JPS6043795B2 - 人工ツキ板の目止め方法 - Google Patents
人工ツキ板の目止め方法Info
- Publication number
- JPS6043795B2 JPS6043795B2 JP2354581A JP2354581A JPS6043795B2 JP S6043795 B2 JPS6043795 B2 JP S6043795B2 JP 2354581 A JP2354581 A JP 2354581A JP 2354581 A JP2354581 A JP 2354581A JP S6043795 B2 JPS6043795 B2 JP S6043795B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- putty
- artificial veneer
- polyester resin
- parts
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は人工ツキ板の目止め方法に関する。
家具、キャビネット、内装材などに用いられている銘木
ツキ板合板は、銘木の資源不足に伴ない南洋材などの安
価な木材を用いて作られる人工ツキ板にかわりつつある
。 しカルて人工ツキ板は、その製造法王木目導管に垂
直に深く走つているために、表面塗装に際しては目止め
が不可欠である。
ツキ板合板は、銘木の資源不足に伴ない南洋材などの安
価な木材を用いて作られる人工ツキ板にかわりつつある
。 しカルて人工ツキ板は、その製造法王木目導管に垂
直に深く走つているために、表面塗装に際しては目止め
が不可欠である。
しかしながら従来から知られているウレタンシーラーな
どを用いた場合には、3〜4回塗装をくり返しても未だ
充分に木目導管を目止めすることができない。 また特
公昭52−42843号公報には不飽和ポリエステル樹
脂と特定の硅石粉を主成分とするパテを用いる目止め方
法が記載されているが、該パテは硅石粉を用いているた
めに(a)パテの濡れが悪いことに起因してパテ塗工後
の透明性がやゝ劣る、(b)長時間連続のパテ塗工にお
いて塗面に次第にスジが発生し、サンデングにてもこの
スジを消し難い。
どを用いた場合には、3〜4回塗装をくり返しても未だ
充分に木目導管を目止めすることができない。 また特
公昭52−42843号公報には不飽和ポリエステル樹
脂と特定の硅石粉を主成分とするパテを用いる目止め方
法が記載されているが、該パテは硅石粉を用いているた
めに(a)パテの濡れが悪いことに起因してパテ塗工後
の透明性がやゝ劣る、(b)長時間連続のパテ塗工にお
いて塗面に次第にスジが発生し、サンデングにてもこの
スジを消し難い。
(c)はリバースロールコーターでのパテの掻取 りの
際に塗面の平滑性が次第に低下してくる等の諸問題を有
している。さらに前述の如く人工ツキ板は木目導管が板
面に垂直に深く走つているためにパテのみでは目ヤセが
生じるので下塗りの採用が好ましいものである、木目導
管深部に入りこんだ下塗り樹脂はやゝもすると未硬化に
なりやすいため、目ヤセ防止効果に寄与しないという問
題もある。 本発明者らはこれらの諸問題を一挙に解決
すべく鋭意検討を重ねた結果、有機過酸化物を含有せし
めたシーラーを用いて下塗りをすること、そしてその上
に(イ)先便性不飽和ポリエステル樹脂、(口)疎水性
シリカ、f■→ステアリン酸亜鉛を主成分とするパテを
塗工し紫外線を照射するという組合せによつて本発明を
完成するにいたつた。
際に塗面の平滑性が次第に低下してくる等の諸問題を有
している。さらに前述の如く人工ツキ板は木目導管が板
面に垂直に深く走つているためにパテのみでは目ヤセが
生じるので下塗りの採用が好ましいものである、木目導
管深部に入りこんだ下塗り樹脂はやゝもすると未硬化に
なりやすいため、目ヤセ防止効果に寄与しないという問
題もある。 本発明者らはこれらの諸問題を一挙に解決
すべく鋭意検討を重ねた結果、有機過酸化物を含有せし
めたシーラーを用いて下塗りをすること、そしてその上
に(イ)先便性不飽和ポリエステル樹脂、(口)疎水性
シリカ、f■→ステアリン酸亜鉛を主成分とするパテを
塗工し紫外線を照射するという組合せによつて本発明を
完成するにいたつた。
本発明におけるシーラーは、ポリエステルポリオール
、短油長アルキッド、アクリルポリオール、エポキシエ
ステル、ポリエーテルポリオールなどに、ポリイソシア
ネート化合物、具体的には・多官能芳香族ポリイソシア
ネート(例えばデスモジユールL −75、同IL)コ
ロネートL)同203仄タケネートD−102、同D−
204)、多官能芳香族脂肪族ポリイソシアネート(例
えばデスモジユールHL)タケネートD−IION)、
多官能脂・肪族ポリイソシアネート (例えばデスモジ
ユールN−7ゝコロネートHL)などを配合し、さらに
この配合物に対して5〜3喧量%の範囲で有機過酸物を
配合したものである。
、短油長アルキッド、アクリルポリオール、エポキシエ
ステル、ポリエーテルポリオールなどに、ポリイソシア
ネート化合物、具体的には・多官能芳香族ポリイソシア
ネート(例えばデスモジユールL −75、同IL)コ
ロネートL)同203仄タケネートD−102、同D−
204)、多官能芳香族脂肪族ポリイソシアネート(例
えばデスモジユールHL)タケネートD−IION)、
多官能脂・肪族ポリイソシアネート (例えばデスモジ
ユールN−7ゝコロネートHL)などを配合し、さらに
この配合物に対して5〜3喧量%の範囲で有機過酸物を
配合したものである。
該有機過酸物としては、メチルエチルケトンパーオキサ
イド、クメンハイドロパーオキサイド、ベンゾインバー
オキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、t−ブ
チルハドロパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド
、ジーtーブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサ
イド、tーブチルパーベンゾエート、t−ブチルパーオ
クトエートなどがあげられ、これらは単独あるいは2種
以上併用される。
イド、クメンハイドロパーオキサイド、ベンゾインバー
オキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、t−ブ
チルハドロパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド
、ジーtーブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサ
イド、tーブチルパーベンゾエート、t−ブチルパーオ
クトエートなどがあげられ、これらは単独あるいは2種
以上併用される。
前記シーラー以外にアクリル樹脂、セルロースアセテー
トブチレート、ニトロセルロース、塩化ビニルー酢酸ビ
ニル共重合樹脂、一液型油変性ポリウレタン樹脂、ケト
ン樹脂、アミド樹脂などの熱可塑性樹脂に有機過酸物を
配合したものもシーラーとして用いることができる。
トブチレート、ニトロセルロース、塩化ビニルー酢酸ビ
ニル共重合樹脂、一液型油変性ポリウレタン樹脂、ケト
ン樹脂、アミド樹脂などの熱可塑性樹脂に有機過酸物を
配合したものもシーラーとして用いることができる。
本発明における(イ)光硬化性不飽和ポリエステル樹脂
は、公知の不飽和ポリエステル樹脂に光開始剤と硬化促
進剤とを配合したものである。
は、公知の不飽和ポリエステル樹脂に光開始剤と硬化促
進剤とを配合したものである。
該不飽和ポリエステル樹脂としては、3〜6価アルコー
ルのアリルエーテル化合物、テトラヒドロ無水フタール
酸、エントメチレンテトラヒドロ無水フタール酸などの
テトラヒドロ無水フタール酸及びその誘導体、ジシクロ
ペンタジエン誘導体などの空乾性成分を含有する空乾型
、あるいはワックス添加ないしは無添加のワックス型な
どがあげられ−る。導管への含浸性、塗工性向上のため
に桐油、アマニ油、大豆油、綿実油、サフラワ油、やし
油、トール油及びその脂肪酸を樹脂成分として用いるこ
とが望ましい。
ルのアリルエーテル化合物、テトラヒドロ無水フタール
酸、エントメチレンテトラヒドロ無水フタール酸などの
テトラヒドロ無水フタール酸及びその誘導体、ジシクロ
ペンタジエン誘導体などの空乾性成分を含有する空乾型
、あるいはワックス添加ないしは無添加のワックス型な
どがあげられ−る。導管への含浸性、塗工性向上のため
に桐油、アマニ油、大豆油、綿実油、サフラワ油、やし
油、トール油及びその脂肪酸を樹脂成分として用いるこ
とが望ましい。
また該不飽和ポリエステル樹脂Jと相溶性のよいエポキ
シアクリル樹脂、ポリエステル樹脂アクリル樹脂、ウレ
タンアクリル樹脂、シリコンアクリル樹脂、アミドアク
リル樹脂を併用してもよい。該不飽和ポリエステル樹脂
は、共重合性ビニルこモノマーの溶液として使用される
。
シアクリル樹脂、ポリエステル樹脂アクリル樹脂、ウレ
タンアクリル樹脂、シリコンアクリル樹脂、アミドアク
リル樹脂を併用してもよい。該不飽和ポリエステル樹脂
は、共重合性ビニルこモノマーの溶液として使用される
。
その際の樹脂とビニルモノマーとの割合は、目止め材の
パテの粘度が5×1Cfh〜1Cf3センチポイズの範
囲になるように適宜決定される。かかるビニルモノマー
としては、スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、4
塩化ビニル、(メタ)アクリル酸エステル、メチレンビ
スアクリルアミド、ジアリルフタレート、トリアリルイ
ソシアネート、トリメチロールプロパンメタクリレート
、グリジシルメタクリレート、ビニルシクロヘキセンモ
ノオキシド、2−ヒドロキシメタクリレートグリシジル
エーテル、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレ
ート、エチレングリコールアクリレート、2−ヒドロキ
シ(メタ)プロピルアクリレート、フェノキシアクリレ
ートなどがあげられる。光開始剤としてはベンゾイン、
ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル
、ベンゾインプロピルエーテル、ベンジルジフエニルジ
サルフアイド、テトラメチルチウラムモノサルファイド
、アゾビスイソブチロニトリル、ジベンジル、ジアセチ
ル、ベンゾイルパーオキサイド、アセトフェノン、2,
2ージメトキシ2−フェニルアセトンフェノン、2,2
−ジエトキシアセトフi工ノン、ベンゾフェノン、2−
クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントンなど
があげられ、硬化促進剤としては、オクトエ酸コバルト
、ナフテン酸コバルト、オクトエ酸マンガンなどの金属
石ケン、されにアミン、アミン塩などがあげ“られる。
パテの粘度が5×1Cfh〜1Cf3センチポイズの範
囲になるように適宜決定される。かかるビニルモノマー
としては、スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、4
塩化ビニル、(メタ)アクリル酸エステル、メチレンビ
スアクリルアミド、ジアリルフタレート、トリアリルイ
ソシアネート、トリメチロールプロパンメタクリレート
、グリジシルメタクリレート、ビニルシクロヘキセンモ
ノオキシド、2−ヒドロキシメタクリレートグリシジル
エーテル、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレ
ート、エチレングリコールアクリレート、2−ヒドロキ
シ(メタ)プロピルアクリレート、フェノキシアクリレ
ートなどがあげられる。光開始剤としてはベンゾイン、
ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル
、ベンゾインプロピルエーテル、ベンジルジフエニルジ
サルフアイド、テトラメチルチウラムモノサルファイド
、アゾビスイソブチロニトリル、ジベンジル、ジアセチ
ル、ベンゾイルパーオキサイド、アセトフェノン、2,
2ージメトキシ2−フェニルアセトンフェノン、2,2
−ジエトキシアセトフi工ノン、ベンゾフェノン、2−
クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントンなど
があげられ、硬化促進剤としては、オクトエ酸コバルト
、ナフテン酸コバルト、オクトエ酸マンガンなどの金属
石ケン、されにアミン、アミン塩などがあげ“られる。
本発明における(口)疎水性シリカは、コロイダシリカ
のシラノール基をアルキル基で置換したものであつて、
平均粒径〜20×10−7C!n1見掛比重が約40〜
60yI′ものである。
のシラノール基をアルキル基で置換したものであつて、
平均粒径〜20×10−7C!n1見掛比重が約40〜
60yI′ものである。
市販品としてはAEROSILR−972(日本アエロ
ジル製品)として知られているものである。この疎水性
シリカを用いることによつて、硬化塗膜の透明度が高い
、チクソトロピツクであつて塗工し易い、木目導管への
濡れがよく透明性が高い、木目導管の目止め性大、硬化
塗膜中に泡を残さないなどのパテが具備すべき要件が満
たされる。該(口)疎水性シリカと(イ)不飽和ポリエ
ステル樹脂との配合割合は、不飽和ポリエステル樹脂1
00重量部に対しておよそ4〜15重量部であつて、目
止め材のパテの粘度が5×101〜1σセンチポイズの
範囲になるようにほかの配合物量も考慮して決定される
。
ジル製品)として知られているものである。この疎水性
シリカを用いることによつて、硬化塗膜の透明度が高い
、チクソトロピツクであつて塗工し易い、木目導管への
濡れがよく透明性が高い、木目導管の目止め性大、硬化
塗膜中に泡を残さないなどのパテが具備すべき要件が満
たされる。該(口)疎水性シリカと(イ)不飽和ポリエ
ステル樹脂との配合割合は、不飽和ポリエステル樹脂1
00重量部に対しておよそ4〜15重量部であつて、目
止め材のパテの粘度が5×101〜1σセンチポイズの
範囲になるようにほかの配合物量も考慮して決定される
。
また親水性シリカに対して約5印F量%以内の量で併用
することもできる。次に(ハ)ステアリン酸亜鉛の配合
量は、(イ)不飽和ポリエステル樹脂10唾量部に対し
ておよそ1〜5重量部であつて、この場合もまた目止め
材のパテの粘度が前記と同様に5×101〜1σセンチ
ポイズの範囲になるように適量を用いる。
することもできる。次に(ハ)ステアリン酸亜鉛の配合
量は、(イ)不飽和ポリエステル樹脂10唾量部に対し
ておよそ1〜5重量部であつて、この場合もまた目止め
材のパテの粘度が前記と同様に5×101〜1σセンチ
ポイズの範囲になるように適量を用いる。
ステアリン酸亜鉛はパテにチクソ性を付与する。硬化塗
膜の透明度を低下させずに研磨性を向上させる。導管の
目止め効果を向上させるなどの働きを有する。本発明で
は、まず前記のシーラーを人工ツキ板におよそ2〜59
/尺2の割合になるようにロールコーターなどで塗布し
、常温あるいは必要に応.じて加熱して乾燥する。次に
前記の(イ),(口),(ハ)、と光開始剤、硬化促進
剤、ビニルモノマーなどを三本ロールなどによつて混練
してパテを調製し、得られたパテをナチユラルロールコ
ーターで10〜30T!7.ノMjnの比較的ゆつくり
した速度で導管部の7空気を追い出しながら人工ツキ板
に塗工する。次いでリバースロールコーターで3〜10
m′Minの速度で、余分のパテを掻取り、パテの塗布
量を約2〜15f/尺2の割合とする。目止め効果は上
記塗布方法によれば塗布回数2回までで充分得られる。
次いで高圧水銀灯、中圧水銀灯、単独あるいは低圧水銀
灯、螢光灯を併用し、高圧水銀灯では30〜60秒、中
圧水銀灯(80wIcm)では2〜6秒程度照射するこ
とによつて積重ね可能となる。このようにして目止めさ
れた人工ツキ板の表面は、さらに平滑にするために研磨
される。次いでこの研磨された塗面上に、ワックス型、
ノンワックス型ポリエステル樹脂塗料、アクリル樹脂塗
料、アルキッド樹脂塗料、ウレタンポリエステル樹脂塗
料、アクリルウレタン樹脂塗料、アミノアルキッド樹脂
塗料、ニトロセルローラツカーなどの上塗り塗料を塗布
する。これによつて透明性が高く、平滑で深み惑のある
人工ツキ板が得られる。次に実施例によつて本発明を具
体的に説明する。
膜の透明度を低下させずに研磨性を向上させる。導管の
目止め効果を向上させるなどの働きを有する。本発明で
は、まず前記のシーラーを人工ツキ板におよそ2〜59
/尺2の割合になるようにロールコーターなどで塗布し
、常温あるいは必要に応.じて加熱して乾燥する。次に
前記の(イ),(口),(ハ)、と光開始剤、硬化促進
剤、ビニルモノマーなどを三本ロールなどによつて混練
してパテを調製し、得られたパテをナチユラルロールコ
ーターで10〜30T!7.ノMjnの比較的ゆつくり
した速度で導管部の7空気を追い出しながら人工ツキ板
に塗工する。次いでリバースロールコーターで3〜10
m′Minの速度で、余分のパテを掻取り、パテの塗布
量を約2〜15f/尺2の割合とする。目止め効果は上
記塗布方法によれば塗布回数2回までで充分得られる。
次いで高圧水銀灯、中圧水銀灯、単独あるいは低圧水銀
灯、螢光灯を併用し、高圧水銀灯では30〜60秒、中
圧水銀灯(80wIcm)では2〜6秒程度照射するこ
とによつて積重ね可能となる。このようにして目止めさ
れた人工ツキ板の表面は、さらに平滑にするために研磨
される。次いでこの研磨された塗面上に、ワックス型、
ノンワックス型ポリエステル樹脂塗料、アクリル樹脂塗
料、アルキッド樹脂塗料、ウレタンポリエステル樹脂塗
料、アクリルウレタン樹脂塗料、アミノアルキッド樹脂
塗料、ニトロセルローラツカーなどの上塗り塗料を塗布
する。これによつて透明性が高く、平滑で深み惑のある
人工ツキ板が得られる。次に実施例によつて本発明を具
体的に説明する。
尚例中1部ョとあるのは特にことわりのない限り0重量
部ョを表わす。実施例1 ポリエステルポリオール(ゴーセプレンS一7010:
日本合成化学製)100部にデスモジユールL−75(
1)部、トルエン/酢酸エチル/メチルセルロースニ1
/1/1(重量比)の混合溶液200部を加えた後、メ
チルエチルケトンパーオキサイド8部を添加してフオー
ドカツプ比秒のウレタンシーラーを得た。
部ョを表わす。実施例1 ポリエステルポリオール(ゴーセプレンS一7010:
日本合成化学製)100部にデスモジユールL−75(
1)部、トルエン/酢酸エチル/メチルセルロースニ1
/1/1(重量比)の混合溶液200部を加えた後、メ
チルエチルケトンパーオキサイド8部を添加してフオー
ドカツプ比秒のウレタンシーラーを得た。
光硬化性不飽和ポリエステル樹脂のスチレン溶液(ゴー
セラツク#UV26O:日本合成化学製)1叩部に疎水
性シリカ(AEROSILR−972:日本アエロジル
製)m部、ステアリン酸亜鉛3部及びオクトエ酸コバル
ト0.5部を加え、三本ロールで2バスして混練りし、
透明な目止め材パテを得た。
セラツク#UV26O:日本合成化学製)1叩部に疎水
性シリカ(AEROSILR−972:日本アエロジル
製)m部、ステアリン酸亜鉛3部及びオクトエ酸コバル
ト0.5部を加え、三本ロールで2バスして混練りし、
透明な目止め材パテを得た。
このパテの粘度は3600ポイズであつた。人工ツキ板
にナチユラルロールコーターで該ウレタンシーラーを3
y/尺2の割合で塗布し、常温で1日乾燥した。次にこ
の上に該パテをナチユラルロールコーター(塗布ロール
30r″Pml送りロール30r′Pm)で塗布し、次
いでリバースロールコーター(掻取りロール10r′P
ml送りロール30rpm)で余分のパテを掻き取つた
。塗布量6g/尺2で極めて平滑な塗面が得られた。こ
の塗装人工ツキ板を高圧水銀灯で0秒照射(27W/C
m×4本、コンベヤベルトスピード27T!.1Min
)して完全硬化させ、#320のサンドベーパーで塗工
面を研磨したところピンホールは全く認められず、目止
めが完全であることが判明した。さらにその上にゴーセ
ラツク#750(全日本合成化学製の空乾性不飽和ポリ
エステル樹脂)ベースのポリサンデング塗料を15y/
尺2の割合で、リバースロールコーターで塗布し直ちに
60℃のオープンに入れて加熱硬化したところ、塗面か
らの発泡が全く認められず、目止めが完全であることが
確認された。
にナチユラルロールコーターで該ウレタンシーラーを3
y/尺2の割合で塗布し、常温で1日乾燥した。次にこ
の上に該パテをナチユラルロールコーター(塗布ロール
30r″Pml送りロール30r′Pm)で塗布し、次
いでリバースロールコーター(掻取りロール10r′P
ml送りロール30rpm)で余分のパテを掻き取つた
。塗布量6g/尺2で極めて平滑な塗面が得られた。こ
の塗装人工ツキ板を高圧水銀灯で0秒照射(27W/C
m×4本、コンベヤベルトスピード27T!.1Min
)して完全硬化させ、#320のサンドベーパーで塗工
面を研磨したところピンホールは全く認められず、目止
めが完全であることが判明した。さらにその上にゴーセ
ラツク#750(全日本合成化学製の空乾性不飽和ポリ
エステル樹脂)ベースのポリサンデング塗料を15y/
尺2の割合で、リバースロールコーターで塗布し直ちに
60℃のオープンに入れて加熱硬化したところ、塗面か
らの発泡が全く認められず、目止めが完全であることが
確認された。
この塗工板を1ケ月放置したが、少しの目ヤセも認めら
れなかつた。実施例2 セルローズアセテートブチレートの25重量%酢酸エチ
ル溶液1(1)部に、シクロヘキサノンパーオキサイド
(55%含量)15部を加えたシーラーを人工ツキ板合
板にナチユラルロールコーターで4)y/尺2の割合で
で塗布し、常温で1日乾燥した。
れなかつた。実施例2 セルローズアセテートブチレートの25重量%酢酸エチ
ル溶液1(1)部に、シクロヘキサノンパーオキサイド
(55%含量)15部を加えたシーラーを人工ツキ板合
板にナチユラルロールコーターで4)y/尺2の割合で
で塗布し、常温で1日乾燥した。
次に光硬化性空乾型不飽和ポリエステル樹脂のスチレン
溶液(ゴーセラツク#UV]00:日本合成化学製)1
00部に疎水性シリカ(AEROSLR一5972)8
部、親水性シリカ(AEROSIL#380:日本アエ
ロジル製)2部、ステアリン酸亜鉛2部、オクトエ酸コ
バルト0.5部を加え、三本ロールで2バスして混練り
し、透明な目止め材パテを得た。
溶液(ゴーセラツク#UV]00:日本合成化学製)1
00部に疎水性シリカ(AEROSLR一5972)8
部、親水性シリカ(AEROSIL#380:日本アエ
ロジル製)2部、ステアリン酸亜鉛2部、オクトエ酸コ
バルト0.5部を加え、三本ロールで2バスして混練り
し、透明な目止め材パテを得た。
このパテの粘度は5300ポイズであつた。以O下実施
例1と同様にして塗工し、完全に目止めされ且つ木目導
管の鮮映で目ヤセのない仕上り感の人工ツキ板が得られ
た。対照例1 実施例1において過酸化物を含まないウレタンシーラー
を用いたほかは同様にしたところ、人工ツキ板の目止め
は完全であつたが、1ケ月放置後塗面を観察した結果で
は、導管部分にへこみが生じ、いわゆる目ヤセ現象が認
められた。
例1と同様にして塗工し、完全に目止めされ且つ木目導
管の鮮映で目ヤセのない仕上り感の人工ツキ板が得られ
た。対照例1 実施例1において過酸化物を含まないウレタンシーラー
を用いたほかは同様にしたところ、人工ツキ板の目止め
は完全であつたが、1ケ月放置後塗面を観察した結果で
は、導管部分にへこみが生じ、いわゆる目ヤセ現象が認
められた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 人工ツキ板を目止めするに際して、有機過酸化物含
有シーラーを塗布したのち(イ)光硬化性不飽和ポリエ
ステル樹脂 (ロ)疎水性シリカ (ハ)ステアリン酸亜鉛 を主成分とするパテを塗工し紫外線を照射することを特
徴とする人工ツキ板の目止め方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2354581A JPS6043795B2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 人工ツキ板の目止め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2354581A JPS6043795B2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 人工ツキ板の目止め方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57136976A JPS57136976A (en) | 1982-08-24 |
JPS6043795B2 true JPS6043795B2 (ja) | 1985-09-30 |
Family
ID=12113438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2354581A Expired JPS6043795B2 (ja) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | 人工ツキ板の目止め方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6043795B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1237767B (it) * | 1989-11-15 | 1993-06-17 | Prodotti vernicianti pigmentati atti a dare superfici corrugate. | |
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-
1981
- 1981-02-18 JP JP2354581A patent/JPS6043795B2/ja not_active Expired
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