JPS6045843B2 - 浴剤 - Google Patents

浴剤

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JPS6045843B2
JPS6045843B2 JP57020470A JP2047082A JPS6045843B2 JP S6045843 B2 JPS6045843 B2 JP S6045843B2 JP 57020470 A JP57020470 A JP 57020470A JP 2047082 A JP2047082 A JP 2047082A JP S6045843 B2 JPS6045843 B2 JP S6045843B2
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sampaguita
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liquid
powder
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茂 沢木
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Kyoei Kagaku Kogyo KK
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Kyoei Kagaku Kogyo KK
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/10Washing or bathing preparations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/96Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
    • A61K8/97Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
    • A61K8/9783Angiosperms [Magnoliophyta]
    • A61K8/9789Magnoliopsida [dicotyledons]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q15/00Anti-perspirants or body deodorants
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサンパギータの圧搾回収物または抽出物が配
合されてある化粧料または滑剤に関する。
サンパギータは学名をジヤスミヌム・サムバック(J
asminumsambac)といい、アジアの亜熱帯
地方に自生するモクセイ科の植物である。その花は白色
て香気を発するものであり、装飾用として頭飾りやレイ
として利用されている。 本発明者はサンパギータのそ
の芳香に着目し、化粧料の香料成分として開発するべく
鋭意研究を重ねたところ、驚くべきことにサンパギータ
の圧搾回収物または抽出物がヒトの肌に対してすぐれた
モイスチヤー効果およびエモリエント効果(皮膚感触改
良に関する柔軟化効果)を有し、また化粧のりをよくし
化粧くすれを防ぎ、しかも制汗作用をも有することを見
出した。
さらに研究を重ねた結果、該抽出物を滑剤に配合すると
きすぐれた保温効果や美容効果を発揮することも見出し
、本発明を完成した。 なお本発明における圧搾または
抽出の対象となるサンパギータとしては、サンパギータ
の花部、茎部、葉部および根部の一部または全部が用い
られるが、とくに花部が好ましい。
サンパギータは通常生の状態で用いるが、抽出するばあ
い乾燥したものを用いられうる。本発明における圧搾回
収物とは、サンパギータを圧搾してえられる液状物、該
液状物を脱色処理や蒸発乾燥してえられる液状精製物や
粉末を含む概念である。本発明におけるサンパギータの
抽出物とは、サンパギータの溶剤抽出液、該抽出液から
溶剤を除去した抽出エキス、該抽出工キスを精製した精
油および精製粉末を含む概念である。 本発明に用いる
サンパギータの抽出物は、サンパギータを適当な溶剤に
浸漬することによつてえられる。
溶剤としては、たとえば水、メタノール、エタノールな
どの低級アルコール、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、グリセリン、1、3−ブチレングリコール
などのポリオールなどの水溶性溶剤、またはオレイルア
ルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノー
ルなどの高級アルコール、アセトン、n−ヘキサン、i
so−ヘキサン、ジクロルメタン、シクロヘキサンおよ
びそのアルキル誘導体、ベンゼン、トルエン、キシレン
、酢酸エチルなどの水不溶性有機溶剤などの1種または
2種以上の混合溶剤があげられ、それらのうちエタノー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリ
セリン、1、3−ブチレングリコール、酢酸エチルの1
種または2種以上の混合溶剤が好ましい。 抽出時間は
溶剤の種類や抽出温度などによつて異なるが、通常1時
間以上、好ましくは3時間〜80日が適当である。
抽出温度はo℃以上、好ましくは5〜600Cが適当で
ある。 えられる抽出液から溶剤を減圧下に適当量留去
して所望の濃度にして使用してもよい。
溶剤として水不溶性のものを用いるばあい抽出液中にサ
ンパギータに存在する水が混入することがあるが、その
ばあい分液して溶剤相を用いるとよい。溶剤をすべて留
去するとペースト状の抽出工キズがえられる。この抽出
工キズは糖類、脂肪酸エステル、ワックス類、アルコー
ル類、炭素原子数12〜27個のアルカン類および香気
成分(たとえばCis−ジヤスモンなど)など約107
種類以上の成分を含有しているものである。該抽出工キ
ズを水蒸気蒸留すると精油がえられ、抽出工キズまたは
精油を減圧下に蒸発乾燥し、必要に応じて脱色などの処
理を施すと精製粉末がえられる。
本発明に用いるサンパギータの圧搾回収物は、サンパギ
ータをたとえば機械ブレスや油圧ブレスなどで圧搾する
ことによつて液状物としてえられる。
えられる圧搾液をそのまま、または適当な溶媒で希釈し
て用いてもよいし、さらに蒸発乾燥し、所望により脱色
などの処理をして粉末の形にしてもよい。
また圧搾液を前記抽出に用いられる溶剤で抽出してもよ
い。そのばあい、以後の処理は抽出のばあいと同様であ
る。本発明に用いる圧搾回収物または抽出物は、溶剤が
化粧品として認容されうるものであるときはそのままの
形で用いることもできるが、通常適当な溶媒を加えて目
的とする濃度に調整して化粧料または浴剤に配合するの
が好ましい。
適当な溶媒としては、たとえば水;エタノール、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1
,3−ブチレングリコールなどのポリオール、酢酸エチ
ル;オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オク
チルドデカノールなどの高級アルコールなどがあげられ
、濃度としては約20〜80%(重量%、以下同様)、
好ましくは約40〜60゜Cてあ.る。本発明の化粧料
は、たとえばクリーム、乳液、ローシヨン、洗顔クリー
ム、化粧水、バック、フアンデーシヨンなどのメイキヤ
ツプ類や制汗剤などの形態に常法により調製することが
できる。
化粧料への配合割合は、通常化粧料100部(重量部、
以下同様)に対してたとえば濃度50%の圧搾回収物ま
たは抽出物液で約0.2〜50部、好ましくは約5〜4
0部である。化粧料の他の成分としては、通常各化粧料
に配合されるものが使用できる。かくして調製される化
粧料は皮膚に対して何ら悪影響を及ぼすことがなく、す
ぐれたモイスチヤー効果、エモリエント効果および制汗
効果を奏するものであり、化粧のりをよくし化粧くすれ
を防ぐものである。
また本発明の浴剤におけるサンパギータの圧搾回収物ま
ては抽出物の配合割合は、通常浴剤100部に対してた
とえば濃度50%の圧搾回収物または抽出物液で約20
〜8娼、好ましくは約40−旬部である。
粉末で用いるばあいは約2〜頷部、好ましくは約5〜W
部である。浴剤の他の成分としては通常浴剤に配合され
るものが使用できる。かくして調製される本発明の浴剤
は、湯200′に対して通常約5〜25?加すればよい
本発明の浴剤は、湯上りの肌にモイスチヤー作用やエモ
リエント作用などの美容効果を与えるだけでなく保温効
果もすぐれており、湯冷めを防ぐことができる。
つぎに製造例、処方例および試験例をあげて本発明を説
明するが、本発明はそれらのみに限定されるものではな
い。
製造例1 (1)サンパギータの花柄から上部を切り取つた花部(
4.5k9)をただちに70%エタノール4eに浸漬し
、常温に50日間放置し抽出した。
50日後泊過してエタノール抽出液(1)をえた。
(2)えられたエタノール抽出液(1)からエタノール
を減圧下に留去し、茶褐色のペースト状の抽出工キズ(
1)を170gえた。
(3) えられた抽出工キズ(1)をさらに蒸発乾固し
て黒色の固形物をえ、この固形物に水を加えたのち活性
炭などの脱色剤を添加して脱色し、泊過後戸液を蒸発乾
固して淡黄色の粉末(1)130gをえた。
(4)また抽出工キズ(1)170gの水蒸気蒸留して
精油(1)1.5収をえた。
この精油の密度(d可5)は0.8342、屈折率(n
芭5)は1.499ヌ比旋光度(〔a′)?は+1.2
5率、酸価(以下、入Vという)は18.61、ケン化
価(以下、SNという)は32.57であつた。さらに
ガスクロマトグラフィーにより分析したところ、少なく
とも101類の化合物の存在が確認された。主要成分と
してはパルミチン酸エチル、ステアリン酸エチル、オレ
イン酸エチル、リノール酸エチル、炭素原子数12〜2
7個のアルカンなどが確認され、香気成分としてはCi
s−ジヤスモン、リナロール、ベンジルアルコール、ベ
ンジルアセテート、ベンズアルデヒド、リナルアセテー
ト、インドールなどが確認された。製造例2 (1)サンパギータの花部、茎部および葉部(4.5k
9)をn−ヘキサン4′に浸漬し、常温で10日間放置
して抽出を行なつた。
10日後淵過してn−ヘキサン抽出液をえた。
(2)えられたn−ヘキサン抽出液中には水相が存在し
ているので分液し、えられたシクロヘキサン相からn−
ヘキサンを減圧下に留去し、褐色のペースト状の抽出工
キズ(■)を80gえた。
(3)えられた抽出工キズ(■)を製造例1の(3)と
同様に処理して淡黄色の粉末(■)68gをえた。(4
)また抽出工キズ(■)80gを水蒸気蒸留して精油5
.3gをえた。
この精油の密度は(d可5)は0.8421、屈折率(
n芭5)は1.4764、比旋光度(〔a〕芭)は+1
.31芭A.Vは20.32、S.Vは41.59であ
つた。ガスクロマトグラフィーによつて分析したところ
、主要成分としては製造例1の精油成分中エステルが遊
離の酸、すなわちパルミチン酸、ステアリン酸、オレイ
ン酸、リノール酸、となつたほかは同じ成分が確認され
た。製造例3 (1)サンパギータの花部、茎部、葉部および根部(4
.5k9)を70%エタノール4′に浸漬し、常温で5
0日間放置し抽出した。
50日後枦過してエタノール抽出液(■)をえた。
(2)えられたエタノール抽出液(■)からエタノール
を減圧下に留去し、茶褐色のペースト状の抽出工キズ(
■)を150gえた。
(3)えられた抽出工キズ(■)を製造例1の(3)と
同様に処理して淡黄色の粉末(■)100gをえた。
(4)また抽出工キズ(■)150gを水蒸気蒸留して
精油(■)1.54gをえた。
この精油の密度(d?5)は0.843λ屈折率(n芭
5)は1.4875.比旋光度(〔a′)椴は+1.2
8(、A.Vは19.23、S.Vは33.41であつ
た。製造例4 (1)サンパギータの花部(5k9)を麻製の布袋に入
れ、油圧ブレス機により50kg/Cltの圧力て圧搾
し、圧搾回収液(1)を230gえた。
(2)えられた圧搾回収物(1)を蒸発濃縮し、ついで
水を加えたのち脱色剤を添加して脱色し、淵過後炉液を
蒸発乾固して淡黄色の粉末(■)45yをえた。
製造例5 サンパギータの花部、茎部および葉部を5k9用いたほ
かは製造例4の(1)と同様に圧搾して圧搾回収物(■
)350gをえ、ついで製造例4の(2)と同様に処理
して粉末(■)70qをえた。
製造例6 サンパギータの花部、茎部、葉部および根部を5kg用
いたほかは製造例4の(1)と同様に圧搾して圧搾回収
液(■)195gをえ、ついで製造例4の(2)と同様
に処理して粉末(■)39gをえた。
処方例1(クリーム)
(部)(A)流動パラフィン
5.0ヘキサラン 5.0ス
テアリン酸 8.0脱水ラノリン
10.0ソルビタンモノステアレ
ート 3.0ポリオキシエチレンソルビタン モ
ノステアレート(6E.0.) 2.0バラオ
キシ安息香酸ブチル 0.1(B)プロピレング
リコール 5.0製造例1の(2)でえら
れた抽出工キズ (1)の50%水性液
20.0精製水 41.6(
C)香料 0.3上記(
A)成分および(B)成分をそれぞれ80゜Cに加熱し
たまま(A)成分に(B)成分を加えて攪拌混合したの
ち放冷した。
50′Cになつたとき(C)成分を加えてさらに攪拌混
合し、均一なりリームを調製した。
なお、ヘキサランは共栄化学工業(株)製のエモリエン
ト剤であり、2ーエチルヘキシルトリグリセライドを主
成分とする油性の液状物である。
処方例2(乳液)
(部)(A)セタノール
3.5流動パラフィン 3.0スクワ
ラン 2.0ヘキサラン
4.0バラオキシ安息香酸ブチル
0.1モノステアリン酸グリセリン 0.7ポ
リオキシエチレンセチルエーテル2.0(B)カルボキ
シビニルポリマー 0.2製造例1の(3)で
えられた粉末(1) の50%エタノール液
30.0グリセリン 2.0バ
ラオキシ安息香酸メチル 0.5精製水
51.7(C)香料
0.3上記(A)成分および(B)成
分をそれぞれ80℃に加熱したまま(A)成分に(B)
成分を加えて攪拌混合したのち放冷し、50℃になつた
ときに(C)成分を加えてさらに攪拌混合し、均一な乳
液を調製した。
処方例3(ローシヨン) (部) エタ
ノール 12.0グリセリン
3.0モイストンーC5.O クエン酸 0.5バラオキシ
安息香酸メチル 0.2精製水
39.0製造例1の(2)でえられた抽出工
キズ (1)の50%水性液 40.0香
料 0.3.上記の各成分
を混合攪拌して均一なローシヨンを調製した。
なお、モイストンーCは共栄化学工業(株)製のモイス
チヤーライジング剤であり、白色結晶性粉末である。
処方例4(洗顔クリーム) (部)(A)
ラウリン酸 9.0ミリスチン
酸 6.0ステアリン酸
2.0・ バラオキシ安息香酸ブチル
0.1(B)ポリエチレングリコール10003.0
水酸化カリウム 6.0グリセリン
9.0 製造例2の(3)でえられた粉末(■) 50%水性液 20.0バラオ
キシ安息香酸メチル 0.1精製水
30.5(C)ステアリン酸
8.0ポリエチレングリコールモノステア
レート 6・0
(D)香料 0.3上記
(A),(B)および(C)成分をそれぞれ・80℃に
加熱したまま(A)成分に(B)成分を加えて溶解せし
め、ついで(C)成分を加えて充分攪拌混合し、放冷し
て50℃になつたところで(D)成分を加えてされに攪
拌混合し、均一な洗顔クリームを調製した。
処方例5(クリーム) 製造例1の(2)でえられた抽出工キズ(■)の50%
水性液に代えて製造例4の(2)でえられた粉末(■)
の50%水性液を10.娼用い、精製水を51.6部に
増したほかは処方例1と同様に調製して均一なりリーム
をえた。
処方例6(クリーム) 製造例1の(2)でえられた抽出工キズ(1)の50%
水性液に代えて製造例3の(3)でえられた粉末(■)
の50%水性液を用たほかは処方例1と同様に調製して
均一なりリームをえた。
処方例7(乳液) 製造例1の(3)でえられた粉末(1)の50%エタノ
ール液に代えて製造例5でえられた粉末(■)を20虹
部用い、精製水を61.7部に増したほかは処方例2と
同様に調製して均一な乳液をえた。
処方例8(乳液)製造例1の(3)でえられた粉末(1
)の50%エタノール液に代えて製造例6でえられた粉
末(■)の50%エタノール液を用いたほかは処方例2
と同様に調製して均一な乳液をえた。
処方例9(ローシヨン) 製造例1の(2)でえられた抽出工キズ(1)の50%
水性液に代えて製造例3の(2)でえられた抽出工キズ
(■)の50%水性液を用いたほかは処方例3と同様に
調製して均一なローシヨンをえた。
処方例10(ローシヨン)製造例1の(2)でえられた
抽出工キズ(1)の50%水性液に代えて製造例4の(
1)でえられた圧搾回収液(1)の50%水性液を20
.巾用い、精製水を59.巾に増したほかは処方例3と
同様に調製して均一なローシヨンをえた。
処方例11(洗顔クリーム) 製造例2の(3)でえられた粉末(■)の50%水性液
に代えて製造例6でえられた圧搾回収液(■)の50%
水性液を用いたほかは処方例4と同様に調製して均一な
洗顔クリームをえた。
処方例12(制汗剤) (%) アル
ミニウムクロルハイドロール 13.0プロピレングリ
コール 2.0エタノール
15.0製造例2の(2)でえられた抽出工キズ
(■)の50%エタノール液 20.0殺菌
剤 0・2 精製水
49.5香料
0.3上記の各成分を混合攪拌して均一な制汗
剤を調製した。
処方例13(浴剤)
(%) 製造例1の(2)でえられた抽出工キズ
(1)の50%水性液 70.0プロピ
レングリコール 20.0ポリオキシエチレ
ンオレイル アルコールエーテル 0.6
バラオキシ安息香酸エチル 0.1精製水
9.2色素
適当量 香料 0
.1−上記の各成分を混合して浴剤を調製した。
処方例14 製造例1の(2)でえられた抽出工キズ(1)の50%
水性液に代えて製造例5でえられた圧搾回収液(■)を
50.0%用い、精製水を59.0%に増したほかは処
方例13と同様に混合して浴剤をえた。
つぎに本発明の化粧料および浴剤について、それぞれつ
ぎのモニターテストを行なつた。テストは無作為に抽出
した年令18〜関才の女性100人を対象に選び実施し
た。(モイスチヤー効果) A:非常にしつとりとして感触がよい B:なんとなくしつとりとして感触がよいC:普通 D:感触がわるい (エモリエント効果) E:非常に柔軟で感触がよい(つるつるした感 触)F
:なんとなく柔軟で感触がよい G:普通 H:感触がわるい (化粧のり) 1:非常に化粧のりがよい J:化粧のりがよい K:普通 L:化粧のりがわるい (化粧くすれ) M:まつたく化粧くずれしない N:化粧くずれしない 0:普通 P:化粧くすれしやすい (制汗効果) Q:肌がひきしまり非常にすつきりする R:なんとなく肌がひきしまり感触がよいS:普通 T:感触がわるい (浴剤効果) U:肌がすべすべして保温効果がすばらしいV:なんと
なく感触がよく湯ざめしにくいW:普通 X:肌になじまない 以上のモニターテストを処方例1〜9および12〜13
で調製された化粧料および浴剤について行なつた。
結果を第1表に示す。なお比較のため、つぎの比較処方
例で調製された比較用化粧料および比較用浴剤について
も同じテストを行なつた。
結果を第1表に示す。比較処方例1 抽出工キズ(1)を配合しなかつたほかは処方例1と同
様にしてクリームを調製した。
比較処方例2 抽出粉末(1)を配合しなかつたほかは処方例2と同様
にして乳液を調製した。
比較処方例3 抽出工キズ(1)を配合しなかつたほかは処方例3と同
様にしてローシヨンを調製した。
比較処方例4 抽出粉末(■)を配合しなかつたほかは処方例4と同様
にして洗顔クリームを調製した。
比較処方例5 抽出工キズ(■)を配合しなかつたほかは処方例12と
同様にして制汗剤を調製した。
比較処方例6 抽出工キズ(1)を配合しなかつたほかは処方例13と
同様にして浴剤を調製した。
さらに制汗効果についてつぎの試験を行なつた。
3汀の健康な女子の背中の左半分にコントロールとして
50%エタノール水溶液を塗布し、右半分につぎのサン
プルをコントロールと同量塗布し、乾燥後両方にブロム
フェノールブルー試薬を塗布して右半分のサンプル塗布
面がコントロール塗布面と同じ色を呈するのに要する時
間(制汗効果持続時間)を測定した。
測定は30℃、湿度40%の室内で行なつた。サンプル (a):製造例1の(2)でえられた抽出工キズ(1)
の10%水性液(b):アルミニウムクロルハイドロー
ルの5%水性液(c):(a)とアルミニウムクロルハ
イドロールの3%水性液の混合液その結果、従来制汗作
用があるとされているアルミニウムクロルハイドロール
の水性液(b)のみを塗布したはあい制汗作用は約1時
間強しか持続しなかつたが、本発明の抽出工キズ単独の
水性液(a)を塗布したばあいでは約3時間制汗作用が
持続し、本発明の抽出工キズとアルミニウムクロルハイ
ドロールの混合液(c)を塗布したばあいでは約4時間
とさらに制汗作用持続時間が延長された。
以上の試験例の結果から明らかなごとく、本発明の化粧
料および浴剤はすぐれたモイスチヤー効果やエモリエン
ト効果、制汗効果、浴剤効果を発揮し、さらに化粧のり
もよく化粧くずれをしないものである。なおモニターテ
ストの結果、カブレなどの皮膚障害を訴えた者はなかつ
た。
また本発明に用いる圧搾回収物と抽出物はいずれも芳香
成分も含有しているので、香料成分の添加量を減少せし
めることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 サンパギータの圧搾回収物または抽出物が配合せら
    れてなる化粧料または浴剤。
JP57020470A 1982-02-10 1982-02-10 浴剤 Expired JPS6045843B2 (ja)

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JP57020470A JPS6045843B2 (ja) 1982-02-10 1982-02-10 浴剤

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