JPS604820Y2 - 車輛用シ−ト - Google Patents
車輛用シ−トInfo
- Publication number
- JPS604820Y2 JPS604820Y2 JP1979119226U JP11922679U JPS604820Y2 JP S604820 Y2 JPS604820 Y2 JP S604820Y2 JP 1979119226 U JP1979119226 U JP 1979119226U JP 11922679 U JP11922679 U JP 11922679U JP S604820 Y2 JPS604820 Y2 JP S604820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- frame
- seat cushion
- scab
- net
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シートのスキャンを改善し、車輛の居住空間
を拡大し、かつ有効に利用し得る如くした車輛用シート
に関する。
を拡大し、かつ有効に利用し得る如くした車輛用シート
に関する。
従来、中、大型トラックには、一般に運転席の中間部に
センターシートと称するものが設けられている。
センターシートと称するものが設けられている。
しかし該シートは3入掛を行なう場合以外、手まわり品
等の置場として用いられるほかはあまり用途がなく、通
常はむしろ不用のものとされており、特にそのスキャブ
部は運転室の居住空間を狭くする等の欠点を有するもの
であった。
等の置場として用いられるほかはあまり用途がなく、通
常はむしろ不用のものとされており、特にそのスキャブ
部は運転室の居住空間を狭くする等の欠点を有するもの
であった。
本考案は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たもので、その目的とするところは、3入掛時以外はむ
しろ邪魔な存在となっていたセンターシートのスキャン
を改善し、運転席及びその後方のベット部の居住空間を
拡大できるようにすることであり、他の目的は、手まわ
り品等小物の置場として、これらの物品がシート上から
脱落することなく保持できる如きバインダーを得ること
であり、更に他の目的は、上記シートのスキャンが簡単
に構成され、低廉なるコストで提供され、しかも本来の
機能を十分に果たし得るようにすることである。
たもので、その目的とするところは、3入掛時以外はむ
しろ邪魔な存在となっていたセンターシートのスキャン
を改善し、運転席及びその後方のベット部の居住空間を
拡大できるようにすることであり、他の目的は、手まわ
り品等小物の置場として、これらの物品がシート上から
脱落することなく保持できる如きバインダーを得ること
であり、更に他の目的は、上記シートのスキャンが簡単
に構成され、低廉なるコストで提供され、しかも本来の
機能を十分に果たし得るようにすることである。
要するに本考案は、センターシート等のスキャブ部を改
善したものであり、該シートのシートクッション後方部
分にフレームをヒンジにて前倒れ可能に蝶着し、該前倒
れ可能としたフレームにネットを張着してスキャブ部と
し、該スキャブ部を形成したフレームを上記シートクッ
ションの上部面の面積より大きく形成し、前へ倒したと
き該シートクッション上部面を上記ネットにて覆い包み
得る如く構成したことを特徴とするものである。
善したものであり、該シートのシートクッション後方部
分にフレームをヒンジにて前倒れ可能に蝶着し、該前倒
れ可能としたフレームにネットを張着してスキャブ部と
し、該スキャブ部を形成したフレームを上記シートクッ
ションの上部面の面積より大きく形成し、前へ倒したと
き該シートクッション上部面を上記ネットにて覆い包み
得る如く構成したことを特徴とするものである。
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明すると、第
1図、第2図において、1は本考案シートのシートクッ
ション、2はスキャブ部で、該スキャブ部2はシートク
ッション1の後方側面にヒンジ3にて蝶着し、前倒れ機
能を有する如くしたフレーム4と、該フレームに張着し
たネット5とカラ或す、フレーム4は上記シートクッシ
ョン1の上部面6の面積よりもひとまわり広い大きさに
形成されていて、第2図に示す如く、スキャブ部2を前
に倒したとき、フレーム4がシートクッション1をまた
ぎ、フレーム4に張着したネット5がシートクッション
1の上部面6を覆い包むようになっており、フレーム4
上部とシートクッション1の前面とに一対のホック7が
設けてあり、第2図示の如く、スキャブ部2をシートク
ッション1にしつかり固定することができるようになっ
ている。
1図、第2図において、1は本考案シートのシートクッ
ション、2はスキャブ部で、該スキャブ部2はシートク
ッション1の後方側面にヒンジ3にて蝶着し、前倒れ機
能を有する如くしたフレーム4と、該フレームに張着し
たネット5とカラ或す、フレーム4は上記シートクッシ
ョン1の上部面6の面積よりもひとまわり広い大きさに
形成されていて、第2図に示す如く、スキャブ部2を前
に倒したとき、フレーム4がシートクッション1をまた
ぎ、フレーム4に張着したネット5がシートクッション
1の上部面6を覆い包むようになっており、フレーム4
上部とシートクッション1の前面とに一対のホック7が
設けてあり、第2図示の如く、スキャブ部2をシートク
ッション1にしつかり固定することができるようになっ
ている。
本考案は、上記したように構成されており、以下その作
用について説明する。
用について説明する。
上記スキャブ部2を第1図のように起こすことで該スキ
ャブ部2は、本来のスキャブとしての作用をなし、背も
たれとして使用できる。
ャブ部2は、本来のスキャブとしての作用をなし、背も
たれとして使用できる。
即ちフレーム4は第1図の位置を保てるようになってお
り、座ったとき背の接する部分はネット5により構成さ
れているのでクッションとして有効に作用し、従来の如
く、クッション材を入れた固定式スキャブ10(第3図
仮想線にて図示)に比べ、遜色なく、むしろ使用者の背
に快よくフィツトし、特に夏の暑い日等には涼しく好ま
しい。
り、座ったとき背の接する部分はネット5により構成さ
れているのでクッションとして有効に作用し、従来の如
く、クッション材を入れた固定式スキャブ10(第3図
仮想線にて図示)に比べ、遜色なく、むしろ使用者の背
に快よくフィツトし、特に夏の暑い日等には涼しく好ま
しい。
またスキャブ部2を前倒しにすれば、該スキャブ部によ
り、シートクッション1の上部面6が覆い包まれ、第2
図示の如くネット5とシートクッション1の上面部6間
にノートや地図等の小物を収納でき、覆う側がネット5
であるため収納物が外方からよく見えると共に、収納物
によくなじみ、しかもフレーム4がシートクツジョン1
の周囲を押さえるので収納物の脱落が完全に防止できて
理想的なバインダーとして活用し得る。
り、シートクッション1の上部面6が覆い包まれ、第2
図示の如くネット5とシートクッション1の上面部6間
にノートや地図等の小物を収納でき、覆う側がネット5
であるため収納物が外方からよく見えると共に、収納物
によくなじみ、しかもフレーム4がシートクツジョン1
の周囲を押さえるので収納物の脱落が完全に防止できて
理想的なバインダーとして活用し得る。
そしてスキャブ部2が前倒しになり、折りたたまれた状
態となるから第3図に仮想線で示す従来の固定式スキャ
ブ10と異なり、運転席8のセンタ一部が上方に出張る
ことなく、該センタ一部から後方のベット部9まで開放
された空間が形成され、第3図示の如く、交代の運転者
が前方に向き、脚を伸ばしして休養することができる。
態となるから第3図に仮想線で示す従来の固定式スキャ
ブ10と異なり、運転席8のセンタ一部が上方に出張る
ことなく、該センタ一部から後方のベット部9まで開放
された空間が形成され、第3図示の如く、交代の運転者
が前方に向き、脚を伸ばしして休養することができる。
なお図示の実施例は、センターシートの場合を示したも
のであるが、他のシート部に実施してももよい。
のであるが、他のシート部に実施してももよい。
本考案は、上記したように構成され、作用するものであ
るから、従来3入掛におけるシートとし、又は物品等の
暫堤的置場として利用され、その他の場合にはむしろ邪
魔な存在となっていたセンターシート等の補助シート、
特にそのスキャブ部がネットとフレームにて形成され、
ヒンジを中心として前倒し可能にされたので、従来のス
キャブの如く運転席と後部に設けたベット部とが区切ら
れることなく、拡大された居住空間が得られる効果があ
る。
るから、従来3入掛におけるシートとし、又は物品等の
暫堤的置場として利用され、その他の場合にはむしろ邪
魔な存在となっていたセンターシート等の補助シート、
特にそのスキャブ部がネットとフレームにて形成され、
ヒンジを中心として前倒し可能にされたので、従来のス
キャブの如く運転席と後部に設けたベット部とが区切ら
れることなく、拡大された居住空間が得られる効果があ
る。
またスキャブ部のネットがホックによりシートクッショ
ン上面部に固定され、シートクッションの周囲をフレー
ムが押さえるので車の振動による物品の脱落、破損等を
完全に防止できるバインダとして利用でき、かつスキャ
ブ部がネットであるため、収納物を外部から確認し易く
まことに便利である。
ン上面部に固定され、シートクッションの周囲をフレー
ムが押さえるので車の振動による物品の脱落、破損等を
完全に防止できるバインダとして利用でき、かつスキャ
ブ部がネットであるため、収納物を外部から確認し易く
まことに便利である。
また通常の背もたれとしてスキャブ部を使用するときは
、適度のクッション性やが得られ、特に夏季には涼しく
好ましい結果が得られ、構造は極めて簡単であるから従
来例よりもも大幅なコスト低減を図ることができる等種
々の効果が得られる。
、適度のクッション性やが得られ、特に夏季には涼しく
好ましい結果が得られ、構造は極めて簡単であるから従
来例よりもも大幅なコスト低減を図ることができる等種
々の効果が得られる。
第1図は本考案実施例車輌用シートのシートとしての利
用時を示した斜視図、第2図は第1図のシートをバイン
ダーとして利用する状態の斜視図、第3図は第2図の場
合に運転室の居住空間が拡大された状態を示す斜視図で
ある。 1はシートクッション、2はスキャブ部、3はヒンジ、
4はフレーム、5はネット、6はシートクッション上部
面である。
用時を示した斜視図、第2図は第1図のシートをバイン
ダーとして利用する状態の斜視図、第3図は第2図の場
合に運転室の居住空間が拡大された状態を示す斜視図で
ある。 1はシートクッション、2はスキャブ部、3はヒンジ、
4はフレーム、5はネット、6はシートクッション上部
面である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 シートクッション1の後方部分にフレーム4をヒン
ジ3にて前倒れ可能に蝶着し、該前倒れ可能としたフレ
ーム4にネット5を張着してスキャブ部2とした車輌用
シート。 2 ネット5を張着したフレーム4をシートクッション
1の上部面6の面積より大きく形成し、前方に倒したと
き前記上部面6をネット5にて覆い包み得る如く構成し
た実用新案登録請求の範囲第1項記載の車輌用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979119226U JPS604820Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 車輛用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979119226U JPS604820Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 車輛用シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5636533U JPS5636533U (ja) | 1981-04-08 |
JPS604820Y2 true JPS604820Y2 (ja) | 1985-02-13 |
Family
ID=29351439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979119226U Expired JPS604820Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 車輛用シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604820Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0527303Y2 (ja) * | 1988-04-19 | 1993-07-12 |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP1979119226U patent/JPS604820Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5636533U (ja) | 1981-04-08 |
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