JPS60501618A - 軸方向に置換可能な二つのシ−ル面間のギヤツプをシ−ルする手段及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 軸方向に置換可能な二つのシール面間のギャップをシールする手段及びその製造 方法本発明は、はぼ平行な二つのシール面間のギャップをシールするガスケット であって、二つのシール面が組立中に軸方向で互いに関連しあって離れており、 例えば連結ソケット付きのパイプ、ガスケットは両者の間で圧縮されるもの及び ガスケットがその一部に含１れるパイプを製造する方法に関する。

上記の如き目的に使用されるこの種のガスケットは数多く知られており、捷た本 願のガスケットが関係があるとされるものも含捷れでいる。これらガスケットは 、糺幅の連結部材を用いて締付けられる二つの主部から実質的になるものとされ ている。

ガスケットの第一の主部は″アタッチメント部″と呼ばれ、一方のシール面に取 外せないように装着される。

そして他方の主部はパスライディング部″と呼ばれ、第一　のものから離して配 されるもので、ガスケットの軸の両方向について指示するシールリップを大体備 えている。

主部同士の間の距離はカスクーットの挿入側で最小と寿っている。その目的とす るところは、ガスケットがパイプを押し込んで入れるために大きな開口部を有し ており、押し込まれたパイプが゛スライディング部″の白面に接触し、このため 第一の固定のアタッチメント部に対して薄い中間ピースを伴なって連結され、ス ライディング部が中間ピースのまわりで軸承され、このために７−ルリツプを備 えた凹状摺動面の両側面が押し込まれたパイプと接し、シール状態が両方向で確 立される。上記と同様の作用を発揮するガスケットは、ソールウェー特許明細書 １３７４００　、米国特許明細書２８０９８５３　、３１５８３７６及び英国特 許明細書１５４４０’９に示されている。

上記の特許明細書中に示されているガスケット及び同種のグループに属するガス ケットは、例えば非常に広い接触面を持つか、寸たはかなり深い溝内に装着する か、というように一方のシール面に対してきちんとガスク゛ソトが取付けられれ ば概ね満足し得るものである。もし装着が満足のゆくように行なわれないと、た とえ表面に潤滑を施してもガスケットとパイプとの間の摩擦のために、ガスケッ トは自分の軸の捷わりに回転゛しがちとなり、組立てが不調になる。この欠点を 解決すへぐガスケットのパーツをガスケットの軸や側面から大体すらして連結し ようとしたものもあるが、このようなもので満足のゆく機能を発揮ｊ−でいるも のはない。

しかしながら、この問題は満足のゆく内容で解決されることが実験上水されてふ ・す、以上−にふ・いて図面を参照しつつ述べる本発明によれば、本発明は、上 記問題点を除去するガスケットを提供する手段を示すもので、ガスケットの多く の部分が有効にシール効果に寄与するものである。

第１図はガスクーットの形状に関する第一の実施例の断面図である。このガスケ ットは三つの主部から構成されているということができる。アタッチメント部（ １）、スライプ・インク部（２）及び両部の間の傾斜連結部（３）である。

アタッチメント部１は特殊な形状を有することができ溝等に取付けるのによいが 、一般的に、高さよりも実質的に大きな幅を有し、好ましくは凹状の接触面と、 鋭い角の端面７，８とを備えている。

スライディング部２は凹状の表面４を廂する。この表面は滑らかな曲面であって も、複数の傾斜面からなるものであってもよい。端面５，６は好寸しくは表面４ に対して鋭角を形成し、外方へ突出するシールリップを形成する。シール面を挿 入し易くするためスライディング部２はアタッチメン、１・部］に対して傾斜さ せてあり、高さＣは高さｄよりも実質的に低くしである。

連結部３はガスケット前端においてスライディング部２に結合しており、結合点 は着点Ａの近くで、アタッチメント部１の内側の面７に向って４５°又はこれ以 下の角度で斜め下方に延びている。着点Ａの近傍で図中の矢印の方向でガスケッ トに働く捩り力は、連結部を介してアタッチメント部１の支持表面と端面７に向 かって作用する。このためガスケツＩ・には図中Ｂの近傍に回動点があり、連結 部３は回動半径より長いためスシスＩ・バーとして機能し、側面の回転を防いで いる。

第２図は、パイプ９の挿入端に装着された状態のガスケットの断面を示している 。パイプにはガスケットを固定するため段部１０が形成されている。そしてこの パイプはソケット１２を有する他のパイプｌ］に押し込まれる。ソケット１２は 、ガスケットの直径ｄよりも幾分大きな直径りを有し、面取部１３が設けである 。

ソケット１２をスライディング部２にかぶさるように押し込むと、ガスケットの 傾斜させた凹状の摺動面４とぶつかる。なぜなら、連結部３の断面積は、アタッ チメント部ｌ、スライディング部２夫々の断面積よりも小さくスライディング部 ２が着点Ｂに近接するように回動するからである。そして、この点Ｂが着点Ａか ら最も離れた点であることから、厚みの増加に伴なう回動の効果は着点Ａにおい て最大となる。このため、たとえパイプ９とノケソ）１２との間のギャップが呼 び径よりも実質的に太きかったとしても、第３図に示すように、シールリップ５ ，６は充分なソール、圧力を得る。

ガスケットは、その構造ゆえに、シ面ル而との間のギャップが実質的に予想して いたものよりも狭かったとしても使用することができる。その略Ｚ字状の形状は 、第４図に示すように、その材質故に平坦に押しつぶしたＺ形に変わり、シール 圧は許容値の上限を越えない。

もちろん、ガスケットは、第６図に示すようにソケット１４に固定するアタッチ メント部を有するようにして用いることもできる。

このやり方の具体例として、これは非常に重要であるが、ガスケットが第５図に 示すように成形用の芯金１６にスライディング部２を装着せられて押しつぶされ 、芯金の外側にはパイプのソケット１４がその後に取付けられるものとされるパ イプのソケットを製作する方法を含む。芯金１６を冷却するか硬化させた後にソ ケットの外へ引き出すと、ガスケントは解放されて第６図に示す形状を呈するよ うになり、パイプは使用可能となる。

もつとも、上記の如きシール方法にガスケットを使用するときは、成形用の芯金 １６の外側にガスケットを装着する際にガスケットを引き伸ばさないようにする 必要がある。このためガスケットには引き伸ばし防止用の補強部材１７を用いる ようにしなければならない。この補強部材が所定の直径を有するようにすれば、 第５図に示すようにガスケットは予め応力と圧縮が与えられた状態となる。そし て、上述の如く、成形用の芯金１６を引き抜くと同時にガスケットは原形に復元 することになる。

本質的な機能に付加するに（形状を圧縮することで）、環状の補強部材１７は実 質的にはパイプの構造力を増加させる手段となる。なぜならば補強部材は発生す る最大のガスケットの圧力を吸収するよう設計され、バイブロ設計者はソケット にかかる負荷との関連による不確定性を考慮に入れることが不要となる。

即ち、ソケットに対して影響を与えるせん断力等に対し当然払うべき注意を要求 されるに際して、材料の寸法を相当に減らす乙とができるであろうというのが、 その理由である。

外側に環状の補強部材を設けたガスケットの例であって、ソケット内に予め圧縮 された状態でパイプの製造中に形成されるものとしては、もちろん他の圧縮され たガスケットを用いることができ、例えばその種のものとしては、第７図に示す ようなものがあり、これは第一の実施例のものには拘束されていない。

第１図に示すようなガスケットを用いるに当っては、組立て前に表面４に対して 適宜の潤滑を与えることが必要である。これを省くことのために米国特許明細書 ４゜２９９．３９９に示されているような密閉されたスライディング外被部を備 えるようにする。第７図に示すように外被部１８は、組立て中にはガスケットの 本体のスライディング表面４　、１９３に沿って摺、動し、ガスケットに続いて 二重の支持層２０を形成する。

成形用の芯金に装着されたガスケットがあ捷りに強く圧縮されるのは好ましくな い。第一に芯金の装着をむつかしくしてしまうだろう。このような場合、ガスケ ットがその厚みを増加させることができ、このことでパイプの組立中にその圧縮 を増加させることができれば都合がよい。

もし、比較的長い組立動作が行なえ、また同時にガスケットの本体内に十分なス ペースがあれば、ガスケットの本体１９に対する連結部２１に向かう摺動外被１ ８の厚みを増加させることで達成できる。

もつとも、このようなアプローチによる何らかの重要な事項を達成するために必 要とされるロングソケットは、不要なことが多く、上記の密閉外被に関する新し く開発された具体例により実質的に高みを増大させることが達成された。この例 は第８図を参照して更に説明する。

この例の摺動外被２２は厚みが漸増するようにしてあり、第７図の例の本体部５ 　、１９ａと同様に前端側に最も厚い部位をもってきている。そして他側の端部 ２２Ｃは、好捷しくは膨出部２５となっており、腋部はガスケット本体の着点Ａ のところに設けである。この膨出部２５はガスケット本体の直径２７より小さい 直径２６を備えている。摺動外被の最大幅はソケット開口２８前方外端となる。

摺動外被の内面はロッキングリブ２９が設けられ、適宜の潤滑が公知の態様で与 えられる。

パイプ９をソケット１４内へ押し込むと、二重の摺動外被２２と膨出部２５で当 接する。そしてつづいてガスフット本体２，１９に沿ってパイプ内側への動作が 起きる。潤滑を施した内面２９は互いにすれあって、外被は同時にガスケット本 体に沿って折り返され、二重の層を形成する。素材の厚みとコンプレッションは 、二重の外被のンールすべきギャップ中での厚みと関連して増加する。

摺動外被に所定の幅を持たせ、組立てのだめの移動量を適宜のものとすることに よって、この例においては、シール幅３２の一方又は双方に亘る支持層３０．３ １を形成することが可能となっている。これに加えて、この例は外被２２に対し 、パイプ９内に挿入された際にのみシール幅３２に亘って二重の層２ｏを与える 幅とすることができ、第９図及び第１ｏ図に示すようなソールギャップ内でたと えギャップが利用できないような場合であってもガスケットを使用することがで きる。

上記の説明のように、この例の密閉二重外被は本実施例において特に好捷し、い ものであるが、本発明がこれに限定されることはなく、他の適当なガスケットの 構成にも採用できる。

例えば、第７図に示すような薄板状のガスケットに関して密閉した二重摺動外被 を用いることもでき、摺動外被はガスケット本体と一点、例えば補強部材１７の ある範囲内、で接合される。組立て中には外被の内面は互いに摺動し、ガスケッ ト本体に対して静止しているガスケット表面の部位、即ち内側部位、はガスケッ ト本体に対して固定であり、外側部位が内側部位に沿って摺動する。

国際調査報告

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．はぼ平行な二つのシール面間のギャップをシールするガスケットであって、 上記二つのシール面が組立中に軸方向で互いに関連しあって離れてるとき一方の シール面側に付随しており、該一方のシール面と他方のシール面との間で圧縮さ れるよう例えばラバー等の弾性を有する素材で形成され、二つの主部（１）及び
2. （２）からなり細い連結部（３）で上記主部（２）が主部（１）に対して回転可 能に連結されているものにおいて、上記連結部（３）の軸は、摺動側の主部（２ ）上の着点Ａから取付側の主部（１）の支持面（７）に向かって斜めに延設され ていることを特徴とするガスケット。 ２　上記摺動側の主部（２）が凹状の面（４）を有している請求の範囲第１項の ガスケット。 ３、上記連結部（３）は上記摺動側の主部（２）に比べて堅さが少ないものであ る請求の範囲第１項のガスケット。 ４、上記取付側の主部（１）は補強部材０７）を連結している請求の範囲第１項 のガスケット。 ５　弾性により圧縮可能なシール部０９）を有するガスケットにおいて、上記シ ール部が補強部材０７）に連結していることを特徴とするガスケット。 ６　それ自体は知られている態様の摺動面（４，１，９）が密閉された摺動外被 部０８）で覆われている請求の範囲第１項ないし第４項又は第５項のいずれかに 記載のガスケット。 ７　それ自体は知られている態様の摺動する部分（２゜１９）で密閉された摺動 外被部（２つで覆われているガスケットにおいて、上記摺動外被の両端が挿入ｉ ｊのシール部（５，１９３）の前端に連結していることを特徴とするガスケット 。 ８、摺動外被部（ｎは、シール部の摺動面（４、１９ａ）との接触点に膨出部（ ２５）を設けである請求の範囲第１項ないし第４項ないし第７項のいずれかに記 載のガスケット。 ９　ガスケットを取付けるソケットジヨイントの製造方法であって、ソケット０ ４）を形成する成形芯金α６）上に位置させてよく知られた態様で作られるガス ケットを取付けるソケットジヨイントの製造方法において、請求の範囲第４項な いし第８項のガスケットを予め加圧して成形用の芯金０６）上に配置し、心金を 取去ると厚く膨張するようにしたことを特徴とするソケットジヨイントの製造方 法。