JPS6044194B2 - 船舶用スカッパ - Google Patents

船舶用スカッパ

Info

Publication number
JPS6044194B2
JPS6044194B2 JP6728881A JP6728881A JPS6044194B2 JP S6044194 B2 JPS6044194 B2 JP S6044194B2 JP 6728881 A JP6728881 A JP 6728881A JP 6728881 A JP6728881 A JP 6728881A JP S6044194 B2 JPS6044194 B2 JP S6044194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
lid
water
main body
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6728881A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57182584A (en
Inventor
公憲 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP6728881A priority Critical patent/JPS6044194B2/ja
Publication of JPS57182584A publication Critical patent/JPS57182584A/ja
Publication of JPS6044194B2 publication Critical patent/JPS6044194B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B13/00Conduits for emptying or ballasting; Self-bailing equipment; Scuppers
    • B63B13/02Ports for passing water through vessels' sides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Artificial Fish Reefs (AREA)
  • Sewage (AREA)
  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は船舶用スカツパの改良に関するものである。
小型船舶において、生けすの吸排水あるいはデッキの排
水のために船底あるいは船側下部に貫通口を設けてそこ
にスカツパを形成させ、このスカツパを開閉可能にする
ものがある。しカル従来のスカツパは蓋をした状態で蓋
の外面とスカツパの覆部との間にポケットが形成される
ために、この部分が航走時の抵抗を生じさせる原因とな
つていた。また生けすの内の魚の種類によりスカツパか
らの流入水量を調整する必要があり、従来は船速を変え
たりあるいはスカツパを余分に設けてその開口個数を調
整することによつて流入水量の調整を行なつている。し
かし船速を変化させることは作業上好ましくなく、また
スカツパの開口個数を変化させると水の流入が局部的に
なり、生けす内での水の流速の差が大きくなつて魚を疲
れさせることになり、また生けす内の水の汚れにも差異
が生じることになる。この発明はこのような従来の欠点
の解決のためになされたものであり、蓋の閉鎖時に航走
抵抗が小さく、海水の吸入も良好に行なえる構造を提供
するものである。
すなわち、この発明は船体外板に形成した貫通穴の縁部
に取付けて通水穴を形成し、この通水穴を船内側より着
脱可能とした蓋体により閉止できるようにした船舶用ス
カツパであつて、スカツパ本体はその外面側に上記通水
穴のほぼ半分を閉鎖する覆部を有し、この覆部を含むス
カツパの船外側外面および覆部の内面は外方に突出する
球面に形成され、上記蓋体はその外面側・がスカツパ本
体覆部の内面に面接触する球面に形成されるとともに、
上記覆部によつて規制された開口部を覆う形状の覆部を
有し、上記蓋体はスカツパ本体内で回転可能に配置され
てその回転により蓋体の覆部外面が本体の覆部内面に接
触した状・態で通水穴を全開状態から全閉状態まで変化
させるように構成したものである。以下、この発明の実
施例を図面によつて説明する。
第1図において11は船体外板、10は生けす、13は
生けす用ハッチカバーであり、生けす10の底部には注
水用のスカツパ1が形成されている。このスカツパ1は
第2〜6図に示すように本体2と押えリング3と蓋4と
からなり、船体外面側から貫通穴に取付けた本体2に対
し内面側から押えリング3をねじ込むことによつて両者
でシール材50および外板11を挾みつけて固定させて
いる。また本体2は外面側からボルトによつて外板11
に対して固定させるようにしてもよい。押えリング3に
よつて固定させるばあいには外板11の種々の板厚に対
して適用できるという利点がある。本体2には格子状部
材26を一体に設けてそれらにより貫通穴を分割させ、
かつこの穴のほぼ半分の領域は格子状部材26間を連続
させる覆部25を形成させている。
従つて、この覆部25を設けていない半分の領域の格子
状部材26の間が開口部となる。格子状部材26および
覆部25の内面および外面は球面に形成されている。こ
こにいう球面とは、球体の一部のみならず放物線や双曲
線等の回転体外面形状をも含む概念てある。蓋4は環状
の鍔部の内側に格子部材43が設けられてなり、かつ第
3図の例では格子部材43の下側に上記凹部25に対応
する形状の覆部49が一体に形成されている。覆部49
の外面40は覆部25および格子状部材26の内面に接
触する球面をなし、蓋4を本体2内にねじ込むと外面4
0が格子状部材26および覆部25の内面に面接触し、
パッキン5によつて周囲のシールがなされる。また覆部
49の先端部には直径方向にパツキ!ン51が取付けら
れ、第3図のスカツパ閉鎖状態では覆部25の先端部と
の間のシールがなされる。蓋4の内面側は凹部44が形
成されるとともに中央に壁42が形成され、凹部44に
指を入れて二壁42をつかむことにより蓋4を回転させ
ることができるようにしている。
また手でつかむ代りに適宜の治具で壁42をつかむよう
にしてデッキ上から蓋4の開閉をするようにしてもよい
。蓋4の内面側は船底内面から突出しない構造となつて
い4るために、生けす内の魚が蓋に当つたり、網が蓋に
からんだりするおそれもない。第4,5図に示す例では
、格子部材43を蓋4の上端部に設けており、このばあ
いは一対の壁42の間の凹部45に治具を嵌入させて蓋
4を回転させればよい。
第6図に示す例では蓋4は本体部とは別体に覆部49を
形成し、かつ覆部49の外表面には全面に半硬質ゴム等
のパッキン48を設けている。
この構成では覆部49を予め所定の向きにセットした後
蓋4を本体2にねじ込むことによつて覆部2を固定させ
る。上記構成において、蓋4を閉鎖した状態では第)7
図イに示すように、外板11の外面と蓋4の外面40と
覆部25の外面とがなめらかに連続することになり、こ
のため航走時の流線もなめらかになつてこの部分の抵抗
が非常に小さい。
すなわち、従来のように蓋の閉鎖状態で格子状部材26
・の内側に水が流することがないために、それによる抵
抗の増大がない。また蓋4を開放した状態、すなわち覆
部49を半回転させた状態では、第7図口に示すように
覆部49と25とが重なつて半円形の開口部が形成され
、覆部49と25との先端部で水が分けられ、スムーズ
に水が導入される。またあわせて本体前部内側部56を
曲面形状としておりこのため水の導入効率もすぐれてい
るとともに航走抵抗も小さい。第7図イは全閉状態であ
り、この状態から覆部を半回転させると口に示す全開状
態になるが、1B回転、114回転の状態にすると、そ
れぞれに応じた大きさの開口部が形成されるので、これ
によつて水の流入量の調整ができる。すなわち、このス
カツパでは単に開閉の切替えのみではなく、無段階に開
口の大きさを設定することができる。また、このスカツ
パは排水用として利用することもでき、そのばあいもす
ぐれた効果を発揮する。
すなわち、排水用に利用するばあいは本体2を半回転さ
せて覆部25を上流側に位置させると、流線は第7図口
に示す状態と逆向きになり、水流は覆部25によりなめ
らかになつて生けす内からの水の吸出しも良好に行なわ
れる。以上説明したように、この発明はスカツパを開閉
可能に構成するとともに閉鎖時に外面がなめらかな形状
になるようにしたものであり、航走時の水の抵抗は小さ
く、しかも水の導入は効率よく行なうことができるもの
である。
またスカツパの開口の大きさも無段階に変化させること
ができるため最小限のスカツパの数によつて水の流入出
の調整を自由に行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はスカツパ取付部の船の横断面図、第2図はこの
発明のスカツパの平面図であつて上半分は船の内側から
、下半分は外側から見た平面図、第3図はその■−■線
断面図、4図は他の実施例を示す船の内側から見た平面
図、第5図はその■−■線断面図、第6図はさらに別の
実施例を示す第5図相当図、第7図イ,口はそれぞれ蓋
の閉状態および開状態の水流の説明図である。 1・・・・・・スカッパ、2・・・・・・本体、3・・
・・・・押えリング、4・・・・・・蓋、11・・・・
・・外板、25,49・・・・・・覆部、43・・・・
・・格子部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 船体外板に形成した貫通穴の縁部に取付けて通水穴
    を形成し、この通水穴を船内側より着脱可能とした蓋体
    により閉止できるようにした船舶用スカツパであつて、
    スカツパ本体はその外面側に上記通水穴のほぼ半分を閉
    鎖する覆部を有し、この覆部を含むスカツパの船外側外
    面および覆部の内面は外方に突出する球面に形成され、
    上記蓋体はその外面側がスカツパ本体覆部の内面に面接
    触する球面に形成されるとともに、上記覆部によつて規
    制された開口部を覆う形状の覆部を有し、上記蓋体はス
    カツパ本体内で回転可能に配置されてその回転により蓋
    体の覆部外面が本体の覆部内面に接触した状態で通水穴
    を全開状態から全閉状態まで変化させるように構成した
    ことを特徴とする船舶用スカツパ。
JP6728881A 1981-05-01 1981-05-01 船舶用スカッパ Expired JPS6044194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6728881A JPS6044194B2 (ja) 1981-05-01 1981-05-01 船舶用スカッパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6728881A JPS6044194B2 (ja) 1981-05-01 1981-05-01 船舶用スカッパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57182584A JPS57182584A (en) 1982-11-10
JPS6044194B2 true JPS6044194B2 (ja) 1985-10-02

Family

ID=13340638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6728881A Expired JPS6044194B2 (ja) 1981-05-01 1981-05-01 船舶用スカッパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6044194B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59156889A (ja) * 1983-02-23 1984-09-06 Yamaha Motor Co Ltd 生「す」スカツパ
JP2008013149A (ja) * 2006-07-10 2008-01-24 Honda Motor Co Ltd 車両の導風板

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57182584A (en) 1982-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6044194B2 (ja) 船舶用スカッパ
US6073574A (en) Kayak hatch cover retention system
JPS6145595B2 (ja)
JPS5812882A (ja) 船舶用スカツパ
JPS6227517Y2 (ja)
US3550548A (en) Automatic bailer
JP2589806Y2 (ja) バタフライ弁
US1779456A (en) Automatic boat bailer
JP2820435B2 (ja) 生簣用スカッパ
JPS5826238Y2 (ja) 船外機の空気吸入口
JPS61200082A (ja) 小型船舶の排水装置
JPS5889486A (ja) 船舶の排水装置
JPS5833335Y2 (ja) バルブ
JP3720985B2 (ja) 排水桝用中蓋
JPS62166188A (ja) デツキ開口部のシ−ル構造
JPS593305Y2 (ja) 船舶用換気扇
JPH029745Y2 (ja)
JPH0127648Y2 (ja)
JPH047401Y2 (ja)
JPH0717670Y2 (ja) 船体の横断面構造
JPS62139784A (ja) 小型船舶の排水装置
JPS63158168U (ja)
JPS63200680U (ja)
JPS6049093U (ja) 船体開口部の閉塞具
JPS6164097U (ja)