JPS6042776A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPS6042776A
JPS6042776A JP58151028A JP15102883A JPS6042776A JP S6042776 A JPS6042776 A JP S6042776A JP 58151028 A JP58151028 A JP 58151028A JP 15102883 A JP15102883 A JP 15102883A JP S6042776 A JPS6042776 A JP S6042776A
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Fumitaka Kan
簡 文隆
Hatsuo Tajima
田嶋 初雄
Atsushi Hosoi
細井 敦
Masanori Takenouchi
竹之内 雅典
Takashi Saito
敬 斉藤
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は乾式現像剤を用いて現像剤保持部材上に現像剤
の薄層を形成して現像に供するだめの現像剤薄層形成装
置に関する。
従来技術 従来、乾式現像方式としては各種装置が提案され又実用
化されている。しかし、いずれの現像方式におりても乾
式現像剤の薄層を形成することは極めて難かしく、この
ため比較的厚い層の形成で現像装置を構成していた。し
かるに現像画像の鮮明度、解像力、等の向上がめられて
いる現在、乾式現像剤の薄層形成方法及びその装置に関
する開発は必須となっている。
従来知られている乾式現像剤の薄層を形成する方式とし
ては特開昭54−43037が提案されており、且つ実
用化されている。しかし、これは磁性現像剤の薄層形成
に関するものであった。
磁性現像剤は磁性を持たせるため現像剤内【磁性体を内
添しなければならず、これは転写紙に転写した現像像を
熱定着する際の定着性の悪さ、現像剤自身に磁性体を内
添するため(磁性体は通常黒色である)そのカラー再現
の除の色彩の悪さ等の問題点がある。
このため非磁性現像剤の薄層形成方式としてビーバーの
毛のような柔い毛を円筒状のブラシにして、これr(現
像剤を付着塗布する方法や、表面がベルベット等の繊維
で作られた現像ローラにドクターブレード等によジ塗布
する方式が提案されている。
しかしながら上記繊維ブラシにドクターブレードとして
弾性体ブレードを使用した場合、現像剤量の規制は可能
であるが、均一な塗布は行われず、現像ローラ上の繊維
ブラシを摺擦するだけで、ブラシの繊維間に存在する現
像剤への摩擦帯電電荷賦与は行われないため、かぶり等
の発生しやすい問題点があった。
発明の目的 本件出願人等は上述の従来方法と全く異なる現像剤薄層
形成方法として、現像剤保持部材に対向して磁性粒子拘
束部材を設け、該保持部材表面の移動方向に関し、磁性
粒子拘束部材の上流に磁界発生手段の磁気力によって磁
性粒子の磁気ブラシを形成し、磁性粒子拘束部材によっ
て拘束したこの磁気ブラシにより非磁性現像剤の薄層を
現像剤保持部材に形成する方法および装置を既に提案し
た。しかし、この従来の磁性粒子拘束部材によっても磁
性粒子を完全に現像剤供給茶器内に拘束することは難し
く、僅かながらも磁性粒子が磁性粒子拘束部材部分から
漏れて現像位置−へ到達し、像保持体を損傷したり、像
保持体との間でリークを生じたりして、画像むらや画像
汚れを起こす原因となっていた。
本発明の目的は、磁性粒子拘束部材からの磁性粒子の漏
れを防止し、現像剤保持部材表面に現像剤の薄層を長期
にわたって安定して形成する現像剤薄層形成装置を提供
することにある。
発明の構成 本発明の現像剤薄層形成装置は、開口を有し、非磁性現
像剤と磁性粒子とを収容する現像剤供給容器と、該開口
に設けられ、前記容器の内部と外部とを無端移動可能な
現像剤保持部材と、前記現像剤保持部材の外側に前記現
像剤量”持部材と空隙をあけて設けられた磁性粒子拘束
部材と、前記現像剤保持部材の内側で、前記磁性部材に
対向する位置よりも現像剤保持部材の移動方向上流側に
位置する磁極を有する固定磁界発生手段とを有する現像
剤薄層形成装置において、上記磁性粒子拘束部材を、上
記保持部材の移動方向下流側に傾けて配置したので、磁
性粒子拘束部材からの磁性粒子の漏れがなく、現像剤の
みの薄層を均一に安定して形成することができるO 実施例 以下本発明の実施例を図面と共に説明する0第1図は本
発明の基本的な構成を示す説明図である。第1図におい
て、11は円筒状電子写真感光体であり矢印a方向に移
動する。この感光体11に対して間隙を介して現像剤保
持部材である非磁性スリーブ12が設けられている。
このスリーブ12は感光体11の移動とともに矢印す方
向に回転移動する。スリーブ12内には磁界発生手段と
して固定されたマグネツ)13が設けられている。14
は現像剤供給容器としてのホッパーであり、スリーブ1
2と共に非磁性現像剤15及び磁性粒子16を有する現
像剤混合体を収容している。
マグネット13の磁極17に対応するスリーブ12の表
面付近では、磁性粒子16による磁気ブラシが形成され
ている。スリーブ12を矢印す方向に回転させた時、磁
極17の配置位置と磁性粒子16の流動性及び磁気特性
を適宜選ぶことによって、磁気ブラシは磁極17の付近
で矢印C方向に循環し、循環層18を形成する。
一方、磁極17よりもスリーブ回転方向下流側の点19
の位置では、磁性体よりなる磁性粒子拘束部材としての
磁性ブレード23をスリーブ12と間隔dで、点19の
位置におけるスリーブ12め法線nに対しブレードの中
心ml!との為す角度δをもたせてスリーブ移動方向下
流側に傾けて配置しである。磁性粒子16は重力と磁気
力及び磁性ブレード23の存在による効果に基づく拘束
力と、スリーブ12の移動方向への搬送力との釣合によ
ってスリーブ12表面の点19で拘束され、多少は動き
得るが殆んど不動の静止層20を形成する。この循環層
18と静止層20とからなる磁性粒子層がスリーブ12
の表面に形成される。磁性粒子層は非磁性現像剤15を
含んでおり、静止層20の磁性粒子は前述の拘束力と搬
送力との釣合によってスリーブ表面上に拘束されるが、
現像剤は非磁性であるため、磁極17の磁界によっては
拘束されず、鐘映力によってスリーブ表面に均一に博く
コーティングされ、スリーブの回転に伴なって搬送され
、感光体11の表面に対面して現像に供される。
循環層18では重力と磁極による磁気力と摩擦力及び磁
性粒子の流動性(粘性)によって矢印Cの如く磁気ブラ
シの循環が行なわれ、磁気ブラシはこの循環の際に磁性
粒子層の上にある現像剤層から非磁性現像剤15を取込
んで現像剤供給容器14の下部に戻り、以下この循環を
繰返す。磁性ブレード23は直接にはこの循環には関与
しない。
次に、磁性粒子の拘束条件について詳細に説明する。
スリーフ上の点19において、スリー7’12の法線n
の方向に働く磁極17による磁気力の強さをRr、接線
方向に拗〈磁気力の強さをRz、摩擦係数をf、磁性粒
子の静止層20の重量をM1スリーブの中心0を通る垂
直線mと法線nとの成す角をθ、重力加速度をg1磁性
ブレードによる効果をαとすると、搬送力をPi及び拘
束力F2は、 搬送力 Fl= f −(Rr +Mg cosθ) 
・−・・−・(1)拘束力 F2=Rθ+Mg5inθ
十α ・・・叩・・・・・(2)と表わされる。よって
拘束条件(必要条件)は、F=F2−Fl ≧ 0 ・
・・・・・・・・・・・(3)となる。ここでMを静止
層2oの密度ρ、体積充填至C%J−厚tで表゛わすと
、 M−ρct 四回・・・・可曲・曲・・・・・(41更
に磁性ブレード23による効果αはスリーブ12と磁性
ブレードの間隔d及びスリーブ法11 nブレードの中
線eとの成す角δによって異なると考えられるため、 α=α(d、δ、θ) 叩・・・・・・・・曲・・・・
・(5)となり、(1)、 (2)、 f3)、 (J
、 (5)よりFはθの函数として、 F(θ)=pctgV口〒sin (θ−Tanf)@
用θ(θ)−Rr(θ汁α(d、δ、θ) ・・川(6
)であり、(3)式に述べた如< F(θ)≧0が磁性
粒子拘束のだめの必要条件である。
さて、第(5)式のF(θ)≧0との拘束条件において
、 が成立するときは磁気力゛と摩擦力を形式的に分離して
考えた場合の磁性粒子拘束のための十分条件とな如、こ
の場合は磁性ブレード23が無くても磁性粒子は拘束さ
れることになる。ここで(7)式は磁極17の最木のデ
さく磁極17の位置での法線方向成分)をHpとして、
磁性粒子16が存在しないときのスリーブ表面の磁束密
度分布をスリーブ表面法線方向成分Hr(θ)、接線方
向成分Hθ(θ)としたとき、1%=(Rr、FLθ、
 Rz)、Tj= (Hr 、 Hθ、H2)より?=
 g r ad (7’I 、W) より茗−χ言(χ
は磁性率) Hθ(θ)≧f(r (θ) ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・ (9)を満す角度θにお
いて成立する。例えば磁極17が正弦波状磁束分布をし
ている場合は、が(7)式を満足する。
第1図において磁性ブレード23として、1.5園厚の
鉄板をδ=90″′(スリーブ接線方向)に傾け、d=
0.3mで配置した場合の磁極17の最大の強さHpに
対する磁性粒子を拘束できる角度θを第2図に示す。尚
θは垂直[mから時計回り方向を(+)として−る0こ
こで特徴的なのはθ〈0でも拘束可能なことと、むしろ
磁極17の強さが強い程拘束が良好なことであった。こ
れは(5)式の磁性ブレードの効果α(d、δ、θ )
として、磁性ブレードがそのスリーブとの接点19での
接線方向の磁界Hθを強める効果があるためである。従
って、磁性ブレードは磁気回路を形成し易いように磁界
の向き一口′と略一致するように配置すると良い。また
、その位置θとしては、心壁条件ではな員が1例えば(
9)式が満されるような位置であることが望ましい。
(9)式の限界の条°件、すなわち 11θ(θ)=Hr(θ)11119.12181.2
22213180.、aυのときは、スリーブ上の磁界
の接線方向の成分Hθと法線方向の成分Hrが等しいた
め、磁界のベクトルの方向はスリーブの法線方向nから
45゜である。仮りに第1図の点19で条件Ql)が成
立してbる場合を考えると、このとき磁性ブレード23
の角度δもδζ6若しくはやや大きめが好ましい。
第3図にマグネットの法線方向(実線)と接線方向(破
線)の磁束密度分布曲線をBe II社製620型ガウ
スメータで測定した一例を示す。
磁界のベクトルの方向は通常法線方向磁界で定義される
が、第3図からN極の位置90’では法線方向に、零ガ
ウスの点ωでは接線方向にあることがわかる。第3図の
マグネットの場合において、ブレード23を配置するの
に適当な角度λ=0〜90 について磁界ベタ。トルの
方向とスリーブ法線nとの成す角を第4図中の実線で示
す。
第4図中斜線部は、第1図においてマグネット13ON
極位置をπ=900とし、ブレード位置θに対応すると
ころのスリーブ法線nに対するブレード角δを変化させ
たとき、特に磁性粒子の拘束において好ましがったδの
領域を示している。またHθ(Hrとなるλ〉70°で
は磁性粒子の循環層に悪影響を及ぼす。
第4図かられかるように接線方向及び法線方向の磁束密
度分布がω以下のときは、はぼ60≦δ≦90、ω〈λ
<90のときはほぼ磁界の方向で45≦δ≦90 (望
ましくは60≦δ≦90)にブレードを配置することが
好ましい。接線方向の磁界Hθを強めるためにはδを大
きく、すなわちブレードは寝ていた方がよく、好ましく
はブレードは磁界の方向に配置した方がよい。
従来の磁性ブレードはブレード部で磁性粒子を急激にせ
き止めるため、この部分の圧力が高く、現像剤を劣化さ
せ好ましくないことがあった。また圧力が高いため磁性
粒子の押圧がブレードとスリーブの間の間隔に及び、若
干の磁性粒子がブレード部から漏出する欠点があった。
しかし、本発明ではブレードの先端位置を前述のHr 
(Hθ、すなわち磁極においてスリーブ表面磁束がスリ
ーブ法線方向Hrよりスリーブ接線方向Hθのほうが強
い領域に配置したので−、スリーブ法線方向の圧力より
もスリーブ接線方向の力が支配的とな−るため、上述の
圧力による現像剤の劣化及び磁性粒子の漏れが防止でき
るものである。つまり、既に提゛案した磁性ブレード配
置では、磁性粒子に法線方向の磁気力が強くかかるため
、(1)式のR「が大きくなり、磁性粒子に摩擦力に基
づく搬送力が働いて磁性粒子はブレード部から漏出し易
いのである。ところが、本発明では磁性ブレード部での
法線方向の磁気力は殆んどないか弱く、また接線方向の
磁気力が強くなるので、磁性粒子を容易に拘束できるの
である。
前述の磁性粒子の拘束条件と循環条件は磁極17の位置
が強く関係する。第1図の垂直線mより測った磁極17
までの角度をπとし、πの値を変化させてブレードの無
い場合の拘束性と循環性及び本発明の磁性ブレードを設
けた場合の拘束性について実験を行なった。表1はその
結果を示すもので、表中○印は磁性粒子の拘束又は循環
が良好に行なわれることを示し、△印はほぼ良好な状態
を、X印は磁性粒子が拘束されずに搬送されてしまうか
又は循環が不十分な結果を表わす。
表 1 表1から明らかなとおり、磁性粒子の静止層で十分に磁
性粒子を拘束し、かつ循環層で磁気ブラシを十分に循環
させて非磁性現像剤を取込むためには、ブレードのない
場合でのπの値が60°〈π<120°、好ましくは7
0°〈π<110゜である。しかし、本発明の如き磁性
ブレードを用いると、磁性粒子の拘束性が増し、πの値
は20°〈π〈120°、好ましくは30°〈π<1l
O0とその範囲が広がる。
第5図は本発明を適用した現像薄層形成装置の説明図で
ある。図中、第1図と同一機能を果す部材には同一符号
を付しである。
第5図において、11は円筒状電子写真感光体であり矢
印方向aに移動する。この感光体11に対して間隙を介
して現像剤を保持する非磁性の現像剤保持部材12が設
けられ、本実施例においてはこの保持部材12は円筒(
スリーブ)状であるが、無端移動するウェブ状としても
良い。電子写真感光体11についても同様である。
この感光体11の移動とともに現像剤保持部材12を矢
印す方向に回転移動させる。この現像剤保持部材12に
現像剤を供給するために現像剤供給容器14が設けられ
ている。現像剤供給容器14はその下部近傍に開口を有
し、該開口部に現像剤保持部材12が設けられている。
現像剤保持部材は開口から一部が外部に露出しているの
で、その表面は現像剤供給容器の内部から同外部へ移動
し、つづいて同内部へ戻る。現像剤保持容器14の下部
は現像剤保持部材12の下方を包うように包囲体が形成
されており現像剤が外部に漏れないようになっている。
またこの外部への漏出の防止をさらに確実ならしめるた
めシール部材21が現像剤保持部材12に接触している
現像剤保持部材12の内部には固定磁界を発生する固定
磁界発・・生手段、すなわち、磁石13が固定的に設け
られている。したがって、現像剤保持部材12のみが回
転する。この磁石13はN極17.S極22の磁極を有
する。
現像剤供給容器14の開口の上部近傍には磁性体よりな
る磁性ブレード23が配置されている。この磁性ブレー
ド23は鉄板を曲げ加工により形成し、現像剤供給容器
14に固着したものである。この磁性ブレード23の先
端と現像剤保持部材12との間隔(d)は100−10
00μ、好ましく/″i20’O〜500μで、この実
施例では300μである。この間隔がlooμより小さ
いと、磁性粒子が詰まり、ブレード外部へ押し出される
欠点がある。また1 000μより大きbと、振動で非
磁性現像剤が多量に漏れ出して、薄層が形成できなくな
る。
かかる構成の装置の現像剤供給容器に磁性粒子あるいは
磁性粒子と非磁性現像剤とを含む混合体を供給すること
によシ、静止層2oと循環jの18を形成させる。この
静止層2oと循環層18からなる磁性粒子層を形成する
混合体は磁性粒子に対して約2〜70%(重量)の非磁
性現像剤を含むことが好ましいが、磁性粒子のみとして
も良い。磁性粒子の粒径は30〜200好ましくは70
−150ミクロンである。各磁性粒子は磁性材料のみか
ら成るものでも、磁性材料と非磁性材料との結合体でも
よいし、二種以上の磁性粒子の混合物でも良い。
循環層18中の磁性粒子は磁極17の発生する磁界によ
りブ′ラシを形成し、トのブラシは前述のC方向の循環
作用を行う。磁性ブレード23と磁極17間には静止層
2oが形成され現像剤保持部材表面に拘束されている。
磁性粒子層の上に非磁性現像剤を供給することによりほ
ぼ上下方向、すなわち、現像剤保持部材12の外周上お
よびその外側に、2層が形成される。この非磁性現像剤
に少址の磁性粒子を加えたものを用いて現像剤層24を
形成しても良いが、この場合でも、現像剤層の磁性粒子
含有量は前記の磁性粒子層よりも小さい。この非磁性現
像剤に、流動性を高めるためにシリカ粒子を、および、
感光体11の研磨のために研摩剤粒子を外添してもよい
。2層の形成方法はこのように2段階に分けて供給する
ものに限らず、例えば、磁性粒子層と現像剤層24の全
量分の磁性粒子と非磁性現像剤をtlぼ均一に混合した
ものを供給して、その後、現像剤供給容器14に振動を
与えるか又は現像剤保持部材を予備的に回転して磁性粒
子と非磁性現像剤の比重の差および磁石13の磁界によ
り2層を形成させてもよい。
このように特に2層を形成させずに、磁性粒子と非磁性
現像剤をほぼ均一に混合したものを供給した場合でも、
十分な磁性粒子層を形成できる量の磁性粒子を含んでい
れば、実施可能であるが、磁性粒子層の長期的な安定性
維持のためには2層とすることが好ましす。
このように磁性粒子および非磁性現像剤を与えた状態で
現像剤保持部材12を回転させると磁性粒子は、磁極1
7による磁界および重力の作用と現像剤保持部材表面に
よる摩擦力により、第5図に矢印Cで示すように循環運
動を行なう。
このときに、非磁性現像剤と現像剤保持部材12の表面
は接触して循環層中の非磁性現像剤は静電的に現像剤保
持部材12上に塗布される。
本実施例において、非磁性現像剤は磁性粒子乃至は現像
剤保持部材12との摩擦により帯電するが、好ましくは
磁性粒子表面に酸化膜または非磁性現像剤と静電的に同
準位にある樹脂などの絶縁処理を施し、磁性粒子からの
トリボ付与を少なくし、必要な帯電を現像剤保持部材I
2から受けるようにすれば磁性粒子の劣化の影響を防ぐ
ととができるとともに現像剤保持部材12への現像剤塗
布が安定する。
一方、摩擦帯電された現像剤は磁性ブレード23先端と
現像剤保持部材12表面の間を通過でき、現像剤保持部
材表面に鏡映力による作用とともに均一に薄くコーティ
ングされて、現像剤保持部材12の表面に載って現像剤
供給容器14の外部に出て感光体110表面に対面して
現像に供される。
ここで使用する現像方法としては特公昭58−3237
5に記載の方法が好ましい。電子写真感光体11と現像
剤保持部材12との間にはバイアス電源25により直圧
が印加される。バイアス’i4℃源25は交流でも直流
でもよいが、交流に直流をM畳したものが好ましい。現
像により供される現像剤は循環層18がら現像剤保持部
材12に供給され、循環層18における不足分は、11
J述の循環運動により現像剤層24から供給される。
2層構成とした場合、静止層と循環層よりなる磁性粒子
層は最初がら現像剤保持部材12の外表面近傍に形成さ
れており、また、現像剤層24は磁性粒子を全く含有し
ないか、僅かの量であるため、磁性粒子層の状態は運転
を長期間続行してもほぼ一定に維持され、変化しない。
この意味において、磁性粒子層内の磁性粒子は現像剤ま
たはその一部ではなく現像装置の一部である。
本実施例にもとづいて、現像剤保持部tlt’12とし
てφ20アルミスリーブの表面をアランダム砥粒により
不定型サンドブラストを施したものを用いたが、ガラス
ピーズによる定型プラスト或いはエツチング、エクスト
ルート加工、サペ ンドベーパ、陽極酸化等により表面を粗しでも良い。磁
界発生手段13として2極着磁でN極、S極が第3図で
示されるようなものをN極の位置が前述のπ−900で
用いた。
第3図のマグネットは、表面磁束密度の最大値が約50
0ガウスであるが、使用する現像剤特に流動性の若干悪
い現像剤では、この強さを虹に強くすることが好ましい
。目視による観察で14.表iT+i磁束Wj度が約8
00ガウスのマグネットでは第5図C方向の循環が約2
倍となった。
磁性ブレード23 I″i1.2 mm厚の鉄板に化学
ニッケルメッキをしだものである。鉄板の材質として工
業的に常用されるSPC鋼板、ケイ素鋼板、パーマロイ
等が望ましい。またこれら磁性体を接線方向の磁界を強
めるように着磁しても良い。第5図でθ=35、δ=8
5、ブレード・スリーブ間250μとした。δ=90°
すなわちスリーブの接線方向でも良いが、機械的精度が
悪いと磁性ブレードがスリーブに対し腹当りする場合が
あり、δ〉90°では更にこの傾向が顕著であり、この
場合は磁性粒子を拘束する上で好1しくない。史にシー
ル部材21としてポリエチレンテレフタレートシートC
Mさo2mm)を第5図のように取りつけだ。またシー
ル部材21の代りに、磁極22との間の磁界により磁性
粒子の?’4 ′FLを防止するため磁性体からなる磁
性シールを用いても良い。
この実施例において、磁性粒子として粒径100〜80
μ(150/200 メツシュ)の鉄製粒子(最大磁化
190emu/g )を用い、非磁性現像剤とj−で、
スチレン/ブタジェン共重合体系樹脂100部に銅フタ
ロシアニン系顔料5部から成る平均粒径10μのトナー
粉体にコロイダルシリカ0.6 Xを外添したブルート
ナーを用いたところ、スリーブ上蹟コーティング厚約5
0〜100μm1 プローオフ法で測定したスリーブ−
ヒのトナーのトリボ電荷量が+10μC/gの良好なコ
ーティングが得られた。
この実施例の薄1−形成装置をキャノン削ン製PC−1
0型複写機に組み込み、バイアス電源25として周波数
1600Hz、ピーク対ピーク値1300Vの交流回圧
に一300Vの直流電圧を重畳させたものを用い、スリ
ーブ12とOPC感光体11の間隔を250μlηに設
定して現像を行なったところ、良好なブルー色の画像を
得た。
なお、本実施例では非磁性現像剤を用いたが、磁性粒子
に比べ著しく弱い磁性であり、トリボ帯電可能であれば
磁性現像剤も用いることができる。“まだ磁性粒子の磁
気特性によっては、静止層20がブレード23位置まで
到達せず静止層20とブレード23との間に磁性粒子の
存在しない部分ができ、このためブレード23とスリー
ブ12間よりトナーが漏出することもある。
このだめ磁性粒子として十分に長いブラシを形成するも
のが望ましい。
本発明の別の実施例を第6図に示す。第1図及び第5図
と同一機能を果す部材には同じ符号を付しである。
第6図では発光体11とスリーブ12が最近接位置で逆
方向に回転している。マグネット13のN4m17の位
置はスリーブ12の回転方向上流側でπ−150° と
なっており、第5図の実施例の磁性粒子とトナーを用い
たところ、拘束性は良好であったが、循環性が表1の如
く不十分であった。このため、現像剤供給容器外に補助
的にマグネット26を設け、e方向に回転させたところ
、良好な循環性が得られ、第5図の実施例とほぼ同等の
コーティング層が得られた。
このとき磁性ブレード23のスリーブ法線に対する角は
δ=60°であるが、δ=45°〜90’でも磁性粒子
の拘束性が得られた。
表2にマグネット26を用いた時の循環性の実験結果を
示す。
表 2 以上のようにマグネットを用いると、循環性が表1の場
合よりも向上した。
また、このマグネット26の代わりに、現像剤供給容器
内に攪拌棒を設けて回転させ、循環性を向上させてもよ
い。この時磁性体の攪拌棒を用いると、N極17による
磁界を撹乱させることができるので、十分な循環が得ら
れる。
第7図は本発明の他の実施例を示す説明図である。図中
第5図と同一の部材には同一の符号を付して説明を略1
−か、 第5図の実施例の磁性、ブレード23は、板金を加工し
たものであるため、長手方向が歪が出やすく、精度の点
で好ましくない場合があった。
そこで、この第7図の実施例では磁性ブレード23aと
して鉄の引抜き加工による異型材を使用したものである
。その結果、ブレード23aとスリーブ12との間隔が
長手方向に渡って均−K f、Ir度=よ〈保たれた。
ブレードの傾は角δは法線nとブレード23aの中心線
lとの間で測ったものである。
尚、第5図〜第7図において、磁性ブレード23・23
aをスリーブ12と同電位とすることが好ましい。また
、バイアス電源25から磁性ブレード23・23aに給
電し、磁性粒子を介してスリーブにバイアスを印加する
ようだしてもよい。
発明の効果 本発明により、簡単な構成により磁性粒子を使用する現
像剤S層形成装置に於いて、磁性粒子の拘束性と安定か
つ均一な循環性が得られた。
その結果、少量の磁性粒子を使用して、均一な層厚と均
一で十分な帯電量を有する現像剤薄層が得られた。
また本発明では、磁性粒子拘束部材を現像剤保持部材の
移動方向下流側に傾けて配置したので、現像剤保持部材
上の法線方向の磁界よりも接線方向の磁界を強くでき、
磁性粒子拘束部材部での現像剤のブロッキング、現像剤
の融着や磁性粒子の漏れ等を防止できる。従って圧力定
着用トナーを用いる現像装置にも本発明は適するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
aI図は本発明の原理を示す説明図、鎮2図は磁界の強
さと磁性粒子の釣合位置の関係を示すグラフ、第3図は
本発明に用いた磁石の磁力分布の説明図、第4図は磁界
ベクトルの向きと磁件プど−ドの望ましい方向を示す説
明図、第5図から第7図は本発明の詳細な説明図である
O 図において、11・・・感光体、12・・・スリーブ、
13・・・マグネツ)、14・・・現像剤供給容器、1
5・・・非磁性現像剤、16・・・磁性粒子、17・・
・磁極、18・・・循環層、20・・・静止層、23・
23−a・・・磁性ブレード、を表わす。 出願人 キャノン株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)開口を有し、非磁性現像剤と磁性粒子とを収容す
    る現像剤供給容器と、 該開口に設けられ、前記容器の内部と外部とを無端移動
    可能な現像剤保持部材と、前記現像剤保持部材の外側に
    前記現像剤保持部材と空隙をあけて設けられた磁性粒子
    拘束部材と、 前記現像剤保持部材の内側で、前記磁性部材に対向する
    位置よりも現像剤保持部材の移動方向上流側に位置する
    磁極を有する固定磁界発生手段とを有し、 上記磁性粒子拘束部材を、上記保持部材の移動方向下流
    側に傾けて配置したことを特徴とする現像剤薄層形成装
    置。 (2、特許請求の範囲第1項において、上記磁性粒子拘
    束部材を、現像剤保持部材表面での法線方向に対し該保
    持部材の移動方向下流側にδ=45°〜90傾けたこと
    を特徴とする現像剤薄層形成装置。 (3)特許請求の範囲第1項又は第2項において、上記
    磁性粒子拘束部材の方向を、上記磁極による磁界の方向
    と略一致させたことを特徴とする現像剤薄層形成装置。
JP58151028A 1983-08-18 1983-08-18 現像装置 Granted JPS6042776A (ja)

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DE19843430190 DE3430190A1 (de) 1983-08-18 1984-08-16 Vorrichtung zum bilden einer duennen entwicklerschicht
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FR8412908A FR2550866B1 (fr) 1983-08-18 1984-08-17 Appareil de formation d'une mince couche de revelateur electrophotographique

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127557U (ja) * 1986-02-03 1987-08-13
JPS63225266A (ja) * 1987-03-16 1988-09-20 Canon Inc 現像方法及び現像装置
EP2743776A2 (en) 2012-12-11 2014-06-18 Canon Kabushiki Kaisha Developing device and image forming apparatus

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