JPS6045901B2 - 茶抽出物の製法 - Google Patents

茶抽出物の製法

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JPS6045901B2
JPS6045901B2 JP49139441A JP13944174A JPS6045901B2 JP S6045901 B2 JPS6045901 B2 JP S6045901B2 JP 49139441 A JP49139441 A JP 49139441A JP 13944174 A JP13944174 A JP 13944174A JP S6045901 B2 JPS6045901 B2 JP S6045901B2
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extract
aqueous
liquid
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ジヨセフ ガツサ− ラパ−ト
エヌ ウオ−タ−カツタ− スチ−ブン
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De Purodeyui Netsusuru SA Soc
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    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
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    • A23F3/40Tea flavour; Tea oil; Flavouring of tea or tea extract
    • A23F3/42Isolation or recuperation of tea flavour or tea oil
    • A23F3/426Isolation or recuperation of tea flavour or tea oil by distillation, e.g. stripping leaves; Recovering volatile gases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F3/00Tea; Tea substitutes; Preparations thereof
    • A23F3/16Tea extraction; Tea extracts; Treating tea extract; Making instant tea
    • A23F3/18Extraction of water soluble tea constituents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D11/00Solvent extraction
    • B01D11/02Solvent extraction of solids
    • B01D11/0215Solid material in other stationary receptacles
    • B01D11/0223Moving bed of solid material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は茶抽出液の連続的製造に関する。
茶抽出液は各種の方法によつて製造することができる
。この方法の多くは、焙煎、粉砕したコーヒーから抽出
液を製造するのに用いられる方法と類似している。たと
えば、伝統的な向流抽出技術を用いることができ、この
場合、紅茶出発原料を1または2個以上のパーコレータ
ーまたは小室中に静止床として位置させ、通常水または
部分抽出茶から得られた抽出液である抽出用液体を抽出
器中に通過させる。茶を抽出用液体に対して向流的に移
動させる抽出方法も提案されている。茶および抽出用液
体の両者を移動させる系を考えることも可能である。た
とえば、微粉化した茶を水とスラリーにし、可溶性固体
の抽出に適当な温度までこのスラリーを加熱する並流移
動方式も記載されている。以上概述した抽出技術を組合
わせた方法についてもこれまで報告されており、いずれ
の場合もその目的は、水で飲用濃度に再性したとき、・
紅茶の葉から入れたときのフレーバーおよびその他の性
質を有するような抽出液を得るにあることはいうまでも
ない。このように各種の試みがなされていることは、至
適のフレーバー性を有し上述の目的に合致した抽出液を
導く工業的規模での操作方法が依然として求められてい
る段階であることを示すものといえる。本発明は、新た
に入れた茶の持つフレーバー、芳香および外観における
特徴を有する茶抽出液を製造する方法を提供するにある
本発明の方法は、茶抽出液を製造するにあたり、水性茶
スラリーを液体透過性の壁を有する閉鎖第1領域におい
て少なくとも約90℃の温度に保持し、一方同時に、第
1領域から分離されしかも水性茶スラリーから水性茶抽
出液体中に茶溶解物の拡散を可能とする液体透過性壁の
少なくとも有効部分と接触している第2領域には、水性
抽出液体の本体をほぼ同温度に保持し、上記スラリーの
容量は抽出液体本体の容量の0.5ないし2.5倍とし
、かつ少なくとも2分間の接触時間ののち、抽出液体中
に拡散した茶溶解物の少なくとも一部をスラリー中に存
在する茶溶解物と合することを特徴とする茶抽出液の製
法である。
スラリーは茶と水を所望の割合で混合することにより調
製される。
用いた茶の物理的特性、たとえば粒子径により、スラリ
ーを与えるのに必要な水の最小重量は一般に茶の重量の
6ないし1咋程度である。乾燥茶の1重量部を湿濶させ
るのに必要な水は約3ないし4重量部であり、ポンプで
操作できるスラリーを生成するには約3ないし6部の水
が必要だからである。好ましい操作条件および抽出結果
は、たとえば、水に対する乾燥茶の割.合を乾燥茶1重
量部に対して水約6ないし2呼量部またはそれ以上とし
た場合に達成できる。水と乾燥茶の割合の上限は、乾燥
状態の抽出液を製造する場合加えた水をついで除去しな
ければならないことから、主として実用上の問題として
考慮さ。れるものてある。茶を所望抽出温度において水
と直接混合してスラリーを調製するのがもつとも便利で
ある。この温度は少なくとも約90℃であつて、抽出を
加圧下に行わない限り、100℃を越えてはならない。
スラリーは水によつて調製するの・が好ましいが、茶抽
出液たとえば部分抽出茶の抽出によつて得られた抽出液
を用いることも可能である。同様に、透過性壁によつて
接触する水性抽出液体も水てもまたその少なくとも一部
を茶抽出液とした水性媒体であつてもよい。この方法は
バッチ式に実施することもできるし、また連続的に実施
することもできる。後者は工業的操作により適当であつ
て好ましい。連続操作の場合、たとえば後述するように
装置を用いれば、茶スラリーは計量された茶および水を
第1領域に供給することによつて生成させ、一方第1領
域から分離された第2領域には制御された速度で水性抽
出液体を同時に供給することがで)きる。
別法として、まず茶スラリーを調製し、これを第1領域
に導入する直前に所望の温度に加熱してもよい。第1領
域における抽出、および特に第1領域の透過性壁によつ
て接触する第2領域における水性・液体への第1領域か
らの溶解物の拡散は少なくとも2分間続ける。
約3ないし5分間行なうのが好ましい。この接触時間の
上限は実用上の問題として考慮決定されるものであるが
長時間行なうことは不必要であり、また最終生成物の品
質に悪影響・を及ぼす場合もあることが認められている
。抽出後、スラリーおよび拡散茶溶解物含有液体は直ち
に合してもよく、また両者を別個に取つて以下の工程に
付してもよい。たとえば、スラリーは、第1領域から取
出したのち、揮発性芳香成分を回収するためストリツピ
ング操作に付し、ついで茶不溶解物をたとえば傾瀉、遠
心分離またはろ過によつて除去してもよい。生成抽出物
をついで拡散溶解物と、濃縮後または濃縮前に合し、一
方不溶解物は慣用技術または本発明の方法によつて再抽
出に付す。別法として、不溶解物をまずスラリーから分
離し、この抽出物をストリツピングおよび/または濃縮
してもよい。拡散溶解物を含む液体は濃縮(たとえば凍
結濃縮)および/または薄膜蒸発に付してよい。後者の
場合、所望により、ついで分別蒸留を実施する。この溶
解物は、ついで上述の任意の方法によつてスラリーから
回収された抽出液と合し、この混合物を乾燥して粉末抽
出物としてもよい。工程中においてあらかじめストリツ
ピングした芳香成分は乾燥前に添加するのが普通で、通
常は濃縮抽出液に添加する。濃縮抽出液はスプレー、真
空、ドラムおよび凍結乾燥によつて乾燥できる。不溶解
物をスラリーから除去し、このスラリー液体をそのまま
抽出液体中に合して茶溶解物抽出液を得ることも任意で
あり、また液体抽出生成物を所望の場合にはこの方法を
取ることができる。本方法は、本発明の一態様である抽
出装置において実施するのが有利である。
この装置は、液体透過性の壁を有する細長い第1室、第
1室と等軸な第2室の形成部、一方の室へのスラリー供
給部およびこの室からのスラリー取出部、他室への抽出
液体供給部およびこの室からの抽出液体取出部よりなる
。装置の好ましい配置の一例は図面に示したとおりであ
る。
すなわち、第1図は抽出装置の各部配置を示した側面略
図であり、第2および3図は本発明によつて可能な処理
工程の組合せ方法の各種を例示したフローシートである
。装置の一例を第1図を参照して説明する。
この装置は、穿孔された壁2を有し、ジャケット3で囲
まれた直立カラム1よりなり、カラム1およびジャケッ
ト3は所定の目的に適した任意の形状、たとえばシリン
ダー状であり、望ましくは同方向の長軸を有する等、と
することができる。この両一部分がシリンダー状である
場合、ジャケット3とカラム1の直径の比は約1.5な
いし1とすることができる。カラムおよびジャケットの
実効容量はほぼ等しくしてもよいが、これは必ずしも必
須ではない。しかしながら、スラリーの用量および抽出
液体たとえば水の容量の比を前述の限界すなわち0.5
:1ないし2.5:1に保持できるような構成でなけれ
ばらない。カラムの上部にホッパー4を設け、カラムの
下部末端はコーン5で終る。シャフト8に結合したアー
ム7上にバネ装置としたスクラツパーブレード6を備え
る。シャフトは適当なモーター(図には示してない)に
よつて回転させる。ホッパー4中に混合導管9を設け、
水性媒体を供給するライン10が導管9に導かれ、ここ
で液体は11で導入される乾燥茶と混合される。抽出液
体はライン12を通つてジャケット3に供給され、一方
スラリーおよび抽出液体はライン13および14を通つ
て装置から取出され、このラインにはそれぞれバルブ1
5および16を設け、またそれぞれ取出ポンプ17およ
び18に結合する。操作は次のとおりである。
乾燥茶および水を約95℃に加熱し、導管9において適
当な割合に混合してスラリーを生成させ、これをカラム
1によつて形成された第1領域または中央領域に入る。
同時にほぼ相当する温度の水を、ジャケット3によつて
形成される外部を取り囲んだ環状の第2領域に供給する
。好ましい連続操作においては、カラム1およびジャケ
ット3をはじめ水で満たし、ついで茶をホッパー4に供
給する。シャフト8はきわめて緩徐に回転する。
たとえば1ないし5rpmの速度とする(スラリーの不
当な攪拌を避け得るならば必要に応じもつと高速度を採
用することもできる)。アーム7の先端に設けたブレー
ド6の主たる機能はカラムの内壁を捺るように動いて掃
き、開口部または穿孔2がつまるのを防ぐことであつて
、上述のようにスラリーを過度に攪拌することは避ける
のが好ましい。カラム1には、抽出された溶解物のカラ
ム1からジャケット3への所望の拡散を達成できるため
に必要なだけの開口部2を設ける。開口部の大きさは一
般的にいえば茶溶解物固体が開口部が通つてジャケット
3に通過できるのに十分であるが茶不溶解物は通過させ
ないものとする。たとえば、開口部はカラム1の壁面積
の約5%程度を占め、径1.6順の円形開口部とする。
また、開口部はジャケット3の存在範囲に相当するカラ
ム高の約80%ないし85%にカラム下端から上方にか
けて位置するように配列させる。カラム高の上部15%
ないし20%は茶の適当な湿潤および膨脹のための液体
不透過性部分とし、尚早な第2領域への拡散を防止する
。カラム1およびジャケットへの茶および水または抽出
液体の供給速度は、水と茶の総比が一ノ定に保持される
ように選ばれ、この総比は重量部で10:1ないし10
0:1とすることが好ましい。また、総液体は種々の割
合でカラムとジャケットに分配することができるが、ス
ラリーと抽出液体の容量比は0.5:1ないし2.5:
1の範囲とする。夕さらに、連続操作においては、スラ
リー速度と抽出液体速度を前者が後者より緩徐となるよ
うに、たとえば2ないし2.5倍緩徐となるように制御
することが望ましく、これによつて、抽出溶解物のスラ
リーから抽出液体への拡散を強化できる。内ク部カラム
に供給される液体を液体総重量の60%ないし75%と
した場合、特に満足できる抽出条件が達成される。また
、放出ライン14には適量な計量ポンプ18を設け、ジ
ャケットから放出される液体量がライン12からジャケ
ットに供給される量よりも大きくなるようにする。この
条件下にスラリーからジャケット中の抽出液体への茶溶
解物の移動が増強される。これらの操作変数のさらに特
定例は実施例に示すこととする。連続操作においては、
図に示したような好ましい縦型配置内を例にとれば、ス
ラリー装置内存在時間または保持時間を、望ましい至適
抽出特性、特にフレーバー性を与えるに有効な溶解物の
取出を行うに必要な時間とする。
カラム高に関係なく保持時間は通常約2ないし約5分の
範囲である。装置の構成には各種の変法を採用すること
ができる。たとえば、単一ケーシング内に複数個の同心
的穿孔カラムを同軸的に設け、1または2個以上の環状
スラリー体は各環状帯の内側および外側て抽出液体に接
触するように構成することもできる。そのほか所望の構
成を採用することもてきる。たとえば、装置は、細長い
長方形または断面が楕円状の外殼よりなり、その長軸方
向に穿孔板を置いて2室に分離し、その一室には茶スラ
リーを他室には抽出液体を供給することも可能てある。
抽出液体とスラリーを装置自体の中で合するように装備
してもよい。たとえば、穿孔部分の下部に1個または2
個以上の適当に大きい開口部を設け液体がカラム中に流
入できるようにしてもよい。すなわち、カラムをジャケ
ット内部でコーン5の上部に懸垂させ、穿孔部2の下端
とコーン5の間にサイズを変えることのできる空間を残
すように設計してもよい。また、図に示した縦型の配置
はもつとも便利で.はあるが、スラリーを下方に流すこ
とは必ずしも必須ではない。
たとえば、ねじきり装置または他の適当な移送装置によ
つてスラリーを動かし、流れの方向を逆にすることもで
きる。スラリー移送装置を用いることにより、この装置
は任意の便利、な位置で、たとえば水平に操作すること
も、そちろん可能である。また、場合によつては、スク
ラツパーを必要としない場合もある。この抽出装置を、
第2および3図について後述した記載から明らかなよう
に、スラリーおよび/イまたはジャケット内から取出す
抽出液体よりの芳香成分採取装置、不溶解物分離部、蒸
発または凍結濃縮による濃縮部、また乾燥装置(スプレ
ー、真空、ドラムまたは凍結乾燥器)等を通常含ず茶抽
出物製造装置系内に組み入れることも有利である。
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例中、部および%は重量部および重量%である。例
1 直径20CrrLの穿孔内側カラムと直径30cmの
外殼よりなり、有効高160cwtの第1図に示すよう
な抽出装置を用いる。
カラムの穿孔部分は直径1.6wLのフ孔で開口面積は
5%である。98℃の水を中央カラムには38部/分の
速度で、環状ジャケットには12fffり/分の速度て
導入する。
装置が操作温度に達したら、乾燥茶2部/分をライン1
0を通つて供給される98℃の水と導管9で7混合する
。ライン13および14の計量ポンプは、スラリーおよ
び液体をそれぞれ34および18部/分の割合で取出す
ようにセットし、スラリーの保持時間は4分とする。操
作中を通じ、スクラツパー6は3ないし4rpmにおい
て回転させる。lスラリーをストリツピングし遠心分離
して、生成した抽出物を固体55%に濃縮する。ジャケ
ットから取出した液体は同じ固体含量に濃縮し、2つの
抽出物を合し、ついで前に除去した芳香成分を再び合し
、得られた濃縮物をついで凍結乾燥する。凍結乾燥生成
物として得られた茶を公知の味覚試験法で試験して、新
たに入れた茶と実質的に同一の芳香およびフレーバーを
有することが明らかにされた。例2 穿孔カラムの直径が10cm、外殼の直径が15cm
で、ユニットの有効高91cmであるほかは例1と同じ
抽出装置を用いる。
96.7℃の水を中央カラムには7.5部/分、環状ジ
ャケットには4部/分の速度で導入する。
操作温度に達したならば、乾燥茶0.5部/分を96.
7℃の水と導管9で混合してカラム1に供給する。茶ス
ラリーおよび抽出液体はそれぞれ8および4部/分の割
合で取出す。保持時間は3分である。スクラツパーは例
1における同様に操作する。r スラリーおよび抽
出液体を例1におけると同じ処理操作に付し、乾燥抽出
物とし2て茶を製造する。味覚試験において、この生成
物のフレーバーは新たに入れた茶ときわめてよく似てい
ると判断された。例3、(参考例) 例1の抽出装置に98゜Cの水86部および乾燥茶9。
75部を充填し、ジャケットには98℃の水109部を
充填してバッチ操作で抽出を行う。4分後に抽出装置ユ
ニットを空にし、スラリーおよび抽出液体を合し、それ
から液体抽出物のサンプルを取出す。
このサンプルを熱水で通常の飲用濃度に希釈する。二の
茶は新たに入れた茶ときわめてよく似た味覚を有する。
例4 スラリーの容量と抽出液体の容量の比を0.5:1とす
るほかは例1および2と同様にして抽出を行う。
水の温度は98.8℃とし、穿孔カラムには乾燥茶0.
5部/分および水15部分を供給する。環状ジャケット
には水3娼/分を供給する。ジャケットおよび穿孔カラ
ムからそれぞれ30。5部/分および15部/分の割合
で取出す。
スクラツパーの速度は8rpmとする。スラリーおよび
抽出液体を合5し、試験用サンプルをとる。試験結果は
、この抽出液が芳香を有し新たに入れた茶に匹敵するも
の,であることを示している。第2図および第3図は、
本発明の原理にしたがつて採用できる工程の変法を示す
ものである。
第2図について説明すると、乾燥茶および熱水は抽出装
置の中央カラムに連続的に供給されて水性茶スラリーを
与え、一方同時に水性抽出液体は環状ジャケットに供給
される。定常状態操作条件ではスラリーの保持時間は約
4分である。抽出された茶溶解物を含有するスラリーお
よび拡散溶解物含有抽出液体を取出し、芳香性揮発成分
除去操作、たとえば水蒸気ストリツピング操作に付す。
茶不溶解物(葉)を次に除去すると生成抽出物すなわち
第1抽出物が得られる。分離した葉をついで洗浄操作に
付し、第2の溶解物含有茶抽出物を得る。除去されて第
1段芳香成分は芳香成分濃縮操作に付され、ここで芳香
成分は濃縮されて高レベル芳香成分フラクシヨンと低レ
ベル芳香フラクシヨンに分けられる。低レベルフラクシ
ヨンは、抽出物濃縮操作からの留出液とともに洗浄操作
に用いられる。高レベルフラクシヨンは抽出物に、その
濃縮後乾燥前に再合される。第2抽出物を製造した際の
茶不溶解物を第2抽出物と分離し、第2抽出物は生成抽
出物すなわち第1抽出物と合する。以下の操作に関して
は本明細書において用いる0生成抽出物ョの語は第2段
抽出物を包含するものである。すなわち、高レベル芳香
成分フラクシヨンを生成抽出物と再合するという場合、
芳香成分は濃縮後に配合するのが好ましく、第1および
第2抽出物はすでに濃縮操作のために配合されているの
で、芳香成分の第2成分との配合をも包含するものてあ
る。洗浄操作ののち、第2段芳香成分をストリツピング
させ、芳香成分濃縮操作に移す。
洗浄後のストリツピングは葉の分離前に行つても分離後
に行つてもよい。洗浄操作後任意に、第2抽出物の少な
くとも一部を90および92に示したように茶不溶物と
分離し、カラム抽出装置に戻して茶スラリーの製造に用
いることもできる。
これはまた、抽出液体の少なくとも一部として用いるこ
ともできる。乾燥前の第1および第2抽出物の濃縮に凍
結濃縮を用いる場合、芳香性揮発成分薄膜蒸発操作は省
略し、該抽出物を96および98に示すように直接濃縮
操作に供給してもよい。
第3図に示した方法も、カラム抽出装置における抽出に
続いて、スラリーおよび抽出液体の芳香性揮発成分スト
リツピングを別個の操作で行うことを除き2図と同じて
ある。
以上の記述から、本発明の方法により、新たに入れた茶
と全く類似したフレーバーおよび芳香特性を有する茶溶
解物抽出物が得られることが明らかである。
第1図に示した装置は、他の工程処理たとえば゛チーズ
およびワイン等の発酵にも転用できるという特徴も有す
る。
本発明は次の態様を包含する。
(1)第1領域から水性スラリーを取出したのち、茶不
溶解物をスラリー液体と分離し、このスラリー液体およ
び抽出液体を乾燥して粉末茶溶解物とする特許請求の範
囲第1項記載の方法。
(2)乾燥前にスラリー液体および抽出液体を濃縮して
その可溶性固体含量を上昇させる上記第1項記載の方法
。7(3)乾燥は蒸発によつて行なう上記第2項記載の
方法。
(4)乾燥はスプレー乾燥によつて行なう上記第2項記
載の方法。
(5)乾燥は凍結乾燥によつて行なう上記第2項記載の
方法。
(6)スラリー液体および抽出液体を凍結濃縮によつて
濃縮する上記第2項記載の方法。
(7)得られた茶不溶解物をスラリーから分離したのち
、これを水性媒体による洗浄に付して第2茶溶解物を含
む抽出液を得、この第2茶溶解物の少なくとも一部を先
に取出した茶溶解物と合する上記第1項記載の方法。
(8)水性スラリーおよび抽出液体を各領域からそれぞ
れ取出したのち、茶不溶解物を分離する前に、スラリー
および抽出液体をストリツピング操作に付して含まれる
第1段揮発性芳香成分を回収し、ついで生成した抽出溶
解物含有スラリーおよび抽出液体を濃縮および乾燥操作
に付し、取り出された揮発性芳香成分の少なくとも一部
は濃縮操作についで該生成抽出液に戻す上記第7項記載
の方法。
(9)第2茶溶解物含有抽出物の少なくとも一部を第2
領域における抽出液体として用いる上記第7項記載の方
法。
(10)第2の茶溶解物含有抽出物の少なくとも一部を
生成抽出物と濃縮操作の間に合する上記第8項記の方法
(11)ストリツピング操作の間に回収された揮発性芳
香成分を濃縮し、それぞれ高および低芳香,成分を含有
する2個の芳香フラクシヨンとし、高芳香成分含有フラ
クシヨンは該生成抽出物に戻し、低芳香成分含有フラク
シヨンは生成抽出物濃縮操作において除去された水の一
部とともに茶不溶解物の洗浄に用いられる水性洗浄媒体
こに加える上記第8項記載の方法。
(12)茶不溶解物の水性媒体による洗浄後、生成した
第2茶溶解物含有抽出物をストリツピング操作に付して
第2段芳香成分を回収し、第2段芳香成分を第1段芳香
成分と合して、ともに濃5縮する上記第11項記載の方
法。
(13)茶不溶解物を第2茶溶解物含有抽出物と分離し
、生成第2茶溶解物含有抽出物はそれから不溶解物を分
離する前にストリツピング操作に付す上記第1順記載の
方法。
4(14)茶不溶解物を第2茶溶解物
含有抽出物と分離し、生成第2茶溶解物含有抽出物はそ
れから不溶解物を分離したのちにストリツピング操作に
付す上記第1瀕記載の方法。(15)第2茶溶解物含有
抽出物の少なくとも一部を第1領域における水性茶スラ
リーの製造に用いる上記第7項記載の方法。
(16)水性スラリーおよび抽出液体は別々にストリツ
ピング操作に付す上記第8項記載の方法。
(17)水性スラリーおよび抽出液体をストリツピング
操作前に合する上記第8項記載の方法。(18)水性ス
ラリーを第1領域から取出したのち、茶不溶解物を水性
スラリーと分離し、得られた液体を抽出液体と合して茶
溶解物抽出液を得る特許請求の範囲第1項記載の方法。
(19)水性茶スラリーは第1領域に約2分から5分間
保持させる特許請求の範囲第1項記載の方法。
(20)水性茶スラリーは乾燥した茶1重量部に対し水
性媒体約6から約2唾量部から製造する特許請求の範囲
第1項記載の方法。
(21)水性媒体は温度が少なくとも約90℃の水であ
る上記第2順記載の方法。
(22)抽出液体は第2領域からそれが供給されるより
も高速度において取出し、水性スラリーは第1領域から
それが供給されるよりも低速度で取出す特許請求の範囲
第2項記載の方法。
(23)水性スラリーの第1領域通過速度を抽出液体の
第2領域通過速度より低く保持し、それによつて可溶性
固体の水性茶スラリーから抽出液体への拡散を上昇させ
る上記第2瀬記載の方法。
(24)水性スラリーの第1領域通過速度を抽出液体の
第2領域通過速度の約2から2.5倍に低く保持する上
記第2順記載の方法。
(25)第1領域を中心に位置さぜ、第2領域は第1領
域を囲んで位置させる特許請求の範囲第2項記載の方法
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に使用する装置の一例の側面略図で
あり、第2および第3図は本発明の方法における処理工
程の組合せ方法の一例を例示したフロシートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 茶抽出液の連続的製造方法において、少なくとも約
    90℃の温度で所定の割合で第1領域を通して水性茶ス
    ラリーを連続的に供給し、一方第1領域を通る供給液と
    同時に少なくとも90℃の温度で所定の割合で水性抽出
    液を第2領域を通して連続的に供給し、この両液は2領
    液を分離する障害と接触し、この障壁は茶可溶性固形の
    流れを透過させるが、茶不溶解物の流れには不透過性で
    あり、茶溶解物を水性茶スラリーから水性抽出液に拡散
    させ、このスラリーの容量は水性抽出液の容量の0.5
    〜2.5倍であり、それぞれの2領域から水性スラリー
    および抽出液を連続的に取り出し、抽出液は第2領域か
    らそこに供給される割合より大きい割合で取り出し、水
    性スラリーは第1領域において少なくとも約2分の滞留
    時間を保有させ、そこに供給する水性スラリーの割合よ
    り少ない割合で水性スラリーを第1領域から取り出し、
    その後抽出液中に拡散した少なくとも一部の茶溶解物と
    、水性スラリー中に残留する茶溶解物を合せることを特
    徴とする、上記方法。
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