JPS6044779A - 吸収式冷凍機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、吸収式冷凍機の発生器における燃焼ガスのＧ
Ｏ刊出量の低減に関するものである。

従来例の構成とその問題点 吸収式冷凍機の発生器における始動時の加熱は定常運転
時と凹部の燃ｔ１流部が定量供給される方式か、あるい
は発生器内の液温度を一定に保つごとく動作する流量制
御弁によって制御される方式があるが、後者の場合は始
動時は液温度が低いため、最大燃焼流量が供給されるこ
とになる。しかし、発生器や冷凍機の温度が低く燃焼ガ
スが充分高温に達しておらず、そのため煙突等によるド
ラフト効果が十分作用していないため、空気供給が不足
して燃焼排気ガス中のＣＯ画濃度高くなる欠点を有して
いた。

発明の目的 本発明の目的はこれらの欠点を除去するものであり、吸
収式冷凍機の始動時における燃焼排気がス中のＣＯａ度
を低減するためのものである。

発明の構成 本発明は、吸収式冷凍機の始動時に発生器への燃料供給
量を定常運転時より減少させるよう制御する燃料流量制
御装置を設けたことを特徴とするＱ実施例の説明 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。第
１図において、１は発生器、２は精留器、３は凝縮器、
４は膨張弁、５は蒸発器、６は吸収器、７は溶液タンク
、８ｌＩ１溶液ポンプ、９は溶液熱交換器、１０は燃料
流量制御弁、１１はバーナを示す。

吸収式冷凍機の始動において、燃料流量制御弁１０によ
って定常運転時より低流量に制御された燃料＆：１バー
ナ１１で燃焼し発生器１を加熱する。

この時、発生器１及び精留器２は始動直後のため発生器
１及び各機器部の温度が低く発生器１における燃焼排気
ガスのドラフト効果が充分にきかずバーナ１１の燃焼に
、Ｊ：　ｆｉ吸引される空気供給量は少ない。しかし本
発明の制御方式では燃料は定常運転時より少ないのでバ
ーナ１１での燃焼は充分完全燃焼１〜燃ｒ＋’ｅ　４Ｊ
Ｉ気ガス中のＣＯ濃度は低い。

発生器１でバーナ１１に」＝って加熱され冷媒濃度の高
い溶液（以下濃溶液という）が沸騰ｌ〜発生した冷媒ガ
スは、イＩＩ留器２で溶液と分離精留され凝縮器３で冷
却されて凝縮し冷媒液と々る。さらに膨張弁４で膨張減
目ゴされて蒸発器５で被冷却物から熱を奪って気化し低
温低圧の冷媒ガスになり精留器２から１１１出！７、溶
液熱交換器９で吸収器６から出た濃溶液と熱交換した冷
媒濃度の低い溶液（以下希溶液という）に吸収器６で吸
収されて濃溶液となり溶液タンク７に流入し溶液ポンプ
８によって吸収器６．溶液熱交換器９をノ１ηっで発生
器１へ送られザイクルを一巡する。始動時より一定時間
を経過した後、燃料流ｍ制御弁１０は定常運転時の燃料
をバーナ１１に供給する」：う制御される。この時には
発生器１の温度も充分上昇しバーナ１１部における燃焼
排気ガスのドラフト効果も充分作用して空気供給量も増
えるので完全燃焼り燃焼排気ガス中のＣＯ濃度を低減す
ることができる。

さらに上記実施例において燃料流ｔｆｔ制御弁のかわり
に発生器内の液温度によって制御されるガス比列制御弁
を用いる場合は、液温度に関係なく始動時のある一定時
間燃料流量を最小燃焼量等へ減少せしめる方法をとれば
」＝い。寸だ始動時の燃料流量の低減時間は本実施例の
ごとく一定時間とするのみ々らず、発生器１内の温度や
、バーナ１１からの燃焼排気ガス温度によって制御する
方法も全く同様に適用し得るものである。

発明の効果 本発明によれば、吸収式冷凍機の始動時におけ５　デ る燃ｒＪｔ；’　ＩＪＩ気ガス中のＣＯ濃度を半分以下
に低減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の吸収式冷凍機の構成図、第
２図（ａ）は燃焼団の時間変化を示す図、（ｂ）は燃焼
何気ガス中のＣＯ濃度の時間変化を示す図である。 １・・・・・・発生器、３・・・・・・凝縮器、６・・
・・・・蒸発器、６・・・・・・吸収器、８・・・・・
・溶液ポンプ、１ｏ・・・・・・燃料流用゛制御弁。 代Ｔ！１人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名
第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも、発生器、凝縮器、蒸発器、吸収器及び溶液
   ポンプで吸収式冷凍サイクルを形成し、前記発生器に供
   給する燃料流量を、始動時に定常運転時」：す減少さぜ
   るよう制御する燃料流量制御装置を備えた吸収式冷凍機
   。