JPS6031542A - 加硫により着色ゴム組成物を形成するための未加硫ゴム組成物 - Google Patents
加硫により着色ゴム組成物を形成するための未加硫ゴム組成物Info
- Publication number
- JPS6031542A JPS6031542A JP13926383A JP13926383A JPS6031542A JP S6031542 A JPS6031542 A JP S6031542A JP 13926383 A JP13926383 A JP 13926383A JP 13926383 A JP13926383 A JP 13926383A JP S6031542 A JPS6031542 A JP S6031542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- rubber composition
- compsn
- electrophilic reagent
- vulcanization
- Prior art date
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- Granted
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- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はイオウ加硫により着色ゴム組成物を形成するた
めの未加硫ゴム組成物に関する。
めの未加硫ゴム組成物に関する。
従来黒以外の赤色、青色等に着色したゴムは、未加硫ゴ
ムに単に顔料等を混合して、その後加硫して製造されて
いる。この場合、加硫ゴム中において、顔料とゴム分子
とが混合物の形をなしている。しかしこのような顔料と
ゴム成分との混合物が外的条件にさらされた時、水分で
顔料が流れ出たり、日光等の直射によって顔料自体が分
解したり、ゴム分子自体の崩壊により、顔料自体の流出
が生じた。このような顔料の流出は、ゴム製品の退色を
意味する。し、たがって従来において、黒以外の着色ゴ
ムの用途は主として室内に限られていた。又そのような
着色ゴムは屋外に使用されたりしても、1〜2月で交換
しなければならないか、又は退色したまま放置して使用
しているのが現状であった。
ムに単に顔料等を混合して、その後加硫して製造されて
いる。この場合、加硫ゴム中において、顔料とゴム分子
とが混合物の形をなしている。しかしこのような顔料と
ゴム成分との混合物が外的条件にさらされた時、水分で
顔料が流れ出たり、日光等の直射によって顔料自体が分
解したり、ゴム分子自体の崩壊により、顔料自体の流出
が生じた。このような顔料の流出は、ゴム製品の退色を
意味する。し、たがって従来において、黒以外の着色ゴ
ムの用途は主として室内に限られていた。又そのような
着色ゴムは屋外に使用されたりしても、1〜2月で交換
しなければならないか、又は退色したまま放置して使用
しているのが現状であった。
本発明者は、ゴム分子中の二重結合捷たは、活性点に着
目し、退色又は変色しないゴムについて幅広い研究を行
なった結果、顔料又は染料分子をゴム分子に結合させた
と考えられる方法によって退色又は変色しないゴムの開
発に成功し本発明に至った。
目し、退色又は変色しないゴムについて幅広い研究を行
なった結果、顔料又は染料分子をゴム分子に結合させた
と考えられる方法によって退色又は変色しないゴムの開
発に成功し本発明に至った。
本発明は、1種又はそれ以上の電子試薬、前記求電子試
薬の作用により変性されイ1)る基をイエする有機顔料
又は染料および無機顔料からなる群から選ばれた着色剤
を混入したことを特徴とする、加硫により着色ゴム組成
物を形成するための未加硫ゴム組成物に関する。
薬の作用により変性されイ1)る基をイエする有機顔料
又は染料および無機顔料からなる群から選ばれた着色剤
を混入したことを特徴とする、加硫により着色ゴム組成
物を形成するための未加硫ゴム組成物に関する。
本発明組成物を加熱した時、加硫が行なわれると同時に
有機顔料あるいは染料に存在している極性基又は無機顔
料の金属原子がゴム分子中に存在す゛る活性点に結合し
て、退色又は変色しない着色ゴム組成物が形成されると
考えられる。
有機顔料あるいは染料に存在している極性基又は無機顔
料の金属原子がゴム分子中に存在す゛る活性点に結合し
て、退色又は変色しない着色ゴム組成物が形成されると
考えられる。
本発明において使用されるべきゴムとしては天然ゴム(
N R)および合成ゴムのようなすべてのゴムが使用可
能である。例えばスチレンブタジェンゴム(SBR)、
アクリロニトリルブタジェンゴム(NBR)、クロロプ
レンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、ポリイソプ
レンゴム(IR)、ポリブタジェンゴム(B R) 、
エチレンプロピレンゴム(EPR’)、およびエチレン
−プロピレン−ジエン三元重合体ゴム(EPDM)、ク
ロロスルホン化ポリエチレン(CMS)、エチレン酢酸
ビニル共重合体(EVA)、等の合成ゴムが使用できる
。
N R)および合成ゴムのようなすべてのゴムが使用可
能である。例えばスチレンブタジェンゴム(SBR)、
アクリロニトリルブタジェンゴム(NBR)、クロロプ
レンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、ポリイソプ
レンゴム(IR)、ポリブタジェンゴム(B R) 、
エチレンプロピレンゴム(EPR’)、およびエチレン
−プロピレン−ジエン三元重合体ゴム(EPDM)、ク
ロロスルホン化ポリエチレン(CMS)、エチレン酢酸
ビニル共重合体(EVA)、等の合成ゴムが使用できる
。
ゴム成分どしては二重結合または、活性点を持っている
ことが要件である。
ことが要件である。
求電子試薬は有機顔料又は染料の末端の極性基又は無機
顔料の金属原子から電子を取って、これらを■に荷電さ
せる役割を果す。キノン類、四塩化スズ、塩化アルミニ
ウム、およびZnO、PbO等の両性金属酸化物とそれ
らの金属の弱酸塩との混合物である。特に四塩化スズ、
ZnOとZnCO3との混合物、キノン類、Atct3
が好捷しい。この電子試薬は未加硫ゴム組成物100部
に対し、0.2−20重量部、好ましくは1−12重軟
部である。
顔料の金属原子から電子を取って、これらを■に荷電さ
せる役割を果す。キノン類、四塩化スズ、塩化アルミニ
ウム、およびZnO、PbO等の両性金属酸化物とそれ
らの金属の弱酸塩との混合物である。特に四塩化スズ、
ZnOとZnCO3との混合物、キノン類、Atct3
が好捷しい。この電子試薬は未加硫ゴム組成物100部
に対し、0.2−20重量部、好ましくは1−12重軟
部である。
加硫ゴム組成物の性質を害せず又は加硫中に分解するも
のであればこれらの電子試薬をもって多く使用できる。
のであればこれらの電子試薬をもって多く使用できる。
有機顔料又は染料としては電子試薬によって変性され得
る基を有する公知のものがすべて使用できる。特にベン
ゼン核上にNH2+ No2. OCH3,0CH5゜
C0NH,、、、C4CF3 等が存在する顔料又は染
料が好ましい。
る基を有する公知のものがすべて使用できる。特にベン
ゼン核上にNH2+ No2. OCH3,0CH5゜
C0NH,、、、C4CF3 等が存在する顔料又は染
料が好ましい。
又は無機顔料はほとんどすべて金属原子を有するので、
本発明において使用できる。例えば、亜鉛華、アルミナ
白、酸化チタン、ベンガラ、リザージ、鉛月、黄鉛、鉛
白、亜鉛黄、モリブデン赤、カドミウム黄等である。
本発明において使用できる。例えば、亜鉛華、アルミナ
白、酸化チタン、ベンガラ、リザージ、鉛月、黄鉛、鉛
白、亜鉛黄、モリブデン赤、カドミウム黄等である。
顔料又は染料の使用量は本発明のゴム組成物から形成さ
れる加硫ゴム組成物の用途による。
れる加硫ゴム組成物の用途による。
その他未加硫ゴム組成物には通常のゴム成分に添加され
る公知の含硫黄加合物、樹脂加硫促進剤、補強剤、軟化
剤、着色剤、増量剤、老化防止剤および、紫外線吸収剤
等が添加されていても良い本発明では加硫前に電子試薬
および特定な顔料又は染料をゴム組成物に加えるので、
通常条件の加硫工程中にその顔料又は染峯1がゴム分子
に結合すると考えられる。
る公知の含硫黄加合物、樹脂加硫促進剤、補強剤、軟化
剤、着色剤、増量剤、老化防止剤および、紫外線吸収剤
等が添加されていても良い本発明では加硫前に電子試薬
および特定な顔料又は染料をゴム組成物に加えるので、
通常条件の加硫工程中にその顔料又は染峯1がゴム分子
に結合すると考えられる。
本発明の組成物を使用した場合、その顔料又は染料分子
が一部分又は全部がゴム成分に結合するので、従来のも
のより、退色又は変色が起りにくい。又そのような顔料
の作用によって加硫ゴムの強度がさらに増加したという
特徴を有する。
が一部分又は全部がゴム成分に結合するので、従来のも
のより、退色又は変色が起りにくい。又そのような顔料
の作用によって加硫ゴムの強度がさらに増加したという
特徴を有する。
以下に本発明の実施例を示す。単位は重量による0
実施例 I
EP’DM 100部
ステアリン酸 1〃
プロセスオイル l Q n
ケ イ 酸 3 o 〃
メタアクリル酸エステル 3 〃
ベンジジンエロー エ 〃
ZnO5n
ZnCO35〃
イ オ ウ 2 〃
ジフェニルグアニジン 2〃
からなる未加硫ゴム組成物を175℃、1o分間150
に910Aの圧力で加硫した。その性質は第1表に示す
。
に910Aの圧力で加硫した。その性質は第1表に示す
。
比較例 1
求電子試薬Z nCO3を添加せずに実施例1の操作を
繰返した。その結果を第1表に示す。
繰返した。その結果を第1表に示す。
比較例 2
ベンジジンエローの代わりにカーボンブラック41部を
使用して実施例1の操作を繰返した。その結果は第1表
に示す。
使用して実施例1の操作を繰返した。その結果は第1表
に示す。
実施例 2−10
第1表に記載の成分を使用して実施例1の操作を繰返し
た。その結果を第1表に示す。
た。その結果を第1表に示す。
退色性
A:全く変化なし
B:わずかに変化有り
C:かなり変色又は退色
D:著しく変色又は退色
特許出願人
東亜ゴム工業株式会社
Claims (1)
- 硫黄加硫剤、1種又はそれ以上の電子試薬、求電子試薬
の作用によ′り変性され得る基を有する有機顔料又は染
料および無機顔料からなる群から選ばれた着色剤を混入
したことを特徴とする硫黄加硫により着色ゴム組成物を
形成するための未加硫ゴム組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13926383A JPS6031542A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 加硫により着色ゴム組成物を形成するための未加硫ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13926383A JPS6031542A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 加硫により着色ゴム組成物を形成するための未加硫ゴム組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6031542A true JPS6031542A (ja) | 1985-02-18 |
JPH0262142B2 JPH0262142B2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=15241209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13926383A Granted JPS6031542A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 加硫により着色ゴム組成物を形成するための未加硫ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031542A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047042A (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-14 | Toa Gomme Kogyo Kk | 着色ゴム組成物 |
CN108373578A (zh) * | 2018-04-04 | 2018-08-07 | 沈阳体育学院 | 一种高回弹性防滑篮球鞋底材料的制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5212254A (en) * | 1975-07-21 | 1977-01-29 | Dainichi Seika Kogyo Kk | Colorants for rubber |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP13926383A patent/JPS6031542A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5212254A (en) * | 1975-07-21 | 1977-01-29 | Dainichi Seika Kogyo Kk | Colorants for rubber |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047042A (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-14 | Toa Gomme Kogyo Kk | 着色ゴム組成物 |
JPH0344579B2 (ja) * | 1983-08-25 | 1991-07-08 | Toa Gomu Kogyo Kk | |
CN108373578A (zh) * | 2018-04-04 | 2018-08-07 | 沈阳体育学院 | 一种高回弹性防滑篮球鞋底材料的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0262142B2 (ja) | 1990-12-25 |
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