JPS6044162B2 - 自動車用換気装置 - Google Patents
自動車用換気装置Info
- Publication number
- JPS6044162B2 JPS6044162B2 JP54013151A JP1315179A JPS6044162B2 JP S6044162 B2 JPS6044162 B2 JP S6044162B2 JP 54013151 A JP54013151 A JP 54013151A JP 1315179 A JP1315179 A JP 1315179A JP S6044162 B2 JPS6044162 B2 JP S6044162B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- activated carbon
- potassium carbonate
- filter
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H3/00—Other air-treating devices
- B60H3/06—Filtering
- B60H3/0658—Filter elements specially adapted for their arrangement in vehicles
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用換気装置に関するもので、その目的
とするところは、空気中に存在し人体に対して有害であ
る二酸化窒素ＮＯ。
とするところは、空気中に存在し人体に対して有害であ
る二酸化窒素ＮＯ。
や一酸化炭素Ｃｏを除去するたわに自動車室内への通風
器の空気流路に設けることにより、エンジンによる加温
時は勿論常温時にも空気浄化機能をもたせた換気装置を
提供しようとするものである。 ＮＯ。
器の空気流路に設けることにより、エンジンによる加温
時は勿論常温時にも空気浄化機能をもたせた換気装置を
提供しようとするものである。 ＮＯ。
やＣｏは自動車等の内燃機関や大型ボイラー、石由スト
ーブなどの燃焼によつて多量に発生し、これを多量に吸
うと肺や中枢神経に障害が現われ最終的に死に至る危険
性がある。特に高速道”ムー Ｊ’、ＩＡハ童ｄｔ ２
ｆ書・Ｌ−Ｐ皺ゝ上−１１ ”−ＷＨ−、２、一、に−
→→←一豊■■−ネ、 どに多量の車が停止してアイド
リングをすると多量のＣｏやＮＯ２が発生し、運転手や
同乗者の健康に及ぼす影響が心配されている。その為自
動車室内の空気浄化の必要性が提唱され、空気清浄装置
の開発が求められている。 本発明は自動車室内への通
風器から吹き出す温風を利用してＣｏ酸化触媒の温度を
上昇させ、反応性を高めることを特徴とするものである
。
ーブなどの燃焼によつて多量に発生し、これを多量に吸
うと肺や中枢神経に障害が現われ最終的に死に至る危険
性がある。特に高速道”ムー Ｊ’、ＩＡハ童ｄｔ ２
ｆ書・Ｌ−Ｐ皺ゝ上−１１ ”−ＷＨ−、２、一、に−
→→←一豊■■−ネ、 どに多量の車が停止してアイド
リングをすると多量のＣｏやＮＯ２が発生し、運転手や
同乗者の健康に及ぼす影響が心配されている。その為自
動車室内の空気浄化の必要性が提唱され、空気清浄装置
の開発が求められている。 本発明は自動車室内への通
風器から吹き出す温風を利用してＣｏ酸化触媒の温度を
上昇させ、反応性を高めることを特徴とするものである
。
従来、空気清浄機器として集塵装置を有する空気清浄
機やエアコン等の空調設備に集塵用のプレフイルターや
活性炭フィルターを取付けた機器が一般的であつた。し
かし、これらの機器は高価且つ大型であるので、なかな
か普及せず、もつと低価格の小型で手軽に持ち運びでき
るタイプの空気清浄機器の開発が望まれていた。また空
気清浄用フィルターとして、空気中の浮遊ゴミを捕集す
るプレフイルターだけでなく有害ガス、例えばＮＯ２や
Ｃｏを除去するフィルターを望まれていた。ＮＯ。を除
去するフィルターとしては活性炭があ”が、除去容量が
小さいので、すぐ寿命に達したり、高温てＮＯ。をＮｏ
へ還元したり、操作条件により吸着したＮＯ。を脱離す
る等の問題点があつた。一方Ｃｏを除去するフィルター
として、ホプカライトなどの金属酸化物触媒やアルミナ
などの担体に貴金属を担持した貴金属触媒があるが、金
属酸化物触媒は低温でもＣＯを酸化して除去することが
できるが、水分の存在で活性が低下する欠点があり、又
貴金属触媒は高温でしか活性を発揮しない等の欠点があ
つた。本発明は上記のような従来の欠点を解消すると共
に、自動車室内への通風器の空気流路に、空気浄化フィ
ルターを設置して空気浄化機能をもたせ手軽に自動車室
内の空気浄化をおこなえるようにしたもので、以下実施
例に従つて詳細に説明する。
機やエアコン等の空調設備に集塵用のプレフイルターや
活性炭フィルターを取付けた機器が一般的であつた。し
かし、これらの機器は高価且つ大型であるので、なかな
か普及せず、もつと低価格の小型で手軽に持ち運びでき
るタイプの空気清浄機器の開発が望まれていた。また空
気清浄用フィルターとして、空気中の浮遊ゴミを捕集す
るプレフイルターだけでなく有害ガス、例えばＮＯ２や
Ｃｏを除去するフィルターを望まれていた。ＮＯ。を除
去するフィルターとしては活性炭があ”が、除去容量が
小さいので、すぐ寿命に達したり、高温てＮＯ。をＮｏ
へ還元したり、操作条件により吸着したＮＯ。を脱離す
る等の問題点があつた。一方Ｃｏを除去するフィルター
として、ホプカライトなどの金属酸化物触媒やアルミナ
などの担体に貴金属を担持した貴金属触媒があるが、金
属酸化物触媒は低温でもＣＯを酸化して除去することが
できるが、水分の存在で活性が低下する欠点があり、又
貴金属触媒は高温でしか活性を発揮しない等の欠点があ
つた。本発明は上記のような従来の欠点を解消すると共
に、自動車室内への通風器の空気流路に、空気浄化フィ
ルターを設置して空気浄化機能をもたせ手軽に自動車室
内の空気浄化をおこなえるようにしたもので、以下実施
例に従つて詳細に説明する。
第１図は自動車の室内通風器への応用例を示す正面図で
、１はファンスイッチ、２は温度コントロールレバー、
３は空気吹出口コントロールレバー、４は空気取入口コ
ントロールレバー、５は空気吹出口（中央部）、６は空
気吹出口（側面部）を示す。空気吹出口５，６の空気流
路にはフィルターが設置され、空気中の有臭ガスやＮＯ
２，ＣＯなどの有害ガスが除去される。第２図は空気吹
出口の拡大断面図で、７は送風器、８は活性炭を用いた
フィルター、９はＮＯ２除去剤を用いたフィルター、１
０はＣＯ酸化触媒を用いたフィルター、１１は空気流路
を示す。
、１はファンスイッチ、２は温度コントロールレバー、
３は空気吹出口コントロールレバー、４は空気取入口コ
ントロールレバー、５は空気吹出口（中央部）、６は空
気吹出口（側面部）を示す。空気吹出口５，６の空気流
路にはフィルターが設置され、空気中の有臭ガスやＮＯ
２，ＣＯなどの有害ガスが除去される。第２図は空気吹
出口の拡大断面図で、７は送風器、８は活性炭を用いた
フィルター、９はＮＯ２除去剤を用いたフィルター、１
０はＣＯ酸化触媒を用いたフィルター、１１は空気流路
を示す。
尚、空気流路はエンジン部等を利用して、加温できるよ
うに配設されている。ＣＯ酸化触媒は、空気中の有害ガ
スやＮＯｘにより被毒される懸念があるので、活性炭や
ＮＯ２除去＊４Ｎ０２＋２Ｃａ（０Ｈ）２→尚、ＮＯと
は反応しない。
うに配設されている。ＣＯ酸化触媒は、空気中の有害ガ
スやＮＯｘにより被毒される懸念があるので、活性炭や
ＮＯ２除去＊４Ｎ０２＋２Ｃａ（０Ｈ）２→尚、ＮＯと
は反応しない。
混練成型物はその組成を炭酸カリウムニ水酸化カルシウ
ムニ焼石膏（ＣａｓＯ４●１１２１１２０）：粉末活性
炭＝３：３：２：２（重量比）とし、水とと．もに混練
成型した後乾操したものを使用した。
ムニ焼石膏（ＣａｓＯ４●１１２１１２０）：粉末活性
炭＝３：３：２：２（重量比）とし、水とと．もに混練
成型した後乾操したものを使用した。
ＣＯ酸化触媒はアルカリとセメント材と粉末活性炭を混
練成型した担体に白金、ロジウム、ルテニウムより選ん
だ一種以上とパラジウムを同時に、もしくはパラジウム
単独で担持した触媒■でＩある。この触媒の担体は担持
物質を純粋に粒径細かく広範囲に均一状態で担持すると
ともに、担体の比表面積が大きく高強度になる様に手順
の最適化を計つた。アルカリは貴金属を担持させる場合
に貴金属塩化物を溶解した含浸液のＰＨをアルカ（リへ
変化させ貴金属が担体にに粒径細かく均一に分散した状
態て吸着される手助けをすると思われる。粉末活性炭は
、担体の比表面積を大きくするなどの担体の細孔物性に
寄与しているもものと考８剤の後流に設置して被毒を防
止した。尚、ＣＯ酸化触媒は高温になるほどその反応性
が高くなる性質を有するので、活性炭、ＮＯ２除去剤及
びＣＯ酸化触媒を用いたフィルター８，９，１０が有効
に得られるように設置場所を選ばなければならない。し
かし、１０００Ｃ以上では不安定であるるので１０００
Ｃ以下での使用が最適である。上記したＮＯ２除去剤は
アルカリとセメント材と粉末活性炭の混練成型物■であ
り、アルカリとしｌはＮａＯＨ，ＫＯＨ，Ｃａ（０Ｈ）
２，Ｍｇ（０Ｈ）２，Ｋ２ｃ０３，Ｎａ２ｃ０３，Ｎａ
２ｓ２０３，Ｎａ２ｓ０３が適当であり、又セメント材
としてはベントナイト、ケイソウ土、アルミナセメント
、アルミナゾル、シリカゾル、粘土、焼石膏、ボルトラ
ンドセメント、カオリン、水ガラス等が適当である。
練成型した担体に白金、ロジウム、ルテニウムより選ん
だ一種以上とパラジウムを同時に、もしくはパラジウム
単独で担持した触媒■でＩある。この触媒の担体は担持
物質を純粋に粒径細かく広範囲に均一状態で担持すると
ともに、担体の比表面積が大きく高強度になる様に手順
の最適化を計つた。アルカリは貴金属を担持させる場合
に貴金属塩化物を溶解した含浸液のＰＨをアルカ（リへ
変化させ貴金属が担体にに粒径細かく均一に分散した状
態て吸着される手助けをすると思われる。粉末活性炭は
、担体の比表面積を大きくするなどの担体の細孔物性に
寄与しているもものと考８剤の後流に設置して被毒を防
止した。尚、ＣＯ酸化触媒は高温になるほどその反応性
が高くなる性質を有するので、活性炭、ＮＯ２除去剤及
びＣＯ酸化触媒を用いたフィルター８，９，１０が有効
に得られるように設置場所を選ばなければならない。し
かし、１０００Ｃ以上では不安定であるるので１０００
Ｃ以下での使用が最適である。上記したＮＯ２除去剤は
アルカリとセメント材と粉末活性炭の混練成型物■であ
り、アルカリとしｌはＮａＯＨ，ＫＯＨ，Ｃａ（０Ｈ）
２，Ｍｇ（０Ｈ）２，Ｋ２ｃ０３，Ｎａ２ｃ０３，Ｎａ
２ｓ２０３，Ｎａ２ｓ０３が適当であり、又セメント材
としてはベントナイト、ケイソウ土、アルミナセメント
、アルミナゾル、シリカゾル、粘土、焼石膏、ボルトラ
ンドセメント、カオリン、水ガラス等が適当である。
しかし、特にアルカリとして炭酸カリウムと水酸化カル
シウムを用い、セメント材として焼石膏（ＣａＳＯ４・
１１２］（２０）を用いたものはＮＯ２を高性能に除去
した。粉末活性炭は混練成型物の表面積を大きくすると
共にアルカリとＮＯ２との反応を促進する役割を果たし
ていると考えられる。混練成型物とＮＯ２とは下記の様
に反応して空気中のＮＯ２を除去すると考えられる。え
られる。
シウムを用い、セメント材として焼石膏（ＣａＳＯ４・
１１２］（２０）を用いたものはＮＯ２を高性能に除去
した。粉末活性炭は混練成型物の表面積を大きくすると
共にアルカリとＮＯ２との反応を促進する役割を果たし
ていると考えられる。混練成型物とＮＯ２とは下記の様
に反応して空気中のＮＯ２を除去すると考えられる。え
られる。
セメント材は担体の強度を大きくするとともにその耐熱
性、耐摩耗性を向上させるよう寄与していると考えられ
る。アルカリとして炭酸カリウム、水酸化カリウム、水
酸化カルシウム、炭酸ナトリウム等があげられるが、使
い易さと性能面より炭酸カリウムが最適であつた。セメ
ント材はボルトランドセメント、焼石膏、ベントナイト
、アルミン酸石灰を主成分とするアルミナセメント等が
あげられるが性能面よりアルミナセメントが最適であつ
た。その理由はアルミナセメントに含有する酸化第二鉄
と酸化カルシウムの助触媒的な効果の影響であると思わ
れる。また結合剤としてアルミナが安定な担体を構成す
る役割を果していると推定される。担体物質として白金
、ロジウム、ルテニウム、パラジウム等の貴金属を使用
した。比較的安価なパラジウムは単独か、もしくは他の
貴金属との組合わせで高活性な触媒となり、特に白金、
パラジウムの組合わせは相乗効果を発揮して著しい酸化
活性を得られた。従つて、ＣＯ酸化触媒を用いたフィル
ター１０には、炭酸カリウムをアルミン酸石灰と粉末活
性炭の混練成型物に白金とパラジウムを同時に担持させ
たものを使用するのが望ましい。この触媒の調整方法に
ついて示すと次の通りである。
性、耐摩耗性を向上させるよう寄与していると考えられ
る。アルカリとして炭酸カリウム、水酸化カリウム、水
酸化カルシウム、炭酸ナトリウム等があげられるが、使
い易さと性能面より炭酸カリウムが最適であつた。セメ
ント材はボルトランドセメント、焼石膏、ベントナイト
、アルミン酸石灰を主成分とするアルミナセメント等が
あげられるが性能面よりアルミナセメントが最適であつ
た。その理由はアルミナセメントに含有する酸化第二鉄
と酸化カルシウムの助触媒的な効果の影響であると思わ
れる。また結合剤としてアルミナが安定な担体を構成す
る役割を果していると推定される。担体物質として白金
、ロジウム、ルテニウム、パラジウム等の貴金属を使用
した。比較的安価なパラジウムは単独か、もしくは他の
貴金属との組合わせで高活性な触媒となり、特に白金、
パラジウムの組合わせは相乗効果を発揮して著しい酸化
活性を得られた。従つて、ＣＯ酸化触媒を用いたフィル
ター１０には、炭酸カリウムをアルミン酸石灰と粉末活
性炭の混練成型物に白金とパラジウムを同時に担持させ
たものを使用するのが望ましい。この触媒の調整方法に
ついて示すと次の通りである。
アルカリとして炭酸カリウムを用い、セメント材として
アルミナセメントを用い、炭酸カリウムは１００メッシ
ュ全通、粉末活性炭は３００メッシュ全通の粒度のもの
、アルミナセメントはその組成がアルミナが４５％以上
、酸化第二鉄が１０％以下のものを使用した。担体は重
量比で炭酸カリウムｗ部、粉末活性炭３ＣＢ、アルミン
酸石灰（４）部にバインダーとしてカルボキシメチルセ
ルロースナトリウム（ＣＭＣ）０．５部を添加して水と
ともに混練成型した。混練物は充分に乾操した後８〜２
０メッシュに分級して担体とした。上記担体を充分に乾
操した後パラジウムと白金を溶かした溶液に浸漬して吸
着をおこなせた。パラジウムと白金は担体に対して各０
．３ｗｔ％吸着されるようにその量を調整した。吸着さ
れた担体は水素化ホウ素ナトリウムで還元した後充分に
乾操して触媒とした。本発明は上記のように自動車の室
内通風器への空気流路にフィルターを設けたので、次の
ような効果が得られた。効果の判定を第３図、第４図に
示す。
アルミナセメントを用い、炭酸カリウムは１００メッシ
ュ全通、粉末活性炭は３００メッシュ全通の粒度のもの
、アルミナセメントはその組成がアルミナが４５％以上
、酸化第二鉄が１０％以下のものを使用した。担体は重
量比で炭酸カリウムｗ部、粉末活性炭３ＣＢ、アルミン
酸石灰（４）部にバインダーとしてカルボキシメチルセ
ルロースナトリウム（ＣＭＣ）０．５部を添加して水と
ともに混練成型した。混練物は充分に乾操した後８〜２
０メッシュに分級して担体とした。上記担体を充分に乾
操した後パラジウムと白金を溶かした溶液に浸漬して吸
着をおこなせた。パラジウムと白金は担体に対して各０
．３ｗｔ％吸着されるようにその量を調整した。吸着さ
れた担体は水素化ホウ素ナトリウムで還元した後充分に
乾操して触媒とした。本発明は上記のように自動車の室
内通風器への空気流路にフィルターを設けたので、次の
ような効果が得られた。効果の判定を第３図、第４図に
示す。
実際に自動車室内での効果の判定が困難なで、フィルタ
ーにガスを含んだ室内空気を通過させて出口濃度を測定
しフィルターの浄化能力を評価した。第３図はＮＯ２除
去剤を充填した不織布にＮＯ２ｌ．Ｏｐｐｍを含んだ室
内空気を通過させた場合の空気流速と除去率の関係図て
ある。
ーにガスを含んだ室内空気を通過させて出口濃度を測定
しフィルターの浄化能力を評価した。第３図はＮＯ２除
去剤を充填した不織布にＮＯ２ｌ．Ｏｐｐｍを含んだ室
内空気を通過させた場合の空気流速と除去率の関係図て
ある。
ＮＯ２除去剤は前述の組成物から成り、ポリプロピレン
の不織物の間に０．１５ダ／ｄの充填密度で４顛の高さ
に充填して第１のフィルターとした。第４図はＣＯ酸化
触媒を充填した不織布にＣＯ５Ｏｐｐｍを含んだ室内空
気を通過させた場合の空気流速と除去率の関係図である
。ＣＯ酸化触媒は前述の組成物から成り、ポリプロピレ
ンの不織布の間に０．１５ｙ／Ｃｌｔの充填密度で４顛
の高さに充填して第２のフィルターとした。測定は室内
温度２５℃、湿度６２％の雰囲気下で実施した。
の不織物の間に０．１５ダ／ｄの充填密度で４顛の高さ
に充填して第１のフィルターとした。第４図はＣＯ酸化
触媒を充填した不織布にＣＯ５Ｏｐｐｍを含んだ室内空
気を通過させた場合の空気流速と除去率の関係図である
。ＣＯ酸化触媒は前述の組成物から成り、ポリプロピレ
ンの不織布の間に０．１５ｙ／Ｃｌｔの充填密度で４顛
の高さに充填して第２のフィルターとした。測定は室内
温度２５℃、湿度６２％の雰囲気下で実施した。
ＣＯは非分散型赤外方式で、ＮＯ２は化学発光方式の分
析計で分析した。本発明により自動車の排ガス中に存在
するＮＯ２やＣＯを浄化でき、高速道路の料金徴収所、
地下駐車場、大部市の交差点などに停止した時に運転手
や同乗者が受ける環境汚染から身を守る事ができる。
析計で分析した。本発明により自動車の排ガス中に存在
するＮＯ２やＣＯを浄化でき、高速道路の料金徴収所、
地下駐車場、大部市の交差点などに停止した時に運転手
や同乗者が受ける環境汚染から身を守る事ができる。
特に本発明は通風器から吹き出す温風を利用しているの
で、ＣＯ酸化触媒が加温されて反応性が高まり、ＣＯ除
去性能が向上するという利点を有する。また通風器を室
内循環させる事によりタバコの煙より発生するＮＯ２や
ＣＯも除去できる。また空気清浄に必要な速風機を新た
に設置する必要もなく、自動車内に内蔵されている暖房
用や換気用の通風器の空気吹出口にフィルターを設置す
るだけで手軽に空気浄化できる等の効果がある。またＮ
Ｏ２除去剤とＣＯ酸化触媒を、吸湿性の非門常に小さい
ポリプロピレン製不織布に充填させたので、その分ＮＯ
２除去剤とＣＯ酸化触媒は水を充分保持して夫々の除去
率が高くなる。
で、ＣＯ酸化触媒が加温されて反応性が高まり、ＣＯ除
去性能が向上するという利点を有する。また通風器を室
内循環させる事によりタバコの煙より発生するＮＯ２や
ＣＯも除去できる。また空気清浄に必要な速風機を新た
に設置する必要もなく、自動車内に内蔵されている暖房
用や換気用の通風器の空気吹出口にフィルターを設置す
るだけで手軽に空気浄化できる等の効果がある。またＮ
Ｏ２除去剤とＣＯ酸化触媒を、吸湿性の非門常に小さい
ポリプロピレン製不織布に充填させたので、その分ＮＯ
２除去剤とＣＯ酸化触媒は水を充分保持して夫々の除去
率が高くなる。
第１図は自動車の室内通風路への応用例を示す正面図、
第２図は空気吹出口の拡大断面図、第３図はＮＯ２除去
剤の性能を示す関係図、第４図はＣｑ咳化触媒の性能を
示す関係図。 ８，９，１０・・・・・・フィルター、１１・・・・・
・空気流路。
第２図は空気吹出口の拡大断面図、第３図はＮＯ２除去
剤の性能を示す関係図、第４図はＣｑ咳化触媒の性能を
示す関係図。 ８，９，１０・・・・・・フィルター、１１・・・・・
・空気流路。
Claims (1)
- １ 自動車室内への通風器の空気流路に、活性炭と、炭
酸カリウムと水酸化カルシウムと焼石膏と粉末活性炭を
３：３：２：２（重量比）の割合で混練成型したＮＯ＿
２除去剤を充填した第１のポリプロピレン製不織布フィ
ルターと、炭酸カリウムと粉末活性炭とアルミン酸石灰
を１：３：６（重量比）の割合で混練した担体に白金と
パラジウムと同時に担持したＣＯ酸化触媒を充填した第
２のポリプロピレン製不織布フィルターとを、前流位置
より順に設置したことを特徴とする自動車用換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54013151A JPS6044162B2 (ja) | 1979-02-06 | 1979-02-06 | 自動車用換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54013151A JPS6044162B2 (ja) | 1979-02-06 | 1979-02-06 | 自動車用換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55106813A JPS55106813A (en) | 1980-08-16 |
| JPS6044162B2 true JPS6044162B2 (ja) | 1985-10-02 |
Family
ID=11825157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54013151A Expired JPS6044162B2 (ja) | 1979-02-06 | 1979-02-06 | 自動車用換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6044162B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59118523A (ja) * | 1982-12-23 | 1984-07-09 | Nippon Denso Co Ltd | 空気清浄装置 |
| US4744289A (en) * | 1985-02-05 | 1988-05-17 | Heinz Holter | Cab for occupancy by individuals |
| DE4318738C1 (de) * | 1993-06-05 | 1994-07-14 | Von Langen Ursula Lang | Verfahren zur physikalischen und chemischen Reinigung der Außenluft |
| EP0804275A1 (en) * | 1995-01-20 | 1997-11-05 | Engelhard Corporation | Method and apparatus for treating the atmosphere |
| ATE216280T1 (de) * | 1995-01-20 | 2002-05-15 | Engelhard Corp | Vorrichtung zur schadstoffentfernung aus umgebungsluft in der motorhaube eines fahrzeuges |
| US6200542B1 (en) | 1995-01-20 | 2001-03-13 | Engelhard Corporation | Method and apparatus for treating the atmosphere |
| WO1996022148A2 (en) * | 1995-01-20 | 1996-07-25 | Engelhard Corporation | Pollutant treating device located in vehicle engine compartment for cleaning ambient air |
| CN1213984A (zh) * | 1995-09-29 | 1999-04-14 | 恩格尔哈德公司 | 通过带有处理污染物的表面的机动车辆运动来净化环境空气 |
| FR2747319B1 (fr) * | 1996-04-12 | 1998-09-18 | Valeo Thermique Moteur Sa | Dispositif pour reduire la pollution atmospherique |
| FR2747320B1 (fr) * | 1996-04-12 | 1998-09-18 | Valeo Thermique Moteur Sa | Dispositif pour detruire les polluants atmospheriques |
-
1979
- 1979-02-06 JP JP54013151A patent/JPS6044162B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55106813A (en) | 1980-08-16 |
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