JPS604171B2 - 新規な2−アニリノピリジン−3−酢酸誘導体の製造法 - Google Patents
新規な2−アニリノピリジン−3−酢酸誘導体の製造法Info
- Publication number
- JPS604171B2 JPS604171B2 JP14089974A JP14089974A JPS604171B2 JP S604171 B2 JPS604171 B2 JP S604171B2 JP 14089974 A JP14089974 A JP 14089974A JP 14089974 A JP14089974 A JP 14089974A JP S604171 B2 JPS604171 B2 JP S604171B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acetic acid
- anilinopyridine
- producing
- acid derivative
- novel
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式(1)
(式中、Rはフェニル基及びハロゲン原子、又はトリフ
ルオロメチル基で1〜2個置換されたフェニル基を意味
する)で表わされる新規な2−アニリノピリジンー3−
酢酸誘導体の製造法に関するものである。
ルオロメチル基で1〜2個置換されたフェニル基を意味
する)で表わされる新規な2−アニリノピリジンー3−
酢酸誘導体の製造法に関するものである。
更に詳しくは、一般式(0)
(式中、×はハロゲン原子を意味する)で表わされる化
合物に一般式(m)RNH2 (m
) (式中、Rは前記と同じ意味を有する)で表わされる化
合物を反応させ前記一般式(1)で表わされる化合物を
製造する方法に関するものである。
合物に一般式(m)RNH2 (m
) (式中、Rは前記と同じ意味を有する)で表わされる化
合物を反応させ前記一般式(1)で表わされる化合物を
製造する方法に関するものである。
前記一般式(1)及び(m)におけるRに就いて更に詳
しく説明すると、Rはフェニル基及び塩素、臭素、弗素
、沃素等のハロゲン原子、トリフルオロメチル基等を任
意の位置に1〜2個置換したフェニル基を表わす。更に
、一般式(ロ)で表わされる2ーハロゲノピリジン−3
−酢酸のハロゲンとしては塩素、臭素、沃素等があげら
れる。
しく説明すると、Rはフェニル基及び塩素、臭素、弗素
、沃素等のハロゲン原子、トリフルオロメチル基等を任
意の位置に1〜2個置換したフェニル基を表わす。更に
、一般式(ロ)で表わされる2ーハロゲノピリジン−3
−酢酸のハロゲンとしては塩素、臭素、沃素等があげら
れる。
本発明は前記一般式(n)及び(m)で表わされる化合
物を加熱下に反応させることにより行なわれる。
物を加熱下に反応させることにより行なわれる。
反応温度は特に限定されないが、100〜20000で
約1〜5時間加熱することによって行なわれる。反応は
トルヱン、キシレン、ジオキサン、ィソアミルァルコー
ル、ピリジン等の有機溶媒中、又は一般式(m)で表わ
されるアミンを過剰モル用いることによって行なわれる
。有機溶媒を使用する場合は炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム等の塩基の存在下に反応させるか又は粉末鋼又は鋼
化合物の存在下に行なうのが望ましい。本発明の方法で
得られた化合物は文献未載の新規化合物であり、顕著な
鎮痛作用及び抗炎症作用を有し、医薬品として産業上有
用な化合物である。
約1〜5時間加熱することによって行なわれる。反応は
トルヱン、キシレン、ジオキサン、ィソアミルァルコー
ル、ピリジン等の有機溶媒中、又は一般式(m)で表わ
されるアミンを過剰モル用いることによって行なわれる
。有機溶媒を使用する場合は炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム等の塩基の存在下に反応させるか又は粉末鋼又は鋼
化合物の存在下に行なうのが望ましい。本発明の方法で
得られた化合物は文献未載の新規化合物であり、顕著な
鎮痛作用及び抗炎症作用を有し、医薬品として産業上有
用な化合物である。
以下に実施例を示し本発明を更に具体的に説明するが、
次の実施例の化合物のみに本発明を限定するものではな
い。
次の実施例の化合物のみに本発明を限定するものではな
い。
実施例 1
2ークロロピリジン−3一酢酸17.1夕とm−トリフ
ルオロメチルアニリン32.2夕を140〜160午○
で4時間加熱反応させた。
ルオロメチルアニリン32.2夕を140〜160午○
で4時間加熱反応させた。
冷後、ベンゼン100の‘と8%の水酸化ナトリウム溶
液200の‘を加え水層を分離し、10%の塩酸でpH
5に調整すると結晶が析出した。これを炉取し、メタノ
ールより再結晶して、無色プリズム晶の2−(m−トリ
フルオロメチルアニリノ)ピリジン−3−酢酸17.0
夕を得た。この物質の融点及び元素分析値は次の通りで
あった。
液200の‘を加え水層を分離し、10%の塩酸でpH
5に調整すると結晶が析出した。これを炉取し、メタノ
ールより再結晶して、無色プリズム晶の2−(m−トリ
フルオロメチルアニリノ)ピリジン−3−酢酸17.0
夕を得た。この物質の融点及び元素分析値は次の通りで
あった。
融点 169〜17000
元素分析値 C,4日,.F3N202
理論値 C:56.74H:3.74N:9.46実測
値 C:56.79H:3.45N:9.38実施例
22ークロロピリジンー3一酢酸17.1夕とmークロ
ロアニリン25.4夕を140〜150ooで4時間加
熱反応させた。
値 C:56.79H:3.45N:9.38実施例
22ークロロピリジンー3一酢酸17.1夕とmークロ
ロアニリン25.4夕を140〜150ooで4時間加
熱反応させた。
冷後、ベンゼン30地と4%水酸化ナトリウム20の‘
を加え蝿拝した後、水層を分離し10%塩酸でpH5に
調整すると結晶が析出した。これを炉取し、メタノール
より再結晶して、無色プリズム晶の2一(m−クロロア
ニリノ)ピリジン−3一酢酸15.1夕を得た。この物
質の融点及び元素分析値は次の通りであつた。
を加え蝿拝した後、水層を分離し10%塩酸でpH5に
調整すると結晶が析出した。これを炉取し、メタノール
より再結晶して、無色プリズム晶の2一(m−クロロア
ニリノ)ピリジン−3一酢酸15.1夕を得た。この物
質の融点及び元素分析値は次の通りであつた。
融点 195〜19600
元素分析値 C,3日,.CIN202
理論値 C:59.44H:4.22N:10.69実
測値 C:59.32H:4.15N:10.66以下
実施例1〜2の方法に準じて下記の化合物を得ることが
できる。
測値 C:59.32H:4.15N:10.66以下
実施例1〜2の方法に準じて下記の化合物を得ることが
できる。
2−アニリノピリジンー3一酢酸
融点 189〜19000
2−(m−フルオロアニリノ)ピリジンー3−酢酸融点
198〜199午0 2−(p−フルオロアニリノ)−ピリジンー3−酢酸融
点 201〜20か0 2−(oークロロアニリノ)ピリジン−3−酢酸融点
231〜233q○ 2一(m−フロモアニリノ)ピリジン−3−酢酸融点
201〜20〆0
198〜199午0 2−(p−フルオロアニリノ)−ピリジンー3−酢酸融
点 201〜20か0 2−(oークロロアニリノ)ピリジン−3−酢酸融点
231〜233q○ 2一(m−フロモアニリノ)ピリジン−3−酢酸融点
201〜20〆0
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xはハロゲン原子を意味する)で表わされる化
合物に一般式RNH_2 (式中、Rはフエニル基及びハロゲン原子、又はトリフ
ルオロメチル基で1〜2個置換されたフエニル基を意味
する)で表わされる化合物を反応させることを特徴とす
る一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは前記と同じ意味を有する)で表わされる新
期な2−アニリノピリジン−3−酢酸誘導体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14089974A JPS604171B2 (ja) | 1974-12-05 | 1974-12-05 | 新規な2−アニリノピリジン−3−酢酸誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14089974A JPS604171B2 (ja) | 1974-12-05 | 1974-12-05 | 新規な2−アニリノピリジン−3−酢酸誘導体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5168571A JPS5168571A (en) | 1976-06-14 |
JPS604171B2 true JPS604171B2 (ja) | 1985-02-01 |
Family
ID=15279371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14089974A Expired JPS604171B2 (ja) | 1974-12-05 | 1974-12-05 | 新規な2−アニリノピリジン−3−酢酸誘導体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604171B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1192287B (it) * | 1977-11-14 | 1988-03-31 | Fujisawa Pharmaceutical Co | Derivati di acido cefalosporanico ad azione farmaceutica e relativo procedimento di preparazione |
US5182289A (en) * | 1988-06-14 | 1993-01-26 | Schering Corporation | Heterobicyclic compounds having antiinflammatory activity |
-
1974
- 1974-12-05 JP JP14089974A patent/JPS604171B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5168571A (en) | 1976-06-14 |
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