JPS6047554A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、模写電送写真等の走査記録された中間調原稿
を走査分解する画像読取装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 写真等の中間調原稿を走査し、原稿の微小領域の濃度に
対応した電気的画信号を得る装置、たとえば画像スキャ
ナ装置や撮像装置にあっては、所定の画像分解能を確保
するために光学的読取走査窓の寸法を制御する方法が通
常用いられ、読取走査線ピッチの値に読取走査窓の寸法
を設定するのが理想的である。

第１図は従来の画像読取装置のブロック結線図で、読取
シリンダ１には原稿２が貼付されておりこの読取シリン
ダ１はパルスモータ等で構成された主走査駆動部３に接
続され、所定の回転数で回転させられる。読取シリンダ
１０回転軸の一端にはエンコーダ装置４が接続され、同
期パルスを発生する。−刃移動台５の上には光源６、レ
ンズ７゜８および光電変換器９で構成される画信号読取
部が設置されており、読取シリンダ１の外周部に対向す
る原稿１の微小領域の反射光を電気信号に変換する。読
取シリンダ１の軸に平行に配置した送りねじ１ｏの一端
には移動台６の副走査方向の移３　・　パ 動を制御するパルスモータ等で構成された副走査駆動部
１１が接続され、送りねじ１ｏに所定の回転を与えるこ
とにより送りねじ１０上に配置した移動台５を読取シリ
ンダ１の軸に平行な方向に移動させる。

さらに、読取走査線ピッチ入力部１２に設定された情報
により読取走査窓駆動部１３では、レンズ８の焦点面に
配置した読取走査窓１４の窓開口径を制御し原稿２の微
小領域からの反射光の一部を遮断し読取走査線密度入力
部１２に設定した走査線ピッチの値に等しい微小領域か
らの反射光のみを光電変換器９に入射させる。寸だタイ
ミング制御部１５はエンコーダ装置４から送出される同
期パルスと読取走査線ピッチ入力部１２から送出される
読取走査線ピッチ情報に基づき読取シリンダ１の回転速
度を制御する主走査制御信号を主走査駆動部３に、−実
走査移動量を主走査の回転と同期せしめて制御する副走
査制御信号を副走査駆動部１１に各々与える。またタイ
ミング制御部１６は、光電変換器９から送出される読取
画信号を出力画信号１６に変換処理する画信号処理部１
７に対して、主走査回転および読取走査線ピッチに同期
せしめる同期信号を与える。

上記のよう外装層においては、読取走査窓１４の開口径
寸法りは、レンズ８の倍率をＭ１読取走査線ピッチをＰ
とするとき Ｄ＝ＭｘＰ の関係で表現され、専ら読取走査線密度の関係から決定
されている。

近年かかる画像読取装置の利用は甘すまず拡大し、多種
多様な原稿画像の読取りにあってもその出力画信号の高
品質化と高速高精細な読取装置が希求されている。壕だ
画像の電送再生等も普及し画像読取装置の原稿画像とし
て模写電送写真のような所定の記録線密度で走査記録さ
れた中間調画像原稿を扱う場合がしばしば発生する。し
かし、このような所定の線密度で走査記録された中間調
画像の場合、いわゆる走査線ムラと呼ばれる濃度ムラが
発生してしまう場合が非常に多い。こうした走査線ムラ
の発生する要因は、記録走査に用い６ページ られる光学的記録走査窓内の光量が均一でないことと、
記録走査ムラ 係で相隣る記録画素あるいは記録走査線間でのオーバラ
ップ露光、あるいは未露光間隙が発生したシすることに
よる。

前述のような、いわゆる走査線ムラの存在する中間調原
稿画像を第１図で示したような画像読取装置で処理した
場合、その出力画信号には必然的に前述のような走査線
ムラが含まれる。特に読取走査線密度が記録走査線密度
より大きい場合、すなわち記録走査窓の寸法より読取走
査窓の寸法が小さい場合には、第１図の出力画信号１６
に原稿、画像の走査線ムラが顕著に出現するという欠点
を有する。第２図（−）の曲線へ　は記録走査ムラの存
在する中間調原稿画像の濃度を記録走査方向に測定した
場合、記録走査線ピッチを周期とした濃淡が出現してい
ることを示すものである。−力筒２図（ｂ）の曲線１２
は、読取走査窓の方法が記録走査ピッチより小さい場合
の読取画信号を表わし、第２図（、）の記録走査線ムラ
がそのま捷出現している。

６・　〕′ 々お第２図（ａ）　、　（ｂ）中のＸ軸座標上の目盛は
、それぞれ記録走査線ピッチおよび読取走査線ピッチの
間隔で走査距離を測った場合を表わしている。

以上のように、従来の画像読取装置は、所定の線密度で
走査記録された中間調原稿画像にしばしば記録走査ムラ
を生じぬという欠点を有していた。

発明の目的 本発明は、上記欠点に鑑み、所定の走査線密度で記録さ
れた中間原稿画像の読取走査にあっても原稿画像の記録
走査ムラを除去、ないしは著しく低減することのできる
画像読取装置を提供することを目的とする。

発明の構成 本発明は、原稿画像を走査分解する光学的読取走査窓の
寸法を可変する読取走査窓駆動手段と、前記原稿画像の
読取走査線密度を設定する読取走査線ピッチ入力手段と
、前記原稿画像の記録走査した記録走査窓の寸法に応じ
た値を設定する記録走査窓寸法人力手段と、前記読取走
査窓の寸法を決定し、前記読取走査窓駆動手段を制御す
る読取７ｔ”−パ 走査窓決定手段とを設け、前記原稿画像に応じた読取走
査線ピッチと前記記録走査窓寸法から前記読取走査窓の
寸法を決定し、前記原稿画像の品質に適応し前記読取走
査窓の窓径により原稿画像の走査分解を行なうことによ
り上記目的を達するものである。

実施例の説明 以下図面を参照しながら、本発明の一実施例について説
明する。

第３図は本発明の一実施例における画像読取装置のブロ
ック結線図である。

第３図において、１は原稿２を貼付する読取シリンダ、
３は読取シリンダ１を駆動する主走査駆動部、４は読取
シリンダ１の回転数に応じた同期パルスを発生するエン
コーダ装置、５は光源６、レンズ７．８および光電変換
器９を有する移動台、１１は送りネジ１ｏに所定の回転
を与えることにより移動台５の駆動を行なう副走査駆動
部である。

１６はタイミング制御部で、光電変換器９から送出され
る読取信号を出力画信号１６に変換処理する画信号処理
部１７に対して、主走査回転および読取走査線ピッチに
同期せしめる信号を送出する。

以上の構成は、第１図に示した装置の構成に対応する。

第３図において第１図の構成と異なる点は、所定の記録
走査窓寸法で走査記録した中間調原稿画像に応じた読取
走査窓１４の窓寸法を入力することのできる記録走査窓
寸法人力部１８、および読取走査線ピッチ入力部１２お
よび記録走査窓寸法人力部１８から送出されてくる情報
信号に基づき読取走査窓１４の寸法を決定し、読取走査
窓駆動部１３へ制御信号を送出する読取走査窓決定部１
９を新たに設けた点である。

以下第４図を用いて、読取走査窓決定部１９のさらに詳
細な構成を説明する。

第４図において、２０は記録走査窓寸法人力部１８によ
り入力された寸法値をたとえば８ビツト２進コードでデ
ータを取込むデータバッファ、２１は読取走査線ピッチ
入力部１２により入力されたピッチの値をたとえば８ビ
ツト２進コードで取込９ページ むラッチ回路、２２はデータバッファ２ｏから送出され
てくるデータ線の特定の値を検出するゲート、２３はデ
ータバッファ２０と２１から送出されてくるデータ線を
選択して出力するデータ線切替器２３である０ 上記のような構成において、以下その動作を説明する。

々お、読取エンコーダ１、主走査駆動部３、エンコーダ
装置４、移動台５上に設置された各光学系６〜９、送り
ネジ１０．副走査駆動部１１、タイミング制御部１６、
画信号処理部１７の動作は従来の装置の動作に対応する
ので、これらの動作の説明は省略する。

壕ず従来の装置と同様に読取走査線ピッチに等しい原稿
画像の微小領域の画信号を読取走査線ピッチの移動周期
毎に得たい場合には、記録走査窓寸法人力部１８に０”
を入力する。記録走査窓寸法人力部１８に０”が入力さ
れると、読取走査窓決定手段１９のゲート２２はデータ
線切替器２３に制御信号２４を送出して、読取走査線ピ
ッチ入力部１２から送出された情報を記憶しているデー
１ｏ　′　ご タバッファ２１のデータが読取走査窓駆動部１３にデー
タ２５として送出されるようデータ線切替器２３を制御
する。読取走査窓駆動部１３ではデータバッファ２１の
データが入力されると、読取走査線ピッチに等しい原稿
画像の微小領域の画信号が読取走査線のピッチの移動周
期毎に得られるように読取走査窓１４の窓開口径を制御
する。

一方所定の記録走査窓寸法で走査記録した中間調原稿画
像の読取りの場合、すなわち前述した処理では第２図（
ａ）の曲線１１で示したように走査線ムラを生じる恐れ
がある場合には、記録走査した状態に対応する値ｋ（但
し、ｋは０以上の整数）を記録走査窓寸法人力部１８に
入力する。記録走査窓寸法人力部１８にｏ”以外の値ｋ
が入力されると、読取走査窓決定手段１９のゲート２２
はデータ線切替器２３に制御信号２４を送出して、デー
タバッファ２ｏのデータが読取走査窓駆動部１３にデー
タ２６として送出されるエラにデータ線切替器２３を制
御する。読取走査窓駆動部１３ではデータバッファ２ｏ
のデータが入力されると、第１１　（−ジ ２図（ｂ）の点線１３で示すように原稿画像の走査線ピ
ッチに同期した濃淡縞を平均化した読取信号が与えられ
るように読取走査窓１４の窓開口径を制御する○ すなわち読取走査窓１４を制御することにより所定の読
取走査ピッチの移動周期で、原稿画像の記録走査窓と等
しい微小領域内の画像の濃度情報を読取画信号に変換す
ることができ、従来束じた記録走査線ムラを除去ないし
は著しく低減できる。

」１記実施例によれば、記録走査窓の寸法が読取走査線
ピッチよりも小さい場合、読取画信号に変換される原稿
画像の微小領域は常に記録走査窓の寸法に等しく、原稿
画像平面上の一部の濃度情報が出力画信号に反映されな
くともよい場合に効果を有している。

以下、第５図を参照して読取走査窓決定部１９の他の実
施例について説明する。

第６図は本発明の第２の実施例における画像読取装置の
読取走査窓決定部１９のブロック結線図である。

第５図において、２６は記録走査窓寸法人力部１８から
の送出されてくる窓寸法情報を一時記憶するラッチ回路
、２７は読取走査線ピッチ入力部１２から送出されてく
るピッチ情報を一時記憶するラッチ回路、２９は記録走
査窓寸法人力部１８から送出されてくるトリガー信号２
８に同期して所定のタイミング信号を発生するタイミン
グ発生器、３１はデータ情報３０の内容を繰返し加算す
る加算器、３２は加算器３１のラッチ回路、３５はデー
タ情報３３．３４０内容を比較する比較器、３７はデー
タ情報３３．３４を選択してデータ情報３６として送出
する選択回路、３８はデータ情報３０の内容が所定の値
か否かを検出する特殊コード検出回路３８である。

以下上記のように構成された読取走査窓決定手段１９の
動作を第６図のタイミングチャートトドもに説明する。

まず、ラッチ回路２６．２７に各々記録走査窓寸法人力
部１８および読取走査線ピッチ入力部１２から送出され
てくるデータをラッチさせた後、う１３ベーバ ッチ回路３２をリセットしてデータ信号３３（第６図４
）の内容をＯ”にするようにランチ回路３２を制御する
タイミング信号４０（第６図（ホ））をさらに選択回路
３７に送出する所定のタイミング信号３９を発生するよ
うに、記録走査窓寸法人力部１８からトリガー信号２８
（第６図（イ））を送出する。データ信号３ｏの内容を
Ａとするとき、特殊コード検出回路３８はＡがあらかじ
め定められた所定の値と等しい時のみ情報信号情報４１
（第６図に））として”１″仕力踵一方比較器３５はデ
ータ信号３３　、３４　（第６図（力、（ハ））の内容
を各々Ｃ，ＤとするときＣ＜Ｄの状態のときのみ制御信
号４２（第６図（ハ））として゛１パを出力する０そし
てタイミング発生器２９は制御信号４１（第６図に））
が１″の場合に、トリガー信号２８（第６図（イ））の
送出から所定の時間後タイミング信号３９（第６図（ト
））としてトリガーパルスを発生させる。

−力制御信号４１（第６図に））がＯ”の場合は制御信
号４２（第６図（へ））が”１″である間、すなわちｃ
＜ｐの状態区間で、トリガー信号２８（第６４　３ 図（イ）より所定の時間間隔でタイミング信号４０（第
６図（ホ））としてトリガーパルスを送出ｌ〜続は信号
線４２（第６図（ハ）が”Ｏ”に変化して所定の時間経
過後タイミング信号３９（第６図（ト））としてトリガ
ーパルスを発生させる。そしてラッチ回路３２は加算器
３１の出力をタイミング信号４０の（第６図（ホ））パ
ルスに同期してラッチする。上記のような動作によシ、
特殊コード検出回路３８において所定の値とデータ信号
３０（第６図（ロ））の内容とが一致した場合、タイミ
ング信号３９（第６図（ト））としてトリガーパルスが
発生した時間におけるデータ信号３３と３４（第６図（
イ）、（−ウの内容は各々０と読取走査線ピッチの値り
とに等しい。

情報信号４１（第６図に）が論理０、すガわちデータ信
号３０（第６図（ロ）の内容が所定の値と不一致の場合
にはタイミング信号３９（第６図（ト））としてトリガ
ーパルスが発生した時間におけるデータ信号３３（第６
図（力）の内容Ｃはタイミング信号４０（第６図に））
に発生したトリガーパルスの数をｍとするときＣ＝　ｍ
　Ｘ　Ａとなり記録走査窓寸法の整１５　パ 数倍の値となる。そして選択回路３７はタイミング信号
３９（第６図（ト））のトリガーパルスに同期し情報信
号４１が１′′の場合はデータ信号３４を（第６図（Ｉ
Ｊ）　）データ信号３６（第６図（−う）として送出し
、○“の場合はデータ信号３３（第６図（男）をデータ
信号３６として送出するように動作し、記録走査窓寸法
が所定の値と一致する場合は読取走査窓駆動部１３に読
取走査線ピッチに等しい値を伝達し、それ以外では読取
走査線の値を含む最も小さな記録走査窓寸法の整数倍の
値を読取走査窓駆動部１３に伝達することにより、読取
走査窓１４を制御することができる。なお第６図のタイ
ミングチャートにおいて、区間Ｘは記録走査窓寸法が所
定の値と一致していない場合を、区間Ｙは一致している
場合を、区間Ｚはデータ線３３゜３４０内容すなわちＣ
，ＤがＣ＜Ｄの状態区間を示している。

以上のような構成によυ、特定の記録走査窓寸法を入力
したとき以外、読取走査窓１４の寸法は読取走査線ピッ
チの値に極近の記録走査窓寸法の自然数倍で原稿画像上
の微小領域内における画像の濃度情報の平均値が読取画
信号に変換されるように設定され、従来の画像読取装置
では不可能であった記録走査線ムラを除去、々いしは著
しい低減した画信号が得られる。

発明の効果 本発明は、原稿画像の寸法を指定できる記録走査窓記録
走査窓寸法人力手段を設けるとともに、前記記録走査窓
寸法の値と読取走査線ピッチの値から前記読取走査窓の
寸法が記録走査窓寸法の自然数倍になるように制御する
読取走査窓決定手段を設けることにより、所定の記録線
密度で走査記録された中間調原稿にしばしば出現する記
録走査線ムラの存在する原稿画像の読取にあっても、記
録走査線ムラに起因する出力画信号の変化を除去ないし
は著しく低減することができ、その効果は犬なるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の画像読取装置のブロック結線図、第２図
（ａ）　ｌ　（ｂ）は同装置の読取特性図、第３図は本
１７ベ　′ 発明の一実施例における画像読取装置のブロック結線図
、第４図は同装置の要部ブロック結線図、第５図は第４
図の他の実施例を示す要部ブロック結線図、第６図は第
４図の各部の信号を示すタイミングチャートである。 １２・・・・・・読取走査線ピッチ入力部、１３・・・
・・・読取走査窓駆動部、１４・・・・・・読取走査窓
、１Ｂ・・・・・・記録走査窓寸法人力部、１９・・・
・・・読取走査窓決定手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 （６し） 記舖走査距離 謀取走査距離 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿画像を走査分解する読取走査窓を有した光学系手段
   と、前記読取走査窓の寸法を可変する読取走査窓駆動手
   段と、前記原稿画像を記録走査した記録走査窓の寸法に
   応じた値を設定する記録走査窓寸法人力手段と、前記原
   稿画像の読取走査線密度を設定する読取走査線ピッチ入
   力手段と、前記記録走査窓寸法人力手段および読取走査
   線ピッチ入力手段から送出されてくる情報に応じて前記
   読取走査窓の寸法を決定し前記読取走査駆動手段を制御
   する読取走査窓決定手段とを具備した画像読取装置。