JP3457076B2 - 電動機 - Google Patents

電動機

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JP3457076B2
JP3457076B2 JP32221694A JP32221694A JP3457076B2 JP 3457076 B2 JP3457076 B2 JP 3457076B2 JP 32221694 A JP32221694 A JP 32221694A JP 32221694 A JP32221694 A JP 32221694A JP 3457076 B2 JP3457076 B2 JP 3457076B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、新規な電動機、特に永
久磁石あるいは電磁石により界磁を形成する電動機に関
する。 【0002】 【従来の技術】図13に従来例として永久磁石界磁形の
同期電動機の断面図を示す。ロータ133には、N極界
磁を作る永久磁石134と、S極界磁を作る永久磁石1
35が設けられている。 【0003】一方、ステータ130には、磁路を構成す
る歯131と、18個の巻線用スロット132が設けら
れ、この巻線用スロット132には番号1〜18で表さ
れる巻線が巻回されている。この巻線は、図2の巻線図
に示す2極3相交流巻線として巻回されている。 【0004】この電動機の動作は、良く知られているよ
うに、ロータ133の永久磁石134、135が向いて
いる回転位置の3相交流巻線へ電流を流すことによりフ
レミングの左手の法則 【数1】F=B・I・L F:発生する力 B:磁束密度 I:電流 L:
コイルの有効長さに従う力Fを得るものである。 【0005】例えば、図13の電動機のロータ回転中心
線(回転軸)の方向のステータ130及びロータ133
の有効長さをLLとし、平均磁束密度をBAとすると、
1往復の巻線により発生する力FLLは、 【数2】FLL=BA・I・2・LL である。 【0006】発生する力Fは磁束密度Bと電流値Iに比
例するので、適切な回転位置ARの巻線へ適切な電流I
を流す事により回転させたい方向に任意の回転トルクを
得ることができることになり、非常に良好な制御性を得
る事ができ、広くサーボ制御用モータとして使用されて
いる。 【0007】ここで、この電動機の少し具体的な駆動方
法を説明すると、ロータ回転位置検出手段をロータに結
合して設け、ロータ回転角ARを認識し、例えば図15
に示すロータ回転位置ARに応じた3相交流電流IU,
IV,IWを各3相交流巻線へ流すことによりトルクを
得、速度制御、位置制御などを行う。発生するトルクの
方向、大きさは数1から解るように図15の各3相交流
電流IU,IV,IWの正負符号を含む振幅(ピーク電
圧)に比例する。 【0008】なお、数1の力Fはベクトル積として表さ
れるので、磁束密度Bと電流Iとの位相を変えることに
より、力Fの大きさを変更することも可能である。 【0009】図14にこの電動機の制御装置の電力増幅
部の構成例を示す。WU,WV,WWは図10の電動機
の各3相巻線であり、IU,IV,IWは各3相巻線に
流れる各3相交流電流である。また、CCはインバータ
の直流電源VH−VLを平滑するコンデンサ、TR1,
TR2,TR3,TR4,TR5,TR6はインバータ
を構成するトランジスタ、D1,D2,D3,D4,D
5,D6は各トランジスタに逆並列に接続され各トラン
ジスタの逆方向の電流を通電するダイオードである。 【0010】このようなトランジスタインバータによ
り、いわゆるPWM制御する事により電動機の各巻線へ
図15に示すような任意の3相電流を流す事ができる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】図13に示すような原
理の同期電動機は、現在広く使用されており、特に支障
があるわけではない。しかし、ニーズとしては一層の小
型化、低コスト化、よりなめらかな回転を得るなどの高
性能化が求められている。 【0012】本発明の目的は、電動機の小型化、低コス
ト化、高性能化を実現することにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、磁気抵抗が大
きい部分と小さい部分とが交互に等ピッチで形成される
と共に、前記磁気抵抗が大きい部分及び小さい部分がそ
れぞれ全周で所定数m個であるステータと、ステータに
対向配置され、N極磁極とS極磁極がそれぞれ全周で所
定数n個、等ピッチで配置されたロータと、ステータに
磁気抵抗の小さい部分を2箇所以上含んで巻回されたス
テータ巻線を備え、前記磁気抵抗の小さい部分の数mは
6以上の整数であり、且つ|m−n|=1という関係を
満たし、前記ステータは、互いに逆極性に配置された2
つのステータであり、前記ロータは、永久磁石と軟磁性
体が交互に配置されて構成されたことを特徴とする。 【0014】ステータは、所定ピッチで突部を形成する
ことで、磁気抵抗の大きい部分と小さい部分とを交互に
形成することができる。 【0015】このステータ巻線は、例えば汎用の誘導電
動機でよく使用される2極の3相交流巻線であり、ある
いは2極の4相以上の多相交流ステータ巻線あるいは種
々の特殊な巻線でもよい。 【0016】 【0017】また、前記磁気抵抗の小さい部分が1個お
きに除去されていることが好ましい。 【0018】また、本発明は、前記ロータは電磁鋼板が
ロータ回転軸の方向に積層されて構成され、その電磁鋼
板には永久磁石を配置する穴とロータ磁極間の磁気絶縁
を保つ磁気絶縁用の穴とが形成され、これによって電磁
鋼板にはロータの各磁極間およびロータ中心近傍を接続
する接続部が形成され、電磁鋼板の穴には永久磁石が固
定されていてもよい。 【0019】また、機械角360度の中に複数の電気角
360度のステータ含むような構成とする、いわゆる多
極化も可能である。 【0020】 【0021】 【0022】 【作用】本発明によれば、ステータにおいて発生する磁
界と、ロータの磁極の相対位置が常に少しずつずれてい
る。そこで、相対位置関係が少しずつずれた複数のトル
ク発生機構が構成され、電動機出力トルクをその各発生
トルクの総和とする事により、トルクリップル即ち高調
波トルクを相殺することができ、どの回転角においても
トルクリップルを小さくすることができる。 【0023】特に、ステータの磁気抵抗の少ない部分
(突極)の数mおよびロータの1の極性の磁極の数nを
十分大きな値とし、|m−n|を1とする事により、ス
テータの突極とロータの磁極との相対位置関係が少しづ
つずれた複数のトルク発生機構を作り出すことができ、
好適なトルクリップルの発生防止が図られる。 【0024】また、ステータ巻線を2以上の磁気抵抗の
少ない部分に巻回し、複数のトルク発生機構に共通な巻
線としている。このため、複数のトルク発生機構の磁束
が共通の巻線に同時に鎖交するので、従来構造の電動機
より鎖交磁束の回転角度変化率を複数倍大きくすること
ができる。この結果、前記巻線には従来より複数倍の電
動機誘起電圧が発生することになり、従来と同じ電流で
も大きな電力注入ができるようになり、電動機の機械出
力で表現すると大きなパワー、大きなトルクを発生する
ことができる。 【0025】また、永久磁石の最大磁束密度は一般的に
電磁鋼板の最大磁束密度より小さい。そこで、ロータの
電磁鋼板に永久磁石を固定してステータとの電磁力作用
部では磁束密度を高めるような磁気回路としてより大き
な回転力を得られるようにし、より小型の電動機が得ら
れる。 【0026】また、複数のステータがロータを共有して
組み込まれ、ロータ磁極の磁束がロータの回転にともな
い複数のステータの磁路へ交互に供給される構造とする
事もできる。このとき、ロータ磁極の磁束が複数のステ
ータのどこかへ供給され、磁束の有効活用、ロータの共
有により電動機が小型化できる。 【0027】 【実施例】 (実施例1)本発明の実施例である電動機の断面図を図
1に示す。この電動機のステータ101は、内側に向け
て突出するm個(この例では18個)の歯102を有し
ている。この歯102によって、磁気抵抗が大きい部分
と磁気抵抗が小さな部分とを形成している。そして、各
歯102間が、電動機巻線配設用スロット103になっ
ており、各スロット103には磁気抵抗の小さい部分を
2箇所以上含んでステータ巻線が巻回されている。 【0028】本実施例では、図2に示すような汎用の誘
導電動機の2極3相交流巻線と同様の巻線が巻回されて
いる。なお、図1における各スロット103に付された
スロット番号と図2に示した電動機巻線の数字とは対応
した数字であり、いずれかのスロットに巻き回された電
動機巻線である。 【0029】ロータ104は、2×n極の磁極(本実施
例ではN極磁極105を17個、S極磁極106を17
個)を有している。このように、ステータ101の突部
の数mとロータ104の磁極の数2×nは、|m−n|
=18−17=1の関係を有している。 【0030】従って、ステータ101の突部とロータ1
04のN極である磁極105とが互い真正面に対向して
いる場所はロータ104が17分の1回転すると1周し
て元に戻る関係となっている。そして、ロータ104の
N極とステータ101の突部が丁度向き合っている場所
があれば、逆にその180度反対側の場所ではロータ1
04のS極である磁極106とステータ101の突部が
真正面に向き合っている関係となっている。 【0031】本実施例における電動機は、このような形
状のステータ101及びロータ104の電磁鋼板が軸方
向に積層されて構成されている。勿論、電磁鋼板以外の
磁性材料で同様の磁気回路を構成しても同様の電磁気的
動作を得る事ができる。これについては、以下に示す各
実施例においても同様である。 【0032】図1の電動機の動作を説明するために、ま
ず、その部分的な電動機の動作について説明する。 【0033】図5には、図1の電動機の要部が示され、
ステータ101の一部であるステータ60、ロータ10
4の一部である磁極61及びステータ60の突極部を周
回する電動機巻線62、63がそれぞれ示されている。
電動機巻線62から電動機巻線63へ電流CTを流すと
ステータとロータ間に起磁力が発生し、回転力F1が発
生する。 【0034】ここで、これらの各物理量について分析す
る。前提条件として、ステータ、ロータ間のエアギャッ
プが十分小さく、ステータの突部とロータの磁極とが対
向している部分のみに磁束が存在し、他の空間部には一
切磁束が存在しないものと仮定して数値的な取扱いを行
う。また、電流CTによる各部の磁束の変化はないもの
として数値的取扱いを行う。また、電動機巻線62、6
3は1ターンとし、ステータ、ロータの軸方向の長さを
LLとする。さらに、ステータの磁気的不連続性に起因
する回転トルクのリップル分は無視し、電動機の内部磁
気エネルギE1と微小変化ΔX移動後の内部磁気エネル
ギE2は変化しないものと仮定する。 【0035】 【数3】E1−E2=0 回転方向に働く力、即ち回転力の他にラジアル方向に働
く力も存在するが、ラジアル方向に働く力は電動機の軸
受けで支えられ、あるいは電動機の他の部分のラジアル
方向の力とキャンセルされる関係であり、いずれにして
もラジアル方向への変位は無いので数値計算上は無視す
ることにする。また、ラジアル方向への移動はないので
その仕事量は零である。 【0036】今、電動機巻線62、63へ定電流CTが
流されており、時間Δt間にロータがΔXの距離をF1
の方向へ動いたと仮定する。各磁極の磁束密度はBBと
する。この時、電動機巻線62、63に発生する誘起電
圧Vは鎖交磁束FLの時間変化率d(FL)/dtであ
り、時間Δt間の磁束変化ΔFLである磁束変化率ΔF
L/Δtにほぼ等しい。また、ΔFLは鎖交磁束の変化
分であり、2・BB・ΔX・LLである。 【0037】この時の注入電力EINは、誘起電圧Vと
通電電流Iと時間△tとの積であり、 【数4】 EIN=V・I・Δt =(ΔFL/Δt)・CT・Δt =2・BB・ΔX・LL・CT となる。 【0038】微小変化ΔXの前後のエネルギ関係は、機
械的出力エネルギをEOとすると次のようになる。但し
この時、回転速度は一定で、回転運動エネルギーは変化
しないものと仮定する。 【0039】 【数5】EIN+E1=EO+E2 ∴EO=EIN+E1−E2 =EIN =2・BB・ΔX・LL・CT 電動機の回転力F1は機械的出力エネルギEOとの関係
は次のようになる。 【0040】 【数6】 F1=EO/ΔX =2・BB・ΔX・LL・CT/ΔX =2・BB・LL・CT このように、電動機の回転力を電流値CT、電動機のサ
イズLL、磁束密度BBで表す事ができ、発生する力F
1は、図13の従来電動機の発生回転力である数2と同
じ式となる。 【0041】次に、図5に示す電動機の一部とほぼ同じ
スペースに2組のステータ突極と2倍に細分化した磁極
とを持つ電動機の一部を図6に示す。64はステータで
あり2個の突極が示してある。各突極のそれぞれに周回
された各電動機巻線66、67、68、69があり、こ
こに電流CTが流れている。 【0042】図6の電動機のこの部分で発生する回転力
F2は、電動機巻線66、67で発生する回転力につい
て数4、数5、数6が成立し、電動機巻線68、69で
発生する回転力についても数4、数5、数6が成立する
ので、 【数7】F2=2・F1 となる。 【0043】ここで、電動機巻線67,68に流れる電
流は逆方向であり、図6の両磁路に働く起磁力は互いに
キャンセルしており、回転力F2の発生に寄与していな
い。 【0044】ここで、電動機巻線67,68はなく、電
動機巻線66から電動機巻線69へ電流CTが流れ、時
間Δt間にロータがΔXの距離をF2の方向へ動いたと
仮定すると、この時の注入電力EIN2は、 【数8】 EIN2=V・I・Δt =ΔFL/Δt・CT・Δt =2・2・BB・ΔX・LL・CT となる。 【0045】この時の回転力F3は、 【数9】 F3=EIN2/ΔX =2・2・BB・ΔX・LL・CT/ΔX =4・BB・LL・CT =F2 となる。 【0046】電動機巻線67,68に流される電流は、
同じ値で逆向きの電流であるから起磁力がキャンセルし
合っている。即ち、電動機巻線66から電動機巻線69
へ電流CTを流した場合と等価であり、電動機巻線6
7,68を除去する事ができる。結果として、電動機巻
線の長さは、コイルエンド部がわずかに長くなるだけ
で、図5の電動機の回転力F1の2倍の回転力F3=F
2が得られた事になる。 【0047】さらに、電動機巻線の長さをほとんど変え
ずにステータの突部の数及びロータの磁極の数をNN倍
に増加することにより、同じスペースで回転力をNN倍
に増加できることを示唆している。 【0048】この時、電動機のコイルエンドが少し長く
なることはその分だけ銅損も増加するが、電動機の長さ
LLが十分大きければ電動機全体の損失、効率としては
比較的小さな問題である。 【0049】この関係を数4、数5、数6を変形して示
すと、 【数10】 F1=EO/ΔX =EIN/ΔX =V・I・Δt/ΔX =(ΔFL/Δt)・CT・Δt/ΔX =(ΔFL/ΔX)・CT となる。 【0050】このように、数10は、大きな回転力F1
を得るためには、大きなΔFL/ΔXを得られるように
すれば良く、磁束密度BB、電動機長さLL、電流CT
を大きくするだけでなく他の構造的な技術で回転力F1
を大きくできる事を示している。 【0051】なお、図13の従来電動機では、フレミン
グの左手の法則である数1で求めても数10で求めても
答は同じで、数2となる。 【0052】本発明では、数10で示されるΔFL/Δ
X、即ちdFL/dXを構造的な改良でより大きな値と
して大きな回転力を得る。また、これによってトルクリ
ップルも小さなものとする。このため、小型、高性能、
低コストの電動機を得ることができる。なお、大きなd
FL/dXが得られる構造とし、その電動機巻線へ電流
を流せば良いのであって、必ずしも磁束FLもしくは磁
束密度BBが大きな値である必要はない。この具体的事
例を既に図5と図6の比較において示した。 【0053】以上のような基礎技術に基づいて、図1に
示した本実施例における電動機の動作についてさらに説
明する。 【0054】図1において3相交流電流により発生する
回転力FFは少し複雑な関係となる。そこで、簡単な例
として、電動機巻線1から電動機巻線10へ電流を流し
た場合の回転力FFについて考えてみる。 【0055】この場合、電動機巻線1と電動機巻線10
により発生する回転力FFは、図5と図6との関係よ
り、あるいは数8の関係より、図13の従来電動機の電
動機巻線1から電動機巻線10へ電流を流した場合の数
2で表される回転力FLLに比較し、単純比較で約8倍
の回転力を発生する事になる。 【0056】電動機巻線2と電動機巻線11により発生
する回転力FFも、図5と図6との関係より、図13の
従来電動機の電動機巻線1から電動機巻線10へ電流を
流した場合の数2で表される回転力FLLに比較し、単
純比較で約8倍の回転力を発生する事になる。 【0057】電動機巻線3と電動機巻線12により発生
する回転力FFは、巻線11と巻線12の間の磁路が逆
向きの回転力を発生させるため7ー1=6となり、単純
比較で約6倍の回転力を発生する事になる。 【0058】以上具体的例を示したように、図1の各巻
線は図13の電動機巻線に比較し、8倍近くの回転力を
発生する能力がある。 【0059】なお、正確な回転力FFを求めるために
は、ステータ101とロータ104との間の空隙部等の
正確な磁束分布を計算し、かつ、電動機の内部エネルギ
の回転位置変化なども換算して計算し、さらに、電動機
全周について累積計算する必要がある。 【0060】次に、このような突極構造の電動機の一般
的な課題としてトルクリップルが大きくなりがちである
という課題がある。本発明の構造の電動機は、前記した
ように、ステータ101の突部(歯)102の数mとロ
ータ104の磁極の数nにおいて、mとnの数をわずか
に異なるようにすることでステータ101の突部とロー
タ104の突部102との相対関係が少しずつずれて存
在する。このため、電動機の各部分が発生する回転力に
リップルがあったとしても、それぞれの発生トルクを合
計する事により平均化効果があり、電動機出力トルクの
トルクリップルを小さくできる。 【0061】また、ステータ101の突部とロータ10
4の磁極105、106との相対的位置関係はバーニア
構造となっているため、ロータ104が1回転する間に
ステータとロータとの相対関係は35回転する関係とな
る。 【0062】従って、この電動機の駆動周波数は、ある
回転速度での駆動周波数を比較すると、例えば2極永久
磁石型同期電動機を駆動する3相交流周波数の35倍の
周波数で駆動する事になる。 【0063】図1の電動機の各スロットには図2に示す
2極3相交流巻線が巻回されていて、これらのステータ
巻線、すなわち電動機巻線へ図14に示すパワートラン
ジスタなどにより制御して適切な3相交流電流を流す事
ができる。その時のロータ回転角ARに対する3相各相
の電流波形は、前記したように図15に示す周期に対し
35分の1の周期となる。 【0064】以上の説明は、m=18,n=17の場合
で、m>nの場合であり、図1のように上側でステータ
の突部とロータの磁極のN極が一致している場合を想定
すると、電動機巻線1から電動機巻線10へ電流を流し
たときに発生する回転力は時計の回転方向となり、ま
た、ロータの回転方向と3相交流電流の位相回転方向と
は逆方向となる。 【0065】一方、m=18,n=19でm<nの場合
は、図1のように上側でステータの突部とロータのN極
が一致している場合を想定すると、電動機巻線1から電
動機巻線10へ電流を流したときに発生する回転力は時
計の反回転方向となり、また、ロータの回転方向と3相
交流電流の位相回転方向とは同じ方向となる。 【0066】図1に示した電動機の他の電動機巻線構成
例として、2極の多相交流ステータ巻線、例えば図3に
示したような巻線ピッチが電気角で180度よりはるか
に小さい5相の電動機巻線でも可能である。なお、図3
では簡略化のため集中巻きで示しているが、全周に5相
の電動機巻線を巻回し、順次各相の電流を通電する事に
より同様の回転力を得る事ができる。この時に発生する
回転力は、各電動機巻線に作用する数10に従う回転力
である。 【0067】この他にも各種の多相の電動機巻線、変形
した電動機巻線が可能である。例えば、良く用いられる
手法としては起磁力の高調波を減少させる目的で単節、
分布巻きがあるが、同様の目的で、部分的な電動機巻線
を追加あるいは削除する方法などもある。また、同一ス
ロットに複数の種類の電動機巻線を配設したり、各スロ
ットの巻線巻回数を不均一にして高調波成分を低減する
方法などもある。電動機巻線間の結線においても、スタ
ー結線について示したが、デルタ結線あるいはそれぞれ
の電動機巻線を独立に制御できるように分離する方法な
ど種々方法が可能である。 【0068】(実施例2)図4は、本発明に係る他の実
施例を示した図である。図4には、実際にはその要部の
みが示されており、本実施例における電動機は、図1の
3スロット分の電動機巻線が集中的に巻回されているス
ロット56と、ステータの磁気的な抵抗部を作るための
凹部57とを有している。このような構造とする事によ
り、電動機の発生トルクをほとんど変えることなく巻線
を集中化し、電動機巻線の簡略化を図ることができる。 【0069】なお、本実施例における電動機の構造は、
磁気抵抗が大きい部分と磁気抵抗が小さな部分とがステ
ータにm個存在し、ロータの磁極の数が2×n個存在す
ればよく、必ずしもステータ表面に幾何学的凹凸部を持
たせる必要はない。例えば、ロータの外周は円形で、内
部に空隙部を持つなど構造を工夫する事により磁気抵抗
の差を作る方法があり、種々変形が可能である。 【0070】(実施例3)図7に、本発明の実施例1で
ある図1の構成を変形した例を示す。122はステー
タ、123は電動機巻線配設用スロットを形作る18個
の歯であり、図1のステータの歯102を1個おきに半
数だけ除去したものである。104は図1の104と同
じロータである。 【0071】図7の電動機の動作原理は、図1の電動機
の動作原理とほぼ同じである。異なる点は、各電動機巻
線の鎖交磁束FLの回転位置Xの変化率dFL/dXが
図1に比較し約半分になり発生回転力が約半分になるこ
と、逆に、スロットの面積は2倍強に広くなるので図1
に比較し約2倍の電動機巻線を巻回できるようになるこ
とである。結果として、図1と図12の電動機を単純原
理的に比較すると特性的にはほぼ同じ回転力を得る事が
できることになる。さらに、現実的な差異としては、巻
線作業の容易さ、銅量及び発熱量、永久磁石特性とも関
係した電動機の最大トルクなどの差異がある。 【0072】(実施例4)更に、実施例1の図1に記載
の電動機において、その電気角的かつ機械角的に360
度の構成要素を、機械角360度の中に複数組含むこと
も可能である。図8、図9に具体的な例として、スロッ
ト数を3分の1とした図1の電動機を3組組み込んだ例
を示す。 【0073】この電動機のステータ120は、電動機巻
線配設用スロットを形作る歯を兼ねた突部を18個持っ
ており、各スロットには図9に示すような、従来の誘導
電動機では3相6極の電動機巻線に相当する巻線を巻回
している。 【0074】ロータ121は、2×n極の磁極、本実施
例ではN極磁極を15個、S極磁極を15個持ってい
る。このように、ステータ101の突部の数mとロータ
104の磁極の数2×nは、|m−n|=18ー15=
3の関係を有している。 【0075】従って例えば、ステータ120の突部とロ
ータの磁極のN極とが丁度対向している場所が3箇所あ
り、ロータが15分の1回転するとステータとロータと
の電磁気的関係が機械角的に120度すなわち3分の1
回転し、電気角的に360度回転する関係になってい
る。 【0076】このようなステータからみた電磁気関係の
多極化は、一電動機巻線当たりの鎖交磁束の回転角度変
化率を下げるものの、コイルエンドの長さを短くする事
ができ、特にモータの長さが短い場合はコイルエンド部
の銅損を減少させる事ができる事になり、その意味でモ
ータ効率を向上させる効果がある。また、この多極化
は、ステータ外周の磁路であるヨーク部の厚みを低減さ
せる効果もある。 【0077】(実施例5)図10に本発明の他の実施例
の断面部分図を示す。146はステータ、1,2,3は
スロットの巻線番号、147は電動機巻線配設用スロッ
トを形作る歯を兼ねた突部である。 【0078】ロータ124には電磁鋼板がロータ回転軸
の方向に積層され、その電磁鋼板には永久磁石を配置す
る穴とロータ磁極間の磁気絶縁を保つ磁気絶縁用の穴1
25とがありかつ遠心力及び回転力に耐えられる程度の
ロータ各磁極とロータ中心近傍との接続部を有する電磁
鋼板であって、電磁鋼板に固定された永久磁石110と
を備えている。ロータの磁極は、電磁鋼板の一部であ
り、N極108とS極109とが交互に形成されてい
る。 【0079】回転力即ちトルクの発生原理は図1の電動
機と同じ原理である。このように、永久磁石と軟磁性体
である電磁鋼板との組み合わせで、永久磁石110を傾
けることにより高磁束密度のロータの磁極108,10
9を構成し、より大きなトルクを発生することのできる
電動機となっており、電動機の小型化が可能である。こ
の例によれば、比較的磁束密度の低い安価な永久磁石で
大きなトルクを発生する電動機を作ることも可能であ
る。また、ロータの磁極部構造は、強固な電磁鋼板と永
久磁石との比較的単純な組み合わせで実現するので堅牢
なロータとなり高速回転用としても使用できる。コスト
もステータの内径側の電磁鋼板をプレス加工でロータ1
24を得る事ができ、永久磁石110の組み付け、固定
も容易であり、低コストの電動機が実現できる。 【0080】なお、図10ではN極108とS極109
とが非対象な構造であるが、構造を変形して対象な構造
とする事も可能であり、また、永久磁石110の形状も
直方体に限定するものではない。 【0081】(実施例6)図11に本発明の他の実施例
の断面部分図を示す。図1、図10の電動機に比較し、
ロータの内側にもう一組のステータが配置された構造と
なっている。 【0082】111はステータ、112は電動機巻線配
設用スロットを形作る歯を兼ねた突部、1,2,3はス
ロットに巻回された巻線番号であり、図12の巻線図の
上側に示された巻線が配設されている。113もステー
タであり、114は電動機巻線配設用スロットを形作る
歯を兼ねた突部、1,2,3はスロットに巻回された巻
線番号であり図12の巻線図の下側に示された巻線が配
設されている。 【0083】ロータは前記両ステータ111,113の
間に配置されており、このロータには永久磁石117と
軟磁性体であって磁極を構成するN極115とS極11
6とが複数組取り付けられている。ロータ磁極115,
116の形状は直方体で示しているが、より有効にステ
ータと作用するように磁極幅など磁極形状の変更が可能
である。 【0084】図11の電動機は電動機の内径側スペース
を有効に活用すると同時に、外側のステータの突極11
2と内側ステータの突極114とがロータの磁極11
5,116に対して逆極性に配置されており、磁極の磁
束を外側のステータ111と内側のステータ113とが
交互に利用するので、ロータの磁束をより有効に活用す
る構造となっている。 【0085】同時に、各磁極の磁束が外側のステータ1
11かもしくは内側のステータ113のどちらかへ存在
できるように、言い換えると、磁気抵抗がより均一に回
転できる構造となっており、ロータの磁気回路を簡略化
できる構造ともなっている。また、この時、外側のステ
ータ111の巻線1,2,3・・・・と内側のステータ
113の巻線1,2,3・・・・とは電気角的に約18
0度位相差があるともいえる。 【0086】図12の巻線図における各端子の接続は、
駆動装置との関係で種々方法が考えられるが、例えば、
U相巻線はU1−UB1−U2−UB2の順に直列接続
し、V相巻線はV1−VB1−V2−VB2の順に直列
接続し、W相巻線はW1−WB1−W2−WB2の順に
直列接続し、さらにUB2,VB2,WB2をそれぞれ
結線すればU1,V1,W1を電動機の3相端子とした
スター結線とする事ができる。 【0087】図11のロータである永久磁石117、軟
磁性体の磁極115,116の具体的固定方法は図示し
ていないがいくつかの方法がある。例えば、単純に永久
磁石117と軟磁性体の磁極115,116とを接着剤
で接着する方法、樹脂で覆って固定する方法、図12の
ロータのように軟磁性体で図11のロータ形状を形作り
その内部に永久磁石117を配置する方法、軟磁性体1
15,116を回転軸の方向へボルト等で回転体の固定
する方法等である。 【0088】以上の本発明例としてロータの磁極が永久
磁石で作られている場合について説明したが、電磁石で
作られている場合についても同様な動作、効果を得る事
ができる。 【0089】通常、ステータの回転方向磁気抵抗が回転
位置により異なる場合は、ロータ磁極の起磁力によりよ
り磁気抵抗が小さく、磁気エネルギの小さくなる方向に
いわゆるコギングトルクといわれるトルクリップルが発
生するが、本発明では、ステータの突極とロータの磁極
との相対位置関係が少しづつずれた複数のトルク発生機
構を作り出しているので、その平均値化効果によりコギ
ングトルクのトルクリップルも小さくすることができる
また、ステータに電動機巻線があり、ロータに磁極があ
る場合について紹介したが、ステータとロータとが逆の
場合に付いても同様の動作、効果を得る事ができる。
また、実施例の電動機の主な磁束の方向はラジアル方向
であるが、磁束の方向がロータ回転軸の方向であり、ス
テータとロータとがロータ回転軸方向に対向している構
造の電動機に変形することも可能である。例えばいわゆ
るフラット型の電動機などである。 【0090】また、回転型の電動機について説明した
が、回転型だけでなく本発明を直線状に、あるいは曲線
状に展開したリニアモータ等も本発明に含むものであ
る。 【0091】また、ステータの突極部形状、ロータの磁
極表面形状についても主に矩形形状の場合について説明
したが、特に矩形である必要はなく、またスキュー等の
変形も可能である。 【0092】また、電動機の複合化も可能であり、回転
方向の複合化即ち多極化については本実施例においても
触れたが、回転軸方向の複合化、径方向の複合化、それ
らのさらに複合化なども可能であり、本発明に含むもの
である。 【0093】また、本発明を複合して変形した例とし
て、ステータの突極部とロータの磁極とのピッチが互い
に異なる部分を複数組作り、所望トルクに応じて適宜該
当する電動機巻線へ通電する事により回転力を得る事も
可能であり、また、ステータの突極部とロータの磁極と
配置関係は全周において必ずしも規則的な関係である必
要もない。 【0094】 【発明の効果】本発明によれば、電動機の出力トルク
は、ステータの突極とロータの磁極の相対位置関係が少
しづつずれた複数のトルク発生機構により得るのでトル
クリップルを小さくすることができる。 【0095】また、ステータ巻線を複数のトルク発生機
構に共通な巻線とし、複数のトルク発生機構の磁束が共
通の巻線に同時に鎖交する構造とするので、従来構造の
電動機より鎖交磁束の回転角度変化率を複数倍大きくす
ることができる。この結果、前記巻線には従来より複数
倍の電動機誘起電圧が発生することになり、従来と同じ
電流でも大きな電力注入ができるようになり、同一サイ
ズの従来電動機に比較し大きなパワー、大きなトルクの
発生ができる。 【0096】また、ロータ磁極構造の工夫により高い磁
束密度が得られるようにし、さらに大きな回転力が得ら
れ、電動機の一層の小型化を実現した。 【0097】また、ロータの内径側を活用する事によ
り、ロータ磁束のより有効な活用が可能となるように
し、大きな回転力が得られ、電動機の一層の小型化を実
現した。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施例1に係る電動機の概略構成を
示す図である。 【図2】 図1の電動機の巻線図である。 【図3】 図1の電動機の巻線図である。 【図4】 本発明の実施例2に係る電動機の概略構成を
示す図である。 【図5】 本発明の電動機の動作原理を説明する図であ
る。 【図6】 図5と異なる構成の本発明の電動機の動作原
理を説明する図である。 【図7】 本発明の実施例3に係る電動機の概略構成を
示す図である。 【図8】 本発明の実施例4に係る電動機の概略構成を
示す図である。 【図9】 図8の電動機の巻線図である。 【図10】 本発明の実施例5に係る電動機の概略構成
を示す図である。 【図11】 本発明の実施例6に係る電動機の概略構成
を示す図である。 【図12】 図11の電動機の巻線図である。 【図13】 従来の電動機の構成を示す図である。 【図14】 従来の電動機の制御装置の構成を示す図で
ある。 【図15】 同期電動機の電流波形を示す図である。 【符号の説明】 101 ステータ、102 歯、103 スロット、1
04 ロータ、105磁極(N極)、106 磁極(S
極)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−62558(JP,A) 特開 平6−38415(JP,A) 特開 平2−46153(JP,A) 特開 平1−144337(JP,A) 実開 平2−26372(JP,U) 特表 平7−503598(JP,A) 米国特許3330975(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 21/14 H02K 1/27 501 H02K 16/04 H02K 21/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 磁気抵抗が大きい部分と小さい部分とが
    交互に等ピッチで形成されると共に、前記磁気抵抗が大
    きい部分及び小さい部分がそれぞれ全周で所定数m個で
    あるステータと、 ステータに対向配置され、N極磁極とS極磁極がそれぞ
    れ全周で所定数n個、等ピッチで配置されたロータと、 ステータに磁気抵抗の小さい部分を2箇所以上含んで巻
    回されたステータ巻線を備え、 前記磁気抵抗の小さい部分の数mは6以上の整数であ
    り、且つ|m−n|=1という関係を満たし、 前記ステータは、互いに逆極性に配置された2つのステ
    ータであり、 前記ロータは、永久磁石と軟磁性体が交互に配置されて
    構成された ことを特徴とする電動機。
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