JPS6046603B2 - 測定ケ−ブル用原子炉壁部貫通装置 - Google Patents

測定ケ−ブル用原子炉壁部貫通装置

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JPS6046603B2
JPS6046603B2 JP52077703A JP7770377A JPS6046603B2 JP S6046603 B2 JPS6046603 B2 JP S6046603B2 JP 52077703 A JP52077703 A JP 52077703A JP 7770377 A JP7770377 A JP 7770377A JP S6046603 B2 JPS6046603 B2 JP S6046603B2
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tube
reactor wall
reactor
cover
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KOMITSUSARIA TA RENERUGII ATOMIIKU
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KOMITSUSARIA TA RENERUGII ATOMIIKU
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    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/10Structural combination of fuel element, control rod, reactor core, or moderator structure with sensitive instruments, e.g. for measuring radioactivity, strain
    • G21C17/116Passages or insulators, e.g. for electric cables
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
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  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は計測ケーブル用に原子炉の上壁部を貫通する貫
通装置に関するものである。
より正確には、本発明は原子炉容器内に設置された計測
器(ピックアップ)とこの計測器によつて集められた情
報を処理する装置との間を結合するケーブルが気密状態
で貫通できようにする装置に関するもので、前記処理装
置は原子炉容器の外に配置される。
また、本発明装置は上壁貫通部における密閉を容易に行
うことができ且つ原子炉製作時にケーブルを容易に配線
できるようにるためのものでもある。周知のように、原
子炉においては原子炉の運転あるいは原子炉を構成する
構造物の状態に関する各種パラメターを永続的に制御す
るために複数のピックアップ(検出器)が原子炉容器内
の異る場所にセットされる。
特に、温度検出器と機械的応.力および振動検出器が原
子炉の内部構造の各種位置にセットされる。特に、本発
明の貫通装置は液体ナトリウムによつて高速中性子を冷
却する型式の原子炉に関するものである。
この場合には、原子炉容器内の圧力・は比較的低いが、
温度は400′C以上で極めて腐食性が強い。従つて原
子炉内にセットされた計測用ピックアップを原子炉外部
に設置された情報処理装置に接続する電線は高温下でも
電気絶縁性を保持し且つ十分な機械的耐久性を保持する
ものでなければならない。一般に、絶縁は酸化マグネシ
ウムによつて行なわれ、機械的バリヤーはステンレス鋼
製の薄い外皮によつて行なわれる。しかし、この組合せ
は比較的破損しやすく、原子炉への取付けあるいは組立
時には十分な注意を要し且つ十分な保護をしなければな
らない。すなわち、酸化マグネシウムの絶縁性が変わる
と使用時にピックアップが作動しなくなつてしまう。)
第1図は高速中性子を液体ナトリウムで冷却する原子
炉の垂直断面概念図で、この原子炉はセメント製の上壁
部4で上部が密閉されたセメント製の保護隔壁2内に包
囲されている。
上壁部4から冷却用液体ナトリウムが入つた主原子炉容
器8と・安全容器6とが吊下げられている。主原子炉容
器8内には炉心10の支持構造体12が収容されている
。装荷および取出し操作のために、上壁部4には公知の
ように炉心と同軸の大回転プラグ14とこれから偏心し
た小回転プラグ16とが取付けlられている。一般に、
この原子炉は組込型のもので、主原子炉容器8内には主
ポンプ18と主熱交換器20とが設けられており、これ
らのポンプと熱交換器は上壁部を貫通している。以上の
原子炉構造の説明は各部材を大まかに示すためのもので
、これにのみ限定されるものてはない。
本発明は基本的には上壁部の貫通部に関するもので、原
子炉の構造は概念的にのみ説明したにすぎない。主原子
炉容器8には24で示すレベルまで液体ナトリウムが充
填されている。
ナトリウムの上にはアルゴン26のカバーすなわち蓋が
してある。上壁部4と二つの回転シールドプラグ12,
14は原子炉が収容されている包囲空間に対する生物学
的保護および特にカバーガス26に対する密閉用バリヤ
ーを構成している。従つて、貫通装置も原子炉内部と外
部包囲空間との間の密閉を保持する必要がある。本発明
による貫通装置は、上端を開放すると)もに下端を、原
子炉上壁部に気密状態で結合されると)もに前記ケーブ
ルを挿通させ得る孔を穿設したフランジ状板部材によつ
て閉鎖された垂直状管体と、前記フランジ状板部材の上
方に配設される着脱自在の閉鎖用カバーと、前記管体内
に設けられ、外周部においてその管体に気密状で連結さ
れ、前記ケーブルを気密状に挿通させるオリフィスを備
えた少なくとも1枚の水平プレートと、前記ケーブルの
前記水平プレートの下方に設置される部分を巻取るため
の少なくとも1個のケーブル貯蔵用ボビンと、前記ケー
ブル貯蔵用ボビンを前記垂直状管体内に保持する咄ンク
位置および前記ボビンの前記チューブからの取出しを許
容する解放位置をとり得るよう前記チューブに固着され
た機械的ロック手段とから構成される。
本発明の第1の特色はプレートの気密貫通部がプレート
に形成された孔に挿入された通路ブシユによつて構成さ
れ、このスリーブの外側はプレートに溶接され、ケーブ
ルより少し大きい直径を有する各スリーブ内にケーブル
が通され、このケーブルはスリーブの両端に溶接されて
いる点にある。
本発明の他の特色はカバーの下端がフランジに接合され
且つ上端が上側カバーで密閉された円筒体によつて構成
されており、この円筒体にはコネクターと係合する接続
具を有する少なくとも1本の接続ケーブル用通路を有す
る少なくとも1つの圧縮パッキンが取付けられている点
にある。
本発明の第3の特色は着脱自在の下側カバーがプレート
の一端にネジ止めされたネジ付きロッドによつてチュー
ブに溶接されており、ロッドの他端は下側カバーに固定
され、貯蔵ボビンがこのロッドに挿入されている点にあ
る。本発明は一例として示した複数の実施例からよりよ
く理解することができよう。
しかし、本発明はこれに限定されるものではない。以下
、本発明の実施例について添附図面を参照して説明する
。第2図にはセメントを充填した鋼によつて作られた上
壁部4が示されている。この上壁部の貫通部には垂直孔
30が設けられている。この垂直孔30は上壁部を貫通
したスリーブ32によつて被われており、また、熱スリ
ーブ33が上壁部4の下面34のわずか下まで延びてい
る。これら2つのスリーブ32,33の間に断熱材33
″が充填されている。スリーブ32によつて形成される
円筒状の孔が本発明の対象である壁部貫通装置の導入部
になる。第2図において全体を符号40で示した壁部貫
通装置は、基本的には下端44が開口し且つ上端にフラ
ンジ状板部材46を有する垂直円筒チューブあるいは管
体42によつて構成されている。図示したように、この
チューブ42は上壁部4の厚さよりほんのわずか長くす
ることができる。例えば、このチューブの直径を285
T!Rlnl長さを320−とし、上壁部の厚さを29
0−とし、断熱材の厚さを100Twtとする。フラン
ジ状板部材46の上にはその上部を密閉する着脱自在の
カバー48が取付けられている。チューブ42の下端4
4は着脱自在な仮止めカバー50によつて密閉されてい
る。このカバーの役目については後で詳細に説明する。
チューブ42内にはその軸線に垂直な2枚のプレート5
2,54が設けられている。後述するように、計測装置
に連結された導電体に溶接されたブシユがこれらのプレ
ートを貫通している。第2図では前記導電体が一点鎖線
56で示されている。2枚のプレート52,54の間に
は空間58が設けてある。
チューブ42はこれら2枚のプレート52,54によつ
て2つの区域すなわち0貯蔵帯域ョとよばれる下側区域
60と1通過区域ョとよばれる上側区域62とに分離さ
れる。下側区域すなわち貯蔵帯域60内にはチューブ4
2の軸線方向に沿つて垂直ロッド64が配置されており
、このロッド64の上端のネジ66はプレート54の軸
に形成された雌ネジ68と螺合している。この雌ネジ6
8はプレート54を完全に貫通しない盲穴になつている
。このロッド64は積み重さなつたボビンを支持し且つ
カバー50を着脱自在に固定する役目をする。このロッ
ド64にはナット72と螺合する第2のネジ70が形成
されている。ロッド64の上端がプレート54に固定さ
れると、カバー50がチューブ42の下端44に固定さ
れる。
ロッド64の囲りには四角形74て概念的に示した複数
のケーブル貯蔵ボビンが挿入されている。フランジ状板
部材46は任意の方法で上壁部4の上面に固着でき、カ
バーからガスが漏出するのを防止するためにフランジ状
板部材46と上壁部4との間を密閉する装置が設けられ
ている。特に、ボルトによつて上壁部4に固着してスリ
ーブ状フランジの周縁の一部を覆うようにして浮上りを
防止したフランジを用いることができる。上記の貯蔵ボ
ビン74はロッド6牡ナット72、カバー50によつて
構成される調節可能なりランプによつてチューブ42の
下側部分(帯域60)内に保持されている。
この機械的クランプの代りにボビンの位置をチューブ4
2内で固定でき且つチューブ42の外ではボビンを外す
ことのできる他の型式のクランプを用いることもできる
。特に、カバー50はケーブルを機械的に保護するだけ
の役目しかせず、場合によつてはこのカバーは無くても
よい。次に第3図を参照して、プレート52,54の使
用法とそれにケーブルを通す方法を詳細に説明する。
こ)ではケーブル56は、ステンレス鋼製の外側スリー
ブにより被覆された酸化マグネシウムあるいは他の同様
の材料により電気的に絶縁されていて、各ケーブルは通
路の上側帯域を通つている。各ケーブル56を例えばス
テンレス鋼で作られた小さな円筒状スリーブあるいはブ
シユ84の内部に気密に溶接した後に、このブシユ84
をプレート52,54に等間隔に形成された孔86に挿
入する。次いでこのブシユ84をプレート52,54の
孔86に溶接する。このブシユ84はケーブル56と同
じ数だけあり、且つ図示した例では、円板形をしたプレ
ート52,54上に等間隔に配置されている。実際には
各プレート52,54の周辺部に各プレートの厚さより
厚い高さを有するリム88が設けられており、両方のリ
ム88は互に溶接されている。このようにしてプレート
52,54を貫通するブシユが溶着され、プレート52
,54によつて形成される空間58が完全に密閉される
。この製造段階において、周知のヘリウムテスト等によ
つて空間58の気密度を確認するテストを行う。プレー
ト52に取付けられ6た試験用の導入管89は、原子炉
の運転中に定期的に原子炉シェルの圧力よりも高い圧力
のアルゴンを導入して遮断層を形成するためのものであ
る。次に円筒状チューブ42を取付ける。このチューブ
42は上側管状部分90と下側管状部分92とによつて
構成されている。これらの管状部分90,92はプレー
ト52,54の周辺リム55に溶接される。こうしてチ
ューブ42と、個々のケーブル56が挿通されたブシユ
84を取付けたプレート52,54とによつて構成され
る組立体.が作られる。最後にフランジ状板部材46を
管状部分90の上端に溶接する。絶縁ケーブルの各下端
は、それを原子炉内部に設置された各種の検出器に接続
できるだけの長さになつている必要がある。絶縁ケーブ
ルの下端94は移送および保護のために貯蔵ボビン74
に巻き付けられており、各貯蔵ボビンは着脱自在なりバ
ー50によつてチューブ42内に保持されている。絶縁
ケーブル56はプレート52,54の上方で撚り合わせ
て束96にし、この束96をフランジ状板部材46の孔
98に通すようにするのが好ましい。孔98を通つた絶
縁ケーブル56は上側カバー48内部で再び分離される
。第2図は上側カバー48の第1実施例を示しており、
この上側カバー内において、特殊絶縁されたケーブル5
6と、前記検出器をこれら検出器により測定した値を処
理する装置に接続する通常のケーブルとが接続される。
第2図に示す実施例では、カバー48はフランジ状板部
材46に固着された側部円筒100によつて構成されて
おり、この円筒上部は着脱自在な上側カバー102によ
つて密閉されていて、カバー48が完全に密閉されるよ
うになつている。円筒100内にはその壁面を貫通する
複数のパッキン104が圧力ばめされており、このパッ
キン104を通つて多重ケーブル106が導入されてい
る。多重ケーブル106の他端は、原子炉内部に設置さ
れた各種の検出器に対応する各種計測装置に接続されて
いる。カバー48内には、複数のコネクターが取付けら
れた取付けプレート108が設けられており、コネクタ
ーの固定部110はプレート108を貫通してケーブル
56の端部と一体になつている。図示した例では1ケー
ブル当り1個のコネクターが設けられている。押圧パッ
キン104を通つたケーブル106は、互に分離されて
絶縁ケーブル56と必要な接続が行われる。多重ケーブ
ル106を構成する各導線は符号112で示してある。
通常の型式の導線112の端部にはコネクターの固定部
110と係合する結合プラグ114が取付けられている
。第4図はカバー48の変形例を示しており、このカバ
ー48はフランジ状板部材46に溶接された固定円筒状
部材120を有し、この円筒状部材120には押圧パッ
キン104が取付けられている。この円筒状部材120
は着脱自在のカバー122によつて密閉されている。こ
の実施例では、2つの接続支持プレート124,126
が設けられており、これらのプレート124,126は
フランジ状板部材46の孔98の両側に配置されている
のが好ましい。この場合、前記孔98はプレート124
,126と同一軸線上に形成されている。また、支持プ
レート124上にはコネクター110の固定部が取付け
られており、この固定部にケーブル112の接続プラグ
114が固定される。この構造によれば押圧パッキン1
04をカバー48の全周にわたつて配置でき且つ接続作
業が容易にできる。以上の説明から、本発明装置の特殊
な構造によつて、精密な溶接作業は全て工場で行うこと
ができるということが理解できよう。
特に、ケーブルとブシユ84との溶接、プシユとプレー
ト52,54との溶接並びにプレート52と54との溶
接を工場で行える。このことは、これらの溶接が難しく
且つ確実な密閉をする上で重要であることを考慮すると
極めて有利なことである。工場から出た後、取付け前の
装置の状態は第2図に実線で示すものと同じである。
すなわち、下側カバー50はロッド64によつてチュー
ブ42に固定され、ケーブルの下端94は貯蔵帯域60
内の貯蔵ボビン74上に巻かれると)もにその上端はコ
ネクター110の固定部に固着されており、コネクター
110は各実施例に従つて支持プレート108または支
持プレート124,126に溶接されている。この装置
は、電気ケーブルがカバー48およびチューブ42内に
完全に収容されるので、ケーブルを破損せずに簡単に輸
送でき、また原子炉の現場においてチューブ組立体は原
子炉の上壁部4の穴30から中へ挿入され、浮き上り防
止用のフランジ状板部材によつて固定される。次いで、
上側密閉カバー102または122を外し、ケーブル1
06を押圧パッキン内に導入し、その分離した内側端部
をコネクターのプラグ114に固定する。この接続プラ
グはコネクターの固定部110に嵌合される。これによ
つてケーブル104とケーブル58とが電気的に接続さ
れる。この作業の終了後、ロッド64のネジを外して下
側カバー50を外し、それによつて貯蔵ボビン74をチ
ューブから取り出す。各ボビンをロックあるいは係合さ
せておくことによつて全てのボビンが同時に出るのを防
止することができる。検出器を備えたケーブル下端94
がこうして原子炉内に取り出される。第2図には補足装
置が点線で示してある。
すなわち、貫通スリーブ32の下端には導入管140が
取付けられており、この導入管を通つて検出器を備えた
絶縁導線94が送られる。チューブ42の帯域60内に
導線を保持しておくために、図示しないコアーによつて
それを固定しておくことができる。上記の各操作が終つ
た後に、貫通スリーブの下端に密閉室144を溶接し、
スリーブ32に通気孔146を穿設する。上壁部4の貫
通孔30は第1図にAで示すように上壁部の固定部分に
形成するのが好ましい。
しかし、対応する計測装置が固定されているか、あるい
は大形、小形回転プラグであつて且つ原子炉運転中に位
置を変える必要がないものである場合には、この貫通装
置を大形回転プラグまたは小形回転プラグに取付けるこ
ともできる。さらに正確に言えば、貫通部が主回路に対
して反対側に設けられる時には2つのプレート52,5
4を用いる。
この貫通部が主反応炉の外側にある時には、1枚のプレ
ートだけをチューブ42内に設けてプレート52,54
のうちの1枚を省略することもできる。この場合には、
例えば簡単なアンモニアテスト等により、残つている1
枚のプレートの所での密閉度をテストすることができる
。以上の説明によつて、この装置の基本的利点は精密な
全ての溶接、特にケーブルと密閉プレートとの間の密閉
用の溶接を工場で行うことができるという点にあること
が理解されよう。
これによつて溶接作業を現場で行うよりもはるかに効率
的に検査しながら行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は液体ナトリウムて冷却される高速中性子を用い
る型式の原子炉の垂直断面図、第2図は上壁部の貫通装
置組立体の垂直断面図、第3図は密閉プレートの所にお
けるケーブル貫通部を示す第2図の詳細図、第4図は上
側カバーの別の実施例の垂直断面図てある。 4・・・・・・上壁部、6・・・・・・安全容器、8・
・・・・・原子炉容器、10・・・・・・炉心、14・
・・・・・大回転プラグ、16・・・・・・小回転プラ
グ、18・・・・・・主ポンプ、20・・・・・主交換
器、24・・・・・液体ナトリウム、26・・アルゴン
、30・・・・・・垂直孔、32,33・・・・スリー
ブ、40・・・・・・貫通装置、42・・・・・・貫体
としてのチューブ、46・・・・・フランジ状板部材、
48・カバー、50・・・・・・カバー、52,54・
・・・・・プレート、56・・・・・・ケーブル、60
・・・・・貯蔵帯域、62・・・・通過帯域、64・・
・・ロッド、74・・・・・ボビン、84・・・・・・
ブシユ、104・・・パッキン、106・・・・多重ケ
ーブル、110・・・・・固定部、114・・・・・・
接続プラグ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 測定用電気ケーブルを、原子炉の可成厚い上壁部に
    穿設した少なくとも1個の孔に気密状態で挿通させ得る
    測定ケーブル用原子炉壁部貫通装置において、上端を開
    放するとゝもに下端を、原子炉上壁部に気密状態で結合
    されるとゝもに前記ケーブルを挿通させ得る孔を穿設し
    たフランジ状板部材によつて閉鎖された垂直状管体と、
    前記フランジ状板部材の上方に配設される着脱自在の閉
    鎖用カバーと、前記管体内に設けられ、外周部において
    その管体に気密状で連結され、前記ケーブルを気密状に
    挿通させるオリフィスを備えた少なくとも1枚の水平プ
    レートと、前記ケーブルの前記水平プレートの下方に配
    置される部分を巻取るための少なくとも1個のケーブル
    貯蔵用ボビンと、前記ケーブル貯蔵用ボビンを前記垂直
    状管体内に保持するロック位置および前記ボビンの前記
    チューブからの取出しを許容する解放位置をとり得るよ
    う前記チューブに固着れた機械的ロック手段とからなる
    測定ケーブル用原子炉壁部貫通装置。 2 前記ボビンの機械的ロック手段は、前記管体の下端
    に着脱自在に取付けられた固定手段を有する着脱自在の
    カバーによつて構成されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の測定ケーブル用原子炉壁部貫通装置。 3 前記水平プレートの密閉貫通部はそのプレートに形
    成された前記孔に挿入されたスリーブによつて構成され
    、このスリーブの外周はプレートに溶接され、各スリー
    ブはケーブルより少し大きな直径を有し且つケーブルが
    その中を貫通してこのスリーブの両端に溶接されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1ないし2項のいず
    れか1項に記載の測定ケーブル用原子炉壁部貫通装置。
    4 前記管体は互に突き合せられた2本のチューブによ
    つて構成され、各チューブは前記プレートの外周縁に溶
    接されていることを特徴とする特許請求の範囲第1ない
    し3項のいずれか1項に記載の測定ケーブル用原子炉壁
    部貫通装置。5 前記カバーは、下端において前記フラ
    ンジ状板部材に接続されるとゝもにその上端において着
    脱自在の上側カバーによつて密閉された円筒状スリーブ
    によつて構成され、またこの円筒状スリーブには、前記
    電気ケーブルに取付けられた固定コネクターと係合する
    接続コネクターを有する少なくとも1個の接続ケーブル
    挿通用押圧パッキンが取付けられていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1ないし4項のいずれか1項に記載
    の測定ケーブル用原子炉壁部貫通装置。 6 前記着脱自在の下側カバーは、一端において前記水
    平プレートの1つにネジ止めされるとゝもに他端におい
    てその下側カバーに固着されたネジ付きロッドによつて
    前記管体に固定され、前記貯蔵ボビンは前記ロッドに摺
    合されていることを特徴とする特許請求の範囲第1ない
    し5項のいずれか1項に記載の測定ケーブル用原子炉壁
    部貫通装置。 7 前記コネクターは2枚の支持プレートにより支持さ
    れ、これらの支持プレートはフランジに形成された孔の
    両側に直角に配置されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1ないし6項のいずれか1項に記載の測定ケー
    ブル用原子炉壁部貫通装置。 8 前記管体がそれに直角な2枚のプレートを有し、こ
    れらのプレートの間に空間が形成され、この空間には加
    圧下の不活性ガスを噴射する導入管が取付けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1ないし7項のいず
    れか1項に記載の測定ケーブル用原子炉壁部貫通装置。
JP52077703A 1976-06-28 1977-06-28 測定ケ−ブル用原子炉壁部貫通装置 Expired JPS6046603B2 (ja)

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FR7619594 1976-06-28
FR7619594A FR2357037A1 (fr) 1976-06-28 1976-06-28 Dispositif de traversee de la dalle d'un reacteur nucleaire pour cables de mesure

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Publication Number Publication Date
JPS5317890A JPS5317890A (en) 1978-02-18
JPS6046603B2 true JPS6046603B2 (ja) 1985-10-17

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IT (1) IT1115361B (ja)
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