JPS6051281B2 - 周波数逓倍回路 - Google Patents

周波数逓倍回路

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JPS6051281B2
JPS6051281B2 JP9364676A JP9364676A JPS6051281B2 JP S6051281 B2 JPS6051281 B2 JP S6051281B2 JP 9364676 A JP9364676 A JP 9364676A JP 9364676 A JP9364676 A JP 9364676A JP S6051281 B2 JPS6051281 B2 JP S6051281B2
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JP
Japan
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transistor
signal
circuit
frequency
input
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JP9364676A
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JPS5318942A (en
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博 水口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は簡単な構成で微弱な交流信号の周波数を2逓倍
する周波数逓信回路を提供するものてある。
従来より、微弱な交流信号の周波数を2逓倍する周波数
逓信回路はモータの速度制御装置などに広く用いられ、
第1図に示すような回路が多用されてきた。
第1図の回路は、微弱な交流信号を差動増幅器のベース
間に印加して、差動増幅器を構成する2つのトランジス
タのコレクタ出力をそれぞれ微分し、ダイオードを介し
て正方向の信号を取り出して加算するもので、具体的に
は、トランジスタ1およびトランジスタ2、エミッタ抵
抗3、コレクタ抵抗4および5、ベースバイアス抵抗6
、7および8、9によつて差動増幅器を構成し、それぞ
れのコレクタ出力をコンデンサ10、抵抗11、コンデ
ンサ12、抵抗13によつて構成された微分回路に印加
し、さらにダイオード14、15、抵抗16によつて構
成された検波および加算回路に微分出力を印加して、入
力交流信号の2倍の周波数の出力信号を得ている。
すなわち、入力端子A−B間に第2図aのような交流信
号が印加されたとき、トランジスタ1およびトランジス
タ2のコレクタ信号波形は第2図をおよびcのようにな
るが、これらの信号波形を微分することによつて、抵抗
11および13の両端の信号波形は第2図dおよびeの
ようになる。
さらに検波回路によつて正側の信号のみを取り出し、ダ
イオード14および15のカソード側で加算すると、出
力端子Dには第2図fのような合J成信号が得られる。
第2図aと第2図fの信号波形を比較すると、入力信号
の2倍の周波数を有する出力信号が得られることがわか
る。
尚、第1図において入力端子A−B間に接続さゝれたコ
ンデンサ17は外来雑音の混入防止用コンデンサで、端
子Cおよび端子Eはそれぞれ、プラス側およびマイナス
側給電端子である。
ところで、第1図の回路では構成がかなり複雑になつて
部品点数が増加するうえ、回路をモノリシックIC化す
る場合には、10〜100PF位の容量のコンデンサし
かIC内部に入れることができないため、コンデンサ1
0および12はICの外に出す必要があり、ICとして
ピン数が、各端子A,B,C,D,Eに第1図上のイ,
口,ハ,二を加えての9ピンとなり、ICとしての形状
が大きくなるだけでなく、ボンディング箇所も9箇所と
なるので、ICが高価になるなど、問題が多かつた。
本発明は以上のような問題を解消するものである。
本発明の一実施例における周波数逓倍回路の回路結線図
を第3図に示す。
第3図において、入力端子A−B間にほぼ同容量のコン
デンサ18,19が直列に接続され、入力端子Aにはト
ランジスタ20のベースが接続され、入力端子Bにはト
ランジスタ21のベースが接続されている。
また、前記コンデンサ18,19の接続中点には前記ト
ランジスタ20および21のエミッタがそれぞれ接続さ
れている。
さらに、前記トランジスタ20のコレクタ・ベース間に
は抵抗22が接続され、前記トランジスタ21のコレク
タ・ベース間には抵抗23が接続されるとともに、前記
トランジスタ20およびトランジスタ21のコレクタは
それぞれ出力端子Dに接続され、前記出力端子Dとプラ
ス側給電端子Cの間には抵抗24が接続され、前記トラ
ンジス.夕20および21のエミッタはそれぞれ、マイ
ナス側給電線路Eに接続されている。
さて、第3図の周波数逓倍回路の動作の概要を第4図の
各部の信号波形を用いて説明すると、入力端子A−B間
に正弦波交流信号が印加されたと.き、端子Aと端子B
の端子Eに対する信号波形は互いに位相が反転して第4
図aおよびbのようになる。
いま、トランジスタ21の動作を無視して考えると、抵
抗22の抵抗値を無信号時にトランジス・夕20が飽和
するように選んでおいて、ベース・エミッタ間に第4図
aの信号波形を印加したとき、コレクタ信号波形は第4
図cに示すような波形となる。
すなわち、入力信号が零レベルよりもかなりマイナスレ
ベルになつたとき、トランジスタ20のコレクタ電位が
上昇する。
同様にトランジスタ21のベース●エミッタ間に第4図
bの信号波形を印加したとき、そのコレクタ信号波形は
第4図dに示すような波形となる。
したがつて、両方のトランジスタに同時に第4図A,b
の信号が印加されたとき、出力端子Dにノは第4図eの
ような信号波形が現われる。
第4図eの信号は入力信号の2倍の周波数を有している
。第3図の回路では従来例の第1図の回路に比べて、部
品点も少なくなり、IC化した場合にはIC・のピン数
がA,B,C,D,E端子の5ピンですむと云う利点が
ある。
第5図、第6図、第7図は本発明の他の実施例を示した
ものである。
第5図では入力端子AおよびBはそれぞれ、コ″ンデン
サ25および26を介してトランジスタ20および21
のベースに接続されている。
この回路は入力交流信号に直流電圧が重畳されている場
合に効果的である。
第6図では、トランジスタ20および21のコレクタが
プラス側給電端子Cに接続され、エミッタが出力端子D
に接続され、前記出力端子Dとマイナス側給電端子Eの
間に抵抗27が接続されている。
この回路はエミッタ出力としたもので、出力インピーダ
ンスをかなり低くすることが出来る。
第7図はトランジスタ20および21のベースバイアス
用抵抗の接続位置をベース・コレクタ間からベース・プ
ラス側給電端子間に変更しただけのものである。第8図
は出力信号として入力信号の周波数を2逓倍した信号と
1逓倍した信号を得るための回路結線図で、コンデンサ
19と並列にスイッチ30を介してコンデンサ31が接
続されている。
第8図において、コンデンサ31の容量をコンデンサ1
8,19の容量よりも大きく選んでおくと、スイッチ3
0をオン状態にしたとき、入力端子A−B間に直列接続
されたコンデンサの容量のバランスがくずれ、入力信号
電圧の配分比も大きく変わるので、トランジスタ21の
ベースに印加される信号電圧は極端に小さくなり、トラ
ンジスタ21が応動しなくなり、出力端子Dにはトラン
ジスタ20のコレクタ信号波形のみが現われる。このと
き、出力信号周波数は入力信号周波数と一致する。した
がつて、スイッチ30のオンオフによつて出力信号の周
波数が入力信号の周波数を2逓倍したものと、1逓倍の
ものに切り換わるので、モータの速度制御装置などで、
ちようど2倍の回転速度を得たい場合には非常に好都合
である。
第9図も第8図と同じ目的のために構成された一例で、
第8図に比べて、第3のコンデンサ31とスイッチ30
の挿入箇所が異なつているだけで動作は第8図と全く同
じである。
尚、第8図、第9図ともに、コンデンサ18とコンデン
サ31をほぼ同容量に設定しておき、コンデンサ19の
値を両者の容量よりもかなり小さくしておけば、スイッ
チ30がオフのとき1逓倍の出力信号が得られ、スイッ
チ30がオンのとき2逓倍の出力信号が得られる。
第10図、第11図も本発明の実施例における周波数逓
倍回路の回路結線図を示したもので、第10図では第1
のトランジスタ20、第2のトランジスタ21のベース
はそれぞれコンデンサ32,33を介して入力端子A,
Bに接続されている。
動作については第3図に示した実施例と全く同じである
が、カップリングコンデンサ32および33によつて直
流信号が遮断されているので、入力信号に直流電圧が重
畳している場合などに効果的てある。
また、第11図では増幅素子として電界効果トランジス
タを用いたもので、第1の電界効果トランジスタ34の
ゲートが入力端子Aに接続され、第2の電界効果トラン
ジスタ35のゲートは入力端子Bに接続されている。
また、前記電界効果トランジスタ34および35のソー
スはそれぞれ、コンデンサ18とコンデンサ19の接続
中点に接続され、前記電界効果トランジスタ34および
35のゲート・ソース間には抵抗36および37が接続
されている。
さらに、前記電界効果トランジスタ34および35のド
レインはそれぞれ出力端子Dに接続されるとともに、プ
ラス側給電端子Cと出力端子Dの間には抵抗24が接続
され、マイナス側給電端子Eは電界効果トランジスタ3
4,35のソースに接続されている。
第11図も、増幅素子に電界効果トランジスタを用いて
入力インピーダンスを大きくしたこと以外は第3図の実
施例と全く同じてある。
以上に示したように、本発明の周波数逓倍回路では入力
端子間に直列接続された、第1および第2のコンデンサ
の容量のバランスを巧みに利用しlて、それぞれのコン
デンサの両端に表われる信号波形を増幅、合成している
ので、簡単な構成で、微弱な交流信号の周波数を2逓倍
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す周波数逓倍回路の回路結7線図、
第2図は第1図の各部の信号波形図、第3図は本発明の
一実施例における周波数逓倍回路の回路結線図、第4図
は第3図の各部の信号波形図、第5図、第6図、第7図
、第8図、第9図、第10図、第11図はいずれも本発
明の他の実施ク例における周波数逓倍回路の回路回線図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流信号が印加される入力端子間にほぼ同容量の第
    1、第2のコンデンサを直列に接続し、一方の入力端子
    に第1のトランジスタのベースまたはゲートを接続し、
    他方の入力端子に第2のトランジスタのベースまたはゲ
    ートを接続し、前記第1のトランジスタのエミッタまた
    はソースと前記第2のトランジスタのエミッタまたはソ
    ースを互いに接続して前記第1、第2のコンデンサの接
    続中点に接続し、前記第1のトランジスタのコレクタま
    たはドレインと前記第2のトランジスタのコレクタまた
    はドレインを互いに接続し、相互接続されたコレクタま
    たはドレイン、あるいはエミッタまたはソースから出力
    を取り出したことを特徴とする周波数逓倍回路。
JP9364676A 1976-08-05 1976-08-05 周波数逓倍回路 Expired JPS6051281B2 (ja)

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JPS5318942A JPS5318942A (en) 1978-02-21
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