JPS6047952B2 - ポリエステルのピリング防止法 - Google Patents

ポリエステルのピリング防止法

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JPS6047952B2
JPS6047952B2 JP9493378A JP9493378A JPS6047952B2 JP S6047952 B2 JPS6047952 B2 JP S6047952B2 JP 9493378 A JP9493378 A JP 9493378A JP 9493378 A JP9493378 A JP 9493378A JP S6047952 B2 JPS6047952 B2 JP S6047952B2
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polyester
pilling
polyorganosiloxane
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aqueous solution
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JP9493378A
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和宜 能海
康弘 小川
三郎 野原
幸信 山根
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエステル繊維のピリング防止方法に関する
ポリエステルステープルよりなる編織物等の繊維構造物
は着用或いは使用時の摩擦により毛羽が発生、更にはこ
れ等の毛羽が絡み合つて毛玉となる所謂ピリング現象を
生じ、着用惑、製品の美感・を著しく損なうことが指摘
されている。
このピリング現象を防止するために、これまで種々の方
法が提案されてきた。
その一例を示すに例えば、ポリエステル系繊維構造物を
一級アミン含有アルカリ性水溶液で処理する方法(特公
昭37フー3946号公報)、フェノール類のアルカリ
塩水溶液で処理する方法(特公昭38−10印号公報)
、多価アルコールを含むアルカリ性水溶液に浸漬後乾熱
処理する方法(特公昭43−20991号公報)、第4
級アンモニウム化合物と環元剤とを含むアルカリ5性水
溶液中で加熱処理する方法(特公昭47−1Ba号公報
)、ジフエノール類、ジメタンジスルホン酸ナトリウム
もしくはカリウムの水溶液で処理する方法(特公昭47
−1892叶公報)、第4級アンモニウム化合物とアル
カリもしくはアルカリ土類金属水酸化物含有水溶液中て
加熱処理する方法(特公昭48−8793号公報)、ケ
イ酸ソーダを含む苛性ソーダもしくは苛性がり溶液を含
浸した後乾熱処理する方法(特公昭48−41478号
公報)アルカリ、第4級アンモニウム塩及び過酸化水素
、要すれは金属封鎖剤を含有する浴て処理する方法(特
公昭49−308a号公報)、周期律表第1〜3族の金
属塩と該金属塩重量の115以下のアルカリ性物質を含
む水溶液中て加熱処理する方法(特公昭49一403吋
公報)、無機塩類、アルカリ類及びアミン類よりなる群
から選ばれた薬剤を含有する液を付着せしめた後、スチ
ーミング又は乾熱処理する方法(特公昭49−63(1
)号公報)、並びに苛性アルカリ液て処理する方法(特
公昭50−69(4)号公報)等の薬剤処理法、或は硬
質且つ角ばつたエッジを有する多数の細かな粒状物質よ
りなる粗面に密着し,た状態でポリエステル系編織物を
加圧して繊維に脆弱部を形成せしめる方法(特公昭50
−29079号公報)、繊維表面の毛羽を加熱により除
去する毛羽焼法等の機械的処理法がある。しかし、前記
薬剤処理法による場合は製品の風合低下及び繊維の2脆
化を伴ない又、硬質粒状物質により処理する方法は実用
に供しうる抗ビル性を付与せしめることは困難てあり、
更には毛羽焼法に於ては繊維構造物の表面にポリエステ
ルの溶融球が残存して製品の美感ならびに風合を損なわ
しめる欠点を有して3おり、繊維構造物を脆化すること
なく実用強化ならびに風合を保持し、ピリング発生を防
止する処理方法の開発が要望されている。本発明者等は
斯様な状況に鑑み鋭意研究を行ない本発明を完成したも
のてあり、その目的はポリ3.エステル繊維を脆化せし
めることなく、又該繊維構造物の風合、美惑を損なうこ
となく優れたピリング防止効果を付与せしめるピリング
防止方法を提供するにある。
即ち、本発明はポリエステル重合体中に少量の4Cポリ
有機シロキサンを含有せしめたポリエステルステーブル
からなる繊維構造物を第4級アンモニウム塩及ひアルカ
リ性物質を含有する水溶液を付着もしくは該水溶液中に
浸漬して熱処理することを特徴とするポリエステル繊維
のピリング防止方法である。
本発明に示すポリエステル重合体中に少量のポリ有機シ
ロキサンを含有せしめたポリエステルステーブルからな
る繊維構造物とは少量のポリ有機シロキサンを含有せる
ポリエステルテーブル或は該ステーブルに木綿、羊毛、
麻、絹等の天然繊維、レーヨン等の再生繊維もしくはア
セテート、プロミックス等の半合成繊維を適宜の比率で
混紡lして得られる編織物、不織布等である。
又、前記ポリエステル重合体とはポリエチレンテレフタ
レート繊維を主たる対象とするが該重合体を構成するテ
レフタール酸或はエチレングリコールの一部をβ−ヒド
ロキシエトキシ安息香酸、ヒドロキシ安息香酸、イソフ
タル酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェニル
メタンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸
、ジフェニルジカルボン酸、ジフエノキシエタンジカル
ボン酸、ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸、セバチ
ン酸等のオキシ酸、又は二塩基酸、更にトリメチレング
リコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレン
グリコール、プロピレングリコール、1,4−シクロヘ
キサンジオール、1,4ーシクロヘキサンジメタノール
、1,4−ビスヒドロキシエトキシベンゼン、ビスフェ
ノールA1ポリエチレングリコール等の脂肪族、脂環族
、芳香族のジオキシ化合物の少なくとも1種と置換せる
変性ポリエステル、更にはポリアルキレンパラキオキシ
ベンゾエート系例えばベンゾエート等から成るポリエス
テルである。
又、該ポリエステルに粘度低下剤、艷消剤、耐光剤、静
電防止剤、難然剤、顔料等の添加物を適宜選択して含有
せるポリエステルである。
本発明において前記ポリエステル重合体に含有せるポリ
有機シロキサンはポリエステルステーブル製造時にポリ
エステル重合体と混合して溶融紡糸しても重合体の分解
を惹起しないものが好ましく、たとえばジメチルポリシ
ロキサン、メチルフ1ニルポリシロキサン、ジフエニル
ポリシロキサソ等であり、就中メチルフェニルポリシロ
キサン′Jくポリエステル中での分散性に優れ好適であ
る。
該ポリ有機シロキサンの分子量は20000以下が子ま
しく特に15000以下が好適てある。該分子量】く2
0000を超えた場合ポリエステル中での均一分散性が
低下し、品質の均一性に欠ける。該ポリ有機シロキサン
の25℃で測定した粘度は10000センチポイズ以下
が好ましく、6000センチポイズ以下が特に好適であ
る。
又、該ポリ有機シロキサンは180′Cにおける2@間
後の揮発分が1.5j%以下が好ましく、特に好適には
1.0%以下である。該揮発分が大過剰になると紡糸時
の操業安定性ならびに繊維の品質を低下せしめる傾向が
ある。前記ポリエステル中に含有せしめるポリ有機シJ
口キサンの量は0.05乃至2J重量%特に0.1乃至
0.5重量%が好適である。
該範囲より少ない場合本発明の目的とする効果が得られ
ず、又該範囲を超えた場合ポリエステル中ての均一分散
性が低下して紡糸時或は延伸時時に糸切れを発生する原
因となるため上記範囲内で使用することが好ましい。
前記ポリエステル中にポリ有機シロキサンを含有せしめ
る方法はポリエステルを製造する原料中或は重縮合中更
には紡糸する際のポリエステルチップに添加混合する等
何れの方法によつてもポリ有機シロキサンを含有せしめ
ることがてきるが、特に紡糸の際のポリエステルチップ
の乾燥時或は紡糸直前にポリ有機シロキサンを添加混合
する方法が作業上最も容易である。
ポリ有機シロキサン含有ポリエステルは常法に従つて溶
融紡糸、延伸してポリエステルステーブルが得られる。
この様にして得たステーブルは常法により紡績して編物
、織物、不織布等の繊維構造物が得られる。次に繊維構
造物にアルカリ性物質及び第4級アンモニウム塩を含有
する水溶液を付着せしめる。
該水溶液を付着せしめる方法は繊維構造物を浸漬もしく
はスプレー等の方法による。該アルカリ性物質としては
特に水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが作業性及び目
的とする効叩の点で優れており好適である。
該アルカリ性物質の水溶液中の含有量は好ましくは0.
1〜25重量%、更に好ましくは0.1〜15重ヒ%で
あり、濃度が高すぎると減量制御困難とたる。
特に水溶液中で加熱減量する際には反応温度第4級アン
モニウム塩の濃度との関係においてjりエステル減量反
応の速度が0.1%〜5%/分になる様な条件を設定し
反応せしめると好適な結果が得られる。
また水溶液を付着後スチーミングする方法を採用すると
きは、絞り率との関係でアルカリ性物質の付着量を1〜
2呼量%となる様操作するのが好ましい。
スチーミングは常圧スチ−マーを利用するのが便利であ
るが、高圧スチ−マーを使用し、100℃以上で加熱処
理してもよい。更に該アルカリ性物質と併用する第4級
アンモニウム塩としては例えば、オクチルジメチルベン
ジルアンモニウムクロライド、ラウリルトリメチルアン
モニウムクロライド、ラウリルジメチルベンジルアンモ
ニウムクロライド、ラウリルジメチルベンジルアンモニ
ウムハイドロオキサイド、ラウリルトリエチルアンモニ
ウムクロライド、ラウリルジエチルベンジルアンモニウ
ムクロライド、ラウリルジメチルハイドロオキシエチル
アンモニウムクロライド、ラウリルジメチルp−ニトロ
ベンジルアンモニウムクロライド、ラウリルジメチルo
−クロルベンジルアンモニウムクロライド、ステアリル
トリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルジメチ
ルベンジルアンモニウムクロライド、ジステリアリルジ
メチルアンモニウムクロライド、セチ7ルジメチルベン
ゼルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモ
ニウムクロライド、オレイルジメチルベンゼルアンモニ
ウムクロライド、オクチルトリメチルアンモニウムクロ
ライド、ラウリルジブチルアリルアンモニウムブロマイ
ド、セθチルジメチルアリルアンモニウムブロマイド、
セチルジメチルシクロヘキシルアンモニウムプロマイド
、ラウリルトリメチルアンモニウムアイオダイド、ラウ
リルトリメチルアンモニウムエトサルフエート、ラウリ
ルフエニルトリメチルアンモニ5ウムメトサルフエート
、ステアリルエチルジハイドロオキシエチルアンモニウ
ムエトサルフエート、ラウリルトリハイドロオキシエチ
ルアンモニウムハイドロオキサイド等が挙げられる。該
第4級アンモニウム塩のうちアラルキル基をFO有する
ものを使用した場合目的とする処理効果が顕著であり、
なかでもラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロラ
イドがコスト等の両面から好適である。
該第4級アンモニウム塩の前記アルカリ水溶液中の含有
量は少なくとも0.1重量%、好ましくは0.1〜2.
呼量%である。
2.呼量%以上添加しても効果に変化を生ぜしめるもの
ではない。
前記アルカリ性物質及び第4級アンモニウム塩を各々単
独で本発明方法に適用した場合目的とする効果は得られ
ず、併用することにより目的を達成することができる。
上記せる第4級アンモニウム塩含有アルカリ性水溶液を
含浸したポリエステル系繊維構造物をマングル等の如き
圧搾機により絞り率50〜15鍾量%好ましくは50〜
12唾量%に調節した後スチーム処理する。
該処理は常圧または高圧下飽和水蒸気を80℃〜130
℃の温度で少なくとも1分間スチーミングすることが好
ましい。
この様に処理した繊維構造物は次いで水洗して第4級ア
ンモニウム塩及びアルカリ性物質を除去する。この際、
該物質を容易に除去するために必要に応じてアニオン性
、カチオン性、或は両性等の界面活性剤を適宜選択して
添加してもよい。洗浄した繊維構造物はシリンダー乾燥
或は熱風乾燥等常法により乾燥すると目的とするポリエ
ステル系繊維構造物が得られる。
本発明方法によりポリエステル系繊維構造物の最大の欠
点とされてきたピリング現象による風合2及び美感の低
下、更には摩擦帯電及びこれに基づく吸塵汚染の増大等
が解消され品質を一層向上せしめることが出来る。
以下実施例を挙けて本発明を具体的に説明する。
実施例中に示す耐ピリング性は次の測定方法3,に従つ
た。耐ピリング性 1.C.I社製ピリングテスターによりJIS上一10
76に準じて測定した。
等級は1〜5級に級別し、5級が最も優れ13.′級が
最も悪い状態を示す。
実施例1 ペンタエリスリトール0.2モル%を共重合した相対粘
度(ηRef)1.38を有するポリエチレンテレフタ
レートの乾燥チップに分子量6000、粘度40500
0センチポイズ(25℃)、揮発分が0.5%(180
℃、2麟間)であるポリメチルフェニルシロキサンを0
.1鍾量%添加し、タンブラー型のブレンダーで混合後
押出機に供給して常法により285℃で溶融して120
0rT1/Minで巻取り未延伸糸トウを得た。
該未延伸糸トウを延伸糸換算50万デニールになるよう
に集束して75℃に加熱せるローラーにより3.97倍
に延伸し次に190℃に加熱せるローラーでヒートセッ
トした後ラウリルホスフェートカリウム塩を主体とする
紡績油を付着せしめて捲縮処理し、90℃で熱処理した
後切断して繊維長38薗、繊度1.39デニールのステ
ーブルを得た。
これを2インチ紡機で3幡糸を作成し、ニットマシン編
物(ポンチローマ)を作成した。
又比較試料としてポリメチルフェニルシロキサンを添加
しない編物も同様の操作で作成した。これらの試料を苛
性ソーダ1.鍾量%と第4級アンモニウム塩として一方
社油脂(株)のDYKll25(ラウリルジメチルベン
ジルアンモニウムクロライド)0.5重量%の水溶液と
して浴比2@90゜Cで所定時間反応して、減量率の異
なる試料を作成し、抗ビル性を比較した。結果を第1表
に示す。表中減量率は次式による。
卜結果より明らかな如く、ポリメチルフエニルシlキサ
ンを含有するポリエステルは第4級アンモー。
ウム塩を併用するアルカリ減量処理によつて、九ビル性
が著しく向上する。これに反してポリメー゜ルフエニル
シロキサンを含有しないポリエステ・はアルカリ減量処
理前後ともに抗ビル性は非常つ悪い。実施例2 実施例1の方法で得たポリエステルステーブルな線条工
程でポリエステル65/綿35の比率で混紡し、4幡手
の糸をリング精紡機により紡績した。
この糸を使つてたて、よこともに80本/インチの平鴻
物志炸虐1ナー7力塔物桑各種の筆4錫アンモニウム塩
を0.5重量%と苛性ソーダ5.旺量%の水溶液中、浴
比2晧、70゜Cて2紛間処理した後に50′Cの温水
中浴比20皓て2回洗浄した。続いて0.3%酢酸水溶
液で洗浄、流水で中性になるまで洗浄し、遠心脱水後1
00゜Cで乾燥した試料について抗ビル性を測定した。
結果を第2表に示す。第2表から明らかな如く、第4級
アンモニウム塩を添加しないものは抗ビル性を付与する
ことはできないが、゜第4級アンモニウム塩を添加すれ
ば、顕著な抗ビル効果を示す。実施例3 実施例1に使用したポンチローマを供試試料としてトリ
メチルベンジルアンモニウムクロライドを2%添加した
所定濃度の苛性カリ溶液を室温でマングルの絞り率10
0%で付着した試料を常圧スチ−マー中98゜Cで3吟
間スチーミングした後、流水中十分水洗して脱水機て絞
り、100゜Cで乾燥して得た各試料のピリング性を測
定した。
結果を第3表に示す。本結果から明らかなように、スチ
ーム処理によつて抗ビル性を付与することもてきる。
実施例4 相対粘度楠Rel)1.367であるポリエチレンテレ
フタレートの乾燥チップに分子量の異なるポリジメチル
シロキサンを0.3重量%添加して実施例1と同様の方
法で紡糸、延伸、ヒートセット、捲縮処理及び100゜
Cて熱処理を行なつて繊度1.4デニール、繊維長38
蔵のステーブルを製造した。
このポリエステル原綿を線条工程でポリエステル65/
綿35の比率で混紡し4旙手の糸をリング精紡機により
紡績した。この糸をチーズ巻きしてチーズ染色機を使つ
て第4級アンモニウム塩としてバルミチルジメチルベン
ジルアンモニウムプロマイドを0.1%添加した苛性ソ
ーダ0.5重量%の水溶液中で801C11紛処理し、
続いて500Cの温水でアルカリ性を示さなくなるまで
洗浄した後風乾した糸*3を使つてニットマシンで編物
(ポンチローマ)を作成して抗ビル性を測定した。結果
を第4表に示す。ポリジメチルシロキサンの分子量が2
000以上になると、ポリエステルとの相容性が悪く、
繊維中に粒子状に含有されるためにアルカリ減量処理に
よ1つて繊維の強度のバラツキが大きくなりニット中に
糸切れが多発する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリエステル系重合体中に少量のポリ有機シロキサ
    ンを含有せしめたポリエステルステープルファイバーを
    構成成分とする繊維構造物を第4級アンモニウム塩及び
    アルカリ性物質を含有する水溶液と共に加熱減量せしめ
    ることを特徴とするポリエステルのピリング防止法。 2 ポリ有機シロキサンの分子量が20000以下であ
    る特許請求の範囲第1項記載のポリエステルのピリング
    防止法。 3 ポリ有機シロキサンをポリエステル系重合体中に高
    々20重量%含有せしめる特許請求の範囲第1項記載の
    ポリエステルのピリング防止法。 4 ポリエステル系重合体がポリエチレンテレフタレー
    トである特許請求の範囲第1項記載のポリエステルのピ
    リング防止法。 5 ポリ有機シロキサンがメチルフェニルポリシロキサ
    ンである特許請求の範囲第1項記載のポリエステルのピ
    リング防止法。 6 ポリ有機シロキサンが25℃で6000センチポイ
    ズ以下の粘度を有するものである特許請求の範囲第1項
    記載のポリエステルのピリング防止法。 7 第4級アンモニウム塩がラウリルジメチルベンジル
    アンモニウムクロライドである特許請求の範囲第1項記
    載のポリエステルのピリング防止法。 8 アルカリ性物質が水酸化ナトリウム又は水酸化カリ
    ウムである特許請求の範囲第1項記載のポリエステルの
    ピリング防止法。 9 加熱減量を0.1〜5%/分で行なう特許請求の範
    囲第1項記載のポリエステルのピリング防止法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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