JPS604371B2 - 電気機器の取付金具 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えばスイッチ、コンセント等の配線器具、更
にはリレー、ブザー等の電気機器をネジ、鋲等を用いる
ことなく取り付ける取付金具に係る。

従来この種取付金具としては第４図のものが存在する。

即ち、電気機器本体イが薮まる取付孔口を取付金具本体
ハに穿ち、この取付孔に近接し、且つ変形可能な肉部二
を中介して捨て孔木を穿ち、この捨て孔ホにマイナスド
ライバーへを挿入して決じることによって前記肉部二が
取付孔口の内側に変形突出する機能部トを備え、この変
形突出にて機器本体イの横孔チに係止する様にしている
。ところで近年ネジがプラス化する傾向からプラスドラ
イバーが普及した今日、この種作業に不都合が生じた。
本発明は上記の様な点に鑑みて成したものであって則ち
、プラスドライバー用の溝部を取付金具に設け、これに
より近年普及してきたプラスドライバーに対応しようと
したものである。以下本発明を一実施例として掲げた図
面に基いて説明すると、１は電気機器本体、２は本体１
の横孔で、実施例の図面に於ては本体１を上蓋ｌａと下
箱ｌｂとに区分した場合の連結金具３に設けているが、
勿論本体１に直接形成してもよい。

４は取付金具本体で、機器本体１の取付孔５を穿ってい
る。

６は取付孔５に近接し、且つ変形可能な肉部７を中介し
て穿れたプラス字型溝部である。

而してこのプラス字型溝部６にプラスドライバーＸを挿
入し、且つ回転させることによって肉部７は取付孔５の
内側に変形突出し、機器本体１の横孔２に係止する。肉
部７にはその変形突出を容易とする様取付孔５とに亘つ
て切目８が設けている。本発明は上記の如くプラスドラ
イバーＸが挿入されるプラス字型溝６を取付金具４に設
けたからこの溝６にプラスドライバーＸを挿入して回転
させれば機器本体１の横孔２に取付金具４の肉部７の切
目の両側先端が押されて簡単にが変形突出して係止し、
もって近年普及してきたプラスドライバーでの機器取付
作業が行えると共に、切目８によって肉部７の変形突出
が容易になり、且つドライバーの回転作業であるから特
殊な操作が不要となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面第１図乃至第３図は本発明電気機器の取付金具の一
実施例を示し、第１図は正面図、第２図は斜面図、第３
図は拡大図、第４図は従来例図である。 １・・・機器本体、２・・・横孔、３・・・連結金具、
４・・・取付金具本体、５・・・取付孔、６・・・プラ
ス字型溝、７・・・肉部、８・・・切目。 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 電気機器本体が嵌まる取付孔を複数個形成し、この
   取付孔と近接し、且つ変形可能なように切目を設けた肉
   部を仲介して穿れたプラス字型溝部とを備えたことを特
   徴とした電気機器の取付金具。