JPH01231645A - 多相永久磁石形同期機 - Google Patents

多相永久磁石形同期機

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JPH01231645A
JPH01231645A JP63057648A JP5764888A JPH01231645A JP H01231645 A JPH01231645 A JP H01231645A JP 63057648 A JP63057648 A JP 63057648A JP 5764888 A JP5764888 A JP 5764888A JP H01231645 A JPH01231645 A JP H01231645A
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JP
Japan
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permanent magnet
phase
pole
armature
synchronous machine
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Nagahiko Nagasaka
長坂 長彦
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、OA用、FA用のブラシレスDCモ
ーボモータや、FDD (フロピ−デスクドライブ)、
HDD (ハードデスクドライブ)のスピンドル用のブ
ラシレスDCモータを構成する多相永久磁石形同期機に
関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のモータは 相数をm2回転子の極対数をp+nを整数としたとき p−mXn上1でn−1のものが使われている。
そうして、このモータのコギングトルクを低減するため
、電機子磁極の中間に補助磁極を設けたものや、電機子
磁極の表面に補助溝を設けたもの等、多くの工夫をこら
した構造のものが提案されている。
さらに、本出願人が先に出願した先行例として、特願昭
62−322207号・永久磁石界磁2相多極同期機が
ある。
この先行例は、その要旨とするところ 固定子鉄心には等間隔に回転子に対向する円周面に4個
の溝を設け、これにより形成される突極状の電機子歯に
2相巻線を巻装して電機子とし、回転子鉄心には空隙を
介して固定子に対向する円周面に永久磁石片を等間隔に
2p個配設し、隣接する磁極が互いに異極性になるよう
に多極に着磁して界磁とし、同期機を構成するとともに
、永久磁石極対数pを5以上の奇数個そなえ、電機子歯
の円周面中心になす幅角tをt≦(π/p)に設定する
ことを特徴とする永久界磁2相多極同期機である。
この場合、一回転で生ずるコギング振動数Ncは2X 
(2p)になる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来例および先行例の技術では、トルク
発生に寄与しない補助磁極や磁極表面溝を設けて、コギ
ングトルクを打消そうとするものなので、有効なトルク
を犠牲にせねばならず、また構造が複雑になってコスト
アップにつながる。
ここにおいて本発明は、簡単な構造で有効トルクをほと
んど犠牲にせず、コギングトルクを低減する多相永久磁
石形同期機を提供することを、その目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の3相永久磁石形同
期機においては、 回転子の永久磁石磁極がp極対数の磁極を有する3相同
期機で、 p=3n+ (1あるいは2) において n≧1.  p≧5のように極数を多くして、電機子磁
極に電気角で30’の位相差を与えるのにp=5のとき
でも3015=6°だけ中心位置をオフセットする。
さらに、2相永久磁石形同期機においては、回転子は永
久磁石磁極が対極数pを有する2相同期機で p=2n+1 において、 n≧2.  p≧5のように極数を多くして、電機子磁
極に電気角で45°の位相差を与えるのにp=5のとき
でも4515−9’だけ中心位置をオフセットする。
〔作 用〕
上記のように構成された多相永久磁石形同期機では、電
機子磁極の溝幅があまり不均等にならず、電機子巻線を
巻装するのに支障はおきず、基本波トルクの低減も3.
4%にすぎず、コギングトルクは著しく減少する。
すなわち、コギングトルクの1回転ごとの脈動数である
Ncは、電機子m1個について2pになるが、歯の位相
が電気角で180°異ったものは同一の脈動を起すので
、それがいくつあってもNc=は増えない。例えば、等
性情ピッチの場合3相6溝4極のものはNc−3X4=
12となり、2相4溝6極ではNc=2X6=12とな
る。
Ncを大きくすれば一般にコギングトルクの振幅は減少
するので、溝数を少なく、Ncを大にするよう、補助磁
極や補助溝などをつけるのが従来の手法である。
ここでは、3相てT)=5を例にとると、従来の等ピッ
チではNc= (6/2)X10=30となるか、本発
明の一実施例のように、歯ピッチを一つおきに電気角で
30’ずらせた不等分ピッチにすると Nc=2X極数×溝数となり、 Nc=6X10=60  と大きくなりコギングトルク
の振幅は著しく低減することになる。
さらに、本発明の他の実施例のように、歯ピッチを一つ
おきに電気角で45°ずらせた不等分ピッチにすると Nc−4X10−40 になり、これまたコギングトルクの振幅は一段とここで
整理すると、 となる。
〔実施例〕
本発明の一実施例における正断面図を第1図に示す。
この一実施例は3相10極の場合である。
積層強磁性板よりなるヨーク1には 2×3(相数)=6 の突極を構成する磁極2の各々に
集中巻コイル3を巻回し、電機子歯の磁極U、  V、
 W、 U’ 、 V’ 、 W’ を形成シテあり、
この電機子磁極と空隙をもって対向させて、円筒永久磁
石4を隣同志で異磁極に10等分して着磁した10極の
回転子5を配設しである。
第2図に電機子歯1個に対するコギング力と有効磁束の
関係を示す。
このように電気角で180°異な名園は同じパターンの
コギングトルクを発生する。Uと U”は等歯ピッチの
場合はコギング力が同じパターンで加え合せられるので
2倍になるが、本発明のように不等ピッチで電気角30
°ずらせであると、U、V、Wによるコギングトルクの
谷を、U I。
v’ 、 w’ によるコギングトルクの山が埋めるこ
とになり、コギングトルクは非常に減少する。しかして
、23a、23b、23c・・・はコギング力が右下が
り傾斜のゼロをよぎる点でコギング力の安定点であり、
24a、24b、24c、24d・・・はコギング力が
右上がり傾斜のゼロをよぎる点でコギング力の不安定点
である。
このようにコギングトルクは、基本波トルク(有効磁束
)の2倍高調波トルクになる。
U、 V、 Wで基本波トルクは互いに120°の位相
差をもつので、2倍高調波のコギングトルクは互いに2
40°の位相差をもつ。従って、120°位相と同じで
ある。
コギングトルクが完全に正弦波であるならば、120°
相差の3つのコギングトルクの合成は零になるが、コギ
ングトルクには高調波トルク成分が重畳しているため実
際は零にならない。
U’ 、 V’ 、 W’ のように電機子磁極を電気
角で30°ずらせると、コギングトルクの位相差は、6
0°ずれる。
U、V、Wによるコギングトルクに、このUo。
v’ 、w’ のコギングトルクが足されるので、谷を
山で埋めることになり、コギングトルクが大幅に減少す
る。
第3図は、本発明の他の実施例の正断面図である。
すべての図面において、同一符号は同一部材を表わす。
この他の実施例は2相10極永久磁石同期機で、インナ
ステータ、アウタロータで電気的に90゜の位相差をも
つαとβで2相のコイル3(電機子α相巻線、電機子β
相巻線)を磁極2に巻回している。
フ ァーa間は  90゜ フ になるような不等ピッチの電機子磁極を形成し、さきの
一実施例と同様Ncが増大しコギングトルクの振幅を減
少させている。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような数多くの格段の効果を奏する。■
 6溝あるいは4溝で構造が簡単であり、巻線も自動巻
きが容易である。
■ Nc=6X2pあるいはNc=4X2pとなり、コ
ギングの脈動数が多く、振幅が非常にへる。
■ 巻線スペースが十分にあるので、効率が高く温度上
昇を低くできる。
■ 永久磁石として、レアアースなどの強力なものを用
いると、高トルクが出せる。
■ ラミネートできる磁路なので鉄損が小さいから、高
周波での高速運転も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の正断面図、第2図は電機子
歯1個に対するコギング力と有効磁束の関係図、第3図
は本発明の他の実施例の正断面図である。 1・・・ヨーク、2・・・磁極(電機子m)、3・・・
コイル、4・・・永久磁石、5・・・回転子、6・・・
軸。 出願人代理人  佐  藤  −雄 n伴バQ釈

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、固定子は6個の溝を有する鉄心で、回転子は極対数
    pの永久磁石磁極を有する3相同期電動機において、 p=3n+(1あるいは2) n≧1 p≧5 nは整数であり 固定子歯の歯幅が回転子の中心になす角をはt≦π/p の関係を満し、かつ、 固定子歯の中心位置を歯ピッチが回転子の中心になす角
    が 60−(30/p)と60+(30/p) の交代の不等分ピッチにした ことを特徴とする多相永久磁石形同期機。 2、固定子は4個の溝を有する鉄心で、回転子は極対数
    pの永久磁石磁極を有する2相同期電動機において、 p=2n+1 n≧2 p≧5 nは整数であり 固定子歯の歯幅が回転子の中心になす角をはt≦π/p の関係を満し、かつ、 固定子歯の中心位置を歯ピッチが回転子の中心になす角
    が 90°、90°+(45°/p)、90°、90−(4
    5°/p)の不等分ピッチにししたことを特徴とする多
    相永久磁石形同期機。
JP63057648A 1988-03-11 1988-03-11 多相永久磁石形同期機 Expired - Fee Related JPH0810970B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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