JPH0133893Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133893Y2 JPH0133893Y2 JP1724082U JP1724082U JPH0133893Y2 JP H0133893 Y2 JPH0133893 Y2 JP H0133893Y2 JP 1724082 U JP1724082 U JP 1724082U JP 1724082 U JP1724082 U JP 1724082U JP H0133893 Y2 JPH0133893 Y2 JP H0133893Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holes
- pair
- valve
- hole
- needle valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 15
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回転弁の駆動装置の流量制御装置に
関するものである。
関するものである。
ちよう形弁などの回転弁を回転開閉するために
流体シリンダを使用するものであつては、該シリ
ンダ内のピストン、従つてこれに作動的に連結さ
れた弁軸の行動を所望のように制御するために、
少なくとも流体回路中には作動速度を制御するた
めの速度制御部材と、必要に応じて弁を手動で操
作するためのバイパス弁を具備している。
流体シリンダを使用するものであつては、該シリ
ンダ内のピストン、従つてこれに作動的に連結さ
れた弁軸の行動を所望のように制御するために、
少なくとも流体回路中には作動速度を制御するた
めの速度制御部材と、必要に応じて弁を手動で操
作するためのバイパス弁を具備している。
第5図は公知のこの種の制御部を示す概略図で
あつて、流体シリンダ10内の、図示しないピス
トンを往復させるために、ピストン両側のシリン
ダ内スペースに夫々圧力流体を所望の速度で流入
させるための速度制御部材SVと手動操作用のバ
イパス弁CVが流体シリンダ外部に付設してある。
この他にも図示しないが流体圧力源、切換弁など
を要することはもちろんであるがこれらは本考案
に直接関係がないので省略してある。
あつて、流体シリンダ10内の、図示しないピス
トンを往復させるために、ピストン両側のシリン
ダ内スペースに夫々圧力流体を所望の速度で流入
させるための速度制御部材SVと手動操作用のバ
イパス弁CVが流体シリンダ外部に付設してある。
この他にも図示しないが流体圧力源、切換弁など
を要することはもちろんであるがこれらは本考案
に直接関係がないので省略してある。
このような速度制御部材SV、バイパス弁CVな
どは、いつぱんに流体シリンダとともに各独立し
た構成部材となつており、これらを弁の設置個所
の状況に応じてパイプで連結してあるために全体
形状が不整形となり、流体シリンダに対して強固
に固着することが困難となることがあり、またパ
イプのような強度的に弱い部材が外部に露出して
いるために破損しやすいなどの欠点をまぬかれな
かつた。
どは、いつぱんに流体シリンダとともに各独立し
た構成部材となつており、これらを弁の設置個所
の状況に応じてパイプで連結してあるために全体
形状が不整形となり、流体シリンダに対して強固
に固着することが困難となることがあり、またパ
イプのような強度的に弱い部材が外部に露出して
いるために破損しやすいなどの欠点をまぬかれな
かつた。
本考案はこのような欠点を解消するためになさ
れたものであつて、流量調整機構をそなえた作動
流体通路、バイパス弁部などをひとつのブロツク
部材内に集中的に配設し、外部に露出するパイプ
類を最少限にとどめることができるようにした回
転弁駆動装置の流量調整装置を提供するものであ
る。
れたものであつて、流量調整機構をそなえた作動
流体通路、バイパス弁部などをひとつのブロツク
部材内に集中的に配設し、外部に露出するパイプ
類を最少限にとどめることができるようにした回
転弁駆動装置の流量調整装置を提供するものであ
る。
第1図ないし第4図は本考案による流量調整装
置20を示すもので、その外形はほぼ直方体状の
ブロツク1をそなえている。ブロツク1には1対
の貫通孔(夫々符号21−22−23および31
−32−33で示してある)が形成してあり、そ
の一方の開口には、プラツグ61,71に支持さ
れたばね8,9を介して夫々ニードル弁6,7が
内装してあり、各ニードル弁のテーパ部が前記貫
通孔の大径部23,33とこれに接続する小径部
22,32との境界段部に係合して各貫通孔を閉
塞している。
置20を示すもので、その外形はほぼ直方体状の
ブロツク1をそなえている。ブロツク1には1対
の貫通孔(夫々符号21−22−23および31
−32−33で示してある)が形成してあり、そ
の一方の開口には、プラツグ61,71に支持さ
れたばね8,9を介して夫々ニードル弁6,7が
内装してあり、各ニードル弁のテーパ部が前記貫
通孔の大径部23,33とこれに接続する小径部
22,32との境界段部に係合して各貫通孔を閉
塞している。
各貫通孔のニードル弁内装側と反対側の開口部
には、夫々流量調整ねじ4,5が配してある。各
ねじ4,5は前記開口側大径部21,31に螺合
していて大径部内を進退する。これら調整ねじの
内側端には夫々ピン41,51が一体に形成して
あり、かつこれらのピンは前記貫通孔の小径部2
2,32内に位置していて、各ピンの直径は貫通
孔小径部のそれよりも小さく、両者の間には環状
の空隙部分が形成されるようになつている。さら
に、前記ピン41,51の先端は、前記各ニード
ル弁6,7の先端に係合しており、したがつて前
記調整ねじ4,5を進退させることによつてピン
41,51を介してニードル弁6,7をばね8,
9の作用に抗して変位させ、各ニードル弁のテー
パ部を前記の貫通孔側段部に対して接離すること
になる。これらの構成については第1図および同
図−線に沿つた断面を示す第2図から容易に
理解できるものと考える。
には、夫々流量調整ねじ4,5が配してある。各
ねじ4,5は前記開口側大径部21,31に螺合
していて大径部内を進退する。これら調整ねじの
内側端には夫々ピン41,51が一体に形成して
あり、かつこれらのピンは前記貫通孔の小径部2
2,32内に位置していて、各ピンの直径は貫通
孔小径部のそれよりも小さく、両者の間には環状
の空隙部分が形成されるようになつている。さら
に、前記ピン41,51の先端は、前記各ニード
ル弁6,7の先端に係合しており、したがつて前
記調整ねじ4,5を進退させることによつてピン
41,51を介してニードル弁6,7をばね8,
9の作用に抗して変位させ、各ニードル弁のテー
パ部を前記の貫通孔側段部に対して接離すること
になる。これらの構成については第1図および同
図−線に沿つた断面を示す第2図から容易に
理解できるものと考える。
第2図および同図−線に沿つた断面を示す
第4図から明らかなように、前述の各貫通孔の中
央小径部22,32には、これと直角方向にブロ
ツク1の一方の表面に達する孔42,52が形成
してあり、また第2図および同図−線に沿つ
た断面を示す第3図から判るように、前述の各貫
通孔の一方の大径部23,33には、この部分と
ブロツク1の前記表面と反対側表面に開口する孔
43,53が形成してある。
第4図から明らかなように、前述の各貫通孔の中
央小径部22,32には、これと直角方向にブロ
ツク1の一方の表面に達する孔42,52が形成
してあり、また第2図および同図−線に沿つ
た断面を示す第3図から判るように、前述の各貫
通孔の一方の大径部23,33には、この部分と
ブロツク1の前記表面と反対側表面に開口する孔
43,53が形成してある。
前記貫通孔の大径部23,33には、とくに第
3図から明らかなように、夫々孔43′,53′が
もうけてあり、さらにこれらの孔を連通する貫通
孔25が形成されていて、この貫通孔25には杆
体35が摺動自在に装架してある。
3図から明らかなように、夫々孔43′,53′が
もうけてあり、さらにこれらの孔を連通する貫通
孔25が形成されていて、この貫通孔25には杆
体35が摺動自在に装架してある。
杆体35には小径部45が形成してあり、これ
によつて前記貫通孔25の内面との間に環状の間
隙を形成しかつその長さは前記孔43′,53′を
連通させる程度に形成してある。したがつて第3
図々示の位置においては、前記環状の間隙は孔5
3′のみに連なつており、孔43′は杆体35の大
径の摺動部分によつて閉止されているために、両
孔43′,53′は連通しない。杆体35を同図矢
印A方向に変位させるとその小径部45が両孔4
3′,53′を連通させることになる。杆体35の
摺動ストロークは第3図から明らかなように該杆
体35両端の大径フランジ部分によつて制限され
る。
によつて前記貫通孔25の内面との間に環状の間
隙を形成しかつその長さは前記孔43′,53′を
連通させる程度に形成してある。したがつて第3
図々示の位置においては、前記環状の間隙は孔5
3′のみに連なつており、孔43′は杆体35の大
径の摺動部分によつて閉止されているために、両
孔43′,53′は連通しない。杆体35を同図矢
印A方向に変位させるとその小径部45が両孔4
3′,53′を連通させることになる。杆体35の
摺動ストロークは第3図から明らかなように該杆
体35両端の大径フランジ部分によつて制限され
る。
以上説明したような、1対の貫通孔とこれら貫
通孔に装架されたニードル弁、その反対側に進退
自在に配されて各ニードル弁の位置を定める調整
ねじ、前記ニードル弁の位置する側にあつてブロ
ツクの一方の表面に開口する1対の孔ならびに前
記調整ねじとニードル弁との間にあつてブロツク
の他方の表面に開口する1対の孔および前記両孔
対の間に位置して前記ブロツクの他方の表面に開
口する1対の孔を選択的に連通または遮断する手
段をそなえたブロツクを第1図に略示するように
回転弁駆動用の流体シリンダ適所に固定し、前記
調整ねじとニードル弁との間にある1対の孔を図
示しない流体圧力源に接続し、前記ニードル弁の
位置する側にもうけた1対の孔をそれぞれ流体シ
リンダ内ピストンの両側に連接することによつ
て、公知の手段によつてピストン、したがつてこ
れに接続した回転弁を開閉することができる。ま
た調整ねじを進退させることによつてニールド弁
の開度を変化させ、これによつて弁の開閉速度を
変えることができる。また前述の杆体35を矢印
A方向に変位させることによつて孔43′,5
3′、貫通孔の大径部23,33、孔43,53、
および杆体35の小径部45部分の環状の間隙を
介して流体シリンダ内ピストン両側を連通して弁
を手動で操作することができる。
通孔に装架されたニードル弁、その反対側に進退
自在に配されて各ニードル弁の位置を定める調整
ねじ、前記ニードル弁の位置する側にあつてブロ
ツクの一方の表面に開口する1対の孔ならびに前
記調整ねじとニードル弁との間にあつてブロツク
の他方の表面に開口する1対の孔および前記両孔
対の間に位置して前記ブロツクの他方の表面に開
口する1対の孔を選択的に連通または遮断する手
段をそなえたブロツクを第1図に略示するように
回転弁駆動用の流体シリンダ適所に固定し、前記
調整ねじとニードル弁との間にある1対の孔を図
示しない流体圧力源に接続し、前記ニードル弁の
位置する側にもうけた1対の孔をそれぞれ流体シ
リンダ内ピストンの両側に連接することによつ
て、公知の手段によつてピストン、したがつてこ
れに接続した回転弁を開閉することができる。ま
た調整ねじを進退させることによつてニールド弁
の開度を変化させ、これによつて弁の開閉速度を
変えることができる。また前述の杆体35を矢印
A方向に変位させることによつて孔43′,5
3′、貫通孔の大径部23,33、孔43,53、
および杆体35の小径部45部分の環状の間隙を
介して流体シリンダ内ピストン両側を連通して弁
を手動で操作することができる。
さきに述べたように、流体シリンダを用いて回
転弁を開閉する駆動装置は、たとえば第5図に鎖
線Lで示した範囲にみるようにピストンの速度を
制御するスピードコントローラSV、手動用のバ
イパス弁等を露出したパイプで互に連結してある
のが普通であるために種々な不都合が生ずること
をまぬかれなかつたが、この考案にあつては第5
図鎖線Lに含まれる部分を全体としてひとつの剛
性材からなるブロツクに収納し外部にまつたくパ
イプ配管を必要としないので取りつけが簡単で、
設置後の故障、破損のおそれがなく、維持費をふ
くめてコストダウンに寄与するところがきわめて
大きいものである。
転弁を開閉する駆動装置は、たとえば第5図に鎖
線Lで示した範囲にみるようにピストンの速度を
制御するスピードコントローラSV、手動用のバ
イパス弁等を露出したパイプで互に連結してある
のが普通であるために種々な不都合が生ずること
をまぬかれなかつたが、この考案にあつては第5
図鎖線Lに含まれる部分を全体としてひとつの剛
性材からなるブロツクに収納し外部にまつたくパ
イプ配管を必要としないので取りつけが簡単で、
設置後の故障、破損のおそれがなく、維持費をふ
くめてコストダウンに寄与するところがきわめて
大きいものである。
第1図は本考案による流量調整装置を、回転弁
駆動用流体シリンダに配したところを示す断面
図、第2図は同上平断面図、第3図および第4図
は夫々第2図−線、−線に沿つて示した
断面図、第5図は配管系を示す説明図である。 1……ブロツク、21−22−23,31−3
2−33……貫通孔、4,5……調整ねじ、6,
7……ニードル弁、8,9……ばね、25……貫
通孔、35……杆体、42,52,43,53,
43′,53′……孔、41,51……ピン。
駆動用流体シリンダに配したところを示す断面
図、第2図は同上平断面図、第3図および第4図
は夫々第2図−線、−線に沿つて示した
断面図、第5図は配管系を示す説明図である。 1……ブロツク、21−22−23,31−3
2−33……貫通孔、4,5……調整ねじ、6,
7……ニードル弁、8,9……ばね、25……貫
通孔、35……杆体、42,52,43,53,
43′,53′……孔、41,51……ピン。
Claims (1)
- 剛性材料からなるブロツクに一対の平行配置の
貫通孔を設け、各貫通孔の一端にはばねで閉方向
に変倚しているニードル弁を、他端には該各ニー
ドル弁を開閉する調整ねじを配設し、前記ニード
ル弁の位置する貫通孔内空間と前記ブロツクのひ
とつの表面とを連通する一対の孔と、前記ニード
ル弁と前記調整ねじとの間における貫通孔内空間
と前記ブロツクの他方の表面とを連通させる一対
の孔とを設け、さらに前記前者の一対の孔を選択
的に連通および遮断する手段をそなえた回転弁の
駆動装置の流量調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1724082U JPS58122082U (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 回転弁の駆動装置の流量調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1724082U JPS58122082U (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 回転弁の駆動装置の流量調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58122082U JPS58122082U (ja) | 1983-08-19 |
JPH0133893Y2 true JPH0133893Y2 (ja) | 1989-10-16 |
Family
ID=30029571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1724082U Granted JPS58122082U (ja) | 1982-02-12 | 1982-02-12 | 回転弁の駆動装置の流量調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58122082U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN202493525U (zh) * | 2011-03-08 | 2012-10-17 | 费希尔控制国际公司 | 控制阀组件以及用于阀致动器的旁通装置 |
-
1982
- 1982-02-12 JP JP1724082U patent/JPS58122082U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58122082U (ja) | 1983-08-19 |
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