JPS604447Y2 - 魚釣用リ−ルの展示用ホルダ− - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 従来、店頭における魚釣用リニルの展示は単にショーウ
ィンドに載置したり釣竿のリールシートに装着したもの
を載置したりしており、魚釣用リールの全体の形状、使
用形態等を丁裁良くかつ機能的に表示できないと共に表
面を傷付ける等の欠陥がある。

本考案は釣竿を使用しないで魚釣用リールを機能的かつ
丁裁良く展示するようにしたもので、リール脚挿入フー
ドを設けかつ内部に雌螺子孔を形成した円筒状ホルダー
に基端に係合部を形成しかつ前記フードと対向するフー
ドを設けた円筒状移動ホルダーの先端を嵌合すると共に
前記雌螺子孔に螺合した緊締螺子杆の末端鍔部を円筒状
移動ホルダーの係合部に形成した挿通孔の外端縁に係合
せしめたことを要旨とするものである。

本考案の実施例を図面について説明すると、表面にフー
ド１を設けた円筒状ホルダー２はその基端部の稍内側寄
りに雌螺子孔３が設けられると共に先端には欠円孔部４
が形成されている。

また前記フード１と対向するフード５を表面に設けた円
筒状移動ホルダー６はその先端部が円筒状ホルダー２の
基端部内に摺動自在に嵌合すると共に基端には挿通孔７
と外周面を欠円状に形成して前記欠円孔部４に嵌着でき
る短筒状係合部８とが設けられており、更に前記雌螺子
孔３に螺合する中空管状の緊締螺子杆９はその末端鍔部
１０が前記円筒状移動ホルダー６基端の挿通孔７の外端
縁に係合して円筒状ホルダー２と円筒状移動ホルダー６
を緊締できるように構成されている。

なお図中１１は鍔部１０に設けたドライバー等の緊締工
具の係合溝、１２は展示用取付板、１３は展示用取付板
に穿設した短筒状係合部８の嵌着する係止孔、１４はリ
ール脚である。

本考案実施例は上記のように構成されているので緊締工
具で緊締螺子杆９を緩めて円筒状移動ホルダー６を円筒
状ホルダー２に対してフード１゜５間にリール脚１４が
入るまで離しリール脚１４の前端をフード１内に挿入し
てから緊締螺子杆９を緊締して円筒状移動ホルダー６を
円筒状ホルダ−２に向は圧着しフード１，５間にリール
脚１４を固定するものであり、このようにリールを装着
した円筒状移動ホルダー６の係合部８を展示用取付板１
２の係止孔１３に嵌着するか、又は係合部８を他のリー
ルを装着した円筒状ホルダー２の欠円孔部４に嵌着して
複数連結してから取付板１２の係止孔１３に嵌着して陳
列展示するものである。

本考案は係合部を取付板その他の係止孔に係止すること
によりリールを釣竿に装着したような使用状態で展示陳
列でき、リール全体の形状、使用形態、機能を顧客に効
果的かつ丁裁良く表示することができると共に従来のよ
うにリールが接地して表面を傷付けることも確実に防止
できる。

またリールの着脱は緊締螺子杆の緊締操作だけで簡易か
つ円滑にできると共にその緊締鍔部は係合部内に埋没し
ているので取扱い中に妄りに弛緩することない等の優れ
た特徴と実用性を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の縦断正面図、第２図は本考案の欠円孔
部４部分の゛断面の左側面図、第３図は本考案の保合部
８部分の断面の右側面図、第４図は本考案の使用状態を
示す説明図である。 １・・・・・・フード、２・・・・・・円筒状ホルダー
、３・・・・・・雌螺子孔、４・・・・・・欠円孔部、
５・・・・・・フード、６・・・・・・円筒状移動ホル
ダー、７・・・・・・挿通孔、８・・・・・・係合部、
９・・・・・・緊締螺子杆、１０・・・・・・鍔部。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ 表面にリール脚挿入フードを設けかつ内部に雌螺子
   孔を形成した円筒状ホルダーに、基端に係合部を形成し
   かつ前記フードと対向するフードを表面に設けた円筒状
   移動ホルダーの先端を嵌合すると共に前記雌螺子孔に螺
   合した緊締螺子杆の末端鍔部を円筒状移動ホルダーの保
   合部に形成した挿通孔の外端縁に係合せしめた魚釣用リ
   ールの展示用ホルダー。 ２ 係合部を円筒状移動ホルダーより小径の欠円形状に
   形成した実用新案登録請求の範囲第１項記載の魚釣用リ
   ールの展示用ホルダー。 ３ 緊締螺子杆を中空管状に形成した実用新案登録請求
   の範囲第１項記載の魚釣用リールの展示用ホルダー。 ４ 係合部を円筒状ホルダーの先端部に嵌着できるよう
   に形成した実用新案登録請求の範囲第１項記載の魚釣用
   リールの展示用ホルダー。