JPS6042741B2 - ツメエリの縫製方法 - Google Patents

ツメエリの縫製方法

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Publication number
JPS6042741B2
JPS6042741B2 JP3934080A JP3934080A JPS6042741B2 JP S6042741 B2 JPS6042741 B2 JP S6042741B2 JP 3934080 A JP3934080 A JP 3934080A JP 3934080 A JP3934080 A JP 3934080A JP S6042741 B2 JPS6042741 B2 JP S6042741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing
fabric
sewing machine
profile
interlining
Prior art date
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Expired
Application number
JP3934080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56136590A (en
Inventor
昭雄 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP3934080A priority Critical patent/JPS6042741B2/ja
Publication of JPS56136590A publication Critical patent/JPS56136590A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エリ地縫いに対する新しい縫製方法に係り、
特に自動縫製機を利用することによつてエリ両端部に設
けられているカギホック部分近傍の縫製をも自動的に行
う新しいツメエリの縫製方法および同方法によつて得ら
れたツメエリを提供するものである。
第1図は、学生服などのツメエリをその裏側から見た場
合の図であつて点線で示される芯地11の上縁周辺部に
は裏生地12および表生地13が縫付けられている。
又芯地11の左右両端周辺部には予じめ第2図にも示さ
れる如くカギホック14、15およびその固定部14A
、15Aが設けられている。
16は使用時、エリの内側に取付けられるカラー係止用
の突起部であり芯地11に第2図に示す如く固着されて
いて内側の裏生地12には同突起部16の貫通する穴1
2Aが形成されている。
さて、従来第1図の如きツメエリの縫製工程は、先ず第
2図の太い点線LOで示すように芯地Jllの上端部に
裏生地12、表生地13を載置した状態で工業用ミシン
等により縫製する。
次いでカギホックの部分Li、L2は手作業でノリ付け
してアイロンをかけ手まつりを行つていた。
それ故、コーナー部Cなどが作業者によつてはきれいに
仕上がらないといつたことがあつた。本発明は、上記ツ
メエリに関する縫製作業を1つの工程で、自動的に行わ
しめるものであつて、とくに手まつり作業やその前工程
としてのノリ付け、アイロンがけなどの作業を不要とす
るものである。以下本発明の実施例を、第3図乃至第7
図にて説明する。第3図は、自動ミシンのテーブル上を
移動される布押え21の上板23を開いた平面図である
同布押え21は、互に丁番22で結合された上板23、
下板24からなつており、下板24には芯地11の位置
決め部材26が取付固定されており同図では芯地11の
左右および手前側端部は部材26と境界を接しており、
ずれないようになつている。芯地11の上には、第2図
と同じように上方から裏生地12、表生地13が載置さ
れ、且つ生地12と13の間には芯地の位置決めを兼ね
たイセ込み用部材(第4図27)が間挿されている。こ
の部材27は下板24に固定されヒンジ部29に取付け
られている。一点鎖線1。は縫製プロファイルであつて
同プロファイル直下の下板24面上には、ミシン針が貫
通できるように針落ち溝30が連続して形成されている
。又上板23にも、同じ形状の針落ち溝30が形成され
ている。前記上板23の頂部25は、布押え21を自動
ミシンの移動体(第5図57)に係合せしめるための係
合部を形成しており図示しないのが適当なチャック部材
が装着されれている。第4図は、第3図において生地1
2,13が図示の如くセットされたときのセット断面を
示しており且つ第3図の1。
−10線に平行で同1。−10線よりも内側線上の断面
を示している。同図に示されるように上板23の下面に
裏生地12、その下面にイセ込み部材27、さらに表生
地13、そして芯地11がそれぞれ層状に載置されてい
る。第5図は、第3図の布押え21を縫製する自動ミシ
ンの平面図である。同図でミシンテーブル51上面と間
隙をもつて同テーブルの左右両端部にそれぞれY方向に
延びているガイド軸53,53Aの一端側がそれぞれ支
持部材55,55Aに取付けられている。
この支持部材55,55Aはミシンテーブル51面上に
固設されている。ガイド軸53,53Aには、部材56
,56Aが摺動可能に嵌装されており、同部材56,5
6Aには上部が開口しているチャンネル状のYレール5
4が一体的に結合されてお.り、そしてこのYレール5
4内には図示のようにX方向に移動可能な移動体57が
収納されている。この移動体57には係合部57Aを介
して布押え21の係合部25と係合されている。前記移
動体57には図示の如くプーリ57a,.57bが取付
けられ、索条WRXl,WRX2によつて巻回されてい
る。
同索条WRXl,WRX2は従動プーリ56a,56b
1プーリP2,P3、および駆動プーリP1を介してX
方向駆動用のパルスモータXPMの出力軸によつて矢印
の方へ駆4動されるので前記移動体57はYレール54
の中で+X1−Xの方へ移動されることができる。又、
同様にYレール54は、索条WRYl,WRY2によつ
て、+Y1−Yの方へ移動されることができる。索条W
RYl,WRY2の巻回されている駆動プーリP4,P
5はY方向駆動用のパルスモーターYPMl,YPM2
によつて回動される。又従動プーリP7,P6は、ガイ
ド軸53,53Aの自由端に取付け固定されている部材
56c,56dの下端部に、その回転軸を支承させてい
る固定のプーリであつて索条WRYl、WRY2の向き
を変えるものである。又、従動プーリ56a,56bは
部材56,5ノ6Aの下面に取付けられており、Yレー
ル54と一体になつて士Y方向に移動するようになつて
いる。
索条WRYYはプーリP8,P9にたすきがけされてい
て各パルスモータYPMl,YPM2の出・力回転軸の
機械的同期を保つため設けられている。
SLは十Y方向への布押え21の移動限を示している。
尚Y軸駆動に関して2つのパルスモータを用いているの
はYレール54の長さが大となつ゛ている場合にも左右
が均一に駆動されるようにするためである。又ミシンテ
ーブル51上には、ミシンヘッド52が搭載され、その
ヘッドに設けらているミシン針の位置NP直下を布押え
21に形成されている溝30が通過するように、X.Y
軸用のパルスモータXPMおよびYPMl,YPM2が
駆動されるようになつている。各パルスモータへの供給
パルス数は、予じめ縫製プロファイルに対応してプログ
ラムされたPROMなどの固体メモリに記憶されており
、これをミシン針の上下動と同期して読み出すようにな
つている。(これらの詳細については、例えば、特開昭
52−512伯号を参照されたい。)第6図は、第5図
に示される自動ミシンにより、縫製されるときの様子を
説明するものであつて、縫製開始点S−Pから矢視線の
方向に終点E−Pまで縫製する。
この場合芯地11と重ね合わないところ即ち非重合い部
分は2つの部分に区別されその1つは図示の如く返し縫
い部分101,102,103,104,105,10
6、他の1つは飛ばし部分101A,102A,104
A,105Aである。このようにすると101A,10
2A,104A,105Aの部分は裏生地12と表生地
13が縫着されていないのでカギホックの突出部を形成
される即ち第6図のように、縫つたあと袋状にして芯地
11に対して返してカギホック14,15を取り出すこ
とにより、第1図のような形状となる。上述の如く返し
縫い、飛ばしなどのためのデータはメモリへのプログラ
ムの段階で正確に指定することができるので、このよう
にしてプログラムされたメモリからデータを読み出すよ
うにすれば縫製プロファイルとしての再現性は非常に良
好である。
第7図には、自動ミシン用の駆動用データをストアして
いる固定メモリの内容の一部を説明するもので、第6図
のプロファイル部分Ll,lO,L2のうちLl,Lに
対応するメモリ部分をアドレスに対応して示す。
同図から判るように、飛ばし(縫い)の部分101A,
102Aではミシン針は上死点に保持されるよう指令さ
れる。X.Y移動データのメモリ領域には、X,Y軸用
パルスモータへのパルス数が、1ステイツチ毎にストア
される。縫い目間隔はパルス数(1パルス0.2順)で
任意に指定できる。以上説明したように、本発明によれ
ば、 (イ)従来のノリ付け、アイロンがけなどの縫製工程を
1工程で完了させることができるので、製作コストも安
く、とくに製作時間が少ない。
(ロ)縫製の仕上りに関しては同一のメモリからのデー
タから読み出されるので均一に仕上げが可能てある。(
ハ)本発明においてはカギホックの突出部分を飛ばし縫
い工程としたので縫製後表生地13、裏生地12の縫製
部分を第1図の如く内側となるよう返せば前記飛ばし縫
いの部分が丁度カギホックの突出部として利用すること
が可能となり、さらに又、カギホックの非突出部分を返
し縫い工程としたのでその部分が強固に縫着されており
日常的に学生服を使用するにあたつてひんぱんにくり返
されるカギホックの係止、離脱動作に伴うカギホック部
分の縫着糸のほころびを防ぐことにも効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、学生服ツメエリを拡げ裏側から見た図、第2
図は、従来の縫製方法を説明する図、第3図は、布押え
にセットされた生地を本発明方法によつて縫製する場合
の説明図、第4図は、第3図における布生地のセット断
面図、第5図は、自動ミシンのテーブル上平面図、第6
図は、本発明による縫製プロファイルの一部を飛ばしし
、返し縫いで形成することを説明する図、第7図は、飛
ばし、返し縫い部のストアされるメモリの内容を説明す
る図である。 11・・・・・・芯地、12・・・・・・裏生地、13
・・・・・・表生地、14,15・・・・カギホック、
21・・・・・布押え、23・・・・・上板、24・・
・・・下板、27・・・・・・イセ込み部材、30・・
・・・・針落ち溝、51・・・・・ミシンテーブル、5
3,53A・・・・・・ガイド軸、54・・・・・・Y
レール、57・・・・・・移動体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに重ね合わされる上下の板23,24に縫製プ
    ロファイルに対応する針落ち溝を形成せしめた布押え板
    21を、縫製プロファイルが予じめストアされているメ
    モリから読み出されるデータに応答してミシンテーブル
    のX−Y平面上にて前記ミシン針と相対移動させるよう
    にした自動ミシンを用いてツメエリを縫製する方法であ
    つて、前記下板24上にその両端部にカギホックを取付
    けた芯地を載置し、同芯地上縁部にて上方から裏生地1
    2、イセ込み部材27および表生地13の順に層状に重
    ねて載置固定せしめた状態で前記裏生地、表生地の周縁
    部をその一端側(S.P)から他端側(E.P)まで自
    動縫製する工程において、前記周縁部で且つ芯地との非
    重合い部分のうち、カギホックの突出するプロファイル
    部分を飛ばし縫い工程、カギホックの非突出部分を返し
    縫い工程として縫製するようにしたツメエリの縫製方法
JP3934080A 1980-03-27 1980-03-27 ツメエリの縫製方法 Expired JPS6042741B2 (ja)

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