JP2007163065A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】可燃性冷媒を用いた冷却システムにおいて冷媒漏洩時の安全性を確保するためにガラス管ヒータを複数個使用するといった方法がとられていたが、ガラス管が蒸発器周辺の冷気の流れを阻害し、冷却効率が低下するという課題を有していた。
【解決手段】ガラス管ヒータ6の使用を一本にとどめ、可燃性冷媒を使用した場合でも従来の冷媒使用時と同等の冷却性能を確保し、除霜時は補助ヒータとして、アルミ箔ヒータ7やパイプヒータを使用することにより、効率のよい除霜を行うことができる。また、ガラス管ヒータ6よりも温度が上昇しにくいヒータを使用することにより高い安全性を確保することができる。
【選択図】図1
【解決手段】ガラス管ヒータ6の使用を一本にとどめ、可燃性冷媒を使用した場合でも従来の冷媒使用時と同等の冷却性能を確保し、除霜時は補助ヒータとして、アルミ箔ヒータ7やパイプヒータを使用することにより、効率のよい除霜を行うことができる。また、ガラス管ヒータ6よりも温度が上昇しにくいヒータを使用することにより高い安全性を確保することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷蔵庫に関するものである。
近年、可燃性冷媒を用いた冷蔵庫が発売されている。可燃性冷媒が漏洩した場合での安全性を確保するため、除霜時のガラス管表面の温度を下げる必要がある。その手段として例えば、特許文献1に示すような方法がある。図3は、特許文献1に記載された冷蔵庫を示すものである。図3に示すように可燃性冷媒を用いた冷凍サイクルを構成する蒸発器3と前記蒸発器を除霜する手段として複数個のガラス管ヒータ6で構成される。
特開2002−267331号公報
しかしながら上記従来の構成では、ガラス管ヒータを複数個設置するため蒸発器周辺の冷気の流れを阻害し冷却効率が低下するという課題を有していた。また、ガラス管が近接して設置されているのでガラス管表面の温度が高くなり、ガラス管表面温度の制御が複雑になるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、蒸発器背面に薄型のアルミ箔ヒータを用いることにより、風路阻害を最小限にとどめ、また、温度がガラス管ヒータに比べて高くなりにくいので制御を簡素化することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と、蒸発器とを順次接続してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封入し、前記蒸発器を除霜手段を有する冷蔵庫おいて、前記除霜手段にガラス管ヒータと補助としてアルミ箔ヒータを用いたものである。これによって蒸発器周辺の冷気の流れの乱れを最小限にとどめることができ、冷却効率の改善をはかることができる。また、ガラス管ヒータより安価なアルミ箔ヒータを使用することにより、安価な冷蔵庫を提供することができる。
また、圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と、蒸発器とを順次接続してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封入し、前記蒸発器を除霜手段を有する冷蔵庫おいて、前記除霜手段にガラス管ヒータと補助としてパイプヒータを用いたものである。これによって蒸発器周辺の冷気の流れの乱れを最小限にとどめることができ、冷却効率の改善をはかることができる。また、アルミ箔ヒータより安全性が高いパイプヒータを使用することにより除霜時の制御を簡素化することができる。また、ガラス管ヒータより安価なパイプヒータを使用することにより、安価な冷蔵庫を提供することができる。
また、補助ヒータは蒸発器上方のみに設置したものである。ガラス管付近は温度も上昇しやすいのでガラス管の熱が届きにくい上方に設置することで除霜効率を上げ、除霜時間の短縮を図ることができる。
また、補助ヒータは冷蔵室帰還風路や野菜室帰還風路付近に設置したものである。蒸発器の霜が付きやすい位置、例えば冷蔵室や野菜室といった庫内の温度や湿度が高い室からの帰還風路付近といった場所に設置することによって、除霜効率を上げ、除霜時間の短縮を図ることができる。
本発明の冷蔵庫は、蒸発器背面に薄型のアルミ箔ヒータを用いることにより、風路阻害を最小限にとどめ、また、温度がガラス管ヒータに比べて高くなりにくいので制御を簡素化することができる。
請求項1に記載の冷蔵庫は、圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と、蒸発器とを順次接続してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封入し、前記蒸発器を除霜手段を有する冷蔵庫おいて、前記除霜手段にガラス管ヒータと補助としてアルミ箔ヒータを用いたものである。これによって蒸発器周辺の冷気の流れの乱れを最小限にとどめることができ、冷却効率の改善をはかることができる。また、ガラス管ヒータより安価なアルミ箔ヒータを使用することにより、安価な冷蔵庫を提供することができる。
請求項2に記載の冷蔵庫は、圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と、蒸発器とを順次接続してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封入し、前記蒸発器を除霜手段を有する冷蔵庫おいて、前記除霜手段にガラス管ヒータと補助としてパイプヒータを用いたものである。これによって蒸発器周辺の冷気の流れの乱れを最小限にとどめることができ、冷却効率の改善をはかることができる。また、アルミ箔ヒータより安全性が高いパイプヒータを使用することにより除霜時の制御を簡素化することができる。また、ガラス管ヒータより安価なパイプヒータを使用することにより、安価な冷蔵庫を提供することができる。
請求項3に記載の冷蔵庫は、補助ヒータは蒸発器上方のみに設置したものである。ガラス管付近は温度も上昇しやすいのでガラス管の熱が届きにくい上方に設置することで除霜効率を上げ、除霜時間の短縮を図ることができる。
請求項4に記載の冷蔵庫は、補助ヒータは冷蔵室帰還風路や野菜室帰還風路付近に設置したものである。蒸発器の霜が付きやすい位置、例えば冷蔵室や野菜室といった庫内の温度や湿度が高い室からの帰還風路付近といった場所に設置することによって、除霜効率を上げ、除霜時間の短縮を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による蒸発記周辺の要部縦断面図である。
図1は本発明の実施の形態1による蒸発記周辺の要部縦断面図である。
図1に示すように、冷蔵庫本体1と、この本体の内部に設けられた冷却室2に設置されるアキュームレータ4やキャピラリ5といったものを含む蒸発器3がある。蒸発器3の下に除霜用のガラス管ヒータ6が設置されている。また、前記蒸発器の背面にアルミ箔ヒータ7が設置されている。アルミ箔ヒータ7は冷蔵庫本体1の断熱材の中に埋め込まれていても構わない。また、アルミ箔ヒータ7は蒸発器上方といったガラス管ヒータ6の熱がとどきにくい場所や、温度や湿度が高く霜が付着しやすい場所、例えば、冷蔵室や野菜室の帰還風路付近といった場所のみに設置してもよい。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について説明する。冷蔵庫の運転状態によって所定の除霜のタイミングがくると、ガラス管ヒータ6およびアルミ箔ヒータ7に通電し除霜を開始する。蒸発器周辺の各部の温度が所定の温度となると除霜を終了させる。除霜終了のタイミングはガラス管ヒータ6とアルミ箔ヒータ7同時でなくても構わない。これによって、冷却時、アルミ箔ヒータ7は冷気の流れを阻害することなく、除霜の時間を短縮することができる。また、アルミ箔ヒータ7はガラス管ヒータ6よりも成形性が高いので、設置場所の制限を減らすことができる。これによって、蒸発器上方や温度や湿度が冷却運転中に高くなる場所に設置することにより、除霜効率を上げ、除霜時間の短縮および消費電力量の削減を図ることができる。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2による蒸発記周辺の要部縦断面図である。
図2は本発明の実施の形態2による蒸発記周辺の要部縦断面図である。
図2に示すように、冷蔵庫本体1と、この本体の内部に設けられた冷却室2に設置されるアキュームレータ4やキャピラリ5といったものを含む蒸発器3がある。蒸発器3の下に除霜用のガラス管ヒータ6が設置されている。また、前記蒸発器にパイプヒータ8が設置されている。また、パイプヒータ8は蒸発器上方といったガラス管ヒータ6の熱がとどきにくい場所や、温度や湿度が高く霜が付着しやすい場所、例えば、冷蔵室や野菜室の帰還風路付近といった場所のみに設置してもよい。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用について説明する。冷蔵庫の運転状態によって所定の除霜のタイミングがくると、ガラス管ヒータ6およびパイプヒータ8に通電し除霜を開始する。蒸発器周辺の各部の温度が所定の温度となると除霜を終了させる。除霜終了のタイミングはガラス管ヒータ6とパイプヒータ8同時でなくても構わない。これによって、除霜の時間を短縮することができる。また、パイプヒータはガラス管ヒータよりも成形性が高いので、設置場所の制限を減らすことができる。これによって、蒸発器上方や温度や湿度が冷却運転中に高くなる場所に設置することにより、除霜効率を上げ、除霜時間の短縮および消費電力量の削減を図ることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、ガラス管ヒータと補助の除霜用ヒータを用いることにより、冷却中の効率を低下させることなく除霜を効率よく行うことができる。また、ガラス管ヒータより成形性の優れたヒータを使うことにより、除霜が必要な場所に必要な容量を比較的容易に供給することができ、除霜効率上げることができ、消費電力量の低減を図ることができるので、可燃性冷媒を用いた冷凍機器全般の除霜方法の用途にも適用できる。
1 冷蔵庫本体
2 冷却室
3 蒸発器
4 アキュームレータ
5 キャピラリ
6 ガラス管ヒータ
7 アルミ箔ヒータ
8 パイプヒータ
2 冷却室
3 蒸発器
4 アキュームレータ
5 キャピラリ
6 ガラス管ヒータ
7 アルミ箔ヒータ
8 パイプヒータ
Claims (4)
- 圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と、蒸発器とを順次接続してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封入し、前記蒸発器を除霜手段を有する冷蔵庫おいて、前記除霜手段にガラス管ヒータと補助としてアルミ箔ヒータを用いることを特徴とする冷蔵庫。
- 圧縮機と、凝縮器と、減圧機構と、蒸発器とを順次接続してなる冷凍サイクルに可燃性冷媒を封入し、前記蒸発器を除霜手段を有する冷蔵庫おいて、前記除霜手段にガラス管ヒータと補助としてパイプヒータを用いることを特徴とする冷蔵庫。
- 補助ヒータは蒸発器上方のみに設置することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
- 補助ヒータは冷蔵室帰還風路や野菜室帰還風路付近に設置することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005361592A JP2007163065A (ja) | 2005-12-15 | 2005-12-15 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005361592A JP2007163065A (ja) | 2005-12-15 | 2005-12-15 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007163065A true JP2007163065A (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=38246161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005361592A Pending JP2007163065A (ja) | 2005-12-15 | 2005-12-15 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007163065A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011085361A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
CN108168185A (zh) * | 2018-02-08 | 2018-06-15 | 南京创维家用电器有限公司 | 一种带快速除冰功能的直冷冷柜及其制造方法 |
JP2019113296A (ja) * | 2017-12-26 | 2019-07-11 | アクア株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2005
- 2005-12-15 JP JP2005361592A patent/JP2007163065A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7097046B2 (ja) | 2017-12-26 | 2022-07-07 | アクア株式会社 | 冷蔵庫 |
CN108168185A (zh) * | 2018-02-08 | 2018-06-15 | 南京创维家用电器有限公司 | 一种带快速除冰功能的直冷冷柜及其制造方法 |
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