JPS604595Y2 - 精穀装置 - Google Patents
精穀装置Info
- Publication number
- JPS604595Y2 JPS604595Y2 JP5091981U JP5091981U JPS604595Y2 JP S604595 Y2 JPS604595 Y2 JP S604595Y2 JP 5091981 U JP5091981 U JP 5091981U JP 5091981 U JP5091981 U JP 5091981U JP S604595 Y2 JPS604595 Y2 JP S604595Y2
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- JP
- Japan
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- tank
- resistor
- grain
- milling
- outlet
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- Expired
Links
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Landscapes
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は精穀装置、特にタンクの出口近辺に配する抵
抗体に改良を施した精穀装置に関する。
抗体に改良を施した精穀装置に関する。
従来、精穀装置は多数のものが開発され且つ実施化され
ている。
ている。
例えば精米、精麦について示せば以前多用された横型摩
擦式(エンゲル型)、竪型研削式、自動循環式、そして
臼型杵搗式及び螺旋式等がある。
擦式(エンゲル型)、竪型研削式、自動循環式、そして
臼型杵搗式及び螺旋式等がある。
そして最近では短時間で多量の穀粒を搗精し得るように
種々改良され単座、連座、複座式にそれぞれ副精穀装置
を配置して用いるようにした大型のものも知られている
。
種々改良され単座、連座、複座式にそれぞれ副精穀装置
を配置して用いるようにした大型のものも知られている
。
これらの精穀装置、或いは副精穀装置の殆んどの装置は
、穀粒が排出される部分に1抵抗体ヨと称する一種の邪
魔板を臨ませてその流れに抵抗を与えて搗精の程度を調
整している。
、穀粒が排出される部分に1抵抗体ヨと称する一種の邪
魔板を臨ませてその流れに抵抗を与えて搗精の程度を調
整している。
第1図に示す如く、この抵抗体1はタンク2の出口2a
近辺に配され、′てこヨ機構等の付属手段3により任意
の圧力にて出口2aを出ようとする穀粒群を押圧してこ
の出口2aの開口度を調節し、以って穀粒の排出塵を可
変として搗精の程度を調整するものである。
近辺に配され、′てこヨ機構等の付属手段3により任意
の圧力にて出口2aを出ようとする穀粒群を押圧してこ
の出口2aの開口度を調節し、以って穀粒の排出塵を可
変として搗精の程度を調整するものである。
抵抗体1はタンク内2bに対し平坦又は山形状に臨む形
状を有しており抵抗体1とはいうもののその形状自体は
むしろ抵抗を逃がすような形状とされていた。
状を有しており抵抗体1とはいうもののその形状自体は
むしろ抵抗を逃がすような形状とされていた。
尚、図中4は精穀部でここではスクリュ一式のものが示
されている。
されている。
しかしながらこのような従来の精穀装置にあっては、抵
抗体1の形状がタンク内2aに対して平坦又は山形状に
臨む構成とされていたため、精穀部4に十分な反力を返
すことができず、精穀部4での有効な搗精圧力を一部無
駄に逃がしてしまっており、エネルギーの損失を招き又
場合によっては搗精むらを生じたまま穀粒が排出されて
しまうという不都合があった。
抗体1の形状がタンク内2aに対して平坦又は山形状に
臨む構成とされていたため、精穀部4に十分な反力を返
すことができず、精穀部4での有効な搗精圧力を一部無
駄に逃がしてしまっており、エネルギーの損失を招き又
場合によっては搗精むらを生じたまま穀粒が排出されて
しまうという不都合があった。
この考案はこのような従来の不都合に着目して為された
ものであって、古来の杆と臼の原理に注目し、抵抗体を
略椀形状とし、穀粒の下方排出方向に対し水平状態に配
し、略椀形状の内部側をタンク内に臨ませたまま上記タ
ンクの出口付近で上下動自在に支持することによりこれ
らの不都合を解消することをその目的としている。
ものであって、古来の杆と臼の原理に注目し、抵抗体を
略椀形状とし、穀粒の下方排出方向に対し水平状態に配
し、略椀形状の内部側をタンク内に臨ませたまま上記タ
ンクの出口付近で上下動自在に支持することによりこれ
らの不都合を解消することをその目的としている。
以下この考案を図面に基づいて説明する。
11が抵抗体であり、従来通りタンク12の出口12a
近辺に配されるが、それは第3図で拡大図示されている
如く穀粒の下方排出方向に対し水平方向の状態で配され
るものである。
近辺に配されるが、それは第3図で拡大図示されている
如く穀粒の下方排出方向に対し水平方向の状態で配され
るものである。
そしてタンク12の出口12a近辺で上下動自在に支持
され1てこヨ機構等の打圧手段13により任意の圧力に
て出口12aを出ようとする穀粒群を押圧し、この開口
度を調節自在としである。
され1てこヨ機構等の打圧手段13により任意の圧力に
て出口12aを出ようとする穀粒群を押圧し、この開口
度を調節自在としである。
抵抗体11は全体が略椀形状を有し、且つこの椀形状の
内部側11aをタンク内12bに臨ませたまま前述の如
く上下動自在としている。
内部側11aをタンク内12bに臨ませたまま前述の如
く上下動自在としている。
精穀部14に採用する装置、方法等を含むいわゆる搗精
方式は特に限定されない。
方式は特に限定されない。
抵抗体11の略椀形状の曲率(深さ、広がり等)及びそ
の他は、穀粒の種類や採用する搗精方式等に応じ適宜決
定する。
の他は、穀粒の種類や採用する搗精方式等に応じ適宜決
定する。
この精穀装置の作用を説明すると、精穀部14で搗精が
行なわれるとその穀粒の排出方向〔図示の例では下方向
〕に於ける搗精圧力〔矢示A〕が抵抗体11に加わる。
行なわれるとその穀粒の排出方向〔図示の例では下方向
〕に於ける搗精圧力〔矢示A〕が抵抗体11に加わる。
このとき抵抗体11は略椀形状を有し、且つ排出方向に
対して水平状態で配置されているために、搗精圧力〔矢
示A〕を略椀形状の内部側面の全体で、確実に受けとめ
且つ確実に穀粒に返してエネルギーの無駄なく搗精が行
なわれるものである。
対して水平状態で配置されているために、搗精圧力〔矢
示A〕を略椀形状の内部側面の全体で、確実に受けとめ
且つ確実に穀粒に返してエネルギーの無駄なく搗精が行
なわれるものである。
意図する穀粒の排出(即ち搗精の程度)を得るには受け
る圧力の増加分だけ若干打圧手段13の設定値を変えて
やればよい。
る圧力の増加分だけ若干打圧手段13の設定値を変えて
やればよい。
搗精の際には抵抗体11が略椀形状の内部側面の全体で
確実に搗精圧力〔矢示A〕を受けるので略椀形状の内部
側11a上にある穀粒もむらなく搗精作用を受け、しか
もこの搗精圧力〔矢示A〕はタンク12の形状或いは搗
精そのものの影響により常に抵抗体11の中程の部分に
−等強く働き、杆と臼の原理に基づき穀粒は抵抗体11
上に留まることなく搗精されつつ順次排出されてゆくほ
のである〔第3図矢示B〕。
確実に搗精圧力〔矢示A〕を受けるので略椀形状の内部
側11a上にある穀粒もむらなく搗精作用を受け、しか
もこの搗精圧力〔矢示A〕はタンク12の形状或いは搗
精そのものの影響により常に抵抗体11の中程の部分に
−等強く働き、杆と臼の原理に基づき穀粒は抵抗体11
上に留まることなく搗精されつつ順次排出されてゆくほ
のである〔第3図矢示B〕。
以上説明して来た如くこの考案によればタンクの出口付
近に抵抗体を配してタンクの出口の開口度を調節自在と
した精穀装置に於いて、上記抵抗体は、全体が略椀形状
を有し、穀粒の下方排出方向に対し水平状態で配され、
且つ略椀形状の内部側をタンク内に臨ませたまま上記タ
ンクの出口付近で上下動自在に支持したため、搗精圧力
が合理的に使用されエネルギーの無駄がないものである
。
近に抵抗体を配してタンクの出口の開口度を調節自在と
した精穀装置に於いて、上記抵抗体は、全体が略椀形状
を有し、穀粒の下方排出方向に対し水平状態で配され、
且つ略椀形状の内部側をタンク内に臨ませたまま上記タ
ンクの出口付近で上下動自在に支持したため、搗精圧力
が合理的に使用されエネルギーの無駄がないものである
。
また抵抗体上にある穀粒も万遍なく搗精圧力を受け、且
つ搗精された穀粒は抵抗体の中程の部分に−等強く搗精
圧力を受けることによりいわゆる杵と臼の原理に従い搗
精されつつ順次排出されるので搗精むらが生じないとい
う効果もある。
つ搗精された穀粒は抵抗体の中程の部分に−等強く搗精
圧力を受けることによりいわゆる杵と臼の原理に従い搗
精されつつ順次排出されるので搗精むらが生じないとい
う効果もある。
第1図は従来の精穀装置の概略を示す正面説明図、第2
図はこの考案の一実施例を示す第1図相当の説明図、そ
して、第3図は抵抗体の作用説明図である。 11・・・・・・抵抗体、lla・・・・・・略椀形状
の内部側、12・・・・・・タンク、12a・・・・・
・出口、12b・・・・・・タンク内、13・・・・・
・打圧手段、14・・・・・・精穀部。
図はこの考案の一実施例を示す第1図相当の説明図、そ
して、第3図は抵抗体の作用説明図である。 11・・・・・・抵抗体、lla・・・・・・略椀形状
の内部側、12・・・・・・タンク、12a・・・・・
・出口、12b・・・・・・タンク内、13・・・・・
・打圧手段、14・・・・・・精穀部。
Claims (1)
- タンクの出口近辺に抵抗体を配してタンクの出口の開口
度を調節自在とした精穀装置に於いて、上記抵抗体は、
全体が略椀形状を有し、穀粒の下方排出方向に対し水平
状態で配され、且つ略椀形状の内部側をタンク内に臨ま
せたまま上記タンクの出口近辺で上下動自在に支持され
たことを特徴とする精穀装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5091981U JPS604595Y2 (ja) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | 精穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5091981U JPS604595Y2 (ja) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | 精穀装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57165240U JPS57165240U (ja) | 1982-10-18 |
| JPS604595Y2 true JPS604595Y2 (ja) | 1985-02-09 |
Family
ID=29847628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5091981U Expired JPS604595Y2 (ja) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | 精穀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS604595Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-10 JP JP5091981U patent/JPS604595Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57165240U (ja) | 1982-10-18 |
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