JPS6050951B2 - ドア.クロ−ザのバツクチエツク装置 - Google Patents

ドア.クロ−ザのバツクチエツク装置

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JPS6050951B2
JPS6050951B2 JP8347780A JP8347780A JPS6050951B2 JP S6050951 B2 JPS6050951 B2 JP S6050951B2 JP 8347780 A JP8347780 A JP 8347780A JP 8347780 A JP8347780 A JP 8347780A JP S6050951 B2 JPS6050951 B2 JP S6050951B2
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JP
Japan
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small
door
piston
spring chamber
cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP8347780A
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English (en)
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JPS579977A (en
Inventor
美好 白砂
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドア・クローザのバックチェック装置、更に詳
しくは開扉時、風圧等によつて異常荷重が開扉方向へ働
いた時に扉の開き回動を制御する為の装置に関する。
従来、上述のバックチェック装置は実施されているが、
現存する装置は何れもが、作動油の流量を調整する構成
であつた為、夏期と冬期等のように、気温が変動した場
合、作動油は温度変化によつて粘度が変わるから、この
ことにより油の流量が変化してバックチェック効果の変
化及びバックチェック角度(開扉角度)のばらつきが生
じる共通した欠点があつた。
そこで本発明は上述従来の欠点に鑑みて種々検討の結果
、従来の油量調整による方法とは全く異なつた圧力調整
による方式を採用することによつて、温度変化と無関係
に常に一定したバックチェック効果及びバックチェック
角度が得られることを目的としたドア・クローザのバッ
クチェック装置を得たものであつて、その要旨とすると
ころは、シリンダに内装されて扉の開閉に連動するピス
トンを弾接付勢する閉扉力を与える圧縮ばねの内側に、
小シリンダと、圧力弁と小圧縮はねと小ピストン等て形
成した油圧機構を配置し、所定開扉角度となつた時、上
記ピストンにより小ピストンは圧縮動作されて小シリン
ダの内圧が高められ、この内圧により扉の開き回動を制
御するようにしたことにある。
以下本発明を図示の一実施例に基いて詳述する。
第1図において、ハウジング1の左右両側端を1エンド
プラグ2、2で閉塞して形成したシリンダ3に、後述す
るようにして閉扉力を与える圧縮ばね4によりピストン
5を弾装し、該ピストン5の一側に刻設してあるラック
6と、ハウジング1のピニオン室7に軸8で軸支してあ
るピニオン9をi噛合し、その軸8を図示しない扉取付
枠に一端を枢着した作動アームの他端と連結して上記ハ
ウジング1が固定される図示しない扉の開閉に上記ピス
トン5が連動する如く設けてあると共に、シリンダ3に
は作動油を充填し、扉の開き方向回動により上記圧縮は
ね4を圧縮してピストン5が図面紙上方向へ摺動するこ
とによりばね室10の内圧が高められた時、作動油をば
ね室10側からピストンヘッド室11へ流す逆止弁12
をピストンヘッド部に設けてあり、更に上記圧縮ばね4
の弾撥力によつてピストン5が図面紙上右方向へ摺動し
て閉扉される時、作動油を上記ピストンヘッド室11側
からばね室10に流す通路孔13,14を、ハウジング
1の周壁にピストンヘッド室11とピニオン室7を連通
して、又ピストン5の周壁にピニオン室7とばね室10
を連通して夫々設け、該通路孔13には油量を調整する
速度調整弁15を配設して構成されていることは従来と
同様である。
かくして、バックチェック装置は上記圧縮ばね4の内側
に油圧機構16を配設して構成される。
第1図において、上記油圧機構16は、上記圧縮ばね4
の内側に小シリンダ17を配置し、この小シリンダ17
には、後端に圧力弁18を水密的に装着すると共に該圧
力弁18に一端を支持して内装した小圧縮ばね19によ
り棒状の小ピストン20を弾装し、所定の開扉角度とな
つたとき、前記ピストン5のヘッド部分により小ピスト
ン20が小圧縮ばね19の弾撥力に抗して小シリンダ1
7内に押し込みされることで圧力弁18の設定圧力まで
小シリンダ17の小ばね室21の内圧は高められ、この
内圧により扉の開き回動を制御するように構成したもの
である。ここで、上記小シリンダ17は、圧縮ばね4の
!内径よりも僅かに径小に形成して、圧縮ばね4の圧縮
及び伸張動作を妨げないようになつていることはもとよ
りであり、又上記圧力弁18は、上記ばね室10と小ば
ね室21を連通して、通路22を貫設させた弁体23の
、その通路22に、小ば3ね室21側から弁球24と、
ゴムその他からなる弾性体25を内装し、該弾性体25
は、両側端に座金26,26を介在して、弾性復元した
図示の状態で、上記弁球24をその弁座27に弾着して
、小ばね室21とばね室10を遮断すると共4に、通路
22との間に通油可能な間隙28を形成しており、圧縮
変形された時、通路22を閉じて上記ばね室10と小ば
ね室21を遮断し、更に上記弾性体25の弾性を適当に
選定して圧力弁18の設定圧力となし、その設定圧力に
小ばね室21の内圧が上記小ピストン20により高めら
れると共に、小ばね室21の内圧が圧力弁18の設定圧
力以上に高められた時点で、その内圧により弁球24は
押圧されて移動し、上記弾性体25を圧縮変形して上記
間隙28を閉じるように形成してある。
又、上記小ピストン20は、先端部シールリング29を
周設して上記小シリンダ17に嵌挿させノてあると共に
、図示の閉扉状態において上記ばね室10と小はね室2
1を連通する通路30を貫設し、該通路30に逆止弁3
1を内装してある。
更に上記小シリンダ17は、図示の開扉状態において、
ばね室10と小ばね室21を連通する小孔32を周壁に
貫設してあり、開扉動作により上記小ピストン20が小
シリンダ17に所定ストローク以上押し込みされた時、
上記小孔32をシールリング29が通過することで、上
記ばね室10と小ばね室21の連通は遮断され、小シリ
ンダ21の内圧が高められるようになつている。而して
上記構成において、図示しない扉は、ピストン5が圧縮
ばね4により弾撥されることにより閉鎖保持されて、第
1図の状態にあり、かかる閉扉状態では、油圧機構16
は第1図に示す状態に保持されている。
上述閉扉状態から、扉を開くと、ピストン5は圧縮ばね
4を圧縮しながら図面紙上左方向へ摺動する。
この時油圧機構16は動作しないが、扉の開きが予め設
定した角度までくると、ピストン5のヘッド部分が小ピ
ストン20に接触し、小ピストン20は、小圧縮ばね1
9を圧縮しながら摺動する。
この時小ばね室21の油は小孔32を通つてばね室10
に流れる。更に扉を開いて行くと、小ピストン20に周
設したシールリング29によつて第3図に示す如く小ば
ね室21の油の移動は阻止される為、小ばね室21は、
加圧されて内圧が高くなり、その内圧によつて扉の開き
回動が制御される。
即ちバックチェック効果を生ずる。上述油圧機構16の
作動と共にピストン5によりばね室10が加圧されるこ
とで、ばね室10の油は逆止弁12を押し開いて、ピス
トンヘッド室11側に流れる。
上述のようにしてバックチェック効果を生じた後、更に
小ばね室21の内圧が高くなり過ぎると弁球24を押圧
して、これを図において左方向へ移動するので、油は通
路22、間隙28を通つてばね室10に流れるが、更に
内圧が高くなると弁球24により押圧されて弾性体25
は第4図に示す如く圧縮変形して間隙28を閉じる。
即ち、通路22を遮断するので、これ以上小ピストン2
0が動作しなくなり、よつて扉は所定の回動角度に停止
し、これ以上開かれることはなくなる。上述開扉位置か
ら扉を閉じる方向へ回動すると、圧縮はね4の復元力に
よりピストン5は右方向へ押圧摺動され、同時に油圧機
構16の小圧縮はね19の復元力より小ピストン20も
右方向へ摺動する。この時、油はピストンヘッド室11
側から速度調整弁15を通つてばね室10に、又ばね室
10より通路30、逆止弁31を通つて小はね室21に
流動し、扉開閉の一サイクルを終了する。
以上説明したように、本発明に係るドア・クローザバツ
クチエツク機構によれば、ドア・クローザの圧縮ばね4
の内側に油圧機構16を配設し、所定開扉角度となつた
時、ピストン5より小ピストン20を圧縮動作して油圧
機構16の内圧を高め、この内圧によつて扉の開き回動
を制御するように構成したものであるから、温度変化に
よる作動油の粘度変化と無関係に、常に一定したバック
チェック効果を達成することができる。又従来の油流量
を調整するようにした装置はシリンダ内の空気量及び空
気の停留箇所によつてバックチェック角度が変化したが
、本発明によると、空気はばね室0及びピストンヘッド
室11に停留するから、バックチェック角度を常に安定
させることができると共に、閉扉方向と開扉方向の制動
を個別に小ピストン20とピストン5で行う為、機構的
に無理がなく、よつて開扉動作は円滑で、かつ故障はな
く耐久性に優れるものであり、更に、従来のドア・クロ
ーザを特に改造することなくその内部に油圧機構16を
内装するだけで容易かつ安価に製作することができる等
の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るドア・クローザのバックチェック
装置を示す閉扉状態の縦断側面図、第2図、第3図、第
4図は同バックチェック装置における油圧機構を夫々示
したもので、第2図はその・閉扉状態の縦断側面図、第
3図はその開扉途中の縦断側面図、第4図はその開扉制
御状態の縦断側面図である。 3・・・・・シリンダ、4・・・・・・圧縮ばね、5・
・・・・ゼストン、16・・・・・・油圧機構、17・
・・・・・小シリンダ、18・・・・・・圧力弁、19
・・・・・・小圧縮ばね、20・・小ピストン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダに嵌挿されて扉の開閉に連動されるピスト
    ンに圧縮ばねを閉扉力として弾撥付勢して成るドア・ク
    ローザにあつて、所定の開扉角度となつたとき、上記ピ
    ストンにより圧縮動作されて内圧が高められ、この内圧
    により扉の開き回動を制御する油圧機構を上記圧縮ばね
    の内側に配設し、この油圧機構は、小圧縮ばねの弾撥力
    を付勢させた小ピストンを小シリンダに嵌挿してなり、
    上記小シリンダには小シリンダ内の小ばね室の内圧が所
    定以上となつたときに小ばね室とばね室との連通を遮断
    する圧力弁付きの通路を開設し、また上記小ピストンに
    は閉扉時上記小ばね室とばね室とを連通する逆止弁付き
    の通路を貫通して成ることを特徴とするドア・クローザ
    のバックチェック装置。
JP8347780A 1980-06-19 1980-06-19 ドア.クロ−ザのバツクチエツク装置 Expired JPS6050951B2 (ja)

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