JPS6050649A - 磁気記録再生装置の早送り・巻戻し制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気記録再生装置の早送り・巻戻し制御回路に
係り、巻取リールと供給リールとの回転速度の差に応じ
た速度差電圧を生成し、巻取り−°ル又は供給リールを
駆動するモータを速度差電圧に応じた速度で安定回転す
るよう制御することにより、早送りモード及び巻戻しモ
ード時のテープ走行速度が略一定に保たれテープの損傷
を防止しうる磁気記録再生装置の早送り・巻戻し制御回
路に関する。

一般に、磁気記録再生装置例えば第１図に示す如きビデ
副テープレコーダにおいて、テープ１の早送り（又は巻
戻し）を行なう際には巻取リール２（又は供零′）リー
ル６）をリールモータ４で回転駆動する。こσ゛モータ
４等速度で回転駆動するとテープの巻取りを行なう側の
リールのテープ巻径が小さいときテープ走行速度は遅（
、テープ巻径が大きくなるに従ってテープ走行速度が速
（なり、テープとテープを支えるホ゛−ル等との摩擦が
大となってテープを損傷する等の危険性がある。

このため、従来より供給リール６、巻取り−ル２夫々の
回転速度を検出してマイクロコンピュータに供給し、こ
こで両リールの回転速度の差に応じてモータ４の回転速
度を制御し、テープ１の巻取りを行なう側のリールのテ
ープ巻径が小なるとキモータ４の回転速度を大とし、テ
ープ巻径か犬なるときリールモータ４の回転速度を小と
してテープ走行速度を略一定としていた。

しかし、この従来のものはマイクロフンピユータを使用
しているので高価となり、またモータ４の速度制御は両
リールの回転速度の差だけで行なわれるため、テープ１
に大きな負荷が加わりテープ走行速度が急に小さくなっ
た場合、モータ４の出力トルクを大とするような制御が
行なわれず、テープ走行速度が小さくなる等の欠点があ
った。

本発明は上記の欠点を除去したものであり、以下図面と
共にその一実施例につき説明する。

第２図は本発明になる磁気記録再生袋ｒａの早送り・巻
戻し制御回路の一実施例の１０ツク系統図、第６図（８
）、の）は第２’ＦＡ示の回路の回路図を示す。

第２図、第６図Ｈ，（Ｂ）において、１１．１２夫々は
回転検出センサであり、供給リール６、巻取り−ル２夫
々の回転速度に比例した繰り返し周波数のパルスを発生
する。センサ１１は供給リール３０回転を検出し、セン
サ１２は巻取り−ル２の回転を検出するものである。セ
ンサ１１，１２夫々で発生された回転検出パルスは波形
整形回路１６゜１４夫々で波形整形された後、切換回路
１５に供給される。

切換回路１５には入力端子１６を介して早送りモードＲ
［Ｉ（レベル、巻戻しモード時にＬレベルとなる制御信
号が供給されている。このため、春戻しモード時には第
６図（５）に示すトランジスタＱ１．　Ｑ２夫々がメフ
、オンとなって波形整形回路１６よりの回転検出パルス
は１７回路１５ａを介してＦ−Ｖ変喚器１７に供給され
、波形整形回路１４よりの回転検出パルスはオア回路１
５ｂを介してＦ−■変換器１８に供給される。また、早
送りモード時にはトランジスタＱ１　＋　Ｑ２夫々がオ
ン、珂フとなって波形整形回路１ｉ１４夫々よりの回転
検出パルスはメア回路１５ｂ、１５ａ夫々を介してＦ−
■変換器１８．１７夫々に供給される。Ｆ−Ｖ変換器１
７．１８夫々は供給される回転検出パルスのエツジ時点
で立上がり一定パルス幅であるパルスを生成し、この生
成パルスを積分することにより回転検出パルスの繰り返
し周波数に比例した電圧を発生する。Ｆ−Ｖ変換器１７
の出力電圧は差動アンプ１９の非反転入力端子に供給さ
ね、Ｆ−■変換器１８の出力電圧は差動アンプ１９の反
転入力端子に供給される。

差動アンプ１９はＦ−ＶＫ換器１７，１８より供給され
る電圧を差動増幅して速度差電圧を生成する。ここで、
早送りモード（又は巻戻しモード）時においてその開始
時点で巻取リール（又は供給リール）のチーブ巻径が小
さいとき差動アンプ１９の出力’ＨＩＥは低く、その終
了時点で巻取リール（又ｒ、ｓ供給供給ルールチーブ巻
径が大きいとき差動アンプ１９の出力電圧は高く第４図
に示す如くなる。この差動アンプ１９の出力する速度差
電圧はバンファアンプ２０を通った後端子２１を介して
電圧切換回路２２に供給される。

電圧切換回路２２には端子２１よりの電圧の他に安定化
電源２３よりの一定電圧が供給されており、早送りモー
ド時及び巻戻しモード時に入力端子２４よりＨレベルの
制御信号を供給されるとトランジスタＱ３がオンとなっ
て端子２１よりの電圧がコンデンサＣ４の一端に印加さ
れる。なお、記録再生モード時にはトランジスタＱ４が
オンとなって安定化電源２３よりの一定電圧がコンデン
サＣ，に印加される。

４はモータであり巻取り−ル２．供給リールろの回転駆
動と共に記録・再生モード時等においてはキャプスタン
の回転駆動を行なう。このモータ４の回転に応じて周波
数発生器（ＦＧ）２５が発生する周波数（ｉ′′号はア
ンプ２６で増幅されて第５図（ト）に示す１「１１き波
形とされシュミット回路２７に供給される。シュミット
回路２７は周波数信号を波形整形して第５図ＣＢ）に示
す如き矩形波とし、単安定マルチバイブレータ（以下「
モノマルチ」という’）２８ｒ：供給する。モノマルチ
２８は矩形波の立下がりでトリガされて第５図（Ｃ）に
示す如きサンブリングパルスを生成し、モノマルチ２９
及び号ンプルホールド回路３０に供給する。モノマルチ
２９はサンブリングパルスの立下がりでトリガされて第
５図■〕に示す如き放電パルスを発生し鋸歯状波発生回
路３１に供給する。

鋸歯状波発生回路６１は放電、パルスのＬルベル期間で
安定化電源より供給される電圧をコンデンサＣ１の他端
に供給してこのコンデンサｃ１を放電させる。このコン
デンサＣ４は放電パルスのＨレベル期間においてコンデ
ンサＣ１及び抵抗Ｒ１Ｖｃよる時定数で充電されて第５
図＠）に示す如き鋸歯状波が生成されサンプルホールド
回路６０に供給される。この鋸歯状波はサンダルホール
ド回路６ｏにおいてモノマルチ２８よりのサンプリング
パルスでサンプリング及びホールドされ、このホールド
電圧は反転増幅器６５で反転されてヅングル電圧とされ
た後混合回路３２に供給される。

混合回路６２は記録・再生モード時において入力端子３
６より位相誤差信号が供給されるが早送りモード及び巻
戻しモード時には入力端子６６より一定電圧が供給され
る。反転増幅器６５よりのサンプル電圧は入力端子６ろ
よりの電圧と加算されて駆動回路６４に供給され、ここ
で電力増幅されてモータ４に供給され、モータ４を回転
駆動する。上記の周波数発生器２５〜駆動回路５４でモ
ータ４を安定回転せしめるサーボ回路が構成されている
。

ここで、８；１１えば早送りモード電圧おいて、巻取リ
ール２のテープ巻径が小さいときはコンデンづＣ１に印
加される速度差電圧は第４図に示す如く低い。このため
−ＩＪングル電圧は低（なりモータ４の回転速度は速く
なる。また、巻取リールのテープ巻径が大きくなるとコ
ンデンサＣ１に印加される速度差電圧は高（なり、モー
タ４の回転速度は遅くなる。また、巻戻しモード時にも
モータ４の回転速度は同様に制御される。

このように、早送りモード及び巻戻しモード時にはモー
タ４の回転速度は時間と共に高速から低速へと移行し、
テープ走行速度は略一定に制御される。これによってテ
ープを損傷する危険性がなくなる。

また、テープ１に大きな負荷が加わった場合、モータ４
の回転速度が低下しサンプリングパルスの周期が大とな
る。このため、サンプルホールド回路６０の出力するホ
ールド電圧は低く　１．ｔす、これが反転されたサンプ
ル電圧は高くなる。従ってモータ４の出力トルクは大と
なり、モータ４の回転速度が一定となるよう制御される
。このようにしてテープ１の負荷変動があってもテープ
走行速度はほとんど変化しない。

なお、上記の早送り・巻戻し制御回路はビデオテープレ
コーダの他にテープレコーダ等にも適用でき、上記実施
例に限定されるものではない。

上述の如く、本発明になる磁気記録再生装置の早送り・
巻戻し制御回路は、巻取リール及び供給リール夫々の回
転速度を検出する回転検出センサと、巻取リールと供給
リールとの回転速度の差に応じたレベルの速度差電圧を
生成する速度差電圧生成回路と、早送−ノモード及び巻
戻しモード時に速度差電圧を供給され巻取リール又は供
給リールを回転駆動するモータを速度差電圧に応じた回
転速度で安定回転するよう速度制御を行なうサーボ回路
とよりなるため、早送りモード及び巻戻しモード時にお
いてテープ走行速度は略一定に保たれ、テープの損傷が
防止され、またテープ走行中太きな負荷が加わった場合
もテープ走行速度は略一定に保たれる等の特長を有する
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明回路を適用されるビデオテープレコーダ
のテープ走行経路の一例を示す図、第２第２図示の差動
アンプの出力電圧の特性図、第５図（４）〜（８）は第
２゛叉示の回路各部の信号波形図である。 １・・・テープ、２・・・巻取リール、６・・・供給リ
ール、４・・・モ〜り、１１．１２・・・センサ、１ｉ
１４・・・波形整形回路、１５・・・切換回路、１６，
２４．５３・・・入力端子、１７．１８・・・Ｆ−Ｖ変
換器、１９・・・差動アンプ、２０・・・バッファアン
プ、２１・・・端子、２２・・・電圧切換回路、２６・
・・安定化電源、２５・・・周波数発生器、２６・・・
アンプ、２７・・・シュミソ１、ｌＬｉ１路、２８．２
９・・・単安定マルチバイブレータ（モノマルｆＬ　３
０・・・サンプルホールド回Ｍ、３１・・・鋸歯状波発
生回路、３２・・・混合回路、６４由駆動画路、５５・
・・反転増幅器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 巻取リール及び供給リール夫々の回転速度を検出する回
   転検出センサと、該巻取リールと供給リールとの回転速
   度の差に応じたレベルの速度差電圧を生成する速度差電
   圧生成回路と、早送りモード及び巻戻しモード時に該速
   度差電圧を供給され該巻取リール又は供給リールを回転
   駆動するモータを該速度差電圧に応じた回転速度で安定
   回転するよう速度制御を行なうサーボ回路とよりなるこ
   とを特徴とする磁気記録再生装置の早送り・巻戻し制御
   回路。