JPH0683158A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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Publication number
JPH0683158A
JPH0683158A JP4230744A JP23074492A JPH0683158A JP H0683158 A JPH0683158 A JP H0683158A JP 4230744 A JP4230744 A JP 4230744A JP 23074492 A JP23074492 A JP 23074492A JP H0683158 A JPH0683158 A JP H0683158A
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JP
Japan
Prior art keywords
color image
image
electrostatic latent
latent image
photoconductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4230744A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nakao
英之 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0683158A publication Critical patent/JPH0683158A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、装置コストが安く、かつ白黒プリ
ンタとしても競争力のあるカラー画像形成装置を提供す
ることを目的としている。 【構成】 カラー画像を形成するときは、静電潜像を表
面電位の減衰の無い誘電性媒体に移し、現像手段で静電
潜像を可視化する。 【効果】 カラー画像は中間媒体上の静電潜像を現像す
るので、表面電位の減衰を考慮する必要がなく、各色を
同じ所で現像する必要は無い。その結果、現像器を中間
媒体の走行方向に沿って配置することができ、現像器の
移動距離を最小にすることができる。また、販売台数の
多い白黒プリンタの構成を基本として、カラー画像ユニ
ットを組み合わせるという構造をしているので、量産コ
ストにより装置コストを抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像を形成する装置に係
り、特にカラー画像を形成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンやEWSの発達により文書や画
像がカラーで扱われるようになってきた。ディスプレイ
に関しては高画質、高精細な装置が低価格で提供され始
めたが、プリンタでは高画質出力の装置は高価であった
り、出力時間がかかる等の理由で使われている分野は狭
い。現在、白黒画像のページプリンタ(以下白黒プリン
タ)としてはレーザビームプリンタ等の電子写真方式の
プリンタが使われている。この電子写真方式ではカラー
画像を出力しようとすると、記録速度が3または4倍か
かるだけでなく、装置コストも白黒プリンタの4〜5倍
はかかる。次に従来考えられている電子写真方式のカラ
ー画像形成装置を示す。
【0003】図4はカラー画像形成装置の1方式で、感
光体41上で各色の静電潜像を現像してから転写ドラム
42上の紙に転写するというプロセスを3回もしくは4
回行うことでカラー画像を形成するものである。高画質
なカラー画像を得るには、感光体の表面電位の減衰の問
題上、図4のように現像位置は色によらず同じ所で行っ
た方がよい。そのために現像器43、44、45、46
は1色毎に移動させる必要がある。この現像機構47が
カラー画像形成装置の装置コストを高くしている。
【0004】また、図5はカラー画像形成装置の他の1
方式である。この方式は、画質を犠牲にして感光体51
の周辺に複数の現像器52、53、54、55を配置し
て、現像器の移動機構を省いた方式である。しかし、こ
の場合感光体が大きくなる。感光体は現在では1万枚毎
に交換が必要で、プリンタではユーザが行う必要があ
る。感光体が大きくなったり、ベルト状になると感光体
の交換が非常に行いにくい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来の電子
写真方式のカラー画像形成装置では、高画質出力をねら
うと装置コストが高くなり、画質を犠牲にして装置コス
トを低くするとメンテナンスが行いにくくなるという欠
点があった。
【0006】また、従来のカラー画像装置ではカラー画
像専用の出力装置であることが多く、これが装置コスト
を高くする要因にもなっている。カラー画像だけを出力
するのでは台数がでず、量産効果によるコスト低下は期
待できない。なぜカラー画像の専用とされているのかを
考えてみると、白黒出力時の記録速度が遅く、白黒プリ
ンタとして使うことが出来ないためである。これは白黒
出力時も図4、図5のように紙が転写ドラム42、56
に巻き付けられるからである。紙を転写ドラムに巻き付
ける時間と、それを剥す時間が必要になるために、白黒
画像時の記録速度は、白黒専用のプリンタに劣ってしま
う。
【0007】本発明の目的は、装置コストの安いカラー
画像形成装置を提供することである。 そのために白黒
プリンタとしても競争力のあるプリンタ、ユーザが感光
体などのメンテナンスをしやすいプリンタ、そして簡単
な機構からなるプリンタを実現する必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴はカラー画
像を形成するときに、静電潜像を表面電位の減衰の無い
誘電性媒体に移し、現像手段で静電潜像を可視化する点
にある。
【0009】
【作用】本発明によれば、感光体の周辺に複数個の現像
器を置く必要がないので、感光体の大きさを通常の白黒
プリンタと同じ大きさにでき、感光体ドラムの交換もし
やすくなる。また、カラー画像は中間媒体上の静電潜像
を現像するので、表面電位の減衰を考慮する必要がな
く、同じ所で現像する必要は無い。その結果、現像器を
中間媒体の走行方向に沿って配置することができ、現像
器の移動距離を最小にすることができる。
【0010】また、販売台数の多い白黒プリンタの構成
を基本として、カラー画像ユニットを組み合わせるとい
う構造をしているので、量産コストにより低コストの感
光体の駆動部分や露光手段等を使うことができる。その
結果、装置コストを低くできる。
【0011】
【実施例】本発明を図を用いて以下に説明する。 (実施例1)図1は本発明を用いた電子写真方式のカラ
ープリンタである。
【0012】白黒画像をプリントする場合は通常の電子
写真プロセスで行う。感光体11は帯電器12で一様に
帯電され、画像情報に従って制御されるレーザ光信号1
3を照射することにより静電潜像が感光体上に形成され
る。この静電潜像は現像器14で可視化されトナー像に
なり、転写ローラ15により紙に転写され、定着器16
で紙に固定される。カラー画像をプリントする場合は白
黒の場合と異なり、感光体11上に形成された静電潜像
を中間媒体17に転写する。転写された静電潜像は現像
器18または19、20で可視化され、転写手段により
転写ドラム21上の紙に転写される。このプロセスを3
回もしくは4回行うことで転写ドラム21上の紙にカラ
ー画像が形成される。カラー画像が形成された紙は、転
写ドラム21から離され、定着器22で熱により定着さ
れる。中間媒体17は1回の画像形成毎に表面電荷を電
荷除去装置23で消去し、残留トナーをクリーニング手
段24で取り除くことを行う。なお、中間媒体17は白
黒画像時は感光体11には接触していない。
【0013】感光体11から中間媒体17への静電潜像
の転写は、図2のように感光体11と中間媒体17を接
触させることで行う。中間媒体17は接地された導電層
25と誘電層26から構成される。感光体から中間媒体
の静電コントラストの転写効率はD1/(D1+D2)
で与えられる。D1は中間媒体の誘電層26の誘電厚み
であり、誘電層26の厚みをd1、比誘電率をε1とす
ると、D1=d1/ε1で与えられる。同様にD2は感
光体の感光層27の誘電厚みで、感光層の厚みをD2、
比誘電率をε2とすると、D2=d2/ε2で与えられ
る。感光体としてOPCを使うと、d2は20〜30μ
m、比誘電率ε2は3〜4なので、 D2は5〜10と
なる。転写効率はD1が大きな方がよくなる。例えば中
間媒体の厚みd1が100μm、比誘電率ε1が2のも
のを使用すると、D1は50となり転写効率は80〜9
0%となる。実際には中間媒体は薄い方が現像したとき
の濃度が出るので、D1は50以下になり転写効率はも
う少し低い。白黒画像専用の現像器14は現像方式はど
の様なものでもよいが、高速記録が可能な2成分現像方
式が望ましい。また、カラー画像の現像器18、19、
20は静電潜像のコントラストが低い場合にも適した接
触1成分現像や液体現像が望ましい。
【0014】図1の構成のカラー画像形成装置は図3の
ように、販売台数の多い白黒プリンタの構成を基本とし
て、カラー画像ユニットを組み合わせるという構造をし
ているので、量産コストにより低コストの感光体の駆動
部分や露光手段等を使うことができる。その結果、装置
コストの低いカラー画像形成装置を提供できる。また、
図1の説明では光信号としてレーザ光を用いたが、LE
DやELによる固体光走査装置を用いてもかまわない。
【0015】カラー画像形成装置として図1の様な構成
をとることにより、感光体の周辺に配置するものが少な
いので小径感光体を使うことができ、ユーザでも交換が
可能となる。また、カラー画像の時は中間媒体上の静電
潜像を現像するので、複数の現像器を配置するのに自由
度ができ、現像器の機構が簡単になる。また、白黒画像
の時は紙の通る経路が通常の白黒プリンタと同じにな
り、高速記録が可能となる。
【0016】
【発明の効果】上述した本発明によれば、感光体の周辺
に複数個の現像器を置く必要がないので、感光体の大き
さを通常の白黒プリンタと同じ大きさにでき、感光体ド
ラムの交換もしやすくなる。
【0017】また、カラー画像は中間媒体上の静電潜像
を現像するので、表面電位の減衰を考慮する必要がな
く、各色を同じ所で現像する必要は無い。その結果、現
像器を中間媒体の走行方向に沿って配置することがで
き、現像器の移動距離を最小にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を説明する図
【図2】 本発明の静電潜像の転写部分を説明する図
【図3】 本発明の実施例の構成を説明する図
【図4】 従来のカラー画像形成装置を説明する図
【図5】 従来の他のカラー画像形成装置を説明する図
【符号の説明】
11…感光体 12…帯電器 13…光信号 14…現
像器 15…転写ローラ 16…定着器 17…中間媒体 18、19、20…カ
ラー画像用現像器 21…転写ドラム 22…定着器 23…除電器 24
…クリーナー 25…導電性シート 26…誘電層 27…感光層 2
8…金属製ドラム 41、51…感光ドラム 42、56…転写ドラム 43、44、45、46、52、53、54、55…現
像器 47…現像機構 48、57…クリーナー 49、58…定着器 59…
帯電器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、感光体表面を一様に帯電させ
    る手段と、画像情報にしたがって制御される光信号と、
    感光体上に出来た静電潜像を可視化する現像手段と、感
    光体上に出来た静電潜像を中間媒体に転写する手段と、
    中間媒体上の静電潜像を可視化する複数色の現像手段
    と、記録媒体を固定しておく手段とをもつカラー画像形
    成装置において、白黒画像の形成時には感光体上の静電
    潜像を可視化し、複数色からなるカラー画像を形成する
    ときは中間媒体上の静電潜像を可視化することを特徴と
    したカラー画像形成装置。
JP4230744A 1992-08-31 1992-08-31 カラー画像形成装置 Pending JPH0683158A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4230744A JPH0683158A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 カラー画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4230744A JPH0683158A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 カラー画像形成装置

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Publication Number Publication Date
JPH0683158A true JPH0683158A (ja) 1994-03-25

Family

ID=16912618

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4230744A Pending JPH0683158A (ja) 1992-08-31 1992-08-31 カラー画像形成装置

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JP (1) JPH0683158A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012003138A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びプロセスカートリッジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012003138A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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