JPS604697B2 - ヨ−グルト風味をもつ豆乳食品の製造法 - Google Patents
ヨ−グルト風味をもつ豆乳食品の製造法Info
- Publication number
- JPS604697B2 JPS604697B2 JP57194570A JP19457082A JPS604697B2 JP S604697 B2 JPS604697 B2 JP S604697B2 JP 57194570 A JP57194570 A JP 57194570A JP 19457082 A JP19457082 A JP 19457082A JP S604697 B2 JPS604697 B2 JP S604697B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soy milk
- yogurt flavor
- milk food
- food
- producing soy
- Prior art date
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- Expired
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- Dairy Products (AREA)
- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ヨーグルト風味をもつ豆乳食品の製造法に関
する。
する。
ヨーグルト風味をもつ豆乳食品の製造法としては、乳酸
菌を使用して酉醗酵法で製造することが一般的である。
菌を使用して酉醗酵法で製造することが一般的である。
豆乳に有機酸を加えて、豆乳のPHを大豆蛋白質の等電
点以下にすると蛋白質は粒状の凝集を起こし、良好な組
織のカードを形成することができないのであるが、本発
明者等は有機酸と分散安定剤・凝固剤としての糊料を使
用して簡単に、ョ−グルト風味をもつ豆乳食品を製造す
る方法について研究を重ねた結果、本発明を達成したの
である。本発明は、豆乳中の蛋白質を、糊料(分散安定
剤・凝固剤)の高分子物質の存在下において超微細化し
て組織のなめらかなヨーグルト風味をもつ豆乳食品の製
造法を提供することを目的とする。
点以下にすると蛋白質は粒状の凝集を起こし、良好な組
織のカードを形成することができないのであるが、本発
明者等は有機酸と分散安定剤・凝固剤としての糊料を使
用して簡単に、ョ−グルト風味をもつ豆乳食品を製造す
る方法について研究を重ねた結果、本発明を達成したの
である。本発明は、豆乳中の蛋白質を、糊料(分散安定
剤・凝固剤)の高分子物質の存在下において超微細化し
て組織のなめらかなヨーグルト風味をもつ豆乳食品の製
造法を提供することを目的とする。
本発明は、豆乳原液または調製豆乳を加温し、これに糊
料の1種または2種以上を含む加温糊料溶液を加えて蝿
拝し十分に混合した後、有機酸を混和して、高圧ホモジ
ナィザーでさらに微細化し均質化してから、必要により
果汁、果肉または香料を添加し、次いでこれを糊料の凝
固点以上の温度で充填機にかけて容器に充填した後密封
してから冷却処理することを特徴とするヨーグルト風味
をもつ豆乳食品の製造法である。本発明での豆乳液とは
豆乳原液、調整豆乳なごビを意味し、また本発明に使用
される糊料とは、寒天、カラギーナン、ペクチン、ロー
カストビーンガムその他食品の分散安定剤・凝固剤とし
て利用される資材を意味し、特に天然糊料を使用するの
が好ましい。
料の1種または2種以上を含む加温糊料溶液を加えて蝿
拝し十分に混合した後、有機酸を混和して、高圧ホモジ
ナィザーでさらに微細化し均質化してから、必要により
果汁、果肉または香料を添加し、次いでこれを糊料の凝
固点以上の温度で充填機にかけて容器に充填した後密封
してから冷却処理することを特徴とするヨーグルト風味
をもつ豆乳食品の製造法である。本発明での豆乳液とは
豆乳原液、調整豆乳なごビを意味し、また本発明に使用
される糊料とは、寒天、カラギーナン、ペクチン、ロー
カストビーンガムその他食品の分散安定剤・凝固剤とし
て利用される資材を意味し、特に天然糊料を使用するの
が好ましい。
さらに有機酸とは乳酸、クエン酸その他の食用に適する
有機酸を意味する。なお、果汁その他の添加物とは、ミ
カン、イチゴ、パインアップルその他の果汁・果肉また
はフレーバーなど、得られる製品にそれぞれ風味を付与
する資材を意味する。本発明において、豆乳液を加溢し
、これに凝固点以上の温度で加熱溶解した糊料溶液を混
合し、損拝するのは、豆乳液中に糊料を溶解分散させ、
豆乳液中の大豆蛋白質を糊料の高分子物質間に分散させ
保護させるためであり、上記豆乳液と湖料溶液との混合
液に有機酸を添加するのは、該混信液中に微粒化され均
質に分散している蛋白質を・、有機酸でPHを下げて変
性させて、微細組織での凝集を起こさせ、該微細凝集物
の分散液を得るためであり、さらに該分散液を高圧ホモ
ジナィザ・‐(好ましくは100〜150kg/c虎の
圧)で処理するのは、上記凝集された微細蛋白質を更に
細かく破砕して、非常に微細な粒子となし、これを糊料
中に均質に分散させるためである。
有機酸を意味する。なお、果汁その他の添加物とは、ミ
カン、イチゴ、パインアップルその他の果汁・果肉また
はフレーバーなど、得られる製品にそれぞれ風味を付与
する資材を意味する。本発明において、豆乳液を加溢し
、これに凝固点以上の温度で加熱溶解した糊料溶液を混
合し、損拝するのは、豆乳液中に糊料を溶解分散させ、
豆乳液中の大豆蛋白質を糊料の高分子物質間に分散させ
保護させるためであり、上記豆乳液と湖料溶液との混合
液に有機酸を添加するのは、該混信液中に微粒化され均
質に分散している蛋白質を・、有機酸でPHを下げて変
性させて、微細組織での凝集を起こさせ、該微細凝集物
の分散液を得るためであり、さらに該分散液を高圧ホモ
ジナィザ・‐(好ましくは100〜150kg/c虎の
圧)で処理するのは、上記凝集された微細蛋白質を更に
細かく破砕して、非常に微細な粒子となし、これを糊料
中に均質に分散させるためである。
上記のようにして得られた均質混合液を糊料の凝固点以
上の温度で、充填機にかけ容器に充填し、密封して冷却
するのである。なお、充填処理する前に、果汁その他の
添加物を必要により添加することができる。
上の温度で、充填機にかけ容器に充填し、密封して冷却
するのである。なお、充填処理する前に、果汁その他の
添加物を必要により添加することができる。
次に、本発明の実施の一例を記載する。
Bxlo〇 の豆乳原液または調整豆乳70礎都‘こ、
砂糖6の部を加え、混合し溶解して、80〜9000に
加溢した。
砂糖6の部を加え、混合し溶解して、80〜9000に
加溢した。
一方、砂糖30部、粉末寒天1部、ペクチン3部、ロー
カストビーンガム1部を混合し、温湯125.5部に溶
解して、90〜10ぴ0に加溢して、天然糊料混合液を
得て、これを上記加温処理した豆乳液に加え、よく櫨梓
混合した。
カストビーンガム1部を混合し、温湯125.5部に溶
解して、90〜10ぴ0に加溢して、天然糊料混合液を
得て、これを上記加温処理した豆乳液に加え、よく櫨梓
混合した。
次に、豆乳液と天然糊料溶液との混合液に、乳酸50%
液を9部滴下し、よく櫨梓混合して得た混合液を150
k9/均圧力の高圧ホモジナィザーで均質化した後、こ
れに1/9農縮みかん果汁30部、みかん果肉4礎部、
香料0.5部を加え、よく濃浮浪合して得た混合液10
0の郡を50o0以上の温度で容器に充填、密封した後
、10℃以下に冷却して製品を得た。
液を9部滴下し、よく櫨梓混合して得た混合液を150
k9/均圧力の高圧ホモジナィザーで均質化した後、こ
れに1/9農縮みかん果汁30部、みかん果肉4礎部、
香料0.5部を加え、よく濃浮浪合して得た混合液10
0の郡を50o0以上の温度で容器に充填、密封した後
、10℃以下に冷却して製品を得た。
得られた製品は、PH3.7、Bxlが でみかん風味
をもった風味の良いヨーグルト風味の豆乳食品であった
。
をもった風味の良いヨーグルト風味の豆乳食品であった
。
本発明によれば、組織がなめらかで舌ざわりが良好で食
感が優れた、ヨーグルト風味を有する豆乳食品が得られ
るのである。
感が優れた、ヨーグルト風味を有する豆乳食品が得られ
るのである。
Claims (1)
- 1 加温豆乳液に加溢糊料溶液を加えて撹拌混合して、
これに有機酸を加えた後均質化処理し、必要により果汁
その他の添加物を加え、次いで容器に充填処理し、冷却
処理することを特徴とする、ヨーグルト風味をもつ豆乳
食品の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57194570A JPS604697B2 (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | ヨ−グルト風味をもつ豆乳食品の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57194570A JPS604697B2 (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | ヨ−グルト風味をもつ豆乳食品の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5985253A JPS5985253A (ja) | 1984-05-17 |
JPS604697B2 true JPS604697B2 (ja) | 1985-02-06 |
Family
ID=16326727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57194570A Expired JPS604697B2 (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | ヨ−グルト風味をもつ豆乳食品の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604697B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62107198A (ja) * | 1985-07-16 | 1987-05-18 | 満田工業株式会社 | オ−ガ式小口径管推進工法及び装置 |
JPH0414557Y2 (ja) * | 1986-06-25 | 1992-03-31 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1986003377A1 (en) * | 1984-12-07 | 1986-06-19 | Azumaya, Inc. | Flavored soybean product |
US4627330A (en) * | 1984-12-11 | 1986-12-09 | Sundstrand Corporation | Unitary bearing retainer for a swashplate bearing |
US6322846B1 (en) * | 1999-10-01 | 2001-11-27 | Jeneil Biotech Inc. | Soy milk compositions and methods of preparation |
US6663912B2 (en) | 1999-10-01 | 2003-12-16 | Jeneil Biotech Inc. | Soy milk compositions and methods of preparation |
-
1982
- 1982-11-08 JP JP57194570A patent/JPS604697B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62107198A (ja) * | 1985-07-16 | 1987-05-18 | 満田工業株式会社 | オ−ガ式小口径管推進工法及び装置 |
JPH0414557Y2 (ja) * | 1986-06-25 | 1992-03-31 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5985253A (ja) | 1984-05-17 |
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