上記の各実施例では、1次微分および
2次微分の各微分演算を実行する手段としてソーベルオ
ペレータやラプラシアンオペレータを用いたが、これに
限らず、ロバーツオペレータ,プレビットオペレータ,
ガウス型ラプラシアンオペレータなどを用いることもで
きる。
2次微分の各微分演算を実行する手段としてソーベルオ
ペレータやラプラシアンオペレータを用いたが、これに
限らず、ロバーツオペレータ,プレビットオペレータ,
ガウス型ラプラシアンオペレータなどを用いることもで
きる。
【0025】
【発明の効果】この発明は上記の如く、濃淡画像の画像
データを2次微分して2次微分値のゼロクロス点をマス
ク処理により検出すると共に、そのゼロクロス点の1次
微分値が所定のしきい値より大きいとき、そのゼロクロ
ス点を前記エッジを構成する点として抽出するようにし
たから、空間量子化の影響を受けず、適正なエッジ画像
を安定して生成できるという、発明目的を達成した顕著
な効果を奏する。
データを2次微分して2次微分値のゼロクロス点をマス
ク処理により検出すると共に、そのゼロクロス点の1次
微分値が所定のしきい値より大きいとき、そのゼロクロ
ス点を前記エッジを構成する点として抽出するようにし
たから、空間量子化の影響を受けず、適正なエッジ画像
を安定して生成できるという、発明目的を達成した顕著
な効果を奏する。
【図1】この発明の一実施例にかかるエッジ画像生成装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図2】ゼロクロス点を判別するためのデータ配列を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】この発明の他の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】ゼロクロス点を判別するためのデータ配列を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】LUTを用いたゼロクロス検出部の原理を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】濃淡画像とエッジ画像とを対比して示す説明図
である。
である。
【図7】エッジ画像の抽出方法を示す説明図である。
【符号の説明】 1 エッジ画像生成装置 2 撮像装置 4 1次微分演算部 5 2次微分演算部 6 エッジ抽出部 7 2値化処理部 8 アンド回路 9 ゼロクロス検出部 10 2値化処理部 11 LUT
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】対象物を撮像して得られた濃淡画像より対
象物の画像部分のエッジのみを抽出してエッジ画像を生
成するエッジ画像生成装置であって、 前記濃淡画像の画像データを入力して1次微分演算を実
行する1次微分演算部と、 前記濃淡画像の画像データを入力して2次微分演算を実
行する2次微分演算部と、 前記2次微分演算部により算出された2次微分値のゼロ
クロス点をマスク処理により検出するゼロクロス検出部
と、 前記ゼロクロス検出部により検出されたゼロクロス点の
1次微分値が所定のしきい値より大きいとき、そのゼロ
クロス点を前記エッジを構成する点として抽出するエッ
ジ抽出部とを備えて成るエッジ画像生成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155195A JPH0512441A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | エツジ画像生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155195A JPH0512441A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | エツジ画像生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0512441A true JPH0512441A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15600576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3155195A Pending JPH0512441A (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | エツジ画像生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0512441A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001195583A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Canon Inc | 位置検出装置及びそれを用いた露光装置 |
KR100480564B1 (ko) * | 1997-08-26 | 2005-06-16 | 삼성전자주식회사 | 영상의영역분할및칼라영상합성회로 |
WO2015151792A1 (ja) * | 2014-03-31 | 2015-10-08 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
WO2020036019A1 (ja) * | 2018-08-13 | 2020-02-20 | 日本電信電話株式会社 | 瞳孔特徴量抽出装置、瞳孔特徴量抽出方法、プログラム |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3155195A patent/JPH0512441A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100480564B1 (ko) * | 1997-08-26 | 2005-06-16 | 삼성전자주식회사 | 영상의영역분할및칼라영상합성회로 |
JP2001195583A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-19 | Canon Inc | 位置検出装置及びそれを用いた露光装置 |
WO2015151792A1 (ja) * | 2014-03-31 | 2015-10-08 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
CN106133817A (zh) * | 2014-03-31 | 2016-11-16 | 索尼公司 | 图像处理装置、图像处理方法和程序 |
JPWO2015151792A1 (ja) * | 2014-03-31 | 2017-04-13 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
US10163402B2 (en) | 2014-03-31 | 2018-12-25 | Sony Corporation | Image processing apparatus and image processing method |
WO2020036019A1 (ja) * | 2018-08-13 | 2020-02-20 | 日本電信電話株式会社 | 瞳孔特徴量抽出装置、瞳孔特徴量抽出方法、プログラム |
JP2020025745A (ja) * | 2018-08-13 | 2020-02-20 | 日本電信電話株式会社 | 瞳孔特徴量抽出装置、瞳孔特徴量抽出方法、プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Yüksel et al. | A simple neuro-fuzzy edge detector for digital images corrupted by impulse noise | |
JPH0512441A (ja) | エツジ画像生成装置 | |
JP2548386B2 (ja) | ナンバープレートの用途コード認識方法 | |
JP2960468B2 (ja) | 濃淡画像の2値化方法及び装置 | |
JPH05165963A (ja) | 画像輪郭抽出 | |
JP2002183713A (ja) | 画像処理方法およびその装置 | |
JPS62297981A (ja) | 画像の2値化方式 | |
JP2956151B2 (ja) | 画像処理方法及びその装置 | |
JP2001291056A (ja) | 文書画像認識装置及び記録媒体 | |
JPH069062B2 (ja) | 領域抽出装置 | |
JP2853140B2 (ja) | 画像領域識別装置 | |
JPH0556329A (ja) | 画像ぶれ量検出装置 | |
JP2940419B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH02206882A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2002262074A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、該方法を実行するプログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 | |
JPS603273A (ja) | 画像2値化閾値設定方式 | |
JP3379591B2 (ja) | 2値化処理方法および装置 | |
JPH09147049A (ja) | ナンバープレート位置検出装置 | |
JPS619765A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH01158577A (ja) | 線図形画像の背景消去および2値化処理方法およびその装置ならびに指紋画像用画像処理装置 | |
JPS6232583A (ja) | 濃淡画像の処理方法 | |
JPH07271985A (ja) | 動き検出装置及び方法 | |
JPS62247473A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH03149676A (ja) | 画像認識方法 | |
JPH0514889A (ja) | 画像監視装置 |