JPS6050253B2 - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPS6050253B2
JPS6050253B2 JP12656679A JP12656679A JPS6050253B2 JP S6050253 B2 JPS6050253 B2 JP S6050253B2 JP 12656679 A JP12656679 A JP 12656679A JP 12656679 A JP12656679 A JP 12656679A JP S6050253 B2 JPS6050253 B2 JP S6050253B2
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JP
Japan
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conduit
liquid tank
liquid
tip
liquid refrigerant
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JP12656679A
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JPS5649851A (en
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稔志 大西
眞人 堤
登 中川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷凍装置にかかり、特に冷凍室と冷蔵室のよう
な2つまたはそれ以上の異なつた温度の室を有し、それ
らの各室をそれぞれ独立して冷却し得るようにした冷凍
装置に関する。
一般に、上述のようにそれぞれ異なつた温度に冷却する
必要がある冷凍室および冷蔵室を有する冷蔵庫等におい
ては、上記各室をそれぞれ別個に冷却するため、各室に
専用の冷凍室用蒸発器或は冷蔵室用蒸発器を設け、それ
らを結ぶ配管中に設けられた電磁弁の開閉によつて上記
両蒸発器に冷媒を流したり或はその一方のみに冷媒を流
す等の、制御を行なつている。
ところが、このようなものにおいては電磁弁のような機
械的な可動部を有する弁装置を必要とし、しかもそれら
の弁装置は断熱壁中に埋設する関係上、一旦組立てた後
はその保守点検が不可能ノであり、冷蔵庫としての寿命
と信頼性が必ずしも十分でない等の問題点があり、また
構造上からも高価なものとなる等の不都合がある。
そこで、最近機械的可動部分がなく、簡単な構造で冷媒
の流れに対して切換弁としての作用を行なわせる気泡ポ
ンプを使用した冷凍装置が提案されている。
本発明は上記気泡ポンプによつて冷媒の切換えを行なう
ようにしたものにおいて、その切換が確実に行なわれる
とともに、その構成が簡単であり且つ冷凍サイクルの効
率をも向上し得るようにした冷凍装置を提供することを
目的とする。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について説
明する。
第1図において、符号1は圧縮機であつて、その圧縮機
1で圧縮された冷媒の高温ガスはコンデンサ2で凝縮さ
れキャピラリチューブ3および冷媒供給導管4を経て液
体タンク5に供給される。
上記冷媒供給導管4の先端は、液体タンク5の頂壁を貫
通して液体タンク5内の所定高さ位置に開口しており、
さらに上記液体タンク5には、その頂壁を貫通して液体
タンク5内に延び上記冷媒供給導管4の開口位置より上
方位置で開口する導管6が装着されている。上記導管6
の他端はキャピラリチューブ7を介して冷蔵室用蒸発器
8に連接されており、その冷蔵室用蒸発器8にはさらに
連結管9を介して冷凍室用蒸発器10が連接され、この
冷凍室用蒸発器10が前記圧縮機1の吸込側に接続され
一つの閉サイクルが構成されている。一方、上記液体タ
ンク5の底部には、U字状の導管11の一端が開口せし
められており、そのU字状の導管11の他端側立上り管
部11aは前記液体タンク5の頂部より上方まで延び、
そこて逆U字状に屈曲され、その屈曲部11bの下端も
上.記液体タンク5の頂壁を貫通しその内部まで突入せ
しめられている。
さらに、液体タンク5にはその底壁を貫通して液体タン
ク5の頂壁近傍部(前記導管6の下端開口部の上方部)
まで延びる導管12が突設されており、その導管12の
頂端開口.内に前記立上り管部11aの上部に形成され
た屈曲部11bの下端が第2図および第3図に明瞭に示
すように互いに環状間隙13が形成されるように挿入さ
れている。また、上記導管12の下端部はキャピラリチ
ューブ14を介して前記冷蔵室用・蒸発器8と冷凍室用
蒸発器10とを結ぶ連結管9の途中に接続されている。
ところで、上記U字状の導管11の立上り管部11aの
下方部外周には気泡ポンプヒータ15が巻装されており
、また上記立上り管部11aの内面には、上記気泡ポン
プヒータ15取付部の下半部のみに凹凸16が形成され
ている。
さらに、上記U字状の導管11の前記液体タンク5の底
部に接続されている方の立上り管部11cは、その立上
り管部11cが前記気泡ポンプヒータ15取付部から所
定距離(例えば807vt)だけ離間するように屈曲せ
しめられている。第4図は、上記装置の電気制御回路図
てあつノて、除霜スイッチ20が接点a側に接し、かつ
冷凍室コントロールスイッチ21が0N状態の場合に圧
縮機1が駆動され、例えば冷蔵室の温度が所定温度以下
になり冷蔵室コントロールスイッチ22が0N状態にな
ると、気泡ポンプヒータ15、・連結管ヒータ23、樋
ヒータ24に通電され、冷凍室が所定温度に冷却され冷
凍室コントロールスイッチ21が0FFとなると、圧縮
機1の駆動が停止される。
また、除霜ヌイツチ20を接点b側に切り換えると、従
来の冷蔵庫と同様に除霜ヒー”夕25および除霜感熱管
ヒータ26に通電される。なお、図中符号27は除霜検
知バイメタル、28はドアスイッチ、29は庫内灯、3
0は排水口ヒータ、31は冷凍室コントロールスイッチ
、32はヒューズである。しかして、冷蔵室および冷凍
室の両室がそれぞれ所定の温度に達せす、所定の温度以
上の場合には、冷凍室コントロールスイッチ21が0N
となり、冷蔵室コントロールスイッチ22が0FF状態
にある。
したがつて、気泡ポンプヒータ15が0FF状態のまま
圧縮機が駆動される。このようにして圧縮機が駆動され
ると、この圧縮機によつて圧縮され、その後コンデンサ
2によつて凝縮された冷媒が液体タンク5内に流入する
。液体タンク5に液冷媒が溜まり、その液面が上昇し導
管6の下端開口部よりわずかに上方位置までくると、液
体タンク5内の液面上に加わる圧力および冷蔵室用蒸発
器8側の負圧とによつて、上記液冷媒が導管6内を上昇
し、キャピラリチューブ7を経て冷蔵室用蒸発器8内に
流入し、さらに冷凍室用蒸発器10を順次流通して両蒸
発器8,10によつてそれぞれ冷蔵室および冷凍室の冷
却が行なわれる(第2図)。この状態においては、液体
タンク5の底部に接続されたU字状の導管11内にも液
冷媒は流入するが、立上り管部11aの頂部に形成され
た逆U字状の屈曲部11bの下端が導管12との間に環
状間隙13を形成するように上記導管12に一部挿入さ
れているので、立上り管部11aと液体タンク5内上部
とが連通し均圧化されており、立上.り管部11a内の
液冷媒の液面は液体タンク5内の液面と同一面に保持さ
れ、液冷媒が屈曲部11bを経て導管12側へ流入する
ことはない。
ここで、冷蔵室が所定温度まで冷却されると、冷蔵室コ
ントロールスイッチ22が0N側に切り換り、気泡ポン
プヒータ15に通電される。したがつて、上記気泡ポン
プヒータ15によつて立上り管部11aが加熱され、こ
れによつて立上り管部11a内部の液冷媒が沸騰せしめ
られ冷媒蒸気からなる気泡が発生し、その気泡によるポ
ンプ作用によつて液冷媒が押し上げられ(第3図)、立
上り管部11aの頂部から導管12内に流入し、さらに
その液冷媒がキャピラリチューブ14を経て冷凍室用蒸
発器10に流入し、冷凍室の冷却作用が行なわれる。な
お、立上り管部11aには気泡ポンプヒータ15が取り
付けられている範囲の下半部のみに、その内面に凹凸1
6が形成されているので、その凹凸16部によつて気泡
が比較的速くかつ激しく発生し、それにもとずいて液冷
媒の汲み上げ作用が促進される。しかも、上記気泡ポン
プヒータ15の取付部の上半部においては管内面が平滑
になつているので、当該部分ではなめらかに気泡が発生
し、かつ管抵抗も小さいので、前記下半部で発生した気
泡は何ら阻害されることなく上昇し、これによつてポン
プ効率が大幅に向上される。また、U字状導管11の液
体タンク5側の立上り管部11cが上記気泡ポンプヒー
タ15の巻付部から所定距離だけ遠ざかるように屈曲さ
れているため、気泡ポンプヒータ15の取付作業も比較
的楽に行なうことができその作業性を向上せしめること
ができ、また上記気泡ポンプヒータ15の熱が前記立上
り管部11cにまで伝わり当該管部内で気泡が発生し、
ポンプ効率が低下せしめられるようなこともない。一方
、このとき液体タンク5内の液冷媒は上述のように気泡
ポンプ作用によつて導管12側に送給されるため、液体
タンク5内の液面が下がり、導管6の下端開口部が液体
タンク5内の気相部に開放され、しかも冷媒供給導管4
の下端開口部が前記導管6の開口位置より下方にあるの
で、冷媒供給導管から噴出する液冷媒が直接導管6内に
流入することもなく、液冷媒の冷蔵室用蒸発器8への流
通は完全に止まり、冷蔵室の冷却は中断される。
以後、冷凍室の温度の上下に応じて圧縮機1の駆動停止
が繰り返され、その間冷蔵室の温度が所定以上になると
、冷蔵室コントロールスイッチ22が0FFに切り換り
、気泡ポンプの作動が停止し、前述のように液冷媒は導
管6を経て両蒸発器8,10を順に流れ、冷蔵室および
冷凍室の冷却作用が行なわれる。
一方、液体タンク内に底壁を貫通して突設された導管の
頂端開口部と、その開口部内に挿入される立上り管部の
上部先端部とによつて形成される間隙13の面積は、液
体タンク5内と垂直立上り管部11a内との間に十分な
均圧効果をもたせるためには少なくとも10i以上とす
る必要がある。
したがつて、上記実施例の場合には液体タンク5内に配
設された導管12の外径が必要以上に大きくなる場合が
あり、その分液体タンク5を大型化しなければならない
ことがある。第5図はこのような点に鑑み導管12の外
径を必要以上に大きくする必要がないようにした一実施
例であつて、この場合垂直立上り管部11aの頂部に形
成された屈曲部先端部が、例えばスエージング加工によ
つて小径とされ、その小径先端部11dが前記導管12
の頂端開口部内に挿入され、前記間隙13の面積を確保
するように構成しlてある。
しかして、この場合には立上り管の先端部を小径化する
だけで、液体タンク5内と立上り管部11a内との間に
均圧作用を行なうのに十分な開口面積を確保でき、しか
もそれに応じて導管12の7外径を必要最低限に維持で
き、所定のタンク内容積を確保する場合でも上記液体タ
ンクの大きさを小型化することができる。
なお、この場合小径先端部11dの内径を小さくしすぎ
ると、気泡ポンプ作用で上昇してきた液冷媒が上記小径
先端部にフ溜つてしまい、逆流して導管12側への供給
が阻止されることがある。そのため、上記小径先端部1
1dの開口面積は実験の結果37n!i以上とする必要
がある。なお、上記実施例においては立上り管部11a
の先端部を小径としたものを示したが、導管12の頂部
のみを所定量だけ拡管してもよい。
なお、上記実施例においては気泡ポンプの作動時には冷
凍室用蒸発器にのみ液冷媒を流すようにしたものを示し
たが、気泡ポンプが作動した場合には冷蔵室用および冷
凍室用の両蒸発器に液冷媒が流入するようにしてもよい
また、上記実施例では冷蔵庫について説明したが、その
他の冷凍装置についても適用できる。以上説明したよう
に、本発明においては気泡ポンプを構成する立上り管部
の頂端部を逆U字状に屈曲し、その先端部を液体タンク
内に挿入するとともに、その先端部を、基端が所定の蒸
発器側に接続され頂端が上記液体タンク内上部に開口す
る導管の頂部開口内に互いに間隙を有するように挿入連
通せしめたので、上記間隙を通じて液体タンク内と立上
り管部内とが連通せしめられ、気泡ポンプ不作動時には
液体タンク内と立上り管部内との間に均圧作用が働らき
、両者の液面はほぼ同一面に維持され、液冷媒が立上り
管部を上昇して導,管側に移動せしめられることがない
したがつて、液体タンクと立上り管部との間に均圧管を
設ける必要がなく、その構成を簡素化することができる
。また、上述のように均圧管を設ける必要がないので、
当然その部分の溶接等の必要がなくなり、作業性がよく
なるばかりか故障発生の可能性が少なくなり、信頼性を
向上せしめることができる等の効果を奏する。゛図面の
簡単な説明 第1図は本発明の冷凍装置の冷凍サイクルの概略図、第
2図および第3図は気泡ポンプ部の拡大図であり、第2
図は気泡ポンプ不作動時、第3図は気泡ポンプ作動時を
示す説明図、第4図は電気制御回路図、第5図は本発明
の他の実施例を示す部分図である。
1・・・・・・圧縮機、5・・・・・・液体タンク、6
・・・・・・導管、8・・・・・・冷蔵室用蒸発器、1
0・・・・・・冷凍室用蒸発器、11・・・・・・U字
状導管、11a・・・・・・立上り管部、11d・・・
・・・小径先端部、12・・・・・導管、15・・・・
・気泡ポンプヒータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の蒸発器と、圧縮機から吐出されコンデンサ
    によつて凝縮せしめられた液冷媒を貯溜する液体タンク
    と、上記液体タンクに接続され、ヒータの作動時に上記
    液体タンク内の液冷媒を所定の蒸発器側に送給する気泡
    ポンプ装置と、一端が上記液体タンク内の上部に開口し
    他端が他方の蒸発器に接続され、上記ヒータの非作動時
    に上記液体タンク中の液冷媒を他方の蒸発器側に送給す
    る導管とを設けた冷凍装置において、気泡ポンプを構成
    する立上り管部の頂端部を逆U字状に屈曲し、その先端
    部を液体タンク内に挿入するとともに、その先端部を、
    基端が所定の蒸発器側に接続され頂端が上記液体タンク
    内上部に開口する導管の頂端開口部内に互いに間隙を有
    するように挿入連通せしめたことを特徴とする、冷凍装
    置。 2 気泡ポンプを構成する立上り管部の頂端部に形成さ
    れた屈曲部の先端部を小径化せしめ、その小径先端部を
    導管の頂端開口部内に挿入したことを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項記載の冷凍装置。 3 基端が所定の蒸発器側に接続された導管の頂端開口
    部を拡管し、その導管内に挿入される立上り管部の頂部
    先端部外面との間に間隙を生ぜしめたことを特徴とする
    、特許請求の範囲第1項記載の冷凍装置。
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GB8031161A GB2061475B (en) 1979-10-01 1980-09-26 Refrigerating apparaus
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