JPS6050140A - 包装用高成形性硬質アルミニウム合金板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は包装用高成形性硬質アルミニウム合金板に関し
、さらに詳しくは、成形性に優れたキャン用の包装用高
成形性硬質アルミニウム合金板に関するものである。

一般に、アルミニウム合金のキャンＩ１１材料としては
、キャンボディ用、キャンエンド用、キャンタブ用があ
り、これらに要求される特性は、（１）絞り成形性（シ
ェル加」−性）に優れていること。（２）リベット成形
性（多段張出性）に優れていること。

（３）曲げ加工性に優れている、二と。（４）４４１−
ｉ２竹−（キャンエンド用）に優れていること。（５）
耐蝕性に優れていること等である。

しかして、アルミニウム合金のキャンエンドＩ１１材料
においては、薄肉化によるｒｌＪの軒１．ｉ１．化をさ
らに有効とするためには、缶乞の肉厚を耐圧強度等の缶
強度において問題のない範囲で、できるだけ薄くするこ
とが必要であり、キャンタブ卆４料にｔ；いては曲げ加
工時の割れが生じない範囲でできるだけ薄くすることが
必要である。キャンエンド用としては薄肉化の効果を上
げるために、（１）リベット成形性の向上が必要であり
、また、タブ用としてエンド用と同様の効果を−にげる
ためには、（２）曲げ性の向上が必要であり、この２つ
の特性は何れも微小範囲の伸び、即ち、局部伸びが要求
される成形には給体必要なものである。

本発明は、−り記に説明したようなアルミニラｔ、合金
かえャン用素材として１憂れている、−と、及び、本発
明者の研究に基いてなされたちのであり、即ち、キャン
エンド月１およびキャンタフｊ；１のアルミニウム、合
金にＩ；いて特にリベツＩ・１′Ｉノ問、び曲１１性を
より向−１−させて缶の軽量化をさらにＩり能とするこ
とかで゛きる包装用高成形性アルミニウム合金板を提供
′するものである。

本発明に係る成形加工用アルミニウム合金板、（］　）
　Ｚ、　ｎ　Ｏ，（１５〜ｌｌ１ｌＬ％、Ｍｇ１．５へ
’、）、（１１１１１％、ＭｎＯ，５ｕ＋１％未１１４
を含有し、残部実質的にＡＩからなることを特徴とする
包装用高成形性砂質アルミニウム合金板を第１の発明と
し、（２）　７．ｎ　（１，０５・〜１…１％、ｌＶ録
１．５〜５．０Ｉｌｌ１％、Ｍｌ＋　０，５田１％未１
１シ１を含−ｆｉし、残部実質的に八１からなるアルミ
ニラ１３イ；・金であり、か−ノ、圧延板表面からみｒ
こ金属間化介物の面積占有率か２．５％以下であること
を１、′Ｊ徴とする包装用高成形性硬質アルミニ９１．
合・金板を第２の発明とする２つの発明よりなるもので
・ある。

、本発明に係る包装用高成形性アルミニウム会金板につ
いて以下詳細に説明する。

先ずその含有成分と成分割合について説明４−る。

Ｚｎは絞Ｉ）及びしごき加−１，後のフランソング性及
び絞り、張出し後のりベント成形・１−１を向１、させ
、そし′乙このＺｎの含有は圧延板表面からみｔこ（Ｍ
ｎＦｅ）Ａ１６の金属間化合物の品出物を小さくし、さ
らに、絞り、張出し　しごき加り笠の塑性加工を受けた
後の転位組織を改１１’、ｊ　する効果かあるので′７
ランノング性、リベｙト’ｆｌをさらに向１−させる元
素であり、７．１１含有量、が０．０５ｕｒｌＪ未１：
ｋｉで゛は、−のような効果はなく、また、１１０１％
を越えて含イ１されると成形性については幼果を示すけ
れども、−（触性の低下が大きくなり、実際には塗装等
により耐蝕性を硫保し、特に、キャンボディは成形後の
塗装て゛あり問題は少ないか、キャンエンド゛の場訃は
塗装後の成形であるので用料の耐蝕性が良好なことが望
まれるのである。、′１．っ′（、／、１１含有ｚ１１
は０．０５〜１ｕｓｔ％とする。

Ｍｇは強度を付与する車装な元素であり、含有量力’　
１．５ｗｔ％未満ではキャンエンド用としての効果は少
なく、また、５．Ｏｕ＋Ｌ％を越える含有１１１．では
張出性等の成形性が急直に低下すると共に−（触性にお
いてら劣化の原因となる。上ゲ乙Ｍ　Ｂ含有量１ｊ：　
］、］５−５．０＋ｎ１．％トｔ７＋田１は強度向上お
よびＭｇとの組合すに上る集合組１ｔ（Ｉｔ’）の安定
化、かつ、結晶粒微細化に有効な元素であ１）、含有量
が０．５ｕ＋Ｌ％を越えるとこれらの効果は飽和し、エ
ンドの張出成形の際の割ｊ１．発生の原因となり、金属
間化合物（１’　ｃ、Ｍｕ）Ａｌａのサイズおよび量を
増加し加工性が劣化４−る。よって、Ｍｎ含有量は０，
５ｕ＋Ｌ％未満とする。

また、］−記に説明したアルミニウノ＼訃金におい′〔
、）ｊ；延板表面からみた金属間化合物（ｌ・゛（・、
Ｍｕ）ｔ＼１６は、しごト加１一時の潤滑的効果ｔこ月
しエンドの張出成形ではこの金属間化合物は割れの起点
となる。このことか駅用延板表面からみた金属間化合物
の面積占有率は２．０％以１：とじなければならない。

この金属間化介物の面槓＋’＋４１率は圧延板を）「砥
面より研磨して尤学顕微鏡乙・１ｔｌｏｌｒ？の倍率で
観察してめたものである。

上記の含有成分Ｚｎ、Ｍ　Ｈ，へ１■の外に、Ｓｌは０
．２５ｕ＋Ｌ％以下、ＣｒはＯ，：１５ｕ＋１％以＋１
；よび′Ｉ゛１は（１，２０１％以下の含有量であれば
、本発明に係る包装用高成形性硬質アルミニウム合金板
に影響を９えることがないのでｇ’ｌ”？″ンされる。

本発明に係る包装用高成形性硬質アルミニラｌ、合金板
の製造方法に−）いて＠ｌｉ″Ｌに説明すると、通常の
溶製法１こよＩ）所望の含有成分成分割合となるように
溶製後鋳造し、その鋳塊を均熱、熱間圧延、冷間圧延お
上び中間焼鈍による工業的な方法で、）。

く、最終的な製品の強度も装本に応し′（中間焼鈍後の
仕」二冷間圧延率を決定１れば充分に満足する性能か１
）１−られる。

本発明に係る包装用品成形１／１硬質アルミニウｌ、合
金板の実施例を説明する、１ 実施例 第１表に示す含有成分す；、Ｌび成分割合のアルミニウ
ム合金を溶解後６（１（１ｍｍの入型鋳塊に鋳造し、５
００°（：Ｘ４Ｈｒの均熱処理後、熱間圧延、冷間ｊＩ
′延により１．５ｍ＋ｎ厚として中間焼鈍（：ｔ（ｉ（
１’ＣＸ２１１ｒ）を施し、その後冷間圧延によりＯ０
’、ｌｍｍ１’Ｉとした。なお、エンドに要求される張
出加りは塗装印刷後に行なわれるので、ベーキング（３
６０°ＣＸ２１１ｒ）後試験を行なっている。

第２表に機械的性質、方向性Ｊｊよび金属間化合物の平
均良さを示し、また、第３表にはエリクセン値、張出性
および曲げ性について小しである。

、：の第２表および第３表から、１戊械的性１１、ノＪ
向ヤ１は７．ｎを含有さぜることによりＬ杉”／’ｌ’
はなく、金属間化合物の平均長さは従来合金、Ｌり小さ
くなっており、また、張出性はＺｎ含有により向モして
いる、二とかわかる。

以−［、説明しｔこように、本発明に係る包装用高成形
性硬質アルミニウム合金板は１；記のｈＶ（成を有して
いるから、機械的性質、方向性は従来、′ン金と同等か
それ以−）−であり、かつ、張出性ににいてら１憂ｊし
ているという優れた効果を奏“孝るらのて゛ある。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　Ｚｎ　０００５〜１ｗ１％、　Ｍｇ　１．５〜
   ５．０賞Ｌ％、Ｍｎ０．５％未満を含有し、残部実質的
   にＡＩからなることを特徴とする包装用高成形性硬質ア
   ルミニウム合金板。
2. （２）　Ｚｎ０．０５−１ｕ＋Ｌ％、Ｍｇ　１．５□−
   ５，（ｈａｔ％、Ｍｕ　００５ｗ１％未満を含有し、残
   部実質的にＡ１からなるアルミニウム合金であり、かつ
   、圧延板表面からみた金属Ｉｌｌ化合物の面積占有率が
   ２．５％以下であることを特徴とする包装用品成形ヂＬ
   硬質７ルミニウム合金板。