JP4313448B2 - 水溶性物質の連続抽出法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水溶性物質を含む固形物から水溶性物質を連続的に向流抽出する方法に関する。又本発明は、本方法によって製造した水溶性物質に関する。水溶性物質は、例えば、可溶性コーヒーおよび茶の固形物である。
【0002】
【従来の技術】
可溶性コーヒーおよび茶の粉末は通常、焙煎粉砕したコーヒー又は茶の葉から可溶性固形物を抽出し、そのようにして得た抽出液を濃縮し、その抽出液を噴霧乾燥又は凍結乾燥により粉末に乾燥することにより製造する。収率を工業的に許容できる水準に増加するために、抽出を通常2つ又はそれ以上の工程で行う。第1の工程において、容易に溶解できる物質は、焙煎粉砕したコーヒー又は茶の葉から抽出される。それに続く工程で、部分的に抽出された粉砕コーヒー又は茶の葉の中に残留する不溶性の炭水化物は、熱による可溶化を利用して可溶化して、更に抽出し;同時か又は別々のいずれかの可溶化および抽出工程で抽出される。
【0003】
抽出は、伝統的に一組の固定床型反応器にて向流法により行う。抽出用液、通常熱湯を最も抽出された粉砕コーヒー又は茶の葉を含む固定床反応器の中に導入し、1つの反応器から次の反応器に流し、最も新鮮な粉砕コーヒー又は茶の葉を含む反応器を通過の後、一連の反応器を離れる。一定の時間の後、製造を止め、次に最も抽出した粉砕コーヒー又は茶の葉を含む反応器を一連の反応器群から外す。次に新鮮な粉砕コーヒーおよび茶の葉を含む反応器を一連の反応器群の反対側に接続し、そして製造を繰り返す。
【0004】
伝統的な製法は良好に作動するが、下流製造工程は実質的に連続的であるが連続的でない欠点を有する。抽出された粉砕コーヒー又は茶の葉を反応器から掘り上げたりあるいは空気を吹き入れる必要がある。反応器から、反応器に新鮮な粉砕コーヒー又は茶の葉を再充填する前に、その反応器は一連の反応器群から取り除く。又、伝統的な方法では、本質的に抽出および可溶化を一緒に行う。それ故に可溶化条件を抽出条件と独立して調節することができない。このことは、固定床反応器に対する高圧の低下を伴い、潜在的に有利な可溶化条件の使用を妨げる。更に、これらの問題はしばしば粉砕コーヒー又は茶の葉をその抽出法に長時間保持させ、このことは製品品質に不利益であり、器具を汚すタールを生成する。それ故に、伝統的な方法を連続的方法に代え、かつ抽出と可溶化を一緒に行わないために、数年に渡って多くの試みがなされている。これらの試みの、合体的に成功したものはない。
【0005】
1つの試みは、米国特許第2,629,663号明細書に記載されている。この特許に記載されている方法では、コーヒー粉をオーガーを含む管型反応器の中に供給する。次にオーガーは粉砕コーヒーを反応器に運ぶ。抽出用液は、反応器を通して粉砕コーヒーに対して向流の方向に流す。反応器は直径の異なる領域を有して、粉砕コーヒーの膨潤による反応器の詰まりを防止する。この方法の問題点は、粉砕コーヒーの上のオーガーの機械的作用で細粉を生ずる恐れがあることである。又低い抽出温度が使用されて、可溶化されない。その方法は、現在の工業的に利点のある製品を製造することができない。
【0006】
他の試みが米国特許第3,862,347号明細書に開示されている。この特許に記載されている方法では、粉砕コーヒーを濃縮したコーヒー抽出液でスラリー化して管型反応器の底部に導入する。低温の希釈されたコーヒー抽出液を抽出用液として管型反応器の頂部に導入する。中空のブレードは管型反応器の底部近くで回転する。反応器の下の方に送られる抽出用液はブレードを通って排出される。ブレードは又粉砕コーヒーを上の方に送るのに役立つ。粉砕コーヒーが中空のブレードの上に送られると、粉砕コーヒーは充填床を形成し、充填床は充填用液体の流れに反して上方に移動する。充填床内部の温度は注意深く制御され、その結果、抽出用液の粘度は減少するか、又は床を下に通過する時と同様の状態である。しかしその特許に記載されている方法は、減少するチャネリングを減ずることによりその系を機械的に最適化する試みである。その方法は、抽出されたコーヒーのフレーバを改善しない。カラムとブレードの配置は、充填床の高さのカラムの直径に対する比率が7:1以上であるようなものである。それ故に抽出液のカラム中の保持時間は、通常否定的にフレーバに影響する長さである。又床を横切る圧力低下は高くなりがちである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
水溶性物質を含む固形物から、水溶性物質を連続的に抽出する方法を供すること、特に良好なフレーバの飲料製品を供することが、この発明の目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
それ故に、1つの見地において、この発明は水溶性物質を含む固形物から水溶性物質を連続的に抽出する方法を供し、その方法は:
抽出される固形物および抽出液を固液分離器のすぐ上の管型反応器の中に導入し、固形物は固液分離器上の上方へ移動する充填床を形成し、一方抽出液は固液分離器を通って流出させ;
固形物を充填床から掻き取って充填床の上部表面を区画し;
抽出用液を充填床の上部表面の上の管型反応器に導入し、抽出用液の一部を充填床を通って浸透させて充填床の中の固形物から水溶性の物質を抽出し、ついで固液分離器を通って抽出液として流出させ、抽出用液の残りの部分で充填床から掻き取った固形物を伴出して消費された固形物のスラリーを供し;
消費された固形物スラリーを管型反応器から除去し;そして
固液分離器の下から抽出液を取り出すことを包含する。
【0009】
その方法は、抽出を可溶化工程と別にする方法で行うことができる利点を有する。それ故に、抽出液は可溶化作用を受けず、そして飲料用の抽出液に異臭を生じない。又消費された固形物は、有利でかつ的確に制御された条件下で可溶化作用を受けることができる。更に、固形物は、管型反応器にスラリーの形態で導入されるから、固形物は一様に湿っており、かつ管型反応器に入る前に脱気される。それ故に、管型反応器の中の液体のチャネリングは最小限になる。更にその方法は高さを減少した充填床の使用を可能にし、それはより低い圧力低下および充填低下の抽出液のより低い保持時間を生ずる。
【0010】
他の見地では、この発明は水溶性物質を含む固形物から水溶性物質を抽出する方法を供し、その方法は:
新鮮な固形物を第1の抽出反応器の中にスラリーの形態で導入し、固形物で第1の抽出反応器の中に上方に移動する充填床を形成し;
第1の抽出用液を、上方に移動する充填床の上の第1の抽出反応器の中に80℃から180℃の温度で導入し、第1の抽出用液の一部を上方に移動する充填床を通して浸透させて最初の抽出液を供し、第1の抽出用液体の残りの部分は一部消費された固形物を第1の抽出反応器から伴出し;
抽出用液は一部消費された固形物を濾過して第1の濾液および一部消費された固形物を供し;
一部消費された固形物を150℃から260℃の温度で1分から15分間の加熱により水に可溶化して、可溶化した固形物を供し;
可溶性化した固形物を第2の抽出反応器の中にスラリーの形態で導入し、かつ可溶化した固形物で第2の抽出反応器の中に上方に移動する充填床を形成し、
第2の抽出用液を、上方に移動する充填床の上の第2の抽出反応器の中に、80℃から180℃の温度で導入し、第2の抽出用液の一部を上方に移動する充填床を通して浸透させ、第2の抽出用液の残りの部分は一部消費された粉砕コーヒーを第2の抽出反応器から伴出し;そして
第1の抽出反応器を離れる第1の抽出液の少なくとも一部を回収することを包含する。
【0011】
好ましくは、その方法は更に、第2の抽出反応器を離れる第2の抽出液の少なくとも一部を回収して、第1の抽出液を供する。
【0012】
その方法は更に:第2の抽出用液を第2の抽出反応器を離れる一部消費された固形物から濾過し;
一部消費された粉砕コーヒーを150℃から260℃の温度で1分から15分間の加熱により水に可溶化して可溶化された固形物を供し、
可溶化された固形物を第3の抽出反応器の中にスラリーの形態で導入し、そして可溶性固形物で第3の抽出反応器の中に上方に移動する充填床を形成し、
第3の抽出用液を、上方に移動する充填床の上の第3の抽出反応器の中に80℃から180℃の温度で導入し、第3の抽出用液の一部は上方に移動する充填床を通して浸透させて、第3の抽出液を供し、第3の抽出用液の残りの部分は一部消費された粉砕コーヒーを第3の抽出反応器から伴出することを含む。
【0013】
好ましくは、その方法は更に、第3の抽出反応器を離れる第3の抽出液の少なくとも一部を回収して、第2の抽出用液を供することを含む。
【0014】
固形物は粉砕コーヒー又は茶の葉であるのが好ましく、そして水溶性物質は可溶性コーヒー固形物および可溶性茶固形物であるのが好ましい。
【0015】
他の見地では、この発明は、もっぱら焙煎したコーヒー豆から得た炭水化物を含む可溶性コーヒー製品を供し、その可溶性コーヒー製品は、少なくとも40重量%の全糖分を含み、その全糖分の少なくとも約5.5重量%が遊離の糖であり、かつ少なくとも約10重量%はモノ−、ジ−およびオリゴ−サッカライドであり、オリゴ−サッカライドは3から10糖ユニットを含む。好ましくは可溶性コーヒー製品は、少なくとも約6重量%の;例えば約6.5%から約7.5%の遊離の糖を含む。更に可溶性のコーヒー製品は、好ましくは少なくとも約12重量%の;例えば約14%から約18%のモノ−、ジ−およびオリゴ−サッカライドを含む。製品は、好ましくは、約44%から約45%の全糖分を含む。
【0016】
【発明の実施形態】
本発明の実施態様を、ここで例のみによって、図面について記述し、図中:
図1は、1段のコーヒー抽出系の略図であり;
図2は、2段のコーヒー抽出系のフローシートであり;
図3は、他の2段のコーヒー抽出系のフローシートであり;そして
図4は、3段のコーヒー抽出系のフローシートである。
【0017】
本発明はコーヒー抽出法に関して詳細に記述する。しかし、その方法はコーヒー抽出に限定するものではない。その方法は、実に、多くの水溶性物質をそれを含む固形物から抽出するのに適用できる。
【0018】
一段のコーヒー抽出系の例を図1に例示する。その系は管型抽出反応器10を含み、それは垂直に設置される。回転可能な供給管12は抽出反応器10をその軸に沿って、抽出反応器の低部端から上部端に伸びる。供給管12は2つの同軸に設置されたシャフトから成る(示さない)。供給管12のシャフトは1つ又はそれ以上のモーターに接続し(示さない)、モーターは供給管12を形成するシャフトの回転を駆動する。スクリーン14は抽出反応器10の低部の近くに張られている。スクリーン14の目の大きさは、液体はスクリーン14を通過するが粉砕コーヒーは通過しない大きさである。
【0019】
ワイパーブレード16はスクリーン14の直ぐ上の供給管12から放射状に外側に広がっている。ワイパーブレード16は、抽出反応器10の中の粉砕コーヒーに、上方に向かう力を与えるために設置される。いくつかのワイパーブレードを使用することができる。液分配器(図示せず)は供給管12に接続されて、供給管12の中のスラリーを管型反応器10の中に液分配器を通って流入することができる。液分配器の例は、供給管12から外に向かって放射状に伸び、かつその長さ方向に沿って1つ又はそれ以上の出口を有する分配パイプである。必要ならば、1つ以上の分配パイプを使用することができる。
【0020】
1セットの掻き取り用ブレード18は、抽出反応器10の最上部近くで供給管12から放射状に外側に伸びる。いくつかの掻き取り用ブレードを使用することができる。掻き取り用ブレード18は、便利には、取り外すことができるように取り付けられて、供給管12上のそれらの位置を、必要ならば調節することができる。又必要ならば、セットの掻き取り用ブレード18は、好ましくはワイパーブレード16とは異なるシヤフトに取り付けて、掻き取り用ブレード18はワイパーブレード16とは反対方向の回転で回転さすことができる。
【0021】
又抽出反応器10は、消費された粉砕コーヒーのスラリー24の除去のための上部出口、希薄な抽出用液28の導入のための上部入口26、およびコーヒー抽出液32を取り出すための、スクリーン14の下に位置する、低部の出口を有する。供給管12には、粉砕コーヒーのスラリー36を供給管12の中に、従って抽出反応器10の中に導入するための低部の入口34が設置されている。
【0022】
使用の際に、供給管12のシャフトは回転する。粉砕コーヒー38をミキサー40の中に供し、ミキサーの中で、粉砕コーヒーは再利用されるコーヒー抽出液42でスラリー化させる。次に生成される粉砕コーヒースラリー36を、供給管12の中に下部の入口34を通って供給する。ポンプ(図示せず)を、粉砕コーヒースラリー36を供給管12の中に導入するのに使用することができる。次に、スラリーは供給管12を上に流れ、分配用パイプの中に、ついで抽出反応器10の中に流れる。粉砕コーヒーの流路は図1において矢印で示す。抽出反応器10に入る際に、スラリーの中の粉砕コーヒーはスクリーン14の上に保持され、そこでそれらは充填床を形成する。
スラリーの中の液体は、スクリーン14を通って排出される。
【0023】
供給管12のシャフトで回転するワイパーブレード16は、粉砕コーヒーに上方に向かう力を与え、充填床の中の粉砕コーヒーを徐々に上方に移動させる。分配パイプを通って抽出反応器10に入る新鮮な粉砕コーヒーは、上方に移動する粉砕コーヒーによって残された空間を満たす。充填床の中の粉砕コーヒーは、スクリーン14に関して上方に移動する間、特に充填床の最上部近くで互いについて実質的に固定した位置のままである。
【0024】
供給管12のシヤフトで同様に回転する掻き取りブレード18は、粉砕コーヒーを充填床から除去する。それ故に、掻き取りブレード18は充填床の上部の水平面を区画する。その結果、掻き取りブレード18の位置を設定することにより、充填床の深さを容易に設定することができる。
【0025】
希釈した抽出用液28は、上部入口26を通って抽出反応器10に入る。希釈した抽出用液28の一部は、充填床を通って下の方に浸透し、それが進行するに従って可溶性コーヒー固形物を抽出する。希薄な抽出用液28の残りは、掻き取りブレード18により充填床から掻き取られた粉砕コーヒーを伴出し、これらの粉砕コーヒーを消費された粉砕コーヒーのスラリー24として上部の出口22を通って運ぶ。消費された粉砕コーヒーのスラリー24は、次に濾過器44で濾過して、一部抽出された粉砕コーヒー46を除去する。濾過器44は遠心器が便利である。濾過器44からの濾液48は、次に新鮮な抽出用液10と一緒にし、希釈された抽出用液28として抽出反応器10に返送される。
【0026】
スクリーン14を通って抽出反応器10の底部に流れる液は、充填床を通って浸透された液体および粉砕コーヒースラリー36中の液体で構成される。それ故に液体は抽出されたコーヒー固形物を含む。液体はコーヒー抽出液32として低部出口30を通って抽出反応器10を離れる。次に、コーヒー抽出液32は、2つの流れ、新鮮な粉砕コーヒーをスラリー化するためにミキサー40に供給される再循環されたコーヒー抽出液42およびコーヒー抽出液の製品20に分けられる。必要ならば、コーヒー抽出液32は2つの流れに分ける前に、清浄化することができる。
【0027】
抽出反応器10の操作温度は、必要望に応じて選択することができる。しかし、その温度は通常約80℃から約180℃であり、例えば約100℃から約150℃である。必要ならば、適切な熱交換器を系に組み入れて、希釈された抽出用液28および粉砕コーヒースラリー36の何れか又はその両者を加熱することができる。
【0028】
粉砕コーヒーを構成する粒子の大きさは、適切には、全焙煎豆について約0.5mmの範囲内であり、好ましくは約1mmから約2mmである。例えば、粒子の大きさは、約1.2mmから約1.8mmである。それ故に、小さな粒子の大きさの粉砕コーヒーを使用することができ、それは十分で、かつ急速な抽出を可能にする。
【0029】
抽出反応器10の中に形成される充填床の高さは、要望通りに選択することができる。しかし、約0.4m から約0.8m の範囲の床の高さは、適切であることが分かった。床の高さの床の径に対する比率は約1.5:1未満が好ましく、約1:1未満が更に好ましい。例えば、床の高さの床の直径に対する比率は約0.5:1未満である。これらの高さの直径に対する比率の充填床の使用はより低い圧力低下、例えば約50kPa 未満の利点を提供する。
【0030】
コーヒー抽出法は1つ以上の抽出反応器を包含することができ、かつ可溶化工程を含むことができる。例えば図2に例示しているごとく、コーヒー抽出法は2つの抽出反応器100、102および可溶化反応器104を有することができる。2つの抽出反応器は、実質的に上記の通りである。新鮮な粉砕コーヒー106は第1の混合器108の中でスラリー化し、ついで第1の反応器100の中に導入する。第1の反応器100を離れるコーヒー抽出液110の一部は、新鮮な粉砕コーヒー106をスラリー化するのに使用される。残りの部分は抽出液の製品136として回収される。第1の反応器100を離れる消費された粉砕コーヒーのスラリーは、第1の濾過器112の中で濾過される。
【0031】
第1の濾過器112を離れる一部抽出された粉砕コーヒー114は、次に可溶化反応器104に運ばれる。可溶化反応器104は、高い温度と圧力に耐えることができる任意の適切な反応器でよい。例えば、可溶化反応器は、固定床反応器、オートクレーブ、プラグ・フロー反応器、オーガー又は輸送用ブレンダーを有する管型反応器、押出機、又は同種のものである。可溶化反応器のデザインは選択事項であり、方法に重要な影響を与えない。
【0032】
可溶化反応器104の中で、一部抽出された粉砕コーヒーは、例えば約150℃から約260℃の温度で約1分から約15分間の加熱による、熱的な可溶化を受ける。約180℃から約220℃の温度が望ましい。加熱は蒸気を使用して、好ましくは蒸気の直接噴射により行うことができる。
【0033】
可溶化反応器104を離れる可溶化された粉砕コーヒー116は第2の混合器118に運ばれる。一部抽出された粉砕コーヒー106は、第2の混合器118の中で第2の反応器102を離れるコーヒー抽出液120の一部を使用してスラリー化する。その結果生成されるスラリーは、次に第2の反応器120の中に導入される。第2の反応器102を離れる消費された粉砕コーヒースラリーは、第2の濾過器122で濾過される。第2の濾過器122から得た第2の抽出された粉砕コーヒー124は、次に廃棄又は他の処理のために送られる。第2の濾過器122から得た濾液126を新鮮な水128と混合し、次に第2の抽出反応器102の頂部に導入される。
【0034】
第2の抽出反応器102を離れるコーヒー抽出液120の、第2のミキサー118に再循環されない部分130は、ついで第1の濾過器112から得た濾液132と一緒にする。次にその混合物を、第1の抽出反応器100の最上部に、希釈された抽出液134として導入される。要望があれば、追加の新鮮な水を、コーヒー抽出液120の部分130に加えることができ、それは濾液132と一緒にされる。
【0035】
この方法について、粉砕コーヒーは可溶化工程によって分離された2つの向流抽出工程を受ける。更に又、第2の抽出反応器102で新鮮な抽出液が系に入る全工程は向流であり、抽出反応器で消費された粉砕コーヒー124は排出される。その抽出工程の他端において、新鮮な粉砕コーヒー106を、系の中に導入し、そしてコーヒー抽出液136を回収する。しかし、抽出用液は可溶化工程を受けず、それ故に、コーヒー抽出液が可溶化を受ける時に生ずる異臭の形成および収量の損失、その両者が避けられる。
【0036】
図2に示したように系をアレンジすることは必要でないことが分かる。例えば、コーヒー抽出液120の一部130を、第2の抽出反応器102から第1の抽出反応器100に向けることは必要ではない。その代わりに、部分130を回収し、第1の抽出反応器100を出る抽出液製品136と一緒にすることができる。この場合、新鮮な水140は、第1の濾過器112を出る濾液132と一緒にすることができる。これは図3に示した最良のものである。
【0037】
又、追加の抽出反応器および可溶化反応器を、必要ならば系に接続することができる。例えば、図4に示すごとく、コーヒー抽出法は第3の抽出反応器144および第2の可溶化反応器142を有することができる。抽出反応器144および可溶化反応器142は、実質的に図1から3についてしたようなものである。第2の濾過器122を離れる抽出された粉砕コーヒー124は、次に第2の可溶化反応器142に運び、そこで上記のごとく可溶化される。
【0038】
第2の可溶化反応器142を離れる可溶化された粉砕コーヒーを、第3のミキサー146に運ぶ。可溶化された粉砕コーヒーは、第3のミキサー146の中で、第3の反応器144を離れるコーヒー抽出液152の一部を使用してスラリー化する。
【0039】
生成されるスラリーは、次に上記のごとく第3反応器144に導入される。第3の反応器144を離れる消費された粉砕コーヒーのスラリーは、第3の濾過器148で濾過される。第3の濾過器148から得た抽出された粉砕コーヒー154は、次に廃棄又は他の処理のために送られる。第3の濾過器148から得た濾液156は新鮮な水128と一緒にし、ついで第3の抽出反応器144の頂部に導入される。
【0040】
第3の抽出反応器144を離れるコーヒー抽出液152の、第3のミキサー146に再循環されない部分150は、次に第2の濾過器122から得た濾液126と一緒にする。次にその混合物を、第2の抽出反応器102の頂部に、希薄な抽出液として導入する。
【0041】
勿論、コーヒー抽出液152の一部150を、第3の抽出反応器144から第2の抽出反応器102に向ける必要はない。その代わりに、部分150を回収し、次に第1の抽出反応器100を離れる抽出液生成物136と一緒にすることができる。この場合に、新鮮な水を第2の濾過器122を離れる濾液126と一緒にし、ついで第2の抽出反応器102のための希釈された抽出用液として使用することができる。同様に図3に関して、コーヒー抽出液120の一部130を、第2の抽出反応器102から第1の抽出反応器100に向ける必要がない。その代わりに、部分130を回収し、第1の抽出反応器100を出る抽出液生成物136と混合する。更に追加の新鮮な水を、コーヒー抽出液120, 152の一部130, 150に加え、それを反応器100, 102に希釈された抽出液として導入することができる。
【0042】
更に、一つ以上の抽出反応器を使用する代わりに、追加の抽出工程を、固定床反応器又は他の適切な反応器を使用することにより供することができる。しかし、全ての追加の抽出工程のための抽出反応器の使用は、より良好なフレーバプロフィールを有するコーヒー製品を得ることができる故に好ましい。
【0043】
その方法から得たコーヒー抽出液は、望まれる時に、可溶性粉砕コーヒーに加工することができる。通常、コーヒー抽出液は蒸気を使用してストリップしてアロマの揮発性物質を除去し、濃縮し、ついで噴霧乾燥又は凍結乾燥する。これらの方法はよく知られており、よく文献に記載されており、かつ本発明に重大な影響を有しない。又アロマは、ガスストリッピング、スチーミング等の周知の方法により抽出する前に、焙煎粉砕したコーヒーから回収することができる。
【0044】
必要ならば、図1に例示した管型反応器10の中のスクリーン14を、壁面に代えることが可能であり、その壁面は管型反応器10の低部の壁面であることができる。次に、適切なスクリーン(図示せず)は、管型反応器10の低部の端の近くの管型反応器10の側面の壁に供することができる。この場合に、抽出液32は、スクリーン14を通る代わりに、側面の壁の中のスクリーンを通って流出される。
【0045】
例1
2つの抽出反応器および可溶化反応器で構成される抽出系を使用する。反応器は図2に例示したごとく接続する。抽出反応器は約0.6m の直径を有する。そして約1.3mmから約1.4mmの平均粒度の粉砕コーヒを使用する。
約330kg/時の新鮮な粉砕コーヒーを、コーヒー抽出液でスラリー化し、ついで第1の抽出反応器の中に約90℃の温度で供給する。水を第2の抽出反応器から得た濾液と一緒にし、第2の抽出反応器に抽出用液として供給する。抽出用液の温度は約110℃である。系の抽出率反応系から回収されるコーヒー抽出液重量対反応系に導入される新鮮なコーヒー粉砕物の重量比は約4:1であり、床の高さは約0.5m である。
第2の抽出反応器から得たコーヒー抽出液の一部を、第1の抽出反応器から得た濾液と一緒にし、ついで第1の抽出反応器の中に抽出用液として供給する。抽出用液の温度は、約130℃である。
第1の抽出用液から得た一部抽出された粉砕コーヒーを、可溶化反応器の中に供給して約198℃で約5分間の熱的な可溶化処理に供する。可溶化反応器を離れる可溶化された粉砕コーヒーを、第2の抽出反応器から得たコーヒー抽出液の残りの部分でスラリー化し、ついで第2の抽出反応器に約96℃の温度で供給する。
第1の抽出反応器を離れるコーヒー抽出液生成物を回収し、次に可溶性コーヒー固形物含量を測定する。収率は、系に入る新鮮な粉砕コーヒーを基準として約49%である。コーヒー抽出液生成物を、次に通常の方法で粉末コーヒーに加工する。粉末コーヒーを熱湯に溶解し、ついでそのコーヒー飲料をパネルにより試験する。そのコーヒー飲料は、こくのある、焙煎されたフレーバを有することが分かった。
比較のために、通常の粉末コーヒーを、可溶化工程で分けられた2つの抽出工程を供するために配置した固定床反応器を使用して製造する。その系を、49%の収率を得るような条件下で作動する。通常の粉末コーヒーから製造されたコーヒー飲料は、十分に強力であるが、しかし粗悪なフレーバを有することが、パネル試験によって特徴づけられた。
【0046】
例2
3つの抽出反応器および2つの可溶化反応器で構成される抽出系を使用する。反応器は次のごとく接続する。第1の抽出反応器、第1の可溶化反応器、第2の抽出反応器、第2の可溶化反応器、および第3の抽出反応器。
新鮮な粉砕コーヒーを第1の抽出反応器に入れ、ついで逐次各反応器に運び、第3の抽出反応器を通過後系を離れる。水を第3の抽出反応器から得た濾液と一緒にして系に入れる。その混合液を第3の抽出反応液の中に抽出用液として約120℃の温度で供給する。第3の抽出反応器を離れるコーヒー抽出液の一部を第3の抽出反応器の中に再循環し、一方残りのコーヒー抽出液は第2の抽出反応器に供給する。同様に、第2の抽出反応器を離れるコーヒー抽出液の一部を第2の抽出反応器に再循環し、一方残りのコーヒー抽出液を第1のコーヒー抽出反応器に供給する。第1および第2の抽出反応器の中に供給する抽出用液の温度は約120℃である。床の高さの床の径に対する比率は、約0.33:1である。第1の抽出反応器を離れる一部抽出された粉砕コーヒーは、第1の可溶化反応器の中で約190℃で3分間の熱的な可溶化を受ける。第2の抽出反応器を離れる一部抽出された粉砕コーヒーは、第2の可溶化反応器の中で約204℃で8分間の熱的な可溶化を受ける。
第1の抽出反応器を離れるコーヒー抽出液製品を回収し、ついで可溶性コーヒー固形物含量を測定する。収率は系に入る新鮮な粉砕コーヒーを基準として約52.5%である。次にコーヒー抽出液製品を通常の方法で粉末コーヒーに加工する。粉末コーヒーをサンプル1と表示する。
次にサンプル1を分析して、遊離糖含量、全糖含量、モノ−サッカライド含量、ジ−サッカライド含量および3から10糖ユニットを含むオリゴ−サッカライドの含量を測定する。
米国で市販されている3つの可溶性コーヒー製品を地方のスーパーマーケットから得る。これらの可溶性コーヒー製品をサンプルA, BおよびCと表示する。次にサンプルA, BおよびCを分析して、遊離糖含量、全糖含量、モノ−サッカライド含量、ジ−サッカライド含量および3から10糖ユニットを含むオリゴ−サッカライド含量を測定する。その結果は次の通りである。
【表1】
Figure 0004313448
サンプル1は、市販のサンプルより高い遊離糖含量、全糖含量、モノ−サッカライド含量、ジ−サッカライド含量およびオリゴ−サッカライド含量を有する。
【0047】
例3
3つの抽出反応器および2つの可溶化反応器で構成される抽出系を、使用する。反応器は次のごとく接続する。第1の抽出反応器、第1の可溶化反応器、第2の抽出反応器、第2の可溶化反応器、および第3の抽出反応器。
新鮮な粉砕コーヒーを第1の抽出反応器に入れ、ついで逐次各反応器に運び、第3の抽出反応器を通過した後、系を離れる。水を、第1および第3の抽出反応器で、系の中に導入する。
第3の抽出反応器のために、水を第3の抽出反応器から得た濾液に加える。その混合物を第3の抽出反応器に、抽出用液として約110℃の温度で加える。新鮮な粉砕コーヒーを基準とする抽出率は約5:1である。第3の抽出反応器を離れるコーヒー抽出液の一部は第3の抽出反応器の中に再循環し、一方コーヒー抽出液の残りは第2の抽出反応器に供給する。
第2抽出反応器を離れるコーヒー抽出液の一部は、第2の抽出反応器の中に再循環し、一方抽出液の残りは回収する。第2の抽出反応器の中に供給する抽出用液の温度は約110℃である。第2のおよび第3の抽出反応器についての収率は約27.5%である。
第1の抽出反応器のために、水を第1の抽出反応器から得た濾液に加える。その混合液を、第1の抽出反応器の中に抽出用液として約120℃の温度で供給する。新鮮な粉砕コーヒーを基準とする抽出率は、約4:1である。第1の抽出反応器についての収率は約27.5%である。
第1の抽出反応器を離れる一部抽出された粉砕コーヒーは、第1の可溶化反応器の中で約190℃で約3分間の熱的可溶化を受ける。第2の抽出反応器を離れる一部抽出された粉砕コーヒーは、第2の可溶化反応器の中で約204℃で8分の熱的可溶化を受ける。
系の収率は、系に入る新鮮な粉砕コーヒーを基準として約55%である。コーヒー抽出液製品を、通常の方法で粉末コーヒーに加工する。粉末コーヒーを熱湯で溶解し、そしてそのコーヒー飲料のパネルテストを行う。そのコーヒー飲料は、全粒の焙煎したコーヒーフレーバを有することが確認された。
【0048】
例4
例1に記載した抽出系を、茶の葉から可溶性の茶固形物を抽出するのに使用する。操作条件は、実質的に例1に記載したのと同様である。良好なフレーバの可溶性茶粉末が得られる。
多くの修正と変形を、本発明から逸脱することなく、上記の実施態様および例で行うことができることが分かった。
【図面の簡単な説明】
【図1】1段のコーヒー抽出系の略図を示す。
【図2】2段のコーヒー抽出系のフローシートを示す。
【図3】他の2段のコーヒー抽出系のフローシートを示す。
【図4】3段のコーヒー抽出系のフローシートを示す。
【符号の説明】
10 管型抽出反応器
12 回転可能な供給管
14 スクリーン
16 ワイパーブレード
18 掻き取り用ブレード
22 上部出口
24 消費された粉砕コーヒーのスラリー
26 上部入口
28 希薄な抽出用液
30 下部出口
32 コーヒー抽出液
34 低部入口
36 粉砕コーヒーのスラリー
38 粉砕コーヒー
40 ミキサー
42 コーヒー抽出液
44 濾過器
46 一部抽出された粉砕コーヒー
48 濾液
50 新鮮な抽出用液
100 第1の抽出反応器
102 第2の抽出反応器
104 可溶化反応器
106 新鮮な粉砕コーヒー
108 第1のミキサー
110 コーヒー抽出液
112 第1の濾過器
114 1部抽出された粉砕コーヒー
116 可溶化された粉砕コーヒー
118 第2のミキサー
120 一部のコーヒー抽出液
122 第2の濾過器
124 抽出された粉砕コーヒー
126 第2の濾過器から得た濾液
128 新鮮な水
130 コーヒー抽出液の再循環されない部分
132 第1の濾過器から得た濾液
134 希釈された抽出用液
136 第1の抽出反応器をでる抽出液生成物
140 新鮮な水
142 第2の可溶化反応器
144 第3の抽出反応器
146 第3のミキサー
148 第3の濾過器
150 コーヒー抽出液の一部
152 第3抽出反応器を離れるコーヒー抽出液
154 抽出された粉砕コーヒー
156 第3の濾過器から得た濾液

Claims (9)

  1. 水溶性物質を含む固形物粒子から、水溶性物質を連続的に抽出する方法において、その方法は:
    抽出される固形物粒子および抽出物を含むスラリーを固液分離器のすぐ上の管型反応器に導入し、固形物粒子で固液分離器の上の上方に移動する充填床を形成させ、一方抽出物は固液分離器を通して流出させ;
    固形物粒子を充填床から掻き取って、充填床の上部表面を区画し;
    抽出用液を充填床の上部表面の上の管型反応器に導入し、抽出用液の一部を充填床を通して浸透させて充填床中の固形物粒子から水溶性物質を抽出し、ついで抽出物として固液分離器を通して流出させ、残部の抽出用液で充填床から掻き取った固形物粒子を伴出させ、消費された粒子のスラリーを供し;
    管型反応器から消費した粒子スラリーを除去し;
    次に抽出物を、抽出液生成物として固液分離器の下から取り出すことを包含する、上記水溶性物質の連続抽出方法。
  2. 更に抽出液生成物の一部を固形物粒子と混合してスラリーを供する、請求項1に記載の方法。
  3. 更に、消費された粒子のスラリーを濾過して濾液および消費された粒子を供すること;および濾液を抽出用液の一部として管型反応器に導入する、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 水溶性物質を含む固形物粒子から水溶性物質を抽出する方法において、その方法は:
    新鮮な固形物粒子を第1の抽出反応器の中にスラリーの形態で導入し、ついで第1の抽出反応器の中において固形物粒子で上方に移動する充填床を形成し、
    第1の抽出用液を上方に移動する充填床の上の第1の抽出反応器に80℃から180℃の温度で導入し、第1の抽出用液の一部を上方に移動する充填床を通って浸透させて第一抽出物を得、第1の抽出用液の残りの部分は第1の抽出反応器からそれぞれの一部消費された粒子を伴出し;
    それぞれの一部消費された粒子から抽出用液を濾過して、濾液およびそれぞれの一部消費された粒子を供し;
    それぞれの一部消費された粒子を150℃から260℃の温度において1分から15分間の加熱により水に可溶化して、可溶化粒子を供し;
    可溶化粒子を第2の抽出反応器にスラリーの形態で導入し、そして第2の抽出反応器の中で、可溶化した粒子で上方に移動する充填床を形成し、
    第2の抽出用液を、上方に移動する充填床の上の第2の抽出反応器に80℃から180℃の温度で導入し、第2の抽出用液の一部を上方に移動する充填床を透過させて第2の抽出液を供し、第2の抽出用液の残りの部分は第2の抽出反応器からそれぞれの一部消費された粒子を伴出し、ついで
    第1の抽出反応器を離れる第1の抽出液の少なくとも一部を回収して抽出液生成物を供することを包含する、上記水溶性物質の抽出方法。
  5. 更に、第1の抽出液の一部を新鮮な固形物粒子と混合して、第1の抽出反応器の中に導入するスラリーを供し;かつ第2の抽出液の一部分を可溶化した粒子と混合して第2の抽出反応器の中に導入するスラリーを供する、請求項4に記載の方法。
  6. 更に、第1の濾液を第1の抽出反応器の中に、第1の抽出用液の一部として導入する、請求項4又は請求項5に記載の方法。
  7. 第2の抽出用液を、第2の反応器を離れるそれぞれの一部消費された粒子から濾別して第2の濾液とそれぞれの一部消費された粒子を供し、次に第2の濾液を第2の抽出用液の一部として第2の抽出反応器の中に導入する、請求項4から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 第2の抽出用液を、第2の抽出反応器から離れるそれぞれの一部消費された粒子から濾別して、第2の濾液およびそれぞれの一部消費された粒子を供し;
    それぞれの一部消費された粒子を150℃ら260℃の温度で1分から15分間の加熱により水に可溶化して、可溶化粒子を供し;
    可溶化粒子を第3の抽出反応器の中にスラリーの形態で導入し、ついで可溶化粒子で第3の抽出反応器の中に上方に移動する充填床を形成し、
    第3の抽出用液を上方に移動する充填床の上の第3の抽出反応器の中に80℃から180℃の温度で導入し、第3の抽出用液の一部を上方に移動する充填床を透過させて第3の抽出液を供し、第3の抽出液の残りの部分は第3の抽出反応器からのそれぞれの一部消費された粒子を伴出する、請求項4から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 固形物粒子は粉砕コーヒーであり、そして水溶性物質は可溶性コーヒー固形物である、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
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