JPS6046634B2 - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JPS6046634B2
JPS6046634B2 JP14482478A JP14482478A JPS6046634B2 JP S6046634 B2 JPS6046634 B2 JP S6046634B2 JP 14482478 A JP14482478 A JP 14482478A JP 14482478 A JP14482478 A JP 14482478A JP S6046634 B2 JPS6046634 B2 JP S6046634B2
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magnetic
grooves
auxiliary
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誠 後藤
一二 小林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、給電することにより回転出力を得ることがで
きる電動機あるいは外部から回転力を与えることにより
電気出力を得ることができる発電機といつた回転電機に
関するものである。
従来の回転電機、例えばブラシレス電動機では、ステー
タに3相の巻線を施し、ロータに多極マグネットを配置
し、ロータの回転位置をホール素子等て検出して、通電
する巻線を選択・切換えることにより、同一方向の回転
力を得ている。
しかし、この様な構成ては、3相の巻線を使用している
ため、ステータの巻線処理、ロータの回転位置の検出、
電流の通電制御手段等が難かしく、モータ構造および回
路構成が複雑となる。また、従来、上述のような欠点を
解消すべく2相の電動機の構造や駆動回路が提案されて
いる。
これは、ロータに無磁性極を含む多極の磁極を配置し、
ステータに2相の巻線を施された究極構造の電機子鉄心
を使用し、ロータの回転位置に応じて、相補的に巻線に
通電することにより、所定方向の持続的な回転力を得る
ようにしたものである。その結果、電動機の構造および
駆動回路は簡単となり、製造の容易な電動機となつてい
る。しかし、これは、電機子鉄心が究極構造の場合には
、電機子鉄心が磁気的に不均一な構造であるJために、
例えば永久磁石などにより構成される界磁部との相互作
用によつてコギングカを発生させるという欠点がある。
コギングカは、回転力の変動となるため、通常の回転電
気においては極力小さくしなければならない。i 本発
明は、そのような点を考慮して、究極構造を有しながら
もコギングカを著しく減小させたトルクむらの極少な高
効率の、しかも構造の簡単な電動機または発電機等の回
転電機を提供するものである。
以下に本発明を図示の実施例に基いて説明する。第1図
は、本発明の一実施例の要部構造図である。
同図において、ロータ1の内面に形成された界磁部2は
、N極,S極の2極に着磁された円弧状の永久磁石2a
,2bと、それらの間に形成された無磁性極部2cとに
よつて構成されている。すなわち、界磁部2は、N極,
S極,無磁性極の3極を有し、それらは円周を3等分(
1200)または、ほぼ3等分するように配置されてい
る。なお、無磁性極は、永久磁化が零または、きわめて
弱い磁極である。3は磁l体製の電機子鉄心であり、こ
れは中心点Aより外側へ放射状に向かう2個の巻線用突
極40,4bと、それらの巻線用突極4aと4,の間に
位置する2個の補助突極5a,55を一体的に有してい
る。
この電機子鉄心3の各突極は所要間隙あけて前記界磁部
2の磁極と対向し、各巻線用突極4a,4,にはそれぞ
れ1個の巻線6a,6,が巻装されている。なお、7a
,7,,70,7dは巻線用突極4a,4bおよび補助
突極5a,5bの間に形成された巻線用溝であり、8a
,8,,8c,8d,88,,8g,8hは、コギング
カを低減するために設けられた補助溝である。
次に、第1図に示した実施例を電動機とした場合の動作
について説明する。
第2図は前記界磁部2の発生する磁束密度を1回転分に
ついて示した図である。同図において、実線はN極,S
極が発生する磁束密度を方形波状に近似したものであ一
リ、破線は実際の極の変化に伴なう磁束密度の変化を表
わしている。第3図は第1図の実施例の駆動方法を説明
するための図で、これについては後述する。
第4図は第1図の巻線用突極4bと補助突極5a.の間
の巻線用溝7,における磁束の分布を代表して示した図
である。
同図において、電機子鉄心3の巻線用突極4bより界磁
部2のS極に流入する磁束は、矢印の線にて示すように
、巻線用溝7,の中心線1にまで至つている。その結果
、各突極・の実効的なピッチは先端部分のピッチより広
くなり、突極の両端の溝の中心間隔となる。すなわち、
本実施例においては、巻線用突極4a,4bの実効ピッ
チは、界磁部2の無磁性極のピッチ(1200)に等し
く、または、ほぼ等しくなり、補助突極5a,5bの実
効ピッチはほぼ600となる。各巻線と鎖交する磁束は
巻線用突極に流出入する磁束に等しいため、巻線6a,
6bの実効ピッチは1200にほぼ等しいといえる。巻
線60,6,に一定の電流を流したときの発生トルクT
は、回転角の変化Δθに対する鎖交磁束の変化ΔΦの比
x■と電流値1の積に比例する。
Jすなわち、となる。
巻線6a,6bの鎖交磁束の変化率(宰T).(室?)
5は、第3図A,bに示すように変化する。ここに、θ
は界磁部2の点R。と電機子鉄心3の点K。を回転中心
Aよりみた回転角である。従つて、同図C,dに示すご
とく、一定値の電流1a,ibを回転角に応じて2相に
切換えて通電するならば、同図eに示すように、むらの
ない回転トルクTを得ることができる。第5図に本実施
例の駆動回路の一例を示す。
ホール素子10にてロータの回転位置を検出し、トラン
ジスタQl,Q2をオン,オフさせるようにしている。
一方のトランジスタQ1がオンのときには他方のトラン
ジスタQ2はオフとなり、また逆にQ1がオフのときに
はQ2がオンとなる。このように相補的に2相の巻線6
a,6bに通電するならば、発生トルクに切れ目がなく
、均一な回転力を得ることができる。次に、第1図に示
した電動機のコギングカについて説明する。
コギングカは、磁場に貯えられた磁気エネルギーが界磁
部と電機子鉄心の回転位置に応じて変化することにより
生じるもので、第1図のごとく、界磁部2と電機子鉄心
3の両者に磁気的な周期性がある場合には、一般に、そ
の両方に共通して存在する調波成分(整合成分)のコギ
ングカが生じる。磁気エネルギーは磁束密度の2乗に関
係する量であるから、第2図に示すような特性の界磁部
2が有する磁気的な周期・波形の基本的な調波成分は第
1次調波成分となる。
ここで、1回転1回の正弦波成分を第1次調波成分とす
る。すなわち、界磁部2は第1次調波成分を基本として
、第2次,第3次, ・・などの高調波成分を含んで
いることになる。
一方、電機子鉄心3の磁気的不均一性は巻線用溝7a,
7b,7c,7dと補助溝8a,8b,8c,8d,8
e,8f,8g,8hによつて生じ、これらの溝による
磁気的な変動は界磁部2の永久磁石の表面の各点からみ
たパーミアンス(磁気抵抗の逆数)の場所的な変動によ
つて表わされる。
まず、補助溝を設けない場合を考えるならば、巻線用溝
7a,7bと7c,7dは180ば反対の位置にあるた
め、電機子鉄心3の磁気的不均一性の基本的な調波成分
は、第2次成分となる。
従つて、これを基本として、第4次,第6次, ・・・
・等の高調波成分をも含んでいることになる。コギング
カは、電機子鉄心3の有する磁気的不均一性の成分と、
界磁部2の有する調波成分が整合(一致)するときに発
生するから、補助溝8a〜8hのないときのコギングカ
は第2次,第4次,第6次・・・・・・等の調波成分を
主に生じる。
本実施例の電機子鉄心3は、補助溝83〜8hを有する
ことにより、磁気的不均一性の状態は変化し、その結果
、第1図の電動機のコギングカは著しく小さくなつてい
る。以下に、そのことを第4図を参照して説明する。第
4図は巻線用溝7,の入口付近での磁束の分布を表わし
ているが、同図において界磁部2に流入する磁束は矢印
の線にて示されるように、大部分が磁気抵抗の高い溝部
を避けて電機子鉄心3の突極の先端部より流出している
。その結果、図示の破線Hよりも深い部分での磁束は非
常に少なくなる。従つて、溝7bの深さは破線Hより深
くても、磁気的には破線Hの深さのものとほぼ同等であ
る。他の巻線用溝7a,70,7dについても同様であ
る。そこで、第1図に例示するごとく、巻線用溝とほぼ
等しい幅を有し、かつ巻線用溝より浅い開溝状の補助溝
であつても、巻線用溝とほぼ同等な磁気的効果を得るこ
とができることになる。
本実施例では、巻線用溝7aと7dの間、7bと7cの
間を4等分する位置、および7aと7bの間、7。
と7dの間を2等分する位置に補助溝を設けている。す
なわち、巻線用溝7a〜7dと補助溝8a〜8hとから
なる溝の全体が回転中心Aに対して等角度間隔(30る
間隔)または、ほぼ等角度間隔となるように配置されて
いる。従つて、本実施例の電機子鉄心の磁気的不均一性
の周期・波形の基本的な成分は第12次調波成分となり
、その高調波である第24次,第3欧,等が含まれるこ
とになる。
その結果、コギングカとしては、主に第12次,第24
次,第3欧, ・・・・等の調波成分が生じる。上述の
結果を、補助溝8a〜8hを設けない場合と比較すると
、第2,4,6,8,10,14,16,・・・・等の
調波成分のコギングカが欠落(または減小)し、さらに
コギングカの基本的な調波成分の次数は、補助溝のない
楊合では第2次てあるのに対して、補助溝を設けること
により第12次といつたように6倍の高次の成分となつ
ている。
一般に、コギングカの各成分の大きさは、界磁部の有す
る該当成分の大きさと電機子鉄心の有する該当成分の大
きさの積に関係し、その積が小さくなればコギングカの
該当成分の大きさも小さくなる。
また、界磁部の有する調波成分は、通常、高次の成分に
なる程、その大きさは急速に減衰するから、第2次成分
に比較して第12次成分はかなり小さいのが普通である
従つて、本発明のごとく補助溝を設けることにより、コ
ギングカに関与し得る界磁部および電機子鉄心の調波成
分の数が少なくなるだけでなく、コギングカの基本的な
調波成分が高次となることにより、コギングカは減小す
る。なお、第1図に示した本発明の実施例においては、
界磁部2をロータとし、電機子鉄心3をステータとした
が、本発明はそのような構造にのみに限られるものでは
なく、その関係が逆であつても得られる効果に差異はな
い。
また、第1図の実施例は、そのまま発電機としても使用
可能である。すなわち、ロータ1を外部力によソー定速
度にて回転駆動するならば、巻線6a,6,には第3図
A,bに示す波形と相似した波形の発電電圧を得ること
ができる。従つて、例えばカソードを共通接続した2個
のダイオードの・各アノードに2相の発電電圧を供給し
て整流するならば、上記共通接続したカソードから回転
速度に対応した直流電圧を得ることができる。従つて、
本発明は電動機に限らす発電機としても適用可能である
。また、前述の実施例では電子整流子型電動機として使
用する例でもつて説明したが、ブラシにより駆動相を切
換えるようにしても良いことはいうまでもない。
本発明の別の実施例の要部構造図を第6図に示す。
同図において、ロータ11に取付けられた円環状の永久
磁石により構成された界磁部12は、内周面にN極,S
極,0極(無磁性極)を有している。界磁部12の磁極
面と所要間隙あけて対向して配置された2個の巻線用突
極13。,13,を有する磁性体製の巻線用突極構成体
13と、巻線用突極の間に位置する2個の補助突極14
a,14,とを有する磁性体製の補助突極構成体14と
の組合せにより電機子鉄心が構成されている。なお、上
記巻線用突極構成体13と補助突極構成体14は磁気的
および機械的に連結されて固定されている。各巻線用突
極133,13bの実効ピッチ(両端の巻線用溝の中心
間隔)は126効に等しく、または、ほぼ等しく、また
、各補助突極14a,14bの実効ピッチは54たに等
しく、または、ほぼ等しくされている。
本実施例においても、巻線用溝16と磁気的にほぼ同等
な効果を有する補助溝17が設けられ、巻線用溝16と
補助溝17とからなる溝の全体が等角度間隔(18助間
隔)または、ほぼ等角度間隔となるように配置されてい
る。また、界磁部12の無磁性極(O極)のピッチは、
電機子鉄心の巻線用突極の実効ピッチ126ほと等しく
、または、ほぼ等しくされており、発生トルクのむらを
小さくしている。従つて、N極と.5極のピッチは12
00より少し小さくて117.となる。次に、本実施例
のコギングカについて説明する。
界磁部12の有する磁気的な周期・波形は、第1次調波
成分を基本として、第2次,第3次,.・・・・・等の
高調波成分を含んでいる。まず、補助溝のない場合にお
ける電機子鉄心の磁気的不均一性の周期・波形は、第2
次成分を基本として第4次,第6次, ・・・・等の調
波成分を含んでいる。従つて、補助溝のないときのコギ
ングカは第2−次,第4次,第6次, ・・・・等の調
波成分を主に有する大きなものとなる。一方、補助溝1
7を設けることにより、本実施例の電機子鉄心の有する
調波成分は、第2欧,第4欧,第6欧, ・・・・と1
皓の高次になる。
その結果、コギングカも第2欧調波成分を基本とする高
次成分となり、その大きさは著しく減小する。なお、第
6図の実施例に示しているように、電機子鉄心の巻線用
突極部に対して補助突極部を別体にするならば、巻線用
突極に巻線を施した後に補助突極構成体14を取付けれ
ば良いので、巻線が容易となる。もちろん、本発明はそ
のような構造のみに限らず、たとえば珪素鋼板等の薄板
を金)型にて巻線用突極と補助突極を一体的に有するも
のを打抜き形成し、それらを所要枚数積層して電機子鉄
心を製作してもよい。このようにした場合には、巻線用
溝および補助溝の形状,精度は金型にて決まるために、
量産時のバラツキが少なくなり、コギングカを低減する
効果は安定する。また、補助溝の深さを浅くして、巻線
用突極の基部を先端より狭くするならは、巻線を収納す
る空間を大きくすることができるため、効率の良い回転
電機が得られる。さらに、補助溝の幅を巻線用溝の幅と
等しく、または、ほぼ等しくするならば、巻線用溝と磁
気的にほぼ同等な効果を容易に得ることができる。もち
ろん、補助溝を突極間の溝と同一または、ほぼ同一形状
としても良い。第7図に、本発明の更に別の実施例の要
部構造図を示す。本実施例は、第1図の実施例の構成を
2倍に多極化したものである。すなわち、ロータ21に
取付けられた2個の円弧状の永久磁石22a,22bに
より界磁部が構成され、界磁部のN極,S極および無磁
性極部220,22dは600または、ほぼ60無とさ
れている。電機子鉄心23は4個の巻線用突極24a1
,24a2,24b1,24b2と4個の補助突極25
ュ,25a2,25b1,25,2を有し、各巻線用突
極には、それぞれ1個の巻線26a1,26a2,26
,1,26b2が巻装されている。巻線用突極および補
助突極の先端には、巻線用溝27と磁気的にほぼ等しい
効果を有する補助溝28が設けられ、巻線用溝27と補
助溝28からなる溝の全体が等角度間隔(15補間隔)
または、ほぼ等角度間隔に配置されている。前述のよう
に、補助溝を設けることにより、電機子鉄心の磁気的不
均一性の周期・波形と界磁部の磁気的な周期・波形との
整合成分の基本的な調波成分の次数を高くするならば、
コギングカを減小させることができる。
その一方法として、先に説明した本発明の実施例ては、
巻線用溝と磁気的に同等または、ほぼ同等な効果を有す
る補助溝を付加し、補助溝および巻線用溝の全体を、電
機子鉄心の中心に対して、等角度間隔または、ほぼ等角
度間隔となるように配置することにより、電機子鉄心の
磁気的不均一性の周期・波形の基本的な調波成分の次数
を高くして、界磁部の磁気的な周期・波形による調波成
分との整合成分を高次の調波成分にしている。このよう
な配置は、巻線用突極の両端の溝の中心間隔と補助突極
の両端の溝の中心間隔との比を、ほぼ整数比L:M(こ
こに、L,Mは整数)となし、補助溝と巻線用溝とから
なる溝の全体を巻線用突極の両端の溝の中心間隔のL分
の1のピッチ毎に配置するならば容易に実現できる。
この場合、界磁部の無磁性極部0のピッチは、巻線用突
極の実効ピッチに等しく、または、ほぼ等しくすること
が望ましい。一般に、補助溝を設けた場合の電機子鉄心
の磁気的不均一性の周期・波形(調波成分)と界磁部の
磁気的な周期・波形(調波成分)との整合成分のなかで
支配的な成分の大きさを、補助溝のない場合の電機子鉄
心の磁気的な周期・波形(調波成分)との整合成分のな
かで支配的な成分の大きさに比較して小さくなるように
補助溝を配置すれば、コギングカを小さくできる。
通常の回転電機においては、電機子鉄心の磁気的不均一
性の周期・波形の支配的な調波成分の次数を高くするな
らば、コギングカは小さくなり、本発明の効果を容易に
得ることができる。
また、前述の実施例に示すように、補助溝の数を巻線用
溝の数よりも多くするならば、各溝を浅く、かつ小さく
できるため、補助溝による磁束の変動が小さくなり、高
性能の回転電機となし得る。
また、各巻線用突極に同数の補助溝を対称的に配置する
ならば、各巻線用突極に流出入する磁束のバラツキはな
く、回転電機の性能を一層良くし得る。
また、各巻線用突極の実効ピッチは無磁性極部(0極)
のピッチに限らず、一般に、(0極のピッチ)+n×(
N,S,O極の1組のピッチ)となす場合であつても本
発明は実施できる。
ここに、nは整数(0を含む)である。
また、前述の実施例では径方向にギャップを介して界磁
部と電機子鉄心が対向している場合を例示したが、本発
明はそのような構造のみに限らず、界磁部と電機子鉄心
が軸方向にギャップを介して対向している場合であつて
も同様に実施できる。
以上の説明から明らかなように、本発明は、効率が良く
、トルクむらが少なく、しかも構成が簡単な回転電機を
実現し得るものてある。
従つて、本発明に基づき、特に音響機器用電子整流子型
電動機を構成した場合には、安価に高性能な音響機器を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部構造図、第2図は界磁
部の発生する磁束密度の分布を表わした図、第3図A,
b,c,d,eは第1図の実施例の駆動方法を説明する
ための図、第4図は第1図の実施例における要部の磁束
分布を表わした図、第5図は第1図の実施例における駆
動回路例を示す図、第6図および第7図はそれぞれ本発
明の別の実施例の要部構造図である。 1,11,21・・・・・ロータ、2,12・・・・・
・界磁部、2a,2b,22a,22b・・・・永久磁
石、2c,22。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 等しい角度幅もしくはほぼ等しい角度幅のN極部分
    とS極部分と無磁性極部分を円周上に順番にk組(kは
    1以上の整数)有する界磁部と、f個(fは2k以上の
    整数)の巻線用突極とf個の補助突極を交互に有する電
    機子鉄心を具備し、前記界磁部と電機子鉄心のうち、い
    ずれか一方が他方に対して回転自在にされた回転電気で
    あつて、前記巻線用突極の両端の溝の中心間隔と前記補
    助突極の両端の溝の中心間隔をほぼ整数比L:M(ここ
    に、L、Mは共に2以上の整数)となし、前記巻線用突
    極および補助突極の前記回磁部の磁極と対向する部分に
    f・(L+M−2)個の補助溝を設け、前記補助溝を含
    む前記電機子鉄心の溝の全体を前記巻線用突極の両端の
    溝の中心間隔のL分の1のピッチ毎に配置すると共に、
    前記各巻線用突極の両端の溝の中心間隔を前記無磁性極
    部分のピッチと前記N極部分、S極部分、無磁性極部分
    のn組(nは0を含む整数)のピッチの和に等しくもし
    くは略等しくしたことを特徴とする回転電機。
JP14482478A 1978-11-22 1978-11-22 回転電機 Expired JPS6046634B2 (ja)

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