JPS605089Y2 - 土留構体に於ける腹起し受台 - Google Patents

土留構体に於ける腹起し受台

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JPS605089Y2
JPS605089Y2 JP7474580U JP7474580U JPS605089Y2 JP S605089 Y2 JPS605089 Y2 JP S605089Y2 JP 7474580 U JP7474580 U JP 7474580U JP 7474580 U JP7474580 U JP 7474580U JP S605089 Y2 JPS605089 Y2 JP S605089Y2
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JP
Japan
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earth retaining
retaining structure
connecting member
groove
restoring
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JP7474580U
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JPS56176247U (ja
Inventor
勝治 高木
慶穂 延命
Original Assignee
日鐵建材工業株式会社
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Publication date
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、掘削溝内に埋設長尺管を搬入する際、土留構
体の内側に復起しを水平に架設する為の復起し受台に関
するものである。
近時、上下水道、ガス等の配管、電信電話ケーブル、送
電線等を埋設する為の溝を掘削するに際して、溝内の側
壁の土砂くずれを防止する為に、第1図に示す如く掘削
溝1の内壁に沿って一定間隔に相対向して立設圧入した
両側面に案内溝2を有し正面に連結部材3を垂直に有す
る支柱4と、相対向する支柱4の間隔を保持したサポー
トジヤツキ5と、各支柱4の案内溝2間に嵌合張設した
土留板6とから戊る土留構体7を、掘削溝1の長手方向
に組立て接続していく土留工法が施工されている。
ところで、前記土留構体に於ける支柱4は、一般に溝1
の長手方向に於いて3rrL間隔に溝1の内壁に相対向
して立設圧入され、且つサポートジヤツキ5にて相対向
する支柱4の間隔が保持されているので、埋設管が下水
管のように37FL以下の短尺管の場合はサポートジヤ
ツキ5と次のサポートジヤツキ5との間に吊り降ろすこ
とができるが、水道管やガス管のように1本の長さが5
,6肌以上の長尺管の場合は、斜めにしてもサポートジ
ヤツキ5が邪魔になって吊り降ろすことができないもの
である。
このような問題点を解決する為に本出願人は、先に前記
土留工法に於いて、掘削溝1内に長尺埋設管を搬入する
際、土留構体7の内側にて相対向する複数本の支柱4に
、第2図に示す如く夫々上下2段にH形鋼の復起し8を
架設して、土留構体7に埋設長尺管を吊り降ろす開口部
9を形成することを特徴とする掘削溝内への埋設長尺管
搬入時に於ける土留工法を開発した。
(特願昭55−24716号) この土留工法に於いてH形鋼の復起し8を土留構体7の
複数本の支柱4に水平に架設する際には、各支柱4の正
面の連結部材3の所要の同一高さのボルト穴3aに第3
図の如くブラケット10をボルト、ナツト11にて支持
し、このブラケット10上に復起し8を載置すると共に
この復起し8の背面の所定位置に固設した取付金具12
のボルト穴を連結部材3のボルト穴3aに合致させてボ
ルト、ナツト11′にて支持している。
ところで前記ブラケット10は通常側面三角形をなして
いて、水平な上辺の長さは第3図の鎖線に示す最大寸法
のH形鋼の復起し8を載置し得るように定めているが、
復起し8の寸法が実線に示す如く小さくなると、ブラケ
ット10の先端が復起し8よりも内方つまり開口部9に
突出する為、作業上、施工上危険且つ邪摩になる。
この為、復起し8の寸法に合せてブラケット10を多数
製作し、復起し8を変えた場合、ブラケット10を取替
え使用していたので、ブラケット0の保管、取扱いが甚
だ面倒であった。
本考案はかかる実情に鑑みなされたものであり、復起し
の大きさにかかわりなく、復起しを載置できて、復起し
よりも内方に突出することのない土留構体に於ける復起
し受台を提供せんとするものである。
以下本考案による土留構体に於ける復起し受台の実施例
を図によって説明すると、第4図に於いて15は支柱4
の連結部材3に支持するボルト穴16を備えた取付部で
、本例では支柱4の連結部材3に嵌合して支持するよう
に横断面溝形になされている。
この取付部15の前面には通常使用されるウェブ幅20
0〜4007rrIItのH形鋼の復起し8の下側の溝
8aを嵌装せしめてウェブ8bの下面を載置し且つ支柱
4の連結部材3の正面との間で復起し8の背面板8cを
挾持し得るようにL形に屈曲した受止突起17を一体に
設けである。
この受止突起17は本例では左右2枚の上部をL形に屈
曲した銅板18を取付部15の前面両端側に対称に垂直
に溶接し、その2枚の鋼板18の立上り部の前側端間及
び後側端間に夫々前面板19、後面板20を溶接して成
るものである。
次に上記構造の復起し受台21の使用法について説明す
る。
第1図に示す如く掘削溝1内に埋設長尺管例えば8rr
L程度のガス管を搬入する際、支柱4が3m間隔に立設
されているので、相対向する支柱4の間隔を保持してい
るサポートジヤツキ5が邪魔になって溝1内つまり土留
構体7内に吊り降ろすこをかできないし、またサポート
ジヤツキ5を取外すと、支柱4及び土留板6が土砂荷重
を支えきれずに内側に倒壊してしまう。
そこで土留構体7の内側にて相対向する複数本の、本例
では各4本の支柱4に夫々上下2段に水平に復起し8を
架設する為に、第5図a、 bに示す如くその各4本の
支柱4の正面に垂直に固設された連結部材3の上端部と
中間部の同一レベルに夫々本考案の復起し受台21の取
付部15を嵌合すると共に該取付部15のボルト穴16
を連結部材3のボルト穴3aと合致させてボルト、ナツ
ト22にて支持する。
そしてこの各復起し受台21の受止突起17にH形鋼よ
り成る復起し8の下側の溝8aを嵌装せしめてウェブ8
bの下面を載置し且つ復起し8の背面板8cの下側を受
止突起17と支柱4の正面の連結部材3との間に嵌合挾
持せしめ、然る後復起し8の背面に固設した取付金具1
2のボルト穴12aを支柱4の連結部材3のボルト穴3
aと合致させてボルト、ナツト11′にて支持し、復起
し8を各4本の支柱4に結合する。
この相対向する復起し8の両端部の支柱4が位置する部
分には第5図すに示されるように切梁23を取付けて、
相対向する復起し8同志の間隔を保持し、復起し8の中
間に位置する支柱4及びその支柱4間の土留板6を支持
する。
そして復起し8の中間に位置する2本の支柱4からサポ
ートジヤツキ5を取外して、第5図aの如く土留構体に
埋設長尺管、本例では8m程度のガス管を吊り降ろす開
口部9を形成する。
かように復起し8を支柱4に水平に架設結合する為に用
いた本考案の復起し受台21は、H形鋼の復起し8の下
側の溝1hに受止突起17の上部が位置せしめられてい
るので、受止突起17が復起し8よりも内方につまり開
口部9に突出することがなく、また例え支柱4に架設す
る復起し8の大きさが通常使用されるウェブ幅200〜
40orranの範囲内で適宜化っても本考案の復起し
受台21に安全に載置保持できて開口部9には受止突起
17が突出することがないので、ガス管の吊り降ろしに
は何ら支障がない。
また本考案の復起し受台21は、H形鋼の復起し8を載
置した際、背面板8cの下側か受止突起17と支柱4の
正面の連結部材3との間に嵌合挾持されるので、復起し
8のウェブ幅が大きくて受止突起17上に片半分しか載
置されていなくとも傾くことなく安全に保持される。
従ってその後の復起し8の支柱4の連結部材3への結合
が容易である。
尚上記実施例の復起し受台21は、H形鋼の復起し8の
背面板8cの下部を受止突起17と支柱4の連結部材3
との間に嵌合挾持せしめるようにしているが、第6図に
示す如く受止突起17と取付部15との間に溝25を設
けて、この溝25に復起し8の背面板8Cの下部を嵌合
挾持せしめるようにしても良い。
この場合復起し8の背面の取付金具12はその高さ寸法
を短くして背面上部に固設される。
また上記実施例の復起し受台21は、支柱4の連結部材
3に支持する取付部1「が溝形になされ、復起し8を載
置する受止突起17は取付部15よりも広幅になされて
いるが、第7図に示す如く中央上部に溝25′を設けて
その溝25′の左右両側を段違いになして高い一側部に
ボルト穴16を穿設して取付部15となし、低い一側部
を受止突起17となした板状金具2枚−組とする復起し
受台21′となして、これを第8図に示す如く支柱4の
連結部材3の左右両側面の同一レベルに配して取付部1
5のボルト穴16を連結部材3のボルト穴3aに合致さ
せてボルト、ナツト22にて支持するようにしても良い
この場合、復起し8の背面板8Cの下部は溝25′内に
嵌合挾持され、ウェブ8bが受止突起17上に載置され
るので、傾くことがないので、支柱4の連結部材3には
結合せずとも良い。
以上詳記した通り本考案の復起し受台は、土留構体の支
柱の連結部材に支持するボルト穴を備えた取付部に、H
形鋼の復起しの下側の溝を嵌装せしめてウェブを載置し
且つ復起しの背面板を支柱の連結部材又は取付部との間
で挾持し得るようになした受止突起を一体に設けたもの
であるから、掘削溝にセットした土留構体の内部に埋設
長尺管を搬入する為の開口部を形成すべく複数本の支柱
に復起しを水平に架設結合する際、その復起しの大きさ
にかかわりなく、復起しを安全に載置保持でき、しかも
復起しよりも内方に受止突起が突出することがないので
、復起しの中間に位置するサポートジヤツキを取外して
形成した開口部から埋設長尺管を吊り降ろす際何ら支障
がなく、その他の作業を行なう際にも何ら支障がない。
さらに本考案の復起し受台は、構造簡単にして安価に製
作し得られ、しかも1種類の復起し受台で大きさの異な
る数種類の復起しを載置保持できるので、復起し受台は
取替え使用の必要がなく、保管、取扱いが簡単である等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は溝掘削用土留構体による土留工法を示す斜視図
、第2図は掘削溝内への埋設長尺管搬入時に於ける土留
工法を示す縦断面図、第3図は従来の復起しを支持する
ブラケットの側面図、第4図は本考案の復起し受台の斜
視図、第5図aはその復起し受台の使用状態を示す土留
構体の平面図、仝図すは仝図aのA−A線縦断面図、第
6図は本考案の復起し受台の他の例の使用状態を示す斜
視図、第7図はさらに本考案の復起し受台の他の例を示
す斜視図、第8図はその復起し受台の使用状態を示す斜
視図である。 1・・・・・・掘削溝、2・・・・・・案内溝、3・・
・・・・連結部材、3a・・・・・・ボルト穴、4・・
・・・・支柱、5・・・・・・サポートジヤツキ、6・
・・・・・土留板、7・・・・・・土留構体、8・・・
・・・H形鋼の復起し、8a・・・・・・復起しの下側
の溝、8b・・・・・・復起しのウェブ、8C・・・・
・・復起しの背面板、9・・・・・・開口部、10・・
・・・・ブラケット、11.11’・・・・・・ボルト
、ナツト、12・・・・・・取付金具、12′・・・・
・・ボルト穴、15・・・・・・取付部、16・・・・
・・ボルト穴、17・・・・・・受止突起、18・・・
・・・鋼板、19・・・・・・前面板、20・・・・・
・後面板、21,21′・・・・・・復起し受台、22
・・・・・・ボルト、ナツト、23・・・・・・切梁、
25,25’・・・・・・復起し受台の溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 掘削溝の内壁に沿って一定間隔に相対向して立設圧入し
    た両側面に案内溝を有し正面に連結部材を垂直に有する
    支柱と、相対向する支柱の間隔を保持したサポートジヤ
    ツキと、各支柱の案内溝間に嵌合張設した土留板とから
    威る土留構体に於いて、該土留構体の内側にて相対向す
    る複数本の支柱に水平に架設するH形鋼より戊る復起し
    をその下側の溝を嵌装して載置し且つ復起しの背面板を
    支柱の連結部材側で挾持し得るようになした受止突起を
    、支柱の連結部材に支持するボルト穴を備えた取付部に
    一体に設けたことを特徴とする土留構体に於ける復起し
    受台。
JP7474580U 1980-05-30 1980-05-30 土留構体に於ける腹起し受台 Expired JPS605089Y2 (ja)

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JPS56176247U JPS56176247U (ja) 1981-12-25
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