JPS6044445A - ロ−ル紙保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ロール紙を保持するロール紙保持装置に関す
る。

従来技術 ロール紙保持装置として、ロール紙が巻回されているス
ピンドル軸を保持する２つの保持腕片からなり、これら
の保持腕片が所定位ｔＫ固定されているものが知られ℃
いる。

しかし、このロール紙保持装置は、ロール紙が巻回され
ているスピンドル軸の中心位置が上下方向へ移動しない
から、ロール紙の量の多少によりロール紙の最上部の位
置が変化するので、ロール紙を最上部から繰り出してプ
リンターなどに給送する場合にはロール紙の給送経路が
変化するため、ロール紙にカールが生じやすくなるので
ロール紙を良好に給送することができない場合があると
いう欠点がある。

目的 本発明の目的は、ロール紙の量の多少にかかわらずロー
ル紙の最上部の位置を一定として、ロール紙を最上部か
ら繰り出して給送する場合に給紙経路を一定としてロー
ル紙を良好に給送することができるロール紙保持装置を
提供することにある・構成 次に図示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明する
。

第１図において符号１は所定間隔をおいて配置されてい
る２つの保持腕片（１つのものは図示してない）を示し
ている。これらの保持腕片１の一端部は支持軸２に回動
可能に支持されている。上記保持腕片１の回動端部の上
部には一部を切り欠いて保持部１ａが形成されている。

これらの保持腕片１の保持部１ａには、ロール紙３が紙
管４を介して巻回されているスピン上゛ル軸５の両端部
が載置される。上記保持腕片１の保持部１ａけスピンド
ル軸５を回転自在に保持している。

上記保持腕片ｌおよびロール紙３は上面開口の容器６に
収容されている。この容器６の底部と保持腕片１との間
には抑圧用のスプリング７が設けられており、これらの
スプリング７は保持腕片１を上へ付勢している。これら
のスプリング７の弾性力は、ロール紙３の量が少なくな
るのにしたがってロール紙３を上昇させて常にロール紙
３の最上部の位置が一定となるような大きさに設定され
ている。

上記保持腕片ｌの上にはマイクロスイッチ８が配置され
ている。このマイクロスイッチ８は、ロール紙３の残量
が非常に少なくなった場合に保持腕片１によりアクチュ
エータが押されてＯＮの状態となる。このマイクロスイ
ッチ８がＯＮの状態となると、紙残量表示装置（図示し
てない）にロール紙の残量が非常に少なくなったことが
表示される。

上記ロール紙３は、例えばプリンタ９の記録ヘンド９ａ
とプラテン９ｂの間へ給紙手段（図示してない）により
給送される。この場合にロール紙３の最上部からロール
紙３が繰り出される。したがって、ロール紙３の量が少
なくなるのにしたがってロール紙３がスプリング７の弾
性力により徐々に上昇されてロール紙３の最上部の位置
が一定に維持さ九るので、ロール紙３の給紙経路が一定
となる。

上記容器６の上面開口部には、これを被覆するための曲
板状のカバ−１０ｙｊＥ手指により開閉可能に設けられ
ている。このカバー１０を開放して保持腕片１に保持を
れているスピンドル軸５および紙管４を容器６の外へ取
り出して新しいロール紙３のスピンドル軸５を保持腕片
ｌの保持部１ａに載置することができる。上記ロール紙
３を容器６の上ｉ開口部からロール紙保持装置に着脱す
る場合には、保持腕片１の保持部１ａが上昇しているか
ら、ロール紙３のロール紙保持装置への着脱が容易であ
る。

第２図に本発明の他の実姉例が示されているので、次に
これを説明する。

第２図に示す実施例は、第１図に示す実施例においてカ
バー１０と一体的に保持枠体１１を設け、かつ、この保
持枠体１１Ｖｃ２列状に複数の保持ローラー１２を設け
てなるものである。

第２図に示す実施例においては、容器６の上面および側
面に開口部が形成されている。この容器６の開口部には
、これを被覆するための曲板状のカバー１０が手指によ
り開閉可能に配置されている。このカバー１０の下端部
は、容器６に固定された支持軸１３に回動可能に支持さ
れている。

上記カバー１０の下端部には保持枠体１１が一体的に設
けられている。この保持枠体１１には複数の保持ローラ
ー１２が２列状に設けられている。

上記カバー１０を容器６の開口部を被覆するよ５に配置
した場合に保持枠体１１がほぼ水平状に位置し、かつ、
２列状の保持ローラー１２がほとんど同じ高さ忙なるよ
うに構成されている。

上記保持ローラー１２の上にロール紙３が載置される。

このロール紙３はスピンドル軸５に紙管４を介して巻回
されている。上記スピンドル軸５の両端部は上述の実施
例と同様に２つの保持腕片１の保持部１ａに回転自在に
載置される。

第２図に示す実施例はロール紙３を保持腕片ｌに着脱す
る構成が第１図に示す実施例と異なるので、次にこれを
説明する。

上記カバー１０を実線で示す位置から矢印ａ方向へ回動
することにより２点鎖線で示す位置に配置することがで
き、この場合にカバー１０と一体の保持枠体１１も回動
されてほぼ鉛直状に配置されるので、ロールｉ３は保持
枠体１ＩＶＣより移動されて保持腕片１の保持部１ａか
らスピンドル軸５が脱却され容器からほとんど外へ出さ
れた状態でカバー１０の上に載置される。この状態でロ
ール紙３を他のロール紙と交換することができる。

これと同様に容器６内にスピンドル軸５および紙管４の
みしか残っていない場合も新しいロール紙と交換するこ
とができる、。

上記カバー１０が２点鎖線で示す位置に配置されており
、かつ、ロール紙３をカバー１０の上に２点鎖線で示す
ように載置した状態で、カバー１０を矢印す方向へ回動
して容器６の開口部を被覆すると、ロール紙３のスピン
ドル軸５を保持腕片１の保持部１ａに載置することがで
きる。

なお、第２図に示す実施例において保持腕片１を固定し
、カバー１０’ｌ開閉することにより保持枠体１１を回
動してロール紙３のスピンドル軸５を保持腕片１の保持
部１ａに対して着脱可能とすることもできる。

効果 本発明のロール紙保持装置は、ロール紙の量の多少にか
かわらずロール紙の最上部の位置を一定とすることがで
きるから、ロール紙を最上部から繰り出して給送する場
合に給紙経路を一定としてロール紙を良好に給送するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のロール紙保持装置を示す一部切欠正面
図および第２図は本発明の他の実施例を示す一部切欠正
面図である。 １・・・保持腕片、３・・・ロール紙、５・・・スピン
ドル軸、７・・・スプリング

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定間隔をおいて回動可能に配置されていると゛共に回
   動端部にロール紙が巻回されているスピンドル軸を保持
   するための保持部が設けられている２つの保持腕片と、
   これらの保持腕片を上へ弾性的に付勢するスプリングと
   からなることを特徴とするロール紙保持装置。