JPS6051360A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、画像形成装置特にデータ入力手段からの情
報をモニター表示するディスプレイ表示手段を備えた画
像形成装置に関する。

〔従来技術〕

一般にワードプロセッサ、パーソナルコノピユータその
他のいわゆる情報処理機器に入力された情報は、ディス
プレイ装置の画面上にモニター表示されると共に、必要
に応じて永久可視化情報であるハードコピーとして記録
されるようにしてあり、このハードコピー記録方式とし
てはワイヤドツト、インクドツト、熱転写、活字インパ
クト等が広く用いられている。しかしながら、これらの
方式によるハードコピーは、ディスプレイ画像上に表示
されているモニター画像そのものを直接に光学的にコピ
ーするものではなく、電気信号に変換して記録装置に印
加するから雑音等による誤りが追加されかねない。まし
てや、既に原稿用紙等に記録されている別の情報をその
まま、或いはディスプレイ画像と合成してプリントアウ
トするとの要求には応じ難い。さらに出力されたハード
コピーを多数枚複写しようとすれば複写装置が必要とな
る。

本出願人は、これらの点に着目して、画像通信装置であ
るファクシミリの電気信号により形成された画像を表示
する表示手段を原稿露光位置に誘導可能に配設して、そ
の表示手段上の画像と他の原稿の画像とを選択的に記録
できる新規な電子写真式の画像記録装置を先に提案した
（特願昭５２−６８６３５）。

本出願人は、更に先の提案を拡張して、コンピュータや
ワードプロセッサ婢をも含む各種情報処理機器（以下、
データ入力手段という）と複合化させた多機能画像形成
装置を意図する。それらのデータ入力手段と連動させる
ことにより、書類をコピーするという単一の機能のみな
らず、多種多様な文書の作成セ表９図、イラスト等の挿
入を自由に行って書類を作成すると共に必要に応じてプ
リントアウトし、又コピーも可能となり、情報多様化の
時代の要請に適応することが可能となるからである。

ところで、このような複合画像形成装置にあっては、表
示手段にモニター表示された画像のノ・−トコピープロ
セスと、それとけ別の例えば原稿用紙に書かれたオリジ
ナル原稿の画像のノ・−トコピープロセスとを同時に併
行し７て実行させることけできなかった。例えば表示手
段としてＬ　ＣＤ表示デバイスを用いた場合、原稿露光
位Ｉｔ（すなわち原稿台ガラス上）に誘導したＬ　ＣＤ
表示パネルにおける表示画像の位置は、原稿台ガラス上
に載置したオリジナル原稿の画像位置とは異なるものと
なる。すなわち、ＬＣＩ）表示バネセでは、第１図のよ
うに、像形成部となる液晶りけスペーサＳ、支持ガラス
板Ｇ、Ｇ、透明電極Ｅ、Ｅにより構成されるスペースに
保持されている。一方、オリジナル原稿は直接原稿台ガ
ラス上に載置【〜支持ガラス板Ｇで押えられるから、少
くともこの支持ガラス板Ｇの厚さ相当分、像位置（レベ
ル）が異なることとなる。この両画像のレベルの差異は
、例えば露光レンズの位置を変えて焦点を調節するなど
、画像形成プロセスを可変にして補償する必要があり、
装置が複雛となることは避けられない。又焦点調節操作
は一定時間を要するから、ＬＣＤ表示手段の画像とオリ
ジナル原稿の画像とを同時にコヒーシて鮮明なノ・−ト
コピーを合成するということはできない。

　３− 〔発明の目的〕 この発明は、上述の問題点に着目してなされたもので、
表示手段は、その像形成部である液晶部をオリジナル原
稿とほぼ同一　レベνとなるように画像形成手段の圧着
板の一部に形成するものとして、画像形成プロセスを変
えることなく、ディスプレイ表示画像とオリジナル原稿
画像とを同時又は選択的に複写できるように］〜だ多機
能型画像形成装置を提供することを目的としている。

〔実施例〕

第２図ないし第６図はこの発明の一実施例を示すもので
、画像形成手段としての複写装置１に、軸１ａｆｆｉ中
心軸として回動］〜原稿台ガラス１ｂに原稿（図示せず
）を圧着するための圧着板１Ｃを設け、その圧着板１ｃ
の一部に、液晶表示パネルよりなる表示手段２を後述す
る態様で取り付けである。圧着板１Ｃは、非コピ一時は
第２図のように開いた状態に図外の係止具により係止さ
れ、表示手段２の画像を見得るようにしである。３は複
写装置１及び表示手段２に信号ライン４を介して　４− 接続したデータ入力手段で、キーボード３ａと表示器３
Ｍ−備えている。もつともこのデータ入力手段３は、複
写機１内に設けてあってもよい。

第３図に圧着板１Ｃへの表示手段２の取付構造を示す。

圧着板１Ｃの一部に段差を設けて、この段差部に、表示
手段２を、その像形成部である液晶部りが原稿台ガラス
１ｂの上面１　ｂ’に置かれる原稿の面とほぼ同一レベ
ルとなるように取り付ける。一方、原稿台ガラス１ｂ面
にも対応する段差を形成して、表示手段２のうち圧着板
１Ｃの圧着面１０′から突出した部分を収納できるよう
になっている。

第４図は複写装置１の機能構成を示すもので、露光系５
、作像系６、給紙・搬送系７、制御系８の４ブロツクで
構成されている。

コピ一時は、圧着板１Ｃに装着された表示手段２、又は
別に原稿用紙等に記載された被複写原稿（オリジナル原
稿）は、原稿台ガラス１ｂ上にあり、原稿照明部９の露
光光源により照射されるとその反射光が光路部１０を経
て感光体１１上を露光し光像が結像される。感光体１１
は導電性支持体、光導電層伎び絶縁層からなり、静電潜
像形成部１２の一次コロナ帯電によりあらかじめ一様に
帯電された後、前記光像露光を受けるとともに二次コロ
ナ帯電による除電が行なわれ、更に全面露光ランプによ
り全面を一様に露光されることにより、前記光像に従っ
て静電潜像を形成する。この静電潜像は所定の荷電着色
粒子を主体とする現像剤（トナー）をもつ現像器１３で
静電現像される。

現像された像は、カセット１４から給紙制御部１５を介
して送られてくる転写紙に、転写帯電器１６による電界
を利用して転写される。転写済の転写紙は１分離器１７
により感光体１１がら分離され、搬送部１８により定着
器１９に送られる。ここで定着器１９のヒータＨにより
熱定着がなされてトレイ２０にハードコピーとして排紙
される。

一方、感光体１１上の残存荷電粒子は、クリーニング部
２１により除去されてトナー回収部２２に回収される。

上記プロセスは複写枚数に応じて繰返され所定数のハー
ドコピーが得られる。なお、２３は静電潜像形成部１２
の各コロナ帯電器や露光ランプ及び現像器１３の電圧を
制御することにより感光体１１上の表面電位を制御する
表面電位制御部である。

上述の露光系５、作像系６、給紙・搬送系γによる画像
形成プロセスは、制御系８の制御回路部８ａにより、予
め設定されたプログラムに従ってシーケンス制御される
ようになっている。特に、露光系５による画像照射のス
キャンプロセスは次のとおり制御するものとしである。

すなわち、オリジナル原稿のみのコピ一時にあっては、
液晶パネル２をはずれた部分（第３図にＡで示す範囲、
以下Ａスキャンという）からスキャンプロセスが実行さ
れる。一方、液晶表示画像を含むコピ一時にあっては、
液晶パネセ２に及ぶ部分（第３図にＢで示す範囲、以下
Ｂスキャ／という）から実行される。上記露光系５のス
キャンプロセスの選択は、データ入力手段３から制御系
８に対する指令信号に基づいて行われる。

なお、コピ一枚数・コピーサイズの選定も、デ　７− −タ入力手段３からの指令信号で、メモリに記憶させた
プログラムを実行させることにより行うことができるよ
うにしである。

第５図はこの発明に係る表示手段２の一実施例である液
晶パネルの基本構成を示す図である。電極２５及び２６
を各々有する透明ガラス支持体２７．２８を対向させ、
その間に液晶を５〜５０μの厚さに充填してなるもので
、上記電極２５及び２６は酸化インジウム、酸化スズ等
のいわゆる透明導電膜を用いるが、電極面はエツチング
等によりあらかじめストライブ状に分割し、分割した電
極のおのおのからリードを取り出しておく。画像の解像
力は、この分割したストライブ状の電極２５．２６のピ
ッチにより定まる。２９は電極２５を順次走査するＸ軸
スイッチ回路、３０け同じく電極２６を走査するＹ軸ス
イッチ回路で、これによりデータ入力手段３からの信号
に従った電源電圧を各電極に順次印加する。もつとも液
晶駆動方式は、その他例えば周知の電圧平均化法でもよ
い。

液晶表示の消去は、絵素に一斉に電圧パルスを印８− 加することによりなされる。

第６図は、第２〜５図に示した画像形成装置の基本シス
テム回路であり、データ入力手段３け、操作手段として
のキーボード３ａと、ＣＰＵ３２及びこれにクロック信
号を送るクロックジェネレータ３３、システムコントロ
ーラ３４よりなるＣＰＵグループ３５と、ＲＯＭ３６、
Ｒ，ＡＭ３７及び必要に応じて外部メモリ等よりなるメ
モリ３８とｌ１０３９．４１有する入出力インタフェー
ス４１とを備え、その出力は表示手段２と表示器３ｂ、
及び複写機１の制御系８へ入力されてシステムの動作を
制御するように接続されている。すなわちキーボード３
ａを操作してデータ入力手段３に入力すると、予めメモ
リ３８に格納されたプログラムに従って情報信号が信号
ライン４ａ　、　４ｃを経て表示手段２と表示器３ｂに
出力される。表示手段２はその情報信号でドライブされ
所定の画像を表示する。そして、このディスプレイ表示
画像を別のオリジナル原稿の画像と合成して記録する必
要があれば、そのオリジナル原稿を複写機１の原稿台ガ
ラス１ｂ上に償き、圧着板１Ｃを倒す。

次でデータ入力手段３に合成コピー指令を入力する。そ
の信号が信号ライｙ４ｂを経て複写機１の制御系８に出
力され、複写機１の露光系５は先に述ベア？Ｂスキャ／
によるスキャンプロセスを実行し、以下所定の複写プロ
セスを経て合成ハードコピーが得られる。オリジナル原
稿のみのコピーであれば、データ入力手段３からの指令
で露光系５によるＡスキャンプロセスを選択して行えば
よい。

いずれにしても、画像露光位置は同一レベレにあるから
、焦点調整などの操作は必要なく、両画像を同時に又は
選択して記録することができる。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、この発明によれば、表示手段
のディスプレイ画像とオリジナル原稿の画像とを、単に
露光系のスキャン範囲を選択するのみで、同時又は選択
して記録できる多機能型画像形成装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は液晶セルの構成図、第２図はこの発明に係る一
実施例の斜視図、第３図は圧着板を倒した場合の第２図
伊矢視で示す表示手段の取付構造図、第４図は第２図に
示す複写機の機能構成ブロック図、第５図は第２図に示
す表示手段の基本構成を示す一部切欠き斜視図、第６図
は第２図に示すものの基本システム回路図である。 １・・・・・・・・・画像形成手段 １ｃ・・・・・・圧着板 ２・・・・・・・・・表示手段 ３・・・・・・・・・データ入力手段 １１・・・・・・感光体 Ｌ・・・・・・・・・像形成部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データ入力手段と、この入力手段からの情報信号に応じ
   て画像を表示する表示手段と、原稿露光位置に配した圧
   着板で押えた原稿の画像を感光体上に露光して記録する
   画像形成手段とを備え、前記表示手段の像形成部を原稿
   面とほぼ同一レベレとなるように前記圧着板の一部に形
   成すると共に、前記表示手段上の画像と前記原稿上の画
   像と全同時に又は選択的に記録することを特徴とする画
   像形成装置。