JPS6041983A - 往復動形電気かみそり - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は可撓性を有する板状の外刃を外刃ケースに張
設して固定する往復動形電気かみそシに関するものであ
る。

〔従来技術〕

従来の往復式電気かみそシは、第１図および第２図に示
すような構造を有している。すなわち、１はモータ２を
内蔵した本体ケース、３はこの本体ケースに着脱自在に
取付けた外刃ケースで、上部を開口させている。４は可
撓性を有する板状の外刃で、外刃ケース３に内側から挿
入され、第２図に示すように外刃ケース３の内側両側面
部に設けた内向きの外刃固定枠５＆。

５ｂで外刃固定板６１Ｌ、６ｂを固定して刃面の張力方
向に保持し、刃面が開口部よシアーチ状に露出するよう
に配置されている。７はモータ２の回転軸８に偏心軸９
を有する連結軸１０を介して係合された振動子、１１は
この振動子に固定された円弧状の刃面を有する内刃で、
コイルばね１２によシ外刃４の内面に弾力的に押圧され
ている。ところで、外刃４は板状のものを第２図のよう
にその中央部にてアーチ状に折り曲げ、これを外刃ケー
ス３の内側に配置させているが、外刃４の内面に内刃が
摺接することによシ外刃４がすシへって切れあじが落ち
るから、適当な時期に外刃４を新しいものに交換する必
要がある。

すなわち、このような従来の構造によれば。

外刃がすシへると外刃のみをその都度取替えることにな
るが、使用者にそれだけ余分な費用負担を強いるもので
あった。

〔発明の概要〕

この発明は上記の欠点を除去するもので、外刃をそのア
ーチ部分がその一方に偏して形成されるよう配置させる
ことによシ、外刃がすりへった場合に残シの部分がアー
チ状になるよう配置し、１枚の外刃を２度使用できるよ
うにすると共に、外刃の固定がよシ確実で取替え操作が
簡単な往復動形電気かみそシを提供せんとしたものであ
る。

〔発明の実施例〕

以下この発明を図示実施例について説明すると、１３は
本体ケースで、内部取付板１４にモータ１５をネジ１６
で止めている。１７はモータフ１５の回転軸１８に固定
した連結軸で、上端にその軸心よシ所定距離ずれて偏心
軸１９を設けている。２０はモータ１５の回転出力を往
復運動に変換する振動体で９本体ケース１３内において
偏心軸１９に長孔２１を係合させるとともに上面中央部
に一体に設けた振動軸２２を本体ケース１３の上面に設
けられた透孔２３から外部へ突出させている。２４は本
体ケース１３０頭部に着脱自在に装着した外刃ケースで
上面を開口させている。２５は本体ケース１３の側面に
出没自在に設けた外刃ケース２４の係止具で、ばね２６
にて係止方向に押圧されている。

２７は外刃ケース２４の内側にその下部から挿入され、
その開口部においてアーチ状に配置された外刃で、これ
は第５図に示すように可撓性を有する平板状のものを一
方に偏した位置で折曲げることによυその略片側半分を
アーチ状に露出させ、外刃ケース２４の内側両側面部に
設けた外刃固定枠２８ＬＩ２８ｂによシ外刃固定板？２
９１Ｌｓ２９ｂを固定させている。ここで一方の外刃固
定枠２８＆は外刃ケース２４に対して内向きにし、他方
の外刃固定枠２８ｂは外刃ケース２４に対して外向きに
なるように設けられている。

３０は振動体２０の振動軸２２に可動的に取付けた刃受
台、３１は刃受台の抜は止め用Ｃリング、３２は刃受台
３０に固定した内刃で９円弧状の刃面を有する複数枚の
刃から構成されている。３３は内刃３２を外刃２７の内
面に押圧するコイルばね、３４は本体ケース１３の上面
透孔２３をひげ屑が入り込まないよう塞ぐフィルターで
ある。３５は本体ケースに出没自在に設けたモミアケを
ととのえるキワゾリ刃である以上の構成において、モー
タ１５を駆動すると、連結軸１７の偏心軸１９を介して
振動体２０が往復運動するから、内刃３２は外刃２７の
内面に接した状態で往復動し、ひげを切断する。そして
、外刃２７の刃面がすシへった場合には、外刃２７を本
体ケース１３から外し、外刃２７をその内側から引き抜
いた後、まだ使用されていない刃面の部分をアーチ状に
折フまげ。

外刃ケース２４の開口部から露出するよう配置させて刃
面の交換を行う。このとき、交換された刃面には９円弧
状に張設されていたときの円弧状張力が若干残るため、
大きく湾曲形状になシャ湾曲形が残ったまま外刃ケース
２４に固定される。このため外刃ケース２４の内側側面
部に設けた外向きの外刃固定枠２８ｂと適確に１９合い
、刃面交換の操作がきわめて簡単かつ固定も確実にでき
るものである。

〔発明の効果〕

この発明は以上のように、外刃ケースに外刃をアーチ状
部分が外刃の一方に偏して形成されるよう配置させ、刃
面の交換を行えるようにしたものにおいて、外刃の固定
を円弧状に張設されていたときの残された円弧状張力に
よってできる湾曲形状を利用して外刃ケースに固定でき
るよう、外刃の片側半分の刃面が収納される側の外刃固
定枠を外向きに設けることで、外刃ケースと外刃の取付
をよシ適確にすると共に、刃面の交換の操作性をよシ簡
単にすることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の往復動形電気かみそシの側断面図、第２
図はその部分側断面図、第３図はこの発明の一実施例を
示す要部を断面した正面図、第４図はその側断面図、第
５図はその部分側断面図である。 ２４・・・外刃ケース、２７・・・外刃ｊ２８１Ｌ１２
８ｂ・・・外刃固定枠、３２・・・内刃。 代理人　大　岩　増　雄（外２名） ＩＮ　Ｏ”１ 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上部を開口させた外刃ケースを往復動する内刃を覆うよ
   う本体ケースに装着し、かつ前記外刃ケースの内側に、
   その開口部からアーチ状に露出するよう略全面にヒゲ導
   入孔をもった可撓性を有する板状の外刃を着脱自在に配
   置し、前記外刃をそのアーチ状部分が刃面の略片側半分
   が露出して構成されるように外刃ケースに配置したもの
   において、外刃ケースの内側両側面部に外刃の端部を固
   定する外刃固定枠を設け、かつ外刃刃面の略片側半分が
   露出する側を固定する外刃固定枠を外刃ケースに対して
   内向きに形成し、外刃ケース内に収納される他方片側半
   分を固定する外刃固定枠を外向きに形成したことを特徴
   とする往復動形電気かみそシ。