JPS6043244B2 - 細軸端の切削刃具 - Google Patents

細軸端の切削刃具

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Publication number
JPS6043244B2
JPS6043244B2 JP2743981A JP2743981A JPS6043244B2 JP S6043244 B2 JPS6043244 B2 JP S6043244B2 JP 2743981 A JP2743981 A JP 2743981A JP 2743981 A JP2743981 A JP 2743981A JP S6043244 B2 JPS6043244 B2 JP S6043244B2
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JP
Japan
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cutting tool
cutting
shaft
chamfering
thin
Prior art date
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Expired
Application number
JP2743981A
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English (en)
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JPS57144608A (en
Inventor
貫司 松谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsutani Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Matsutani Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsutani Seisakusho Co Ltd filed Critical Matsutani Seisakusho Co Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
    • B23B27/005Geometry of the chip-forming or the clearance planes, e.g. tool angles

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、細軸端の切削刃具に関するものである。
細軸、特に直径2Tnxt以下の例えば面取りについて
は、普常の刃具では困難であるため、従来より種々め工
夫がなされて来た。
即ちまず、旋盤等を使用して面取りを行う場合には細軸
をチャックで固定し、バイトで切削して面取りを行つた
り、砥石を当てて研削して面取りを行つていた。しかし
、これらの方法の欠点として、細軸を旋盤等にその都度
チャックして、細軸を回転させるため製作工程に非常に
時間がかかり、生産費もかさむという欠点があつた。更
に、軸が極端に細くなつた場合、例えば、直径がOA以
下になると軸がしおれてしまい、バイトが砥石の切削抵
抗に耐えることができずに切削が意外に困難であつた。
また、軸がしおれることにより面取り量が一定にならな
いという欠点があつた。さらにバイト切削の一番の欠点
は、刃面を極細軸の心に一致させる事が困難な事である
。他の方法としては、針状物の研削専用機である尖頭機
による場合である。
これは、細丸軸をころがし回転させながら、砥石で研削
する方法である。しかし、この方法の欠点として端部を
尖頭状にする場合には問題ないが、面取りの場合には、
面取り量のバラツキが多く特にO、4Tfgn程度の極
細軸では、使用することができなかつた。また、従来の
加工具は共通して加工物を回転させて切削、研削するも
のであつたが、加工物の固定に手間がかかり、自動化す
るのにも大規模な刃具とならざるを得なかつた。
次に従来とは反対に、細軸を回転させずに刃物を回転さ
せて面取りを行う刃具が考えられる。
しかし、一本のバイトを回転させるものでは細軸は逃げ
てしおれてしまい切削ができなかつた。更に切込むと、
突然大量に削れてしまい、一定量の切”削が不可能とな
ると同時に細軸とバイトの中心合わせが大変に困難とな
つてくるものがあつた。そこで、第1図に示すような2
枚刃のカッター1を製作したが、やはり軸は、刃2と刃
2の直角方向に逃げてしまい、切削不能であつた。そこ
、で、3枚以上の刃の工具が必要となるわけであるが、
3枚以上の刃を持つ刃具は、刃の研削上の理由から製作
できなかつた。つまり、一本の刃を研削する際に他方の
刃を傷付けてしまうからである。またたとえ研削が可能
であつても、刃具の回転中心まで刃を付けることができ
ず、本発明の目的とする極細軸の切削は不可能であつた
。従つて、従来においても、3枚以上の刃を持つカッタ
ーは、存在したが、それらはすべて中心部には、刃が付
けられていなかつた。そこで、本発明の目的とするとこ
ろは、特定形状のバイトを複数個組み合せてカッターを
構成し極細軸の面取り可能な刃具を得ようとするもので
ある。
以下、本発明を添付図面に従つて詳述する。
第2図は、本発明の一実施例を示す刃具の斜視図である
。面取り刃具3は4本の刃具要素4から成り、外側から
四角のコレットチャック、四方じめスクロールチャック
等で固定する。刃具要素4は、第3図に示すように例え
ば四角柱であり、一端を軸の長手方向に対してαなる角
度を持ち、かつ、その傾斜面ABCDに対して、βの逃
げ角を持つた面で切削する。ここでαは、細軸の面取り
角度、例えば、45度とし、逃げ角βは、細丸軸の場合
は、0でよく、設けたとしても微少でよい。このように
構成した刃具要素4を第2図、第4図に示すように、A
−a線が刃具の回転中心になるようにし、かつ、矢印の
方向に刃具要素4の端面が傾斜するように構成し、外側
より四方じめコレットチャック等で固定することにより
、面取り刃具3を構成する。このような面取り刃具3を
、■溝等で固定された細丸軸5に回転させながら前進さ
せると、第5図、第6図に示すように角度αの面取りを
行うこ.とができる。
次に、本発明の作用効果を説明する。
(1)面取り刃具3の切刃は、,AB,AL,AM,A
Nの稜線4本で形成されている。
この結果、従来の一本のバイトで切削する場,合に比べ
、切削時間がほぼ114で済み、刃具寿命も著しく延長
することができる。
そして、実際の工程において、刃具交換の為に装置が止
まつているという事を最小にとどめる事ができる。(2
)面取り刃具3の切刃は、回転中心に至るまで設けられ
ている。
この結果、細丸軸から極細丸軸まで、その面取りを行う
ことができる。
かつ、軸が切削中にし却れることがない。つまり、従来
は、中心部まで刃を設けることは、困難であつた。(3
)面取り刃具3の切刃、AB,AL,AM,ANは、中
心Aに至るに従つて凹状になつている。
この結果、刃具の心と細丸軸の心が多少ずれていても、
切刃が軸をさそい込むこととなり、切削するに従つて自
動的に心を合わせることができる。これは、従来のよう
に細軸の心を合わせるために高精度な特別の刃具を必要
としない。また、丸軸に限らず、三角形、多角形の軸で
あつても切削することが可能である。(4)面取り刃具
3は、単純な形状の構成から成つている。
この結果、製作が容易な上に高精度のものを作ることが
できる。
また、再研磨する場合も、第7図に示すように、各刃具
要素4をバラバラにして一列に並ベー様に研磨すればよ
く、刃具の保守も簡単である。(5)面取り刃具3は、
刃具自体を回転させることができる。
このため、軸の装着が軸を回転させる場合に比べ簡単て
済む。
そして、工作時間が短縮されるとともに自動化を容易に
行うことができ、製作コストの低下を図ることができる
。(6)面取り刃具3は、掬い角、逃げ角がほとんど0
である。
このため切刃が構造的に強くなり、刃具寿命が著しく長
くなる。
また、面取り量が寸法的に安定したものとなる。本発明
の他の実施例として、第8図〜第10図に示すように正
六角柱の刃具要素11の端面ABCDEFを軸線に対し
、所定の角度、例えば45度に切削する。
第8図において、端面はAからDに向つて傾斜している
。このように構成した刃具要素11を稜E上″が中心と
なり、F−F″,D−D″で他の刃具要素と接するよう
に成し、外側よりコレットチャック、スクロールチャッ
ク等で固定し第9図、第10図に示すような面取り刃具
12を構成する。以上のように構成した場合は、面取り
刃具12の切刃13は、F上,K上,Q−Rの三本の稜
線で作られる。
このような構成とした場合は、切刃が三本であるために
安定が良く、被工作物と刃具の中心線が多少異つていて
も容易に補償することができ、かつ面取り量も一定した
ものとなる。
また、第一の実施例と同様に刃具の中心まで刃が設けら
れており、極細軸であつても、面取りを行うことができ
る。更に、同一形状の刃具要素11を三個結合したので
、刃具の修理、再研磨の際にも、各刃具要素11をバラ
して、一列に並べて研磨すればよく、容易である。
また、刃具要素の端面は、第3図において、第一の実施
例は、ABCD面は、平面であるが、Aa軸を中心とし
た仮想円筒面と傾斜面ABCDとの交線の内、刃先線A
Bとの交点が最高の高さであるという条件を、この仮想
円筒の大きさが点Bを通過する円筒以小のあらゆる円筒
において満足すれば、ABCD面は、平面に限ることな
く2つ以上の平面による屈曲面又は曲面であつてもよい
即ち上記刃先線ABは、上記各実施例に限定されること
なく例えば曲線に構成し端面の面取りの形状を変化さす
ことも可能である。更に、刃具要素4の断面形状は、例
えば第3図においてCb,cdは直線でなくとも良いし
、線Ab,adは上記仮想円筒面と傾斜面との交線の内
、刃先線との交点が最も高いという条件を満足する限り
、互に組合う線であれば、直線に限定されるものでない
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のカッターを示す側面図、第2図は、本
発明の一実施例を示す斜視図、第3図は、刃具要素4を
示す斜視図、第4図、第2図の平面図、第5図は、切削
軸の切削状態を示す側面図、第6図A,bは軸の切削前
と後を示す側面図、第7図は、刃具要素4を一列に並べ
て、再研磨する状態を示す斜視図、第8図は、本発明の
他の実施例の刃具要素11を示す斜視図、第9図は、他
の実施例を示す側図面、第10図は、第9図の平面図で
ある。 1・・・・・・カッター、2・・・・・・刃、4,11
・・・・・・切削刃具要素、3,12・・・・・切削刃
具、13・・・・・・切l刃、5・・・・・・細丸軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 角形状長柱をその軸線に対し所定角度をもつ傾斜面
    に加工して切削刃具とし、該切削刃具の刃先線を一つの
    中心線に対し放射状に相接するように上記切削刃具の複
    数個を配列固設させて、すり鉢状の刃面が構成されるよ
    うにしたことを特徴とする細軸用切削刃具。 2 角形状長柱が四角柱であり、それらを4個組み合わ
    せて放射状刃面を4本構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の細軸用切削刃具。
JP2743981A 1981-02-26 1981-02-26 細軸端の切削刃具 Expired JPS6043244B2 (ja)

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JP2743981A JPS6043244B2 (ja) 1981-02-26 1981-02-26 細軸端の切削刃具

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JPS57144608A JPS57144608A (en) 1982-09-07
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JPS57144608A (en) 1982-09-07

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