JPS6042042Y2 - 工具のロツキング装置 - Google Patents

工具のロツキング装置

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JPS6042042Y2
JPS6042042Y2 JP9662581U JP9662581U JPS6042042Y2 JP S6042042 Y2 JPS6042042 Y2 JP S6042042Y2 JP 9662581 U JP9662581 U JP 9662581U JP 9662581 U JP9662581 U JP 9662581U JP S6042042 Y2 JPS6042042 Y2 JP S6042042Y2
Authority
JP
Japan
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tool
sleeve
wedge
ball
block
Prior art date
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Expired
Application number
JP9662581U
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English (en)
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JPS584331U (ja
Inventor
信平 田中
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP9662581U priority Critical patent/JPS6042042Y2/ja
Publication of JPS584331U publication Critical patent/JPS584331U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作機械のアタッチメントに取付けられるツー
ルブロックにおける工具のロッキング装置に関する。
工作機械の主軸には加工に応じて種々のアタッチメント
が取付けられるが、そのひとつとして、第1図および第
2図に示すようなフェースプレートを介して工具を保持
するツールブロックを取付けるものがある。
このフェースプレートはマシニングセンタ等の工作機械
のスピンドル01の端面に取付けられて回転駆動される
面板02にその半径方向にNCやその他の制御によって
制御されて駆動されるスライダ03を設け、このスライ
ダ03にツールブロック04を取付け、このツールブロ
ック04に工具05を保持させてフェーシング加工ある
いはグルービング加工等を行なえるようにしたものであ
る。
従来、このようなアタッチメントにおいては工具の交換
はあまり必要でなく、専ら手作業による交換が行なわれ
ていた、ところが、加工の多様化にともない工具の交換
が必要となり、手作業による煩雑さを解消するとともに
段取り時間の短縮等の省力化のためツールブロックに対
し工具を自動的に着脱し得る装置の開発が要望されてい
る。
本考案は上記要望に鑑みてなされたもので、フェースプ
レート等のアタッチメントに取付けられるツールブロッ
クに保持される工具を着脱する装置を提供し、工具の自
動交換を可能とし省力化を図ることを目的とする。
かかる目的を遠戚する本考案の工具のロッキング装置の
構成はアタッチメントに取付けられるツールブロックに
後端部に耳状頭部が形成されたプルスタッドを具える工
具が嵌合される工具嵌合孔を穿設し、当該ツールブロッ
クの後端部に前記耳状頭部の後部に出入する掴みボール
を備えるとともに第1流体圧シリンダに連結されて軸方
向に摺動自在なスリーブを設ける一方、前記工具嵌合孔
の外周で第2流体圧シリンダに連結されて軸方向に摺動
自在かつ内側面にくさび面を有するくさび片を前記ツー
ルブロックに設け、当該くさび面に沿って転動するとと
もに前記スリーブの前端面に当接する鋼球を介装し、前
記スリーブの摺動により掴みボールで工具のプルスタッ
ドを前記スリーブに固定するとともに前記くさび片を摺
動させ前記スリーブを鋼球を介して前記ツールブロック
に固定するようばね力を前記くさび片に付勢したことを
特徴とする。
以下、本考案の工具のロッキング装置を図面に示す実施
例に基づき詳細に説明する。
第3図には本考案の工具のロッキング装置の一実施例を
備えたツールブロックの正面を示腰第4図にはその縦断
面を示し、中心線より下側はロッキング状態を、上側は
アンロッキング状態を表わす。
ツールブロック1はフェースプレート2上のスライド部
3にボルト4で取付けられ、NC等で制御されて駆動さ
れスライド部3とともにフェースプレート2の半径方向
(第3図中の矢印方向)に移動されるようになっている
このツールブロック1には工具5を装着するためのテー
パ部6を具えた工具嵌合孔7が穿設しである。
この工具嵌合孔7に装着される工具5は前記テーパ部6
に合致するテーパシャンク部8およびその後端部に耳状
頭部9が形成されたプルスタッド10を有するものであ
る。
ツールブロック1の工具嵌合孔7後端部で工具5が装着
された状態でのプルスタッド10外周にプルスタッド1
0と間隙を介して後端部内周に逃げ溝11が形成される
とともに前端部外周に円弧状凹部12が形成されたサポ
ート13がボルトでツールブロック1に固定しである。
このサポート13とプルスタッド10との間隙部に内筒
部14が位置するとともに外筒部15を有するスリーブ
16がサポート13の外周面に案内されて軸方向摺動自
在に設けられる。
このスリーブ16の内筒部14のプルスタッド10の耳
状頭部9の後部に対応する位置に半径方向に多数(第3
図では6個示した)のボール案内孔17が設けられ、掴
みボール18が装着され工具5のプルスタッド10をこ
の掴みボール18の出入れによって固定・開放する。
このスリーブ16を摺動させ掴みボール18を前記サポ
ート13の逃げ溝11によって出入するためスリーブ1
6後端部のツールブロック1に第1流体圧シリンダ19
が形成されピストン20が収納されてシリンダケース2
1に形成した作動流体給排孔22でツールブロック1の
側面に取付けたカップリング23と連通し、図示しない
圧油若しくは圧縮空気等の圧力源に接続しである。
したがって、第1流体圧シリンダ19の作動によってス
リーブ16が摺動しサポート13の逃げ溝11”に沿っ
て掴みボール18を工具5の耳状頭部9に位置させ、工
具5をスリーブ16に対して固定・開放することができ
る。
次に、工具5が固定・開放されるスリーブ16をツール
ブロック、1に対して固定・開放するため工具嵌合孔7
の軸方向と平行に複数(図示例では4個)のシリンダ孔
24がツールブロック1に設けられ、各シリンダ孔24
内に工具嵌合孔7側に後端部に向って傾斜するくさび面
25が形成されたくさび片としてのくさび状ピストン2
6が軸方向摺動自在に装着される。
このくさび状ピストン26にはくさび面25が回転しな
いよう軸方向にガイド溝27が形成されツールブロック
1にねじ込まれたガイドピン28がガイド溝27内に突
出して設けである。
また、シリンダ孔24の前端部にはスプリング受け29
がねじ込まれ、スプリング受け29とくさび状ピストン
26の前面との間にスプリング30が介装しである。
シリンダ孔24の後端部には第2流体圧シリンダ31が
形成され、内部に装着されたピストン32がくさび状ピ
ストン26と連結される。
第2流体圧シリンダ31の後端部には作動流体給排孔3
3が形成されたシリンダカバー34がボルトで取付けて
あり、作動流体給排孔33がカップリングを介して圧力
源に接続される。
こうして摺動されるくさび状ピストン26のくさび面2
5とサポート13の円弧状凹部12およびスリーブ16
前端面との間に鋼球35が装着され、くさび面25の移
動により鋼球35を介してスリーブ16を固定・開放す
る。
すなわち、スリーブ16および掴みボール18で工具5
を固定した状態でスリーブ16前端面とサポート13の
凹部12後端部に位置する鋼球35をくさび状ピストン
26のくさび面25で固定することでスリーブ16の摺
動が規制されてロック状態となるのである。
かように構成された工具のロッキング装置での工具の着
脱について説明する。
クランプ状態(第4図の中心線下側の状態)からアンク
ランプ状態(第4図の中心線上側の状態)とするには、
先ず、作動流体給排孔33から第2流体圧シリンダ31
内に圧力流体を供給して各くさび状ピストン26をスプ
リング30に抗して矢印a方向に移動させる。
この結果、くさび面25が移動動しスリーブ16の前端
面に当接していた鋼球35がくさび面25に沿って半径
方向外側に移動してスリーブ16前端面とサポート13
との間に間隙が形成されスリーブ16の前端側への移動
が可能となる。
こののち、第1流体圧シリンダ19に作動流体給排孔2
2から圧力流体を供給するとピストン20を介してスリ
ーブ16が矢印C方向に移動する。
このスリーブ16の移動により工具5のプルスタッド1
0の耳状頭部9に当接していた掴みボール18がボール
案内孔17に沿ってサポート13の逃げ溝11内に後退
しプルスタッド10の係止が開放状態となりアンロック
状態となる。
更に、連続して第1流体圧シリンダ19のピストン20
の作動により工具5のプルスタッド10が前方に押され
て工具5がツールブロック1の工具嵌合孔7から解放さ
れる。
これとは逆に工具5をクランプする場合には、第1流体
圧シリンダ19内の圧力流体を排出するとともに工具5
を工具嵌合孔7内に挿入しプルスタッド10後端面でピ
ストン20を矢印d方向に押し戻しながらテーパシャン
ク部8が工具嵌合孔7のテーパ部6に合致するまで押込
む。
こののち、第2流体圧シリンダ31に供給された圧力流
体を排出すると、くさび状ピストン26がスプリング3
0によって矢印す方向に押されくさび面25に位置する
鋼球35がくさび面25上で転動するとともにスリーブ
16の前端面を押して行く。
このためスリーブ16のボール案内孔17内の掴みボー
ル18がサポート13の逃げ溝11で半径方向中心側に
移動しプルスタッド10の耳状頭部9の後部に位置して
工具5とスリーブ16とがロック状態となる。
これと同時にくさび状ピストン26のくさび面25とサ
ポート13の円弧状の凹部12およびスリーブ16の前
端面が鋼球35を介して固定され、工具5のセルフロッ
キング状態となる。
工具5の交換完了後、ツールブロック1に取付けてであ
る作動流体給排用のカップリング23の接続を外し、主
軸の回転及びスライドの送り駆動を開始してワークの加
工を行なう。
以上、実施例とともに具体的に説明したように本考案に
よれば、ツールブロックにおける工具の着脱の自動化が
可能となり、よって従来手動で行なっていたアタッチメ
ント上のツールブロックに対する工具交換が自動工具交
換装置等により自動的に行なうことができ、大幅な工具
交換時間の短縮および省力化がはかれる。
また、工具交換が容易となり、工具の管理も良好となり
加工精度の向上ともなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフェースプレー1・の正面図、第2図はその平
面図、第3図は本考案による工具のロッキング装置の一
実施例を備えたツールブロックの正面図、第4図はその
縦断面図である。 図面中、1はツールブロック、2はフェースプレート、
5は工具、7は工具嵌合孔、10はプルスタッド、16
はスリーブ、18は掴みボール、19は第1流体圧シリ
ンダ、26はくさび状ピストン、31は第2流体圧シリ
ンダ、35は鋼球である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アタッチメントに取付けけられるツールブロックに後端
    部に耳状頭部が形成されたプルスタッドを具える工具が
    嵌合される工具嵌合孔を穿設し、当該ツールブロックの
    後端部に前記耳状頭部の後部に出入する掴みボールを備
    えるとともに第1流体圧シリンダに連結されて軸方向に
    摺動自在なスリーブを設ける一方、前記工具嵌合孔の外
    周で第2流体圧シリンダに連結されて軸方向に摺動自在
    かつ内側面にくさび面を有するくさび片を前記ツールブ
    ロックに設け、当該くさび面に沿って転動するとともに
    前記スリーブの前端面に当接する鋼球を介装し、前記ス
    リーブの摺動により掴みボールで工具のプルスタッドを
    前記スリーブに固定するとともに前記くさび片を摺動さ
    せ前記スリーブを鋼球を介して前記ツールブロックに固
    定するようばね力を前記くさび片に付勢したことを特徴
    とする工具のロッキング装置。
JP9662581U 1981-07-01 1981-07-01 工具のロツキング装置 Expired JPS6042042Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9662581U JPS6042042Y2 (ja) 1981-07-01 1981-07-01 工具のロツキング装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9662581U JPS6042042Y2 (ja) 1981-07-01 1981-07-01 工具のロツキング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS584331U JPS584331U (ja) 1983-01-12
JPS6042042Y2 true JPS6042042Y2 (ja) 1985-12-23

Family

ID=29891468

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JP9662581U Expired JPS6042042Y2 (ja) 1981-07-01 1981-07-01 工具のロツキング装置

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