JPS6049659B2 - 着色ゴム組成物の製造方法 - Google Patents

着色ゴム組成物の製造方法

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JPS6049659B2
JPS6049659B2 JP14298883A JP14298883A JPS6049659B2 JP S6049659 B2 JPS6049659 B2 JP S6049659B2 JP 14298883 A JP14298883 A JP 14298883A JP 14298883 A JP14298883 A JP 14298883A JP S6049659 B2 JPS6049659 B2 JP S6049659B2
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JP
Japan
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rubber
pigment
peroxide
dye
rubber composition
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JP14298883A
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JPS6035041A (ja
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八郎 久田
勝也 川上
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TOA GOMU KOGYO KK
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TOA GOMU KOGYO KK
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は着色加硫ゴム組成物の製造方法に関する。
従来黒以外の赤色、青色等に着色したゴムは、未加硫ゴ
ムに単に顔料等を混合して、その後加硫して製造されて
いる。
この場合加硫ゴム中において、顔料とゴム分子とが混合
物の形をなしている。しかしこのような顔料とゴム成分
との混合物が外的条件にさらされた時、水分で顔料が流
れ出たり、日光等の直射によつて顔料自体が分解したり
、ゴム分子自体の崩壊により、顔料自体の流出が生じた
。このような顔料の流出は、ゴム製品の退色を意味する
。又顔料の分解は変色を意味する。したがつて従来にお
いて、黒以外の着色ゴムの用途は主として室内に限られ
ていた。又そのような着色ゴムは屋外に使用されたとし
ても、1〜2月で交換しなければならないか、又は退色
したまま放置して使用しているのが現状であつた。本発
明者は、有機過酸化物加硫工程中に生成されるゴム分子
ラジカルに着目し、退色又は変色しないゴムについて幅
広い研究を行なつた結果、顔料又は染料分子とゴム分子
とを反応させることによつて退色又は変色しないゴムの
開発に成功し本発明に至つた。すなわち本発明は、有機
過酸化物、求電子試薬および有機顔料あるいは染料、無
機顔料又はそれらの混合物を含む未加硫ゴムを加熱し、
加硫を行なうと同時に、その求電子試薬の存在において
有機顔料あるいは染料に存在している極性基又は無機顔
料の金属原子を、加硫工程中に生成されるゴム分子ラジ
カルと反応させることからなる着色加硫ゴム組成物の製
造方法に関する。
そのゴム分子ラジカルとその顔料又は染料の反応の様式
の理論的構造は明らかではない。
反応の結果次のようなユニットが形成されると予想され
る。一 C・・・・・・A・・・・・・C−、一C−C
−、 (式中、−C−コム分子主鎖、又は側鎖を示し、Rはア
ルキル基を示し、Aは1分子、又は2分子以上の顔料又
は3重結合を示す)。
本発明において着色されるべきゴムとしては天然ゴム(
NR)および合成ゴムのようなすべてのゴムが使用可能
である。
例えばスチレンブタジエンゴム(SBR)、アクリロニ
トリルブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(
CR)、ポリイソプレンゴム(IR)、ポリブタジエン
ゴム(BR)、エチレンプロピレンゴム(EPR)、お
よびエチレンープロピレンージエン三元重合体ゴム(E
PDM)、クロロスルホン化ポリエチレン(CMS)、
エチレンー酢酸ビニル共重合体(EVA)等の合成ゴム
が使用できる。
本発明において有機顔料あるいは染料の極性基又は無機
顔料が求電子試薬により1に電荷され、それが加硫工程
中に生成されるゴム分子ラジカルと反応して下記
および/または 人(式中−C−はゴム
分子主鎖、又は側鎖を示し、Rはアルキル基を示し、7
Aは1分子又は2分子以上の顔料又は染料を示し、そし
て点線は1重結合、2重結合又は3重結合を示す)のよ
うに結合する。
その結合の態様は配位結合、イオン結合又は共有結合で
ある。
求電子試薬は有機顔料又は染料の極性基又は無機顔料の
金属原子から電子を取つて、これらを1に荷電させる役
割を果す。
キノン類、四塩化スズ、塩化アルミニウム、およびZn
O,.PbO等の両性金属酸化物とその金属の弱酸塩と
の混合物等でlある。特に四塩化スズ、ZnO.5zn
cO3との混合物、キノン類、AlCl3が好ましい。
この求電子試薬は未加硫ゴム組成物1(1)部に対し、
0.2−20重量部、好ましくは1〜1踵量部である。
加硫コム組成物の性質を害せず又は加硫中に分解するも
のであればこれらの求電子試薬をもつと多く使用できる
。有機顔料又は染料としては末端に電子が失つて極性基
となり得る基を有する公知のものがすべて使用できる。
特にベンゼン核上にNH2、NO2、0CH3、0C2
H5、CONH2、CI..CF3が存在する顔料又は
染料が好ましい。又は無機顔料はほとんどすべて金属原
子を有するので本発明において使用できる。
例えば亜鉛華、アルミナ白、酸化チタン、ベンガラ、り
サージ、鉛丹、黄鉛、鉛白、亜鉛黄、モリブデン赤、カ
ドミウム黄等である。顔料又は染料の使用量は使用され
る加硫ゴム組成物の用途による。
有機過酸化物の例は、アセチルシクロヘキシルスルホニ
ルパーオキシド、イソーブチルパーオキシド、ジーイソ
プロイルパーオキシジカーボネート、ジーnープロピル
パーオキシジカーボネート、ジ(2−エトキシエチル)
パーオキシジカルボネート、ジ(メトキシイソプロピル
)パーオキシジカーボネート、ジ(2−エチルヘキシル
)パーオキシジカーボネート、t−ブチルパーオキシネ
オデカノネート、2・4ージクロロベンゾイルパーオキ
シド、t−ブチルパーオキシピバレート、3・55ート
リメチルヘキサノイルパーオキシド、オクタノイルパー
オキシド、デタノイルパーオキシド、ラウロイルパーオ
キシド、ステアロイルパーオキシド、プロビニルパーオ
キシド、コハク酸パーオキシド、アセチルパーオキシド
、tーブチルパーオキシ(2−エチルヘキサノエート)
、m−トルオイルパーオキシド、ベンゾイルパーオキシ
ド、t−ブチルパーオキシイソブチレート、11−ビス
(tーブチルパーオキシ)3●5・5−トリメチルシク
ロヘキサン、11−ビス(tーブチルパーオキシ)シク
ロヘキサン、tーブチルパーオキシマレイン酸、tーブ
チルパーオキシラウレート、tーブチルパーオキシ3・
5・5−トリメチルヘキサノエート、シクロヘキサノニ
パーオキシド、t−ブチルパーオキシイソプロピノレカ
ーボネート、2会5−シメチノレー25−ジ(ベンゾイ
ルパーオキシ)ヘキサン、tーブチルパーオキシアセテ
ート、2・2−ビス(tーブチルパーオキシ)ブタン、
tーブチルパーオキシベンゾエート、n−ブチルー4・
4−ビス(tーブチルパーオキシ)バレレート、ジーt
ーブチルジパーオキシイソフタレート、メチルエチルケ
トンパーオキシド、α◆α5−ビス(tーブチルパーオ
キシイソプロピル)ベンゼン、ジクミルパーオキシド、
25−ジメチルー25ージ(tーブチルパーオキシ)ヘ
キサン、t−ブチルクミルパーオキシド、ジーイソプロ
ピルベンゼンヒドロパーオキシド、ジーtーブチルパー
オキシド、p−メンタンヒドロパーオキシド、25一ジ
メチルー25−ジ(tーブチルパーオキシ)ヘキシンー
3・113・3ーテトラメチルブチルヒドロパーオキシ
ド、2◆5−ジメチルヘキサンー2●5ージヒドロパー
オキシド、クメンヒドロパーオキシドおよびtーブチル
ヒドロパーオキシドである。
このような過酸化物の使用量は樹脂100重量部に対し
0.5〜5部程度である。その他未加硫ゴム組成物には
通常のゴム成分に添加される公知の他の加硫剤、加硫助
剤、加工助剤、補強剤、軟化剤、着色剤、増量剤、老化
防止剤および、紫外線吸収剤等が添加されていても良い
。本発明では加硫前に求電子試薬および特定な顔料又は
染料をゴム組成物に加えるので、通常条件の加硫工程中
その顔料又は染料がゴム分子に結合すると考えられる。
本発明の組成物を使用した場合、その顔料又は染料分子
が一部分又は全部がゴム成分に結合するので、従来のも
のより、退色又は変色が起りにくい。
又そのような顔料の作用によつて加硫ゴムの強度がさら
に増加したという特徴を有する。以下に本発明の実施例
を示す示。単位は重量による。実施例1 EPDMI(1)部 ステアリン酸 1〃パラフィ
ン 1〃2−メルカプトベン
ツイミダゾール 0.5〃プロセスオイル
10〃ケイ酸
30〃ピグメントイエロー831〃トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート3〃ZnO5.5〃ZnCO
35.5〃 2・5ジメチル2・5ジ(ターシヤルブチルペルオキシ
)ヘキサン 2〃からなる未加硫
コム組成物を175゜C110分間150Jk91cd
の圧力で加硫した。
その性質は第1表に示す。比較例1 亜鉛の弱酸塩てあるZncO3を添加せずに実施例1の
操作を繰返した。
その結果を第1表に示す。)比較例2ピグメントイエロ
ー8等の顔料又は染料を添加せずに、実施例1の操作を
繰返した。その結果を第1表に示す。実施例2−11第
1表に記載の成分を使用して、加硫操作を行つた。
その結果を第1表に示す。X2加硫助剤の略号内訳:T
MP−トリメチロールレ MBIニメタフエニレンビス
マレイミド・パントリメメクリレート,D.P−ジアリ
ルフタレート本発明において、有機求電子試薬も又使用
てきる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 有機過酸化物、求電子試薬および有機顔料あるいは
    染料、無機顔料又はそれらの混合物を含む未加硫ゴムを
    加熱し、加硫を行なうと同時に、その求電子試薬の存在
    において有機顔料あるいは染料に存在している極性基又
    は無機顔料の金属原子を、加硫工程中に生成されるゴム
    分子ラジカルと反応させることからなる着色加硫ゴム組
    成物の製造方法。
JP14298883A 1983-08-04 1983-08-04 着色ゴム組成物の製造方法 Expired JPS6049659B2 (ja)

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JPS6035041A JPS6035041A (ja) 1985-02-22
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JP2545727B2 (ja) * 1993-04-19 1996-10-23 工業技術院長 消臭灯及びその製造方法

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