JPS6044855B2 - 側音防止回路 - Google Patents
側音防止回路Info
- Publication number
- JPS6044855B2 JPS6044855B2 JP13182077A JP13182077A JPS6044855B2 JP S6044855 B2 JPS6044855 B2 JP S6044855B2 JP 13182077 A JP13182077 A JP 13182077A JP 13182077 A JP13182077 A JP 13182077A JP S6044855 B2 JPS6044855 B2 JP S6044855B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- signal source
- connection point
- switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/58—Anti-side-tone circuits
- H04M1/585—Anti-side-tone circuits implemented without inductive element
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は側音防止回路に関し、スピーカホン等に適する
２つの信号源回路の接続点から一方の信号源回路の信号
のみを取り出すという側話防止動作を行なう側音防止回
路において、信号源インピーダンスが変化した場合の側
話防止特性の劣化の改善を目的とす側音防止回路を提供
するものである。
２つの信号源回路の接続点から一方の信号源回路の信号
のみを取り出すという側話防止動作を行なう側音防止回
路において、信号源インピーダンスが変化した場合の側
話防止特性の劣化の改善を目的とす側音防止回路を提供
するものである。
従来の側話防止を目的とする信号制御回路は第１図のよ
うにインピーダンスブリッジによる平衡によつて実現す
るかまたは第２図のように側話防止コイルを使用したブ
ースタ回路によつて実現していた。
うにインピーダンスブリッジによる平衡によつて実現す
るかまたは第２図のように側話防止コイルを使用したブ
ースタ回路によつて実現していた。
第１図において、１は第１の信号源であり、トランス３
を介して抵抗５、７の接続点と抵抗６、８の接続点に接
続されている。
を介して抵抗５、７の接続点と抵抗６、８の接続点に接
続されている。
２は内部インピーダンスＺをもつた第２の信号源であり
、トランス４を介して抵抗５の両端に接続されている。
、トランス４を介して抵抗５の両端に接続されている。
トランス４の巻線比を１：１とすると、抵抗５と第２の
信号源の内部インピーダンスｚとの合成インピーダンス
と抵抗６の比と、抵抗７と８との比を等しくすると、出
力端子９には第１の信号源１の信号出力は無くなり、第
２の信号源２の信号出力のみとなる。しカル信号源２の
内部インピーダンスＺが変化するとブリッジの平衡がく
ずれ、出力端子９に信号源１の信号出力が現われ、側話
防止特性が劣化する。また第２図において、１１は第１
の信号源、１２は内部インピーダンスＺの第２の信号源
、１６は出力端子、１７は抵抗器、１８は直流阻止用カ
ップリングコンデンサであり、それぞれ同一鉄心に巻か
れた巻線１３、１４および１５に図の如く接続されてい
る。
信号源の内部インピーダンスｚとの合成インピーダンス
と抵抗６の比と、抵抗７と８との比を等しくすると、出
力端子９には第１の信号源１の信号出力は無くなり、第
２の信号源２の信号出力のみとなる。しカル信号源２の
内部インピーダンスＺが変化するとブリッジの平衡がく
ずれ、出力端子９に信号源１の信号出力が現われ、側話
防止特性が劣化する。また第２図において、１１は第１
の信号源、１２は内部インピーダンスＺの第２の信号源
、１６は出力端子、１７は抵抗器、１８は直流阻止用カ
ップリングコンデンサであり、それぞれ同一鉄心に巻か
れた巻線１３、１４および１５に図の如く接続されてい
る。
第１の信号源１１の出力信号は出力端子１６に分流する
電流を巻線１５に誘導した起電力によつて打消し、抵抗
１７と第２の信号源１２の内部インピーダンスＺとの比
を一定にとると、巻線１３、１４および１５の巻数を適
当に決定して出力端子１６に信号源１１の信号を出さな
いようにすることができるが、この場合もＺが変化する
と平衡がくすれ、側話防止特性が劣化する。第１図およ
び第２図の信号源２、１２を有線電話回路網とし信号源
１、１１を有線電話器の送話こで信号源２２の内部イン
ピーダンスが変化したとすると、信号ｇ＜５ｆは同方向
に増減し常に側話を０に近づけるように作動するので、
信号源２２の内部インピーダンスが変化しても常に安定
した側話防止効果を得ることができる。
電流を巻線１５に誘導した起電力によつて打消し、抵抗
１７と第２の信号源１２の内部インピーダンスＺとの比
を一定にとると、巻線１３、１４および１５の巻数を適
当に決定して出力端子１６に信号源１１の信号を出さな
いようにすることができるが、この場合もＺが変化する
と平衡がくすれ、側話防止特性が劣化する。第１図およ
び第２図の信号源２、１２を有線電話回路網とし信号源
１、１１を有線電話器の送話こで信号源２２の内部イン
ピーダンスが変化したとすると、信号ｇ＜５ｆは同方向
に増減し常に側話を０に近づけるように作動するので、
信号源２２の内部インピーダンスが変化しても常に安定
した側話防止効果を得ることができる。
第５図の２２，２４，２５，３０，３１は第３図のそれ
らに対応し、ローパスフイルタ３０は通過帯域の周波数
信号に対して電圧増幅度Ａを有する回路であり、正帰還
回路３１は接続点２５の信号を接続点２４と同相に２４
に印加する電圧増幅度βの回路であり、２２はインピー
ダンスＺの負荷回路であるとする。
らに対応し、ローパスフイルタ３０は通過帯域の周波数
信号に対して電圧増幅度Ａを有する回路であり、正帰還
回路３１は接続点２５の信号を接続点２４と同相に２４
に印加する電圧増幅度βの回路であり、２２はインピー
ダンスＺの負荷回路であるとする。
ローパスフイルタ３０の出力を定電流駆動とすると、電
圧増幅度Ａは負荷インピーダンスＺの函数となるので、
とし、ｆ（Ｚ）＝１の時 Ａ＝β＝Ｋ，Ｋく１とすると
、と置くことができる。
圧増幅度Ａは負荷インピーダンスＺの函数となるので、
とし、ｆ（Ｚ）＝１の時 Ａ＝β＝Ｋ，Ｋく１とすると
、と置くことができる。
入力端子４０にＶ１なる信号が印加されたとすると、接
続点２４の電圧は接続点２５の電圧はとなる。
続点２４の電圧は接続点２５の電圧はとなる。
ここで接続点２４の電圧のうち」Σ！一
１−Ｋ２αＶ１は第４図のｇの斜
線加算部に相当し、接続点２５の電圧は第３図の２２に
送出される電圧に相当する。第５図の入力端子４０にＶ
１のほかに第４図のｈに相当する信号Ｖ２を加えてわせ
たとすると、接続点２４の電圧はとなる。
１−Ｋ２αＶ１は第４図のｇの斜
線加算部に相当し、接続点２５の電圧は第３図の２２に
送出される電圧に相当する。第５図の入力端子４０にＶ
１のほかに第４図のｈに相当する信号Ｖ２を加えてわせ
たとすると、接続点２４の電圧はとなる。
ここでと置くと、Ｖ２＝−Ｋ２αＶ１の時側話成分がＯ
とな・り、第４図のｉの信号成分のみとなる。
とな・り、第４図のｉの信号成分のみとなる。
ここでαがらα〜２αまで変化した場合の側話量を算出
すると、αがναになつた時はαが２αになつた時 となる。
すると、αがναになつた時はαが２αになつた時 となる。
本発明によれば側話成分の打消信号は一」一一の係数が
掛けるためＫ２αく１の範囲では１−Ｋ２α側話信号の
負荷インピーダンスによる変化すなわちαの変化による
変動と同一方向に変動して側話を減少せしめている。
掛けるためＫ２αく１の範囲では１−Ｋ２α側話信号の
負荷インピーダンスによる変化すなわちαの変化による
変動と同一方向に変動して側話を減少せしめている。
ここで打消信号が従来のように固定である場合の側話量
を算出するとαが▲αになつた時は αが２αになつた時は となる。
を算出するとαが▲αになつた時は αが２αになつた時は となる。
これに数値代人して計算すると、約４ｄＢの改善がなさ
れることがわかる。ここで第３図の信号源２２の信号波
形を第４図のｊとすると、接続先２４の合成波形はｋの
如くｇの斜線部分が増減した波形とｈの合成波形となり
、これをスイツチング回路３２を通すと波形１を得る。
れることがわかる。ここで第３図の信号源２２の信号波
形を第４図のｊとすると、接続先２４の合成波形はｋの
如くｇの斜線部分が増減した波形とｈの合成波形となり
、これをスイツチング回路３２を通すと波形１を得る。
これは信号源２２の信号成分のみであり、出力端子３３
より適当なローパスフイルタを通すことにより信号源２
２の信号のみを取り出すことができる。以上の如く本発
明の回路を使用すれば、２線式の双方向通信回線におい
て非常に安定した側話防止効果を得ることができ、さら
に第１の信号源と出力端子を電気的音響的に結合せざる
を得ないようなスピーカホンやハンドフリー型インター
ホンに対して非常に有効な手段となるものである
より適当なローパスフイルタを通すことにより信号源２
２の信号のみを取り出すことができる。以上の如く本発
明の回路を使用すれば、２線式の双方向通信回線におい
て非常に安定した側話防止効果を得ることができ、さら
に第１の信号源と出力端子を電気的音響的に結合せざる
を得ないようなスピーカホンやハンドフリー型インター
ホンに対して非常に有効な手段となるものである
第１図および第２図はそれぞれ従来例を示す回路図、第
３図は本発明の一実施例を示すプロツク図、第４図は第
３図の各部の波形図、第５図は要部のプロツク図である
。 ２１・・・第１の信号源、２２・・・第２の信号源、２
６，２８，３２・・・スイツチング回路、２７・・・位
相反転回路、２９・・・発振器、３０・・・ローバスフ
イルタ、３１・・・正帰還回路、３３・・・出力端子。
３図は本発明の一実施例を示すプロツク図、第４図は第
３図の各部の波形図、第５図は要部のプロツク図である
。 ２１・・・第１の信号源、２２・・・第２の信号源、２
６，２８，３２・・・スイツチング回路、２７・・・位
相反転回路、２９・・・発振器、３０・・・ローバスフ
イルタ、３１・・・正帰還回路、３３・・・出力端子。
Claims (1)
- １ 第１の信号源回路を発振器の信号によつて駆動され
る第１のスイッチング回路に接続し、かつ前記第１の信
号源回路を位相反転回路を介して前記発振器の前記信号
とは逆位相の信号によつて駆動される第２のスイッチン
グ回路に接続し、両スイッチング回路の出力を接続して
ローパスフィルタを介して第２の信号源回路に接続し、
前記ローパスフィルタと第２の信号源回路の接続点を前
記第１および第２のスイッチング回路の出力の接続点に
それぞれの接続点の信号が同相となるような正帰還回路
を介して接続し、前記第１および第２のスイッチング回
路の出力の接続点を前記第２のスイッチング回路と同期
する第３のスイッチング回路に接続し、この第３３のス
イッチング回路に出力端子を接続した側音防止回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13182077A JPS6044855B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | 側音防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13182077A JPS6044855B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | 側音防止回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5464908A JPS5464908A (en) | 1979-05-25 |
| JPS6044855B2 true JPS6044855B2 (ja) | 1985-10-05 |
Family
ID=15066854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13182077A Expired JPS6044855B2 (ja) | 1977-11-02 | 1977-11-02 | 側音防止回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6044855B2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-02 JP JP13182077A patent/JPS6044855B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5464908A (en) | 1979-05-25 |
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