JPS6043849B2 - 低分子量ポリ無水物の製造方法 - Google Patents
低分子量ポリ無水物の製造方法Info
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- JPS6043849B2 JPS6043849B2 JP52131625A JP13162577A JPS6043849B2 JP S6043849 B2 JPS6043849 B2 JP S6043849B2 JP 52131625 A JP52131625 A JP 52131625A JP 13162577 A JP13162577 A JP 13162577A JP S6043849 B2 JPS6043849 B2 JP S6043849B2
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- maleic
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F222/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof
- C08F222/04—Anhydrides, e.g. cyclic anhydrides
- C08F222/06—Maleic anhydride
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G59/00—Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
- C08G59/18—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
- C08G59/40—Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
- C08G59/42—Polycarboxylic acids; Anhydrides, halides or low molecular weight esters thereof
- C08G59/4223—Polycarboxylic acids; Anhydrides, halides or low molecular weight esters thereof aromatic
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明はマレイン酸モノマーとアルキルスチレンとの
塊状重合による低分子量ポリ無水物の生産に関する。
塊状重合による低分子量ポリ無水物の生産に関する。
マレイン酸モノマーとアルキルスチレンとからの低分子
量ポリ無水物の生産は例えばカーチスらの米国特許第3
732332(1973)、3789038(1974
)及び3929738号(1975)に開示されている
。
量ポリ無水物の生産は例えばカーチスらの米国特許第3
732332(1973)、3789038(1974
)及び3929738号(1975)に開示されている
。
例えば触媒の不存在でマレイン酸モノマーと少くとも1
種のアルキル置換スチレンとの重合によりこの様なポリ
無水物を生産することが提示されている。もつと特定的
にいえば上記特許は触媒の不存在でマレイン酸モノマー
対アルファーメチルスチレンのモル比1:1より大で無
水マレイン酸とアルファーメチルスチレンとの塊状重合
により約111〜156℃の範囲内の軟化点をもつ低分
子量ポリ無水物の生産を開示し、即ちそれは無水マレイ
ン酸の少くとも大部分を約160〜200゜Cの温度に
加熱し、攪拌しながらアルファーメチルスチレンを無水
マレイン酸に加えそして本質的にすべの無水マレイン酸
とアルファーメチルスチレンが重合してしまうまでその
重合を継続することになる。これからの特許は第三ブチ
ルベルベンゾエートの様な触媒は必要でなくまた望まし
くもないと開示する。無水マレイン酸とアルファーメチ
ルスチレンとからの二無水物の様な得た無水物は例えば
エポキシ成形用配合物のための硬化剤として有用である
。
種のアルキル置換スチレンとの重合によりこの様なポリ
無水物を生産することが提示されている。もつと特定的
にいえば上記特許は触媒の不存在でマレイン酸モノマー
対アルファーメチルスチレンのモル比1:1より大で無
水マレイン酸とアルファーメチルスチレンとの塊状重合
により約111〜156℃の範囲内の軟化点をもつ低分
子量ポリ無水物の生産を開示し、即ちそれは無水マレイ
ン酸の少くとも大部分を約160〜200゜Cの温度に
加熱し、攪拌しながらアルファーメチルスチレンを無水
マレイン酸に加えそして本質的にすべの無水マレイン酸
とアルファーメチルスチレンが重合してしまうまでその
重合を継続することになる。これからの特許は第三ブチ
ルベルベンゾエートの様な触媒は必要でなくまた望まし
くもないと開示する。無水マレイン酸とアルファーメチ
ルスチレンとからの二無水物の様な得た無水物は例えば
エポキシ成形用配合物のための硬化剤として有用である
。
エポキシ樹脂とこの様なポリ無水物とのプレポリマーも
またエポキシ成型用配合物のための硬化剤として有用で
ある。然しこの様なポリ無水物の生産においては相当量
の望ましくないモノマーその他の物質が重合混合物に存
在することが見出されており、そしてこの様な物質はエ
ポキシ成型用配合物における所望の硬化反応を妨害する
ことが見出されているから、多くの場合このポリ無水物
はこの様な物質をを除去するために真空ストリップされ
ねばならない。
またエポキシ成型用配合物のための硬化剤として有用で
ある。然しこの様なポリ無水物の生産においては相当量
の望ましくないモノマーその他の物質が重合混合物に存
在することが見出されており、そしてこの様な物質はエ
ポキシ成型用配合物における所望の硬化反応を妨害する
ことが見出されているから、多くの場合このポリ無水物
はこの様な物質をを除去するために真空ストリップされ
ねばならない。
一例をあげればこの様なポリ無水物の生産においてその
反応生成物を約26〜30インチHgの真空下で約16
0生〜200℃の範囲の温度で約2.5A間真空スリリ
ツプすることが屡々必要である。この様な真空ストリッ
プの結果として典型的にはモノマーその他望ましくない
物質約5〜15重量%がそのポリ無水物から回収される
。もしマレイン酸モノマーとアルファーメチルスチレン
とのもつと能率的な転化が行なわれて生じた生成物が真
空ストリップを受ける必要がないか、或は真空ストリッ
プを用いる場合でももつと厳格でない条件下で行える方
法が提供されるならばそれは望ましいことである。
反応生成物を約26〜30インチHgの真空下で約16
0生〜200℃の範囲の温度で約2.5A間真空スリリ
ツプすることが屡々必要である。この様な真空ストリッ
プの結果として典型的にはモノマーその他望ましくない
物質約5〜15重量%がそのポリ無水物から回収される
。もしマレイン酸モノマーとアルファーメチルスチレン
とのもつと能率的な転化が行なわれて生じた生成物が真
空ストリップを受ける必要がないか、或は真空ストリッ
プを用いる場合でももつと厳格でない条件下で行える方
法が提供されるならばそれは望ましいことである。
本発明によればマレイン酸モノマーとアルカリ置換スチ
レンとのポリ無水物が触媒としてふつ化水素アルカリ金
属を利用して造られることが発見された。
レンとのポリ無水物が触媒としてふつ化水素アルカリ金
属を利用して造られることが発見された。
更に詳細には本発明によりスチレン及びアルキル置換ス
チレンよりなる群から選ばれた少くとも1種のビニルモ
ノマーとマレイン酸モノマーとの約140〜200′C
の範囲の温度における塊状重合反応による、111〜1
56゜Cの範囲内の軟化点を有する低分子量ポリ無水物
の製造方法であつて該反応に対する触媒としてふつ化水
素アルカリ金属を使用する改良方法が提供される。本発
明の一特定具体化では反応体がマレイン酸゛モノマー対
スチレン又はアルキル置換スチレンのモル比1:1より
大で装入され、そしてマレイン酸モノマーの少くとも大
部分が、攪拌しながらマレイン酸モノマーに加えられた
スチレン又はアルキル置換スチレンと共に約140〜2
00℃の温度に加熱され、そして本質的にすべてのマレ
イン酸モノマーとスチレン又はアルキル置換スチレンが
重合してしまうまで重合反応が継続される。
チレンよりなる群から選ばれた少くとも1種のビニルモ
ノマーとマレイン酸モノマーとの約140〜200′C
の範囲の温度における塊状重合反応による、111〜1
56゜Cの範囲内の軟化点を有する低分子量ポリ無水物
の製造方法であつて該反応に対する触媒としてふつ化水
素アルカリ金属を使用する改良方法が提供される。本発
明の一特定具体化では反応体がマレイン酸゛モノマー対
スチレン又はアルキル置換スチレンのモル比1:1より
大で装入され、そしてマレイン酸モノマーの少くとも大
部分が、攪拌しながらマレイン酸モノマーに加えられた
スチレン又はアルキル置換スチレンと共に約140〜2
00℃の温度に加熱され、そして本質的にすべてのマレ
イン酸モノマーとスチレン又はアルキル置換スチレンが
重合してしまうまで重合反応が継続される。
本発明の好ましい具体化では無水マレイン酸とアルファ
ーメチルスチレンとのポリ無水物が、触媒としてふつ化
水素カリウムを使い無水マレイン酸対アルファーメチル
スチレンのモル比1:1より大で反応体を重合さすこと
により造られる。
ーメチルスチレンとのポリ無水物が、触媒としてふつ化
水素カリウムを使い無水マレイン酸対アルファーメチル
スチレンのモル比1:1より大で反応体を重合さすこと
により造られる。
本発明の方法は、反応に不活性な追加の置換体を含有す
るものを包含するアルキル置換スチレン、スチレン及び
これらの混合物の共重合に一般に適用できる。一般にこ
の様なアルキルスチレンは次式のものである。式中、X
1及びX2が水素ならばRがアルキルであることを前提
としてRは水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり
、X1及びX2は独立に水素;クロロ、ブロモ及びヨー
ドの様なハロゲン;アルキル基が炭素原子1〜4個を有
するアルコキシ、アルキル及びハロアルキル;アセチル
;フェニル、トリル及びキシリルの様な単環式アリール
;ベンジル、フェネチルその他の様なアルキルであるか
或はX1及びX2はベンゼン核と共に融合環を形成する
。
るものを包含するアルキル置換スチレン、スチレン及び
これらの混合物の共重合に一般に適用できる。一般にこ
の様なアルキルスチレンは次式のものである。式中、X
1及びX2が水素ならばRがアルキルであることを前提
としてRは水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり
、X1及びX2は独立に水素;クロロ、ブロモ及びヨー
ドの様なハロゲン;アルキル基が炭素原子1〜4個を有
するアルコキシ、アルキル及びハロアルキル;アセチル
;フェニル、トリル及びキシリルの様な単環式アリール
;ベンジル、フェネチルその他の様なアルキルであるか
或はX1及びX2はベンゼン核と共に融合環を形成する
。
この様なアルキルスチレンにはアルファーメチルスチレ
ン、イソプロピルスチレン、ビニルトルエン、第三ブチ
ルスチレン、ビニルキシレン、2●4−ジメチルスチレ
ン、2−メチルー4−クロロスチレン、ビニルナフタリ
ン、2−メチルー4−ベンジルスチレン及びこれらの混
合物がある。好ましいアルキル置換スチレンはアルファ
ーメチルスチレン、第三ブチルスチレン、ビニルトルエ
ン及びこれらの混合物である。上記のビニルモノマーと
共重合するマレイン酸化合物は一般にオレフィン型の基
即ち2個の炭素原子が二重結合により連結されている基
の各炭素に付着した1個のカルボキシル基をもつ化合物
である。二重結合した各々の炭素原子の残り原子価は一
般に主たる共重合反応ては本質的に不活性である有機又
は無機の原子団により満足される。従つてこのマレイン
酸化合物は唯1個のオレフィン型結合をもつだろう。こ
の様なマレイン酸化合物の例示は次の一般式により定義
される物質である。式中、R1及びR2は独立に水素;
クロロ、ブロモ及びヨードの様なハロゲン;フェニル、
キシリル、トリルその他の様なアリール;ベンジル、フ
ェネチルその他の様なアルキル;或はアルキル、そのア
ルキル基は炭素原子1〜■個を含有する、或はシクロペ
ンチル、シクロヘキシルその他の様なシクロアルキルで
あり、X及びYは0Hであり又はXI:ニ.YとでOで
ある。
ン、イソプロピルスチレン、ビニルトルエン、第三ブチ
ルスチレン、ビニルキシレン、2●4−ジメチルスチレ
ン、2−メチルー4−クロロスチレン、ビニルナフタリ
ン、2−メチルー4−ベンジルスチレン及びこれらの混
合物がある。好ましいアルキル置換スチレンはアルファ
ーメチルスチレン、第三ブチルスチレン、ビニルトルエ
ン及びこれらの混合物である。上記のビニルモノマーと
共重合するマレイン酸化合物は一般にオレフィン型の基
即ち2個の炭素原子が二重結合により連結されている基
の各炭素に付着した1個のカルボキシル基をもつ化合物
である。二重結合した各々の炭素原子の残り原子価は一
般に主たる共重合反応ては本質的に不活性である有機又
は無機の原子団により満足される。従つてこのマレイン
酸化合物は唯1個のオレフィン型結合をもつだろう。こ
の様なマレイン酸化合物の例示は次の一般式により定義
される物質である。式中、R1及びR2は独立に水素;
クロロ、ブロモ及びヨードの様なハロゲン;フェニル、
キシリル、トリルその他の様なアリール;ベンジル、フ
ェネチルその他の様なアルキル;或はアルキル、そのア
ルキル基は炭素原子1〜■個を含有する、或はシクロペ
ンチル、シクロヘキシルその他の様なシクロアルキルで
あり、X及びYは0Hであり又はXI:ニ.YとでOで
ある。
この様な化合物の典型的な例には無水マレイン酸、無水
メチルマレイン酸、並びに反応中これら無水マレイン酸
類に転位する物質即ち無水イタコン酸、無水プロピルマ
レイン酸、無水1●2−ジエチルマレイン酸、無水フェ
ニルマレイン酸、無水シクロヘキシルマレイソ酸、無水
ベンジルマレイン酸、無水クロロマレイン酸及びマレイ
ン酸がある。特に好ましいのは無水マレイン酸である。
ここでは何れのモノマー反応体もモル比が約0.1〜1
0:1の範囲の様な広く変動するのが使えるけれども、
マレイン酸モノマーとビニルモノマ″一は好ましくはマ
レイン酸モノマー1.0モル対ビニルモノマー1.0モ
ルより大きいモル比、好ましくは1.1:1〜2.5:
1の範囲のモル比て使われる。
メチルマレイン酸、並びに反応中これら無水マレイン酸
類に転位する物質即ち無水イタコン酸、無水プロピルマ
レイン酸、無水1●2−ジエチルマレイン酸、無水フェ
ニルマレイン酸、無水シクロヘキシルマレイソ酸、無水
ベンジルマレイン酸、無水クロロマレイン酸及びマレイ
ン酸がある。特に好ましいのは無水マレイン酸である。
ここでは何れのモノマー反応体もモル比が約0.1〜1
0:1の範囲の様な広く変動するのが使えるけれども、
マレイン酸モノマーとビニルモノマ″一は好ましくはマ
レイン酸モノマー1.0モル対ビニルモノマー1.0モ
ルより大きいモル比、好ましくは1.1:1〜2.5:
1の範囲のモル比て使われる。
本発明の触媒としてはふつ化水素カリウム及び及びふつ
化水素ナトリウムの様なふつ化水素アルカリ金属が使わ
れる。
化水素ナトリウムの様なふつ化水素アルカリ金属が使わ
れる。
特に好ましいのはふつ化水素カリウムである。ふつ化水
素アルカリ金属触媒は触媒的有効量で使われる。例えば
触媒は全反応装入物に対して約0.00005〜1重量
%の量で存在ノし、更に好ましくは0.0001〜0.
01重量%の量で存在し、最も好ましくはふつ化水素カ
リウム触媒を使うアルファーメチルスチレンと無水マレ
イン酸との反応では約0.0005〜0.001重量%
の量で存在する。7 反応温度は約140〜200℃、
好ましくは約150〜180℃の範囲にある。
素アルカリ金属触媒は触媒的有効量で使われる。例えば
触媒は全反応装入物に対して約0.00005〜1重量
%の量で存在ノし、更に好ましくは0.0001〜0.
01重量%の量で存在し、最も好ましくはふつ化水素カ
リウム触媒を使うアルファーメチルスチレンと無水マレ
イン酸との反応では約0.0005〜0.001重量%
の量で存在する。7 反応温度は約140〜200℃、
好ましくは約150〜180℃の範囲にある。
本発明の重合反応を行うには任意の従来の重合方法が使
われる。然し特に無水マレイン酸とアルファメチルスチ
レンとの重合反応では、適当な反応容器にマレイン酸モ
ノマーフの少くとも大部分と触媒を装入し、マレイン酸
モノマーを約140〜200℃の温度に加熱し、攪拌し
ながらマレイン酸モノマーにアルキル置換スチレンを加
え、そして本質的にすべてのマレイン酸モノマーとアル
キル置換スチレンとが重合してしまうまで約140〜2
00゜Cの温度で重合を行うことの好ましいことが見出
されている。この様な操作においてはマレイン酸モノマ
ーの残りの部分がもしあればそれはすべてのアルキル置
換スチレンが加え終つた後に加えられる。後者の方法は
生成物中の遊離ビニルモノマーの量を最小に保つために
使われる。一般的にいつて逆の添加即ちアルキル置換ス
チレンモノマーを加えその後マレイン酸モノマーを徐々
に添加することは望ましくない、というのは得る生成物
が例えばエポキシ成型用配合物での使用に適しない所望
の範囲外の分子量の非常に粘稠な共重合体であるからで
ある。代表的な重合反応体及び操作は前記の米国特許第
373233鏝、第3789038号、第392973
8号に開示されこれらの開示は明白にここに引用される
。
われる。然し特に無水マレイン酸とアルファメチルスチ
レンとの重合反応では、適当な反応容器にマレイン酸モ
ノマーフの少くとも大部分と触媒を装入し、マレイン酸
モノマーを約140〜200℃の温度に加熱し、攪拌し
ながらマレイン酸モノマーにアルキル置換スチレンを加
え、そして本質的にすべてのマレイン酸モノマーとアル
キル置換スチレンとが重合してしまうまで約140〜2
00゜Cの温度で重合を行うことの好ましいことが見出
されている。この様な操作においてはマレイン酸モノマ
ーの残りの部分がもしあればそれはすべてのアルキル置
換スチレンが加え終つた後に加えられる。後者の方法は
生成物中の遊離ビニルモノマーの量を最小に保つために
使われる。一般的にいつて逆の添加即ちアルキル置換ス
チレンモノマーを加えその後マレイン酸モノマーを徐々
に添加することは望ましくない、というのは得る生成物
が例えばエポキシ成型用配合物での使用に適しない所望
の範囲外の分子量の非常に粘稠な共重合体であるからで
ある。代表的な重合反応体及び操作は前記の米国特許第
373233鏝、第3789038号、第392973
8号に開示されこれらの開示は明白にここに引用される
。
本発明のポリ無水物は軟化点が約111〜156℃の範
囲、好ましくは約115〜130゜Cの範囲にある。こ
の様なポリ無水物は蒸気相滲透圧法によつて測定した数
平均分子量が約1000以下、好ましくは約200〜9
50、最も好ましくは約300〜450の範囲内である
。本発明の反応生成物は所望のポリ無水物以外の物質の
ごとく少量を含んでいることが見出されているがこれは
そのままでも例えばエポキシ成型用配合物の硬化剤とし
てこの様な配合物に悪影響なく利用するために精製する
必要がない。実際例えば本発明の方法により造られた無
水マレイン酸とアルファーメチルスチレンとのポリ無水
物はエポキシ成型配合物の硬化剤として使用する時に、
無触媒法で造り次いで真空ストリップを行つたポリ無水
物を硬化剤として使つたエポキシ成型.用配合物が示す
のと同様の物理的その他の性質をもつ配合物を提供する
ことが見出されている。これは実際驚くべきことであつ
て、というのは上記特許には、第三ブチルベンゾエート
の様な有機過酸化物触媒を使う時には得たポリ無水物は
エポキ!シ成型用配合物の硬化剤として所望の性質を現
わさないと開示されているからである。これら特許の実
施例9参照。本発明にれば従来の分子量制御剤はこの重
合反応では必要ないことが見出されている。
囲、好ましくは約115〜130゜Cの範囲にある。こ
の様なポリ無水物は蒸気相滲透圧法によつて測定した数
平均分子量が約1000以下、好ましくは約200〜9
50、最も好ましくは約300〜450の範囲内である
。本発明の反応生成物は所望のポリ無水物以外の物質の
ごとく少量を含んでいることが見出されているがこれは
そのままでも例えばエポキシ成型用配合物の硬化剤とし
てこの様な配合物に悪影響なく利用するために精製する
必要がない。実際例えば本発明の方法により造られた無
水マレイン酸とアルファーメチルスチレンとのポリ無水
物はエポキシ成型配合物の硬化剤として使用する時に、
無触媒法で造り次いで真空ストリップを行つたポリ無水
物を硬化剤として使つたエポキシ成型.用配合物が示す
のと同様の物理的その他の性質をもつ配合物を提供する
ことが見出されている。これは実際驚くべきことであつ
て、というのは上記特許には、第三ブチルベンゾエート
の様な有機過酸化物触媒を使う時には得たポリ無水物は
エポキ!シ成型用配合物の硬化剤として所望の性質を現
わさないと開示されているからである。これら特許の実
施例9参照。本発明にれば従来の分子量制御剤はこの重
合反応では必要ないことが見出されている。
この様な分子量制御剤にはメルカプタン及びクロロ炭化
水素例えばクロルベンゼンがある。次の非制限的実施例
は本発明の方法を更に例示するために与える。
水素例えばクロルベンゼンがある。次の非制限的実施例
は本発明の方法を更に例示するために与える。
すべての部及び%は他に指示しない限り重量による。実
施例1 ポリ無水物の製造 タービン攪拌器を備え窒素雰囲気のガラスレレ・ジンか
まに無水マレイン酸17印部と二ふつ化カリウム0.0
用部(全装入物の0.000踵量%)を装入した。
施例1 ポリ無水物の製造 タービン攪拌器を備え窒素雰囲気のガラスレレ・ジンか
まに無水マレイン酸17印部と二ふつ化カリウム0.0
用部(全装入物の0.000踵量%)を装入した。
混合物を160℃に加熱しそして45侍間にわたってア
ルファメチルスチレン合計10旬部を徐々に加えた。装
入した無水マレイン酸対アルファーメチルスチレンのモ
ル比は2.03:1であつた。反応温度は155〜16
rCであつた。アルファーメチルスチレンの最後の添加
に次いて混合物は追加の25分間この反応温度に維持し
た。生成物はも早や蒸発物が出て来なくなるまで165
℃、28インチHgで真空ストリップされた。ストリッ
プされた物質の量は生成物の僅か0.7鍾量%である。
固体重合体が回収されそれは環球式軟化点122.5℃
、四塩化エタン中重合体40%(容液粘度840センチ
ポイズ)でのガードナーーホルト粘度T−U1無水物当
量160であつた。ストリップされた生成物は液体クロ
マトグラフによる分離にかけられ、IR..NMR及び
質量分析で分析されて所望の構造物(下記の構造物A)
94.鍾量%及び長鎖高分子量重合体生成物と信ぜられ
る未確認構造物5.4重量%を含有すると決定された。
ルファメチルスチレン合計10旬部を徐々に加えた。装
入した無水マレイン酸対アルファーメチルスチレンのモ
ル比は2.03:1であつた。反応温度は155〜16
rCであつた。アルファーメチルスチレンの最後の添加
に次いて混合物は追加の25分間この反応温度に維持し
た。生成物はも早や蒸発物が出て来なくなるまで165
℃、28インチHgで真空ストリップされた。ストリッ
プされた物質の量は生成物の僅か0.7鍾量%である。
固体重合体が回収されそれは環球式軟化点122.5℃
、四塩化エタン中重合体40%(容液粘度840センチ
ポイズ)でのガードナーーホルト粘度T−U1無水物当
量160であつた。ストリップされた生成物は液体クロ
マトグラフによる分離にかけられ、IR..NMR及び
質量分析で分析されて所望の構造物(下記の構造物A)
94.鍾量%及び長鎖高分子量重合体生成物と信ぜられ
る未確認構造物5.4重量%を含有すると決定された。
結果を次の第1表に示す。
第1表でMAは無水マレイン酸でありAMSはアルファ
ーメチルスチレンである。
ーメチルスチレンである。
ピーク1はクロマトグラフで25c!nに相当した未確
認の長鎖高分子量重合体生成物である。ピーク2に下の
構造物Bで表わされるインダン構造物を表わし46cT
nに相当し、そしてピーク3は所望の構造物Aを表わし
510に相当する。液体クロマトグラフ分析は8インチ
PTFEチューブを備えたブツカラー◆ポリスタルチツ
ク●ポンプ、0.9×100αのグレンコ・ガラス・カ
ラム及びラボラトリ◆データ●コントロール屈折率検出
器を使つて行つた。
認の長鎖高分子量重合体生成物である。ピーク2に下の
構造物Bで表わされるインダン構造物を表わし46cT
nに相当し、そしてピーク3は所望の構造物Aを表わし
510に相当する。液体クロマトグラフ分析は8インチ
PTFEチューブを備えたブツカラー◆ポリスタルチツ
ク●ポンプ、0.9×100αのグレンコ・ガラス・カ
ラム及びラボラトリ◆データ●コントロール屈折率検出
器を使つて行つた。
チャート速度5分/インチで働く標準1ntvストリッ
プ・チャート記録器が信号を記録するために使われた。
カラムはセフアデキスLH−20バッキングで96cm
の高さに付けられた。テトラヒドロフランを溶離剤とし
て使い試料50mgを溶離剤0.5ccに溶解した。ス
トリップされた部分を分析して圧倒的に無水マレイン酸
及び前記インダンであることが見出された。
プ・チャート記録器が信号を記録するために使われた。
カラムはセフアデキスLH−20バッキングで96cm
の高さに付けられた。テトラヒドロフランを溶離剤とし
て使い試料50mgを溶離剤0.5ccに溶解した。ス
トリップされた部分を分析して圧倒的に無水マレイン酸
及び前記インダンであることが見出された。
実施例2
実施例1を、反応温度が175〜179℃で反応時間が
4.7時間である以外は操返した。
4.7時間である以外は操返した。
この結果も第1表に示した。比較例3−7
比較例3−7では触媒を使わない以外は実施例1を繰返
した。
した。
この結果も第1表に示す。表から判る様に、触媒として
ふつ化水素カリウムの少量が存在することは真空ストリ
ップにより0.73及び2.6%(それぞれ実施例1及
び2)だけjしかストリップできないポリ無水物を生じ
る。
ふつ化水素カリウムの少量が存在することは真空ストリ
ップにより0.73及び2.6%(それぞれ実施例1及
び2)だけjしかストリップできないポリ無水物を生じ
る。
反応生成物は非常に高い割合の所望のポリ無水物を含有
しアルファーメチルスチレンのインダン生成物は確認で
きなかつた。これと対比して上に引用した特許に示唆さ
れている様に触媒の不在で重合−を行なつた時にはスト
リップされる量は7.75〜14%(比較例3−6)に
増加する。1.70というもつと低いモル比ではストリ
ップできる量は4.3%であつた(比較例7)。
しアルファーメチルスチレンのインダン生成物は確認で
きなかつた。これと対比して上に引用した特許に示唆さ
れている様に触媒の不在で重合−を行なつた時にはスト
リップされる量は7.75〜14%(比較例3−6)に
増加する。1.70というもつと低いモル比ではストリ
ップできる量は4.3%であつた(比較例7)。
それぞれの場合においてアルファーメチルスチレンのイ
ンダン生成物が同定された。本発明の方法で得た生成物
は触媒を用いない生成物と同様の物理的性質を示した(
例1及び3参照)。実施例8 触媒としてふつ化水素カリウム0.009%を使い添加
時間が4.7時間であつた以外は実施例1を繰返した。
ンダン生成物が同定された。本発明の方法で得た生成物
は触媒を用いない生成物と同様の物理的性質を示した(
例1及び3参照)。実施例8 触媒としてふつ化水素カリウム0.009%を使い添加
時間が4.7時間であつた以外は実施例1を繰返した。
生成物はアルファーメチルスチレンを全部加える前にゲ
ル化した。従つてこの実施例の様な特定の反応条件下で
は触媒の量は0.009%より下であるべきである。使
用例9〜12 エポキシ成型用配合物 エポキシ成型用配合物を例1、5、6及び7のポリ無水
物を配合して造つた。
ル化した。従つてこの実施例の様な特定の反応条件下で
は触媒の量は0.009%より下であるべきである。使
用例9〜12 エポキシ成型用配合物 エポキシ成型用配合物を例1、5、6及び7のポリ無水
物を配合して造つた。
各々の場合において真空ストリップ化た生成物を使つた
。配合物は乾燥配合し次に熱い差動ロールで稠密にしそ
して造粒して造つた。例9及び10の処方は約硬化剤9
%、o−クレゾールノボラクエポキシ14%、ビスフェ
ノールAの臭素化ジグリシジルエーテル2%、充てん剤
73%、滑剤1%、促進剤0.2%、顔料0.25%及
びシランカプリング剤0.3%であつた。例11及び1
2の処方は約硬化剤11%、o−クレゾールノボラクエ
ポキシ16%、シリカ充てん剤70%、滑剤0.5%、
ガラス繊維2%、促進剤0.1%、顔料0.2%及びシ
ランカプリング剤0.2%であつた。得た成型用配合物
の流動性を評価しその結果を次の第2表に示す。第2表
は本発明に従つて造つたポリ無水物によつて硬化したエ
ポキシ成型用配合物が触媒なしで造つた比較例のポリ無
水物によつて硬化したエポキシ成型用配合物と類似した
成型性を現わすことを明示する。
。配合物は乾燥配合し次に熱い差動ロールで稠密にしそ
して造粒して造つた。例9及び10の処方は約硬化剤9
%、o−クレゾールノボラクエポキシ14%、ビスフェ
ノールAの臭素化ジグリシジルエーテル2%、充てん剤
73%、滑剤1%、促進剤0.2%、顔料0.25%及
びシランカプリング剤0.3%であつた。例11及び1
2の処方は約硬化剤11%、o−クレゾールノボラクエ
ポキシ16%、シリカ充てん剤70%、滑剤0.5%、
ガラス繊維2%、促進剤0.1%、顔料0.2%及びシ
ランカプリング剤0.2%であつた。得た成型用配合物
の流動性を評価しその結果を次の第2表に示す。第2表
は本発明に従つて造つたポリ無水物によつて硬化したエ
ポキシ成型用配合物が触媒なしで造つた比較例のポリ無
水物によつて硬化したエポキシ成型用配合物と類似した
成型性を現わすことを明示する。
従つて本発明はその最終用途に悪く影響することなく向
上した純度と転化率とのポリ無水物を提供することが見
られる。使用例13−15 MA/AMSのモル比が2.0/1.0であり反応時間
が5.時間である以外は実施例1の条件でかつふつ化水
素カリウムの存在で造つたポリ無水物の硬化剤を利用し
て例11の様にしてエポキシ成型用配合物を造つた。
上した純度と転化率とのポリ無水物を提供することが見
られる。使用例13−15 MA/AMSのモル比が2.0/1.0であり反応時間
が5.時間である以外は実施例1の条件でかつふつ化水
素カリウムの存在で造つたポリ無水物の硬化剤を利用し
て例11の様にしてエポキシ成型用配合物を造つた。
真空ストリップできたものが0.87・重量%あり、ス
トリップした生成物は環球法軟化点が123℃、ガード
ナーーホルト粘度T−U1そして無水物当量が160で
あつた。この配合物から成型した試験円板の25℃にお
ける及び15pSi??気に1時間曝露した後における
電気的性質(誘電率及ひ誘電正接)を測定した。
トリップした生成物は環球法軟化点が123℃、ガード
ナーーホルト粘度T−U1そして無水物当量が160で
あつた。この配合物から成型した試験円板の25℃にお
ける及び15pSi??気に1時間曝露した後における
電気的性質(誘電率及ひ誘電正接)を測定した。
これらの性質はゼネラル・ラジオ1621容量ブリッジ
を使つて60サイクルで測定した。(誘電率(DK)の
百分率変化)×(蒸気曝露後の誘電正接(DF))×(
乾燥状態で得た倍数)を決定した。
を使つて60サイクルで測定した。(誘電率(DK)の
百分率変化)×(蒸気曝露後の誘電正接(DF))×(
乾燥状態で得た倍数)を決定した。
成型した部品の線膨脹係数(LCE)をパーカー・エル
マーTMS−1型熱的機械的解析機を使つて50〜20
0℃の範囲で測定した。その結果を第3表で使用例13
として示す。
マーTMS−1型熱的機械的解析機を使つて50〜20
0℃の範囲で測定した。その結果を第3表で使用例13
として示す。
例11及び12の成型用配合物の性質を比較のため第3
表にそれぞれ例14及び15として示す。第3表から判
る様に本発明に従つて造つたポリ無水物で硬化したエポ
キシ成型用組成物は触媒なしの方法で造つたポリ無水物
で硬化したものと類似の望ましい湿潤電気的性質及び熱
的性質を示す。
表にそれぞれ例14及び15として示す。第3表から判
る様に本発明に従つて造つたポリ無水物で硬化したエポ
キシ成型用組成物は触媒なしの方法で造つたポリ無水物
で硬化したものと類似の望ましい湿潤電気的性質及び熱
的性質を示す。
実施例16−19
スチレン(実施例16)、t−ブチルスチレン(実施例
17)、t−ブチルスチレンとアルファーメチルスチレ
ンとの3:1のモル比の混合物(実施例18)及びビニ
ルトルエン(実施例19)を無水マレイン酸対アルキル
置換スチレンのモル比2.0:1でビニルモノマーとし
て使つて実施例1を繰返した。
17)、t−ブチルスチレンとアルファーメチルスチレ
ンとの3:1のモル比の混合物(実施例18)及びビニ
ルトルエン(実施例19)を無水マレイン酸対アルキル
置換スチレンのモル比2.0:1でビニルモノマーとし
て使つて実施例1を繰返した。
同様の結果を記録した。実施例20及び21無水プロピ
ルマレイン酸(実施例20)及び無水クロロマレイン酸
(実施例21)をマレイ酸モノマー対アルファメチルス
チレンのモル比2.25:1で使つて実施例1を繰返し
た。
ルマレイン酸(実施例20)及び無水クロロマレイン酸
(実施例21)をマレイ酸モノマー対アルファメチルス
チレンのモル比2.25:1で使つて実施例1を繰返し
た。
これもまた同様の結果を記録した。実施例22
触媒としてふつ化水素ナトリウムを使つて実施例1を繰
返した。
返した。
同様の結果を記録した。本発明のポリ無水物は前記の如
くエポキシ樹脂の硬化剤として有用である。
くエポキシ樹脂の硬化剤として有用である。
この様なエポキシ樹脂の例はビスフェノールAのジー及
びトリ−グリシジルエーテル、ビスフェノールAの臭素
化ジー及びポリ−グリシジルエーテル、エポキシノボラ
ック及び脂環式エポキシである。更にエポキシ樹脂及び
ポリ無水物のプレポリマーが前記カーチスらの特許に記
載された方法でエポキシ成型用配合物の硬化剤として造
られかつ利用される。本発明の範囲を離れることなく本
発明の変更・変形がなされることを理解すべきである。
びトリ−グリシジルエーテル、ビスフェノールAの臭素
化ジー及びポリ−グリシジルエーテル、エポキシノボラ
ック及び脂環式エポキシである。更にエポキシ樹脂及び
ポリ無水物のプレポリマーが前記カーチスらの特許に記
載された方法でエポキシ成型用配合物の硬化剤として造
られかつ利用される。本発明の範囲を離れることなく本
発明の変更・変形がなされることを理解すべきである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スチレン及びアルキル置換スチレンよりなる群から
選ばれた少くとも1種のビニルモノマーと無水物に転位
するマレイン酸モノマーとの約140〜200℃の範囲
の温度における塊状重合反応による、111〜156℃
の範囲内の軟化点を有する低分子量ポリ無水物の製造方
法であつて、該反応に対する触媒としてふつ化水素アル
カリ金属を使用する改良方法。 2 該触媒がふつ化水素カリウムである特許請求の範囲
1の方法。 3 該マレイン酸モノマーがマレイン酸、無水マレイン
酸、無水マレイン酸類に転位する無水物、及びこれらの
ハロー、アリール、アルキル−、アルキル−又はシクロ
アルキル置換誘導体よりなる群から選ばれる特許請求の
範囲1の方法。 4 該アルキル置換スチレンが次式の化合物からなる群
から選ばれる特許請求の範囲1の方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼式中、X_1及びX
_2が水素ならばRがアルキルであることを前提として
Rは水素又は炭素原子1〜4個のアルキルであり、X_
1及びX_2は独立に水素、ハロゲン、アルキル基が炭
素原子1〜4個を含むアルコキシ、アルキル及びハロア
ルキル、アセチル、単環式アリール、アルアルキルであ
るか、或はX_1及びX_2はベンゼン核と共に融合環
を形成する。 5 無水マレイン酸と該ビニルモノマーとが1:1より
大きいモル比で反応に加えられる特許請求の範囲4の方
法。 6 該ビニルモノマーがアルファーメチルスチレンであ
り、無水マレイン酸対アルファメチルスチレンの該モル
比が約1.1:1ないし2.5:1の範囲にあり、かつ
該触媒はふつ化水素カリウムで約0.00005〜1重
量%の量で存在する特許請求の範囲5の方法。 7 該無水マレイン酸の少くとも大部分が該触媒の存在
で約160〜200℃の温度に熱せられ、該アルファメ
チルスチレンが攪拌しながら該無水マレイン酸に加えら
れ、かつ該重合は本質的にすべての無水マレイン酸及び
アルファメチルスチレンが重合してしまうまで続けられ
る特許請求の範囲6の方法。 8 該ふつ化水素カリウムが0.0001〜0.01重
量%の範囲で存在し、該ポリ無水物は115〜130℃
の範囲の軟化点を有する特許請求の範囲7の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/739,215 US4074036A (en) | 1976-11-05 | 1976-11-05 | Production of low molecular weight polyanhydrides |
US739215 | 1976-11-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5358593A JPS5358593A (en) | 1978-05-26 |
JPS6043849B2 true JPS6043849B2 (ja) | 1985-09-30 |
Family
ID=24971309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52131625A Expired JPS6043849B2 (ja) | 1976-11-05 | 1977-11-04 | 低分子量ポリ無水物の製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4074036A (ja) |
JP (1) | JPS6043849B2 (ja) |
CA (1) | CA1078401A (ja) |
CH (1) | CH641795A5 (ja) |
DE (1) | DE2749190A1 (ja) |
FR (1) | FR2370046A1 (ja) |
GB (1) | GB1556319A (ja) |
IT (1) | IT1091187B (ja) |
NL (1) | NL184273C (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4200720A (en) * | 1977-11-07 | 1980-04-29 | The Dow Chemical Company | Process for the preparation of low molecular weight anhydride interpolymers |
US4180637A (en) * | 1977-11-07 | 1979-12-25 | The Dow Chemical Company | Process for the preparation of low molecular weight anhydride interpolymers |
US4147856A (en) * | 1978-02-21 | 1979-04-03 | Gulf Research & Development Company | Epoxy resin compositions (Case A) containing cumene-maleic anhydride residue |
JPS5598175A (en) * | 1979-01-18 | 1980-07-25 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of low-molecular weight polyacid anhydride |
ATE5728T1 (de) * | 1979-12-21 | 1984-01-15 | Imperial Chemical Industries Plc | Polymerisationsverfahren zur herstellung polymerischer mikropartikel mit hohem refraktionsindex und ueberzugsschichten, die diese mikropartikel enthalten. |
US4349651A (en) * | 1980-08-01 | 1982-09-14 | Westinghouse Electric Corp. | Resinous copolymer insulating compositions |
US4371688A (en) * | 1980-08-22 | 1983-02-01 | Milliken Research Corporation | Substituted cyclohexane-1,2-dicarboxylic anhydrides and epoxy resins containing same |
GB2140413B (en) * | 1983-04-01 | 1986-09-03 | Asahi Chemical Ind | Styrene derivatives and polymers thereof |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3732332A (en) * | 1970-10-16 | 1973-05-08 | Allied Chem | Production of low molecular weight polyanhydrides and epoxy compositions derived therefrom |
US3929738A (en) * | 1970-10-16 | 1975-12-30 | Allied Chem | Production of low molecular weight polyanhydride compounds |
US3789038A (en) * | 1970-10-16 | 1974-01-29 | Allied Chem | Production of low molecular weight polyanhydrides and epoxy compositions derived therefrom |
CA979142A (en) * | 1971-05-24 | 1975-12-02 | Snamprogetti S.P.A. | Process for producing addition homo-and copolymers as well as catalysts used in the process |
-
1976
- 1976-11-05 US US05/739,215 patent/US4074036A/en not_active Expired - Lifetime
-
1977
- 1977-09-28 GB GB40357/77A patent/GB1556319A/en not_active Expired
- 1977-10-12 IT IT69261/77A patent/IT1091187B/it active
- 1977-10-17 CA CA288,845A patent/CA1078401A/en not_active Expired
- 1977-11-03 DE DE19772749190 patent/DE2749190A1/de active Granted
- 1977-11-04 CH CH1347177A patent/CH641795A5/de not_active IP Right Cessation
- 1977-11-04 JP JP52131625A patent/JPS6043849B2/ja not_active Expired
- 1977-11-04 FR FR7733308A patent/FR2370046A1/fr active Granted
- 1977-11-04 NL NLAANVRAGE7712201,A patent/NL184273C/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NL7712201A (nl) | 1978-05-09 |
FR2370046A1 (fr) | 1978-06-02 |
US4074036A (en) | 1978-02-14 |
CA1078401A (en) | 1980-05-27 |
GB1556319A (en) | 1979-11-21 |
FR2370046B1 (ja) | 1984-02-24 |
IT1091187B (it) | 1985-06-26 |
DE2749190C2 (ja) | 1988-04-07 |
DE2749190A1 (de) | 1978-05-11 |
JPS5358593A (en) | 1978-05-26 |
NL184273B (nl) | 1989-01-02 |
CH641795A5 (de) | 1984-03-15 |
NL184273C (nl) | 1989-06-01 |
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