JPS6045290B2 - 内燃機関の運転制御装置 - Google Patents

内燃機関の運転制御装置

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JPS6045290B2
JPS6045290B2 JP52015357A JP1535777A JPS6045290B2 JP S6045290 B2 JPS6045290 B2 JP S6045290B2 JP 52015357 A JP52015357 A JP 52015357A JP 1535777 A JP1535777 A JP 1535777A JP S6045290 B2 JPS6045290 B2 JP S6045290B2
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【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関の弁開閉時期と燃料噴射時期を自動
的に制御する運転制御装置に係り、特に吸 排気弁や燃
料噴射弁等を駆動する油圧シリンダを油圧制御弁の高速
切替えにより迅速に作動させる運転制御装置に関する。
内燃機関の運転制御装置としては、従来からカムによ
り機械的に駆動される勘弁機構を有するものが多用され
ているが、このような運転制御装置には、次のような欠
点があつた。すなわち、カム駆動機構や勘弁機構が複雑
巨大になり、機械損失が大きいうえ運転騒音が極めて大
きく、又機関の急速逆転が非常に困難である。又高圧噴
燃油圧力(約1000に9/cri)を作る燃料ポンプ
と微細な調整を必要とする燃料噴射時期及び噴射量の調
節機構が同一のカムないしカム軸で駆動され、しかもこ
のカム軸が大きなギヤやチェーン等を介して駆動−され
ているため、燃料噴射時期や噴射量の調節ひいては機関
出力やシリンダ内燃焼圧力の調整に高度の熟練を要し、
又運転中の温度変化や振動摩耗あるいは延び等によりこ
れらの調整値に狂いが生じやすい。更には、吸気弁、排
気弁の開閉時期はノ負荷や回転速度の変化に拘らず常時
一定に固定され、又燃料弁の開閉時期も負荷変動以外に
は調節が難しい構造となつているため、機関効率を最良
の状態に保つことが困難であり、従つて排ガス中のNO
O含有率の減少等、排ガス公害対策も取り難い。本発明
は、従来のカムによる機械的な動弁駆動機構に替え、0
N−OFF電気信号により駆動される高速度の油圧制御
弁を採用することにより、上述のごとき欠点を除去せん
としてなしたもので、その要旨とするところは、内燃機
関のクランク軸角度を検出するための装置と、検出され
たクランク軸角度をもとに弁の開閉時期を比較演算し且
つその信号を増幅する演算制御装置と、演算制御装置よ
りの0N−OFF電気信号により作動する圧電素子から
なる圧電駆動器と、圧電駆動器により夫々駆動される2
つの弁機構と、弁機構の作動により前記内燃機関の弁を
開閉する油圧シリンダとを有し、各弁機構は前記圧電素
子の伸縮方向と同一方向に変位する大径ピストンと、大
径ピストンの反圧電駆動器側に配設され且つ圧電素子の
伸長により大径ピストンを介して反大径ピストン側へ変
位し得るようにした小径ピストンと、小径ピストンの反
大径ピストン側への変位によりシート面が弁座から離れ
圧油が前記油圧シリンダへ送給されるよう油通路を連通
させる弁本体とを具備したことを特徴とするものである
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図において、1は内燃機関、2はクランク軸角度発
信器、3は演算制御装置、4は高速度ON−OFF油圧
制御弁、5は高速度ON−OFF油.圧制御弁4によつ
て駆動し得るようにした油圧シリンダ、6は燃料噴射弁
、吸排気弁、起動弁等の弁である。
第1図の演算制御装置3の詳細は、第2図及び第3図に
ブロック図として示されてり、第2図はζ吸排気弁、起
動弁等の演算制御装置、第3図は燃料噴射弁の演算制御
装置である。
第2図中、7は第1図のクランク軸角度発信器2から発
信された内燃機関1のクランク軸角度の信号を受け、こ
れを機関回転速度nに変換する変4換器、8,9は機関
回転速度n及び弁開閉角度演算定数設定器10で設定さ
れた定数に基づき、第1図の弁6を開又は閉とすべきク
ランク軸角度の計算をする演算器である。
演算器8,9の演算式は〔±An±b〕であり、±a及
び士bは弁開閉角度演算定数設定器10に設定した定数
、nは前述の機関回転速度である。演算器8,9は、A
,bの値及び極性をデジスイツチやポテンショメータな
どで設定した定数を簡便に変更できる方式とすることも
可能である。11は演算器8から送られて来た信号と、
弁開閉角度基準点設定器13に設定された弁を開又は閉
にするための基準角度とを加える加算器、12ノは演算
器9から送られて来た信号と、弁開閉角度基準点設定器
13に設定された弁を開又は閉にするための基準角度と
を加える加算器であり、弁開閉角度基準点設定器13の
設定値は第1図の弁6の種類及び弁を開にするか閉にす
るかにより固有−の値が定まつている。又14,15は
加算器11,12で夫々加算された値が、ある定められ
た値を越えないようにするためのりミッタである。16
は比較器であつて、クランク軸角度発信器2から送られ
て来たクランク軸角度の信号γとりミッタ14を通つて
送られて来た信号αとを比較し、γ〉αとなつた場合に
信号を増幅器18に送り、増幅した信号により油圧制御
弁4を駆動し、内燃機関1の弁6を開とし得るように形
成されている。
17は別の比較器であつて、クランク軸角度発信器2か
ら送られて来たクランク軸角度の信号γとりミッタ15
を通つて送られて来た信号βとを比較し、γ〉βとなつ
た場合に信号を増幅器18に送り、増幅した信号により
油圧制御弁4を駆動し、内燃機関1の弁6を閉とし得る
ように形成されている。
第3図の演算制御装置3は第2図のものと略同じである
が、燃料噴射弁専用であるため、多少異なつている。
すなわち、弁の開閉角度を演算する演算器は1基であつ
て、ガバナ装置19よりの出力(燃料噴射量指令値)を
演算変数として導入し得るようになつている。又ガバナ
装置19よりの燃料噴射量指令値は、定数K2Oを通つ
て次元を燃料噴射弁を開としておくべきクランク軸角度
に合せられ、りミッタ15を通つて加算器12に加えら
れるよう形成されている。又加算器12には弁閉角度基
準点は設定されず、りミッタ14よりの信号αが加え得
るよう形成されている。演算器3の演算式は〔±Cn.
tdy:!:e〕で表わされ、±C,±D,±eは弁開
閉角度演算定数設定器10で設定された定数、nは第2
図の機関回転速度、yはガバナ装置19よりの燃料噴射
量指令値である。
第4図は第1図の油圧制御弁4の一例であり、圧電素子
を使用した高速三方切換弁である。
21,2「は積層形圧電駆動器(微動アクチュエータ)
であり、図示してないが、正電極板、セラミック製でデ
ィスク状の圧電素子、負電極板が順次上下方向に積層さ
れ、印加電圧の0N一OFFにより矢印方向に伸縮し得
るよう形成されている。
積層形圧電駆動器21,2「は、ケーシング22内に収
納され、その上端には、蓋23,23″がかぶせてあり
、積層形圧電駆動器21,21″が作動することによつ
て生ずる反力を受け得るように形成されている。
積層形圧電駆動器21,2「の下端には、大径ピストン
24,2Cが設けてあり、該大径ピストン24,24″
は、上端をデイスタンスピース25,25″に押えられ
たシリンダ26,26″内に上下にスライド可能に嵌入
せしめられている。
シリンダ26,26′の下部には、別のシリンダ27,
27″が設けてあり、該シリンダ27,27″と前記シ
リンダ26,26″との間には、油を密閉した閉空間2
8,2『が設けてある。
そしてこのシリンダ27,27″内には、小径ピストン
29,29″が上下にスライド可能に嵌入せしめられて
いる。又上記シリンダ26,26′,27,27″はケ
ーシング30内に収納されている。小径ピストン29,
29″内穿孔には、閉空間28,2『内の油の漏洩を防
止するための逆止弁が設けてある。
該逆止弁は、ボール弁31,31″及びスプリング32
,32″から形成されており、スプリング32,32″
上端は閉空間に連通せる孔を設けたナット33,33′
によつて押えられている。そしてボール弁31,3「の
下端に設けた孔は、シリンダ27,27″等を貫通した
孔34,34″と連通され、閉空間28,28″内の油
が外部へ漏洩した場合、補充し得るよう形成されている
。小径ピストン29,29″の下端は、多少シリンダ2
7,2r内から下方に突出しており、その下端は、ケー
シング30内にスライド可能に嵌着せしめた弁本体(ポ
ペット)35,35″の上端に接触している。
弁本体35,35″はケーシング30と接触する部分は
ストレートであるが、ストレート部の下部は、下方に向
つて徐々に細くなるテーパー状になつており、該テーパ
ー部の下端には、断面フック形状のシート面36,36
″が設けてある。
弁本体35,35″の周囲には、油通路37,37″,
38,3『が設けてあり、該油通路38,3『内には、
シート面36,36″より上部になるよう、ケーシング
30内に固着された弁座本体39,39″が設けてある
。又該弁座本体39,39″の下端には弁座40,4『
が固着してあり、前記シート面36,3『と密着するこ
とにより、油の流通を防止し、前記シート面36,36
″が離れることにより、油が流通し得るようになつてい
る。弁本体35,35″のテーパー部の上端側でストレ
ート部より下方の位置には、油通路48,48″が設け
てあり、シート面36,36″の内側方のケーシング3
0中心位置には、油通路41が設けてある。
弁本体35,35″の下部には、下方に行くにつれ太径
となるガイド42,42″が、取付けられており、弁本
体35,35″は該ガイド42,42″の穿孔内をスラ
イドし得るようになつている。
又弁本体35,35″の下部側に穿設した孔”内には、
スプリング43,43″が装着してあり、積層形圧電駆
動器21,2「を0FFにしたとき、弁本体35,35
″を上方に移動させ、シート面36,36″と弁座40
,4『とを密着せしめるように形成してある。ガイド4
2,42′の下面にはケーシング44がケーシング30
と一体的に着脱可能に装着されており、油通路38,3
8″から孔45,46,45″,4『を介して流入した
油がケーシング44下面の隙間47,47″に入り、ガ
イド42,)42″を上方に押上げることにより、弁本
体35,35″の軸線が常に一定位置を保持されるよう
になつている。
次に本発明の作動について説明する。
第1図において制御すべき内燃機関1のクランク軸位相
はクランク軸角度発信器2において電気的な信号に変換
された後、演算制御装置3に入力される。
例えば今、第2図の演算制御装置3が使用される場合に
は、信号は先ず変換器7に送られ、クランク軸角度が機
関回転速度nに変換される。機関回転速度nの信号は、
次いで演算器8及び9に送られ、各演算器8,9におい
て、弁開閉角度演算定数設定器10で設定された定数と
共に演算され〔±An+.b〕の信号が夫々加算器11
,12に送られる。
加算器11,12では、弁開閉角度基準点設定器13か
ら送られて来た弁の種類及び開か閉かによつて決められ
ている値の信号と前記演算器8,9から送られて来た信
号とが夫々加算され、夫々りミッタ14,15に送られ
る。
加算器11からりミッタ14に送られて来た弁開操作用
の信号は、該りミッタ14において決められた値を越え
ないよう制限され、演算結果の信号αとして比較器16
に送られ、クランク軸角度発信器2よりの信号γと比較
されてγ〉αとなつた場合に、信号αは弁を開くための
信号として増幅器18に送られる。
そして増幅されて油圧制御弁4に送られる。加算器12
からりミッタ15に送られて弁閉操作用の信号は、該り
ミッタ15において決められた値を越えないよう制限さ
れ、演算結果の信号βとして比較器17に送られ、クラ
ンク軸角度発信器2よりの信号γと比較されγ〉βとな
つた場合に、信号βは弁を閉じるための信号として増幅
器.18に送られる。
そして増幅されて油圧制御弁4に送られる。例えば比較
器16より弁を開けるためのαなる信号が油圧制御弁4
に送られると、第4図の積層形圧電駆動器21に印加電
圧がかけられ、各セラ!ミツク製、ディスク状の圧電素
子が印加電圧に比例して下方に伸び、大径ピストン24
を下方に押す。
そうすると閉空間28内に密閉された油は大径ピストン
24によつて下方に押出され、液体の連続の条件によつ
て小径ピストン29を下方に押q下げる。小径ピストン
29の変位置は、漏洩を無視すれば、大径ピストン24
の有効断面積を小径ピストン29の有効断面積で除した
数値に、大径ピストン24の変位置を掛けたものとなり
大きく増幅される。小径ピストン29が下方に押される
と弁本体35も下降してシート面36と弁座40とが離
れ、油通路37,38が連通し、図示してない油圧ユニ
ットから油通路48,37に送られている高圧の油が油
通路38,41から第1図の油圧シリンダ5内に流入し
、吸排気弁や燃料噴射弁等の弁6を作動させて開く。比
較器16より弁閉止の信号βが増幅器18を介して油圧
制御弁4に送られて来ると、積層形圧ノ電駆動器21の
印加電圧が解除され、積層形圧電駆動器2「に印加電圧
が加えられる。
そうすると弁本体35、小径ピストン29,大径ピスト
ン24はスプリング43によつて押上げられて元の状態
に戻り、シート面36と弁座40とが密着して油通路3
7と38とは閉じられ、一方積層形圧電駆動器2「の圧
電素子が印加電圧に比例して下方に伸び、大径ピストン
2C1小径ピストン29″、弁本体35″が下方に押出
され、シート面36″と弁座4『とが離れ、油通路4『
,37″,3『,41を圧油が流れて油圧シリンダ5を
前記と逆方向に移動させ、第1図の弁6を閉じる。この
ように、弁本体35或いは35を開閉させるのに圧電素
子からなる積層形圧電駆動器21或いは2「を用いてお
り、圧電素子は指令信号に対する応答遅れがないので非
常に応答性の速い開閉を行うことができる。
例えば、容量が400e/Min.程度のオン・オフ弁
の場合、従来の電磁弁だと応答速度の速いもので、たか
だか20n1sec.程度であつたが、圧電素子を用い
た積層形圧電駆動器の場合には4msec.程度になる
。又圧電素子の場合、変位置はわずかであるが、推力は
非常に大きいため(トンオーダー)、大口径の弁の開閉
も可能となる。以上のように油圧シリンダ5を、積層形
圧電駆動器21,2Vによつて切替えられる油圧制御弁
4によつて制御することにより、運転時における内燃機
関1の燃焼状態を最良に保持することが可能である。
内燃機関1の回転方向は、常に一定方向ではなく、逆回
転する場合もあるが、この楊合には、図示してない正逆
転指令発信器により、演算器8,9の演算結果の極性、
弁開閉角度基準点設定器13の設定値、りミッタ14,
15の設定値等の変更及び比較器16,17の出力の不
等号の向きを逆にすることにより、同一の回路で逆転時
の弁6の開閉タイミングを制御することができる。
第3図の演算制御装置3は燃料噴射弁の開閉制御をする
場合に使用されるもので、第1図の弁65を開とするタ
イミングは演算器8の演算結果によつて決定され、弁6
の閉となるタイミングは、開となるタイミングとガバナ
装置19より指令される燃料噴射量とにより自動的に決
定される。第3図では燃料噴射量に比例した角度を弁開
角度に加1(えることによつて閉とするタイミングを決
めている。この演算制御装置3によつても油圧制御弁4
の制御が行えるが、その演算制御方法は、第2図のもの
と略同じなので説明は省略する。なお本発明は、上述の
実施例に限定されるもの1ではなく下記のごとき種々の
変形が可能である。
イ 演算制御装置の演算式は、燃料噴射量や機関回転数
を変数とする一次式で弁開角度及び弁閉角度を求めてい
るが、これを上記変数の二次式あるいはその他の簡単な
数式で演算するように2してもよい。口 数値演算の代
りに、任意函数発生器により上記変数と開閉角度の補正
量に一定の関係を持たせるようにすることが可能である
又同様に上記変数と開閉角度の補正量の関係を記憶装置
に2記憶させておき、この記憶された数値により補正量
を決定するようにすることもできる。ハ 第2図の演算
制御装置の演算式の変数として、内燃機関負荷、燃料噴
射量、給気圧力、吸気温度等を入れて計算してもよい。
又これを適.宜組合せてもよい。二 第3図の演算制御
装置の演算式の変数として、燃料噴射量、機関回転数の
うち何れかを除外してもよい。
ホ 第3図の演算制御装置において、演算式の変数とし
て内燃機関負荷、給気圧力、吸気温度等を入れて演算し
てもよいし、これらを組合せて演算するようにしてもよ
い。
へ 第2図の加算器11,12、りミッタ14,15の
うち一部又は全部を削除してもよい。
ト 第3図の加算器11,12、りミッタ14,15の
うち一部又は全部を削除してもよい。チ 第2図で、演
算器8、加算器11、りミッタ14の順序が違つていて
もよい。演算器9、加算器12、りミッタ15の順序が
違つていてもよい。J第3図で演算器8、加算器11、
りミッタ14の順序及び加算器12、りミッタ15の順
序を違えてもよい。
ヌ 機関回転速度の検出方式として、クランク軸角度発
信器から電気的な信号処理によつて回転速度を得るので
はなく、別にタコジェネレータのごとき速度発信機を取
付けて回転速度を検出するようにしてもよい。ル 第3
図のりミッタ15は、最大燃料噴射量を制限する役割を
するが、このりミッタ制限値を機関運転者が、ポテンシ
ョメータやデイジスイッチ等電気的な機器により簡単に
変更できるものを使用できる。
又上記制限値が、ある演算式によつて自動的に変化する
ものを使用できる(現在は〔Klrl2+K2〕で制御
している。なおKl,k2は定数、nは機関回転数であ
る。)ヲ 弁の開閉角度の設定を手動により行わせるこ
とも可能である。
本発明の内燃機関の運転制御装置によれば、吸排気弁、
燃料噴射弁、起動弁等、内燃機関の諸弁の開閉時期を可
変制御することができ、その結果内燃機関の熱効率の上
昇、機関部品の寿命延長、操縦性の向上、低公害化等を
図ることができ、又カム軸及びその駆動機構が不要とな
るため、構造の簡略化、信頼性の向上、コストダウン等
を図ることができ、更には弁機構では圧電素子を用いた
圧電駆動器の作動によつて生ずる大径ピストンの変位置
が小径ピストンに増大してあられれ、この小径ピストン
の変位により弁本体が開くため、高速応答が可能で精度
の良い制御を行うことができ、しかも圧電素子の働きに
よるため大口径の弁の開閉にも適用することができる。
図面の簡単な説明第1図は本発明の内燃機関の運転制御
装置の説明図、第2図は本発明の内燃機関の運転制御装
置に使用する演算制御装置の一実施例の説明図、第3図
は同演算制御装置の他の実施例の説明図、第)4図は内
燃機関の運転制御装置に使用する油圧制御弁の一実施例
の説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内燃機関のクランク軸角度を検出するための装置と
    、検出されたクランク軸角度をもとに弁の開閉時期を比
    較演算し且つその信号を増幅する演算制御装置と、演算
    制御装置よりのON−OFF電気信号により作動する圧
    電素子からなる圧電駆動器と、圧電駆動器により夫々駆
    動される2つの弁機構と、弁機構の作動により前記内燃
    機関の弁を開閉する油圧シリンダとを有し、各弁機構は
    前記圧電素子の伸縮方向と同一方向に変位する大径ピス
    トンと、大径ピストンの反圧電駆動器側に配設され且つ
    圧電素子の伸長により大径ピストンを介して反大径ピス
    トン側へ変位し得るようにした小径ピストンと、大径ピ
    ストンの反大径ピストン側への変位によりシート面が弁
    座から離れ圧油が前記油圧シリンダへ送給されるよう油
    通路を連通させる弁本体とを具備したことを特徴とする
    内燃機関の運転制御装置。
JP52015357A 1976-04-16 1977-02-15 内燃機関の運転制御装置 Expired JPS6045290B2 (ja)

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