JPS604165B2 - 新規な長鎖不飽和アルコールのエステル類の製造法 - Google Patents
新規な長鎖不飽和アルコールのエステル類の製造法Info
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- JPS604165B2 JPS604165B2 JP10249275A JP10249275A JPS604165B2 JP S604165 B2 JPS604165 B2 JP S604165B2 JP 10249275 A JP10249275 A JP 10249275A JP 10249275 A JP10249275 A JP 10249275A JP S604165 B2 JPS604165 B2 JP S604165B2
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- Pyridine Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は医薬として有用な新規な長鎖不飽和アルコール
のェステル類の製造法に関する。
のェステル類の製造法に関する。
本発明の目的化合物は一般式(1)
(式中、mは3〜4の整数、Rはフアルネシル基、フェ
ニル基またはピリジル基を表わす)で示される新規な最
鎖不飽和アルコールのェステル類であり、これらは濃蕩
の病態モデルの酢酸債湯において、特別顕著な治療効果
を示し胃・十二指腸潰傷などの治療に有用である。
ニル基またはピリジル基を表わす)で示される新規な最
鎖不飽和アルコールのェステル類であり、これらは濃蕩
の病態モデルの酢酸債湯において、特別顕著な治療効果
を示し胃・十二指腸潰傷などの治療に有用である。
前記一般式(1)中の
で示され
る基としては8−フアルネシルェチル、8−(ゲラニル
ゲラニル)エチル[なお、で示される基はゲラニ ル基置換ゲラニル基ということができるからゲラニルゲ
ラニル基と呼称する。
ゲラニル)エチル[なお、で示される基はゲラニ ル基置換ゲラニル基ということができるからゲラニルゲ
ラニル基と呼称する。
以下同機]があげられる。本発明の目的化合物のうち代
表的なものとしては、フアルネシル酢酸8−フアルネシ
ルェチル、安息香酸6−(ゲラニルゲラニル)エチル、
ニコチン酸3ーフアルネシルェチル、ニコチン酸8一(
ゲラニルゲラニル)エチルがあげられる。
表的なものとしては、フアルネシル酢酸8−フアルネシ
ルェチル、安息香酸6−(ゲラニルゲラニル)エチル、
ニコチン酸3ーフアルネシルェチル、ニコチン酸8一(
ゲラニルゲラニル)エチルがあげられる。
本発明においては、前記一般式(1)で示される長鎖不
飽和アルコールのェステル類(1)は一般式(式中、m
は前記と同じものを意味し、Yはハロゲンまたは水酸基
を表わす)で示される化合物(0)を一般式RCOZ(
m)(式中、Rは前記と同じものを意味し、ZはYがハ
ロゲンのぱあし、水酸基、Yが水酸基のぱあし、ハロゲ
ンを表わす)で示される化合物(m)と反応させること
によって容易に製造される。
飽和アルコールのェステル類(1)は一般式(式中、m
は前記と同じものを意味し、Yはハロゲンまたは水酸基
を表わす)で示される化合物(0)を一般式RCOZ(
m)(式中、Rは前記と同じものを意味し、ZはYがハ
ロゲンのぱあし、水酸基、Yが水酸基のぱあし、ハロゲ
ンを表わす)で示される化合物(m)と反応させること
によって容易に製造される。
すなわち、本発明の方法はY、Z基の組合わせによって
、一般式(式中、mは前記と同じものを意味し、×はハ
ロゲンを表わす)で示される最鎖不飽和アルキルハラィ
ド(ローA)を一般式RCOOH(m−A) (式中、Rは前記と同じものを意味する)で示されるカ
ルボン酸(m−A)と反応させる方法(方法−A)、お
よび一般式(式中、mは前記と同じものを意味する)で
示される最鎖不飽和アルコール(m−B)を一般式RC
OX(ローB)(式中、Rおよび×は前記と同じものを
意味する)で示されるカルボン酸ハラィド(血−B)と
反応させる方法(方法−B)とにわけられる。
、一般式(式中、mは前記と同じものを意味し、×はハ
ロゲンを表わす)で示される最鎖不飽和アルキルハラィ
ド(ローA)を一般式RCOOH(m−A) (式中、Rは前記と同じものを意味する)で示されるカ
ルボン酸(m−A)と反応させる方法(方法−A)、お
よび一般式(式中、mは前記と同じものを意味する)で
示される最鎖不飽和アルコール(m−B)を一般式RC
OX(ローB)(式中、Rおよび×は前記と同じものを
意味する)で示されるカルボン酸ハラィド(血−B)と
反応させる方法(方法−B)とにわけられる。
方法−Aは、たとえば長鎖不飽和アルキルハラィド(ロ
ーA)1モルとカルボン酸(m−A)約1モルとを溶媒
中で0〜100℃で数分〜数時間程度反応させることに
よって実施される。この反応は通常カルボン酸(m−A
)をそのアルカリ金属塩にかえうるアルカリ剤の存在下
で行なわれる。かかるアルカリ剤としては水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム、水素化リチウムなどの水素化ア
ルカリ金属、ナトリウムメチラート、ナトリウムェチラ
ート、カリウムェチラートなどのアルカリ金属アルコラ
ート、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカ
リ金属水酸化物、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ
金属があげられる。溶媒としてはへキサメチルホスフオ
ルアミド、ジメチルスルホキシド、ジフエニルスルホキ
シド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
エチレングリコールジメチルェーテルなどの極性非フ。
ロトン溶媒およびぱあし、によってはこれらと低級アル
コールまたは水との混合溶媒も適切である。かかる溶媒
のうち、ヘキサメチルホスフオルアミド、ジメチルスル
ホキシド、ジメチルホルムアミドがより好ましく、とく
にへキサメチルホスフオルァミドはきわめてすぐれた結
果を与える。すなわちこの溶媒を用いるときは、反応温
度が常温以下でもきわめて遠い反応速度で反応が進むの
でおだやかな反応条件下でも反応がすすむ(たとえば反
応温度が常温のぱあし、反応時間は1時間程度で充分で
ある)。また反応がおだやかな条件ですすむので副反応
が充分におさえられて目的化合物を高収率、高品質でう
ろことができる。方法−Aで出発物質として用いられる
長鎖不飽和アルキルハラィド(ローA)としては、Bー
フアルネシルェチルブロミド、3−(ゲラニルゲラニル
)エチルブロミドなどおよびこれらの相当するクロリド
、ョージドが好適なものとしてあげられる。
ーA)1モルとカルボン酸(m−A)約1モルとを溶媒
中で0〜100℃で数分〜数時間程度反応させることに
よって実施される。この反応は通常カルボン酸(m−A
)をそのアルカリ金属塩にかえうるアルカリ剤の存在下
で行なわれる。かかるアルカリ剤としては水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム、水素化リチウムなどの水素化ア
ルカリ金属、ナトリウムメチラート、ナトリウムェチラ
ート、カリウムェチラートなどのアルカリ金属アルコラ
ート、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカ
リ金属水酸化物、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ
金属があげられる。溶媒としてはへキサメチルホスフオ
ルアミド、ジメチルスルホキシド、ジフエニルスルホキ
シド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
エチレングリコールジメチルェーテルなどの極性非フ。
ロトン溶媒およびぱあし、によってはこれらと低級アル
コールまたは水との混合溶媒も適切である。かかる溶媒
のうち、ヘキサメチルホスフオルアミド、ジメチルスル
ホキシド、ジメチルホルムアミドがより好ましく、とく
にへキサメチルホスフオルァミドはきわめてすぐれた結
果を与える。すなわちこの溶媒を用いるときは、反応温
度が常温以下でもきわめて遠い反応速度で反応が進むの
でおだやかな反応条件下でも反応がすすむ(たとえば反
応温度が常温のぱあし、反応時間は1時間程度で充分で
ある)。また反応がおだやかな条件ですすむので副反応
が充分におさえられて目的化合物を高収率、高品質でう
ろことができる。方法−Aで出発物質として用いられる
長鎖不飽和アルキルハラィド(ローA)としては、Bー
フアルネシルェチルブロミド、3−(ゲラニルゲラニル
)エチルブロミドなどおよびこれらの相当するクロリド
、ョージドが好適なものとしてあげられる。
これらは新規化合物であるが、これらはたとえばP−フ
アルネシルェタノール、8一(ゲラニルゲラニル)エタ
ノールなどを三臭化燐などでハロゲン化することによっ
て容易にえられる。カルボン酸(m−A)としては、フ
アルネシル酢酸、安息香酸、ニコチン酸があげられる。
方法−Bは、たとえば長鎖不飽和アルコール(ローB)
1モルとカルボン酸ハラィド(m−B)約1モルとを溶
媒中、適当な脱酸剤の存在下0〜50qoで数分〜数時
間反応させることによって好適に実施される。溶媒とし
ては、たとえばベンゼン、トルエン、キシレン、エチル
エーテル、プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ク
ロロホルムなどが、脱酸剤としては、たとえばピリジン
、ピコリン、ピベリジン、ピベラジン、アニリン、ジメ
チルアニリン、ジエチルアニリンなどがあげられる。溶
媒としてピリジン、ピコリンなどを用いるとこれらが脱
酸剤としても働くので有利である。方法−Bにおいて出
発物質として用いられる最鎖不飽和アルコール(D−B
)としては、8ーフアルネシルェタノール、a−(ゲラ
ニルゲラニル)エタノールがあげられる。
アルネシルェタノール、8一(ゲラニルゲラニル)エタ
ノールなどを三臭化燐などでハロゲン化することによっ
て容易にえられる。カルボン酸(m−A)としては、フ
アルネシル酢酸、安息香酸、ニコチン酸があげられる。
方法−Bは、たとえば長鎖不飽和アルコール(ローB)
1モルとカルボン酸ハラィド(m−B)約1モルとを溶
媒中、適当な脱酸剤の存在下0〜50qoで数分〜数時
間反応させることによって好適に実施される。溶媒とし
ては、たとえばベンゼン、トルエン、キシレン、エチル
エーテル、プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ク
ロロホルムなどが、脱酸剤としては、たとえばピリジン
、ピコリン、ピベリジン、ピベラジン、アニリン、ジメ
チルアニリン、ジエチルアニリンなどがあげられる。溶
媒としてピリジン、ピコリンなどを用いるとこれらが脱
酸剤としても働くので有利である。方法−Bにおいて出
発物質として用いられる最鎖不飽和アルコール(D−B
)としては、8ーフアルネシルェタノール、a−(ゲラ
ニルゲラニル)エタノールがあげられる。
これら6−フアルネシルエタノール、B−(ゲラニルゲ
ラニル)エタノールは新規化合物であるが、これらはた
とえぱそれぞれフアルネシル酢酸、ゲラニルゲラニル酢
酸をテトラヒドロフランなどの溶媒中で水素化リチウム
アルミニウムなどの還元触媒を用いて還元することによ
って容易にえられる。カルボン酸ハライド(m−B)と
しては、たとえばカルボン酸(皿−A)として前記した
カルボン酸のクロリド、プロミドおよびョージドなどが
好適なものとしてあげられる。
ラニル)エタノールは新規化合物であるが、これらはた
とえぱそれぞれフアルネシル酢酸、ゲラニルゲラニル酢
酸をテトラヒドロフランなどの溶媒中で水素化リチウム
アルミニウムなどの還元触媒を用いて還元することによ
って容易にえられる。カルボン酸ハライド(m−B)と
しては、たとえばカルボン酸(皿−A)として前記した
カルボン酸のクロリド、プロミドおよびョージドなどが
好適なものとしてあげられる。
なお本発明の目的化合物には少なくとも1個以上の2重
結合が含まれるから、個々の2重結合がトランス配位か
シス配位かによって幾何異性体が含まれうる。
結合が含まれるから、個々の2重結合がトランス配位か
シス配位かによって幾何異性体が含まれうる。
これら幾何異性体はその中の2重結合の配位が用いた出
発物質の異性体中の個々の2重結合の配位と同じ関係で
生成される(すなわち、2重結合の配位は合成反応時に
何ら影響をうけない)。本発明の目的化合物はいずれも
新規化合物であって、これらの化合物はラットを用いた
損傷の病態モデルの酢酸債湯において、市販の損傷袷療
剤ゲフアルネートおよびソルコセリンに比して特別顕著
な治療効果を示し、胃・十二指腸濃湯などの治療に有用
である。
発物質の異性体中の個々の2重結合の配位と同じ関係で
生成される(すなわち、2重結合の配位は合成反応時に
何ら影響をうけない)。本発明の目的化合物はいずれも
新規化合物であって、これらの化合物はラットを用いた
損傷の病態モデルの酢酸債湯において、市販の損傷袷療
剤ゲフアルネートおよびソルコセリンに比して特別顕著
な治療効果を示し、胃・十二指腸濃湯などの治療に有用
である。
つぎに参考例、実施例および試験例をあげて本発明を説
明する。
明する。
参考例 1
[8ーフアルネシルェタノールの製造]
乾燥テトラヒドロフラン60地に水素化リチウムアルミ
ニウム0.2夕を加え、濃拝下にフアルネシル酢酸4夕
を乾燥テトラヒド。
ニウム0.2夕を加え、濃拝下にフアルネシル酢酸4夕
を乾燥テトラヒド。
フラン5叫に溶解した溶液を滴下し、室温で3時間簿拝
したのち一夜放置した。えられた反応液に含水三硝を加
えたのち希塩酸に投入し、エーテルで抽出した。エーテ
ル層を水洗後乾燥し、エーテルを留去して無色油状の8
−フアルネシルェタノール3.6夕(収率96%)をえ
た。NMRスペクトル:(四塩化炭素中、以下同様)6
:1,60〜1.68(1が、s、CH3)、2.0(
12日、m、C比)、3.35(2日、t、7Hz、O
CH2)3.40(IH、bs、OH) 5.15(犯、m、\C二℃H−) / MSスペクトル: m/e 250(M十)、69(basepeak)参
考例 2〔ゲラニルゲラニル酢酸の製造] (i)ゲラニルゲラニルアセトニトリルの製造ホモゲラ
ニルゲラニルブロミド16.3夕とシアン化カリウム3
.5夕をジメチルホルムアミド30机上と水7叫の混合
溶媒中において70ooで1幼時間燈拝した。
したのち一夜放置した。えられた反応液に含水三硝を加
えたのち希塩酸に投入し、エーテルで抽出した。エーテ
ル層を水洗後乾燥し、エーテルを留去して無色油状の8
−フアルネシルェタノール3.6夕(収率96%)をえ
た。NMRスペクトル:(四塩化炭素中、以下同様)6
:1,60〜1.68(1が、s、CH3)、2.0(
12日、m、C比)、3.35(2日、t、7Hz、O
CH2)3.40(IH、bs、OH) 5.15(犯、m、\C二℃H−) / MSスペクトル: m/e 250(M十)、69(basepeak)参
考例 2〔ゲラニルゲラニル酢酸の製造] (i)ゲラニルゲラニルアセトニトリルの製造ホモゲラ
ニルゲラニルブロミド16.3夕とシアン化カリウム3
.5夕をジメチルホルムアミド30机上と水7叫の混合
溶媒中において70ooで1幼時間燈拝した。
えられた反応混合物に水を加え、これをベンゼンで2回
抽出した。ベンゼン層を水洗後無水苧硝で乾燥し、つい
で溶媒を留去して黄色油状のゲラニルゲラニルアセトニ
トリル13夕をえた。
抽出した。ベンゼン層を水洗後無水苧硝で乾燥し、つい
で溶媒を留去して黄色油状のゲラニルゲラニルアセトニ
トリル13夕をえた。
(iiー ゲラニルゲラニル酢酸の製造
(i)でえられた油状物13夕、水酸化カリウム25夕
、水50の上、エタノール120の‘の混合物を8時間
還流せしめ、ついでこの混合物よりエタノールを減圧下
に留去し、希塩酸を加えてからエーテルで抽出した。
、水50の上、エタノール120の‘の混合物を8時間
還流せしめ、ついでこの混合物よりエタノールを減圧下
に留去し、希塩酸を加えてからエーテルで抽出した。
エーテル層を無水辛硝で乾燥し、濃縮して黄色油状物1
2夕をえた。
2夕をえた。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精製す
ると淡黄色油状のゲラニルゲラニル酢酸6夕をえた。元
素分析値:C滋日3602として 理論値(%):C 79.46日 IO.92実測値(
%):C 79.40日 II.151Rスペクトル:
1710伽‐1(し COOH)NM旧スペクトル:6
:1.60〜1.68(1由、s、CH3)、2.00
(1が、m、CQ)、2.28(4日、m、CH2CH
2COO)\C」CH−)、5.o3(4日、m・ / 9.75(IH、bs、COOH)、 MSスペクトル: m/e 332(M十)、69(basepeak)参
考例 3[6−(ゲラニルゲラニル)エタノールの製造
]ファルネシル酢酸4のこかえて参考例2でえられたゲ
ラニルゲラニル酢酸5夕を用いたほかは参考例1と同様
にして油状の6−(ゲラニルゲラニル)エタノール4.
3夕(収率90%)をえた。
ると淡黄色油状のゲラニルゲラニル酢酸6夕をえた。元
素分析値:C滋日3602として 理論値(%):C 79.46日 IO.92実測値(
%):C 79.40日 II.151Rスペクトル:
1710伽‐1(し COOH)NM旧スペクトル:6
:1.60〜1.68(1由、s、CH3)、2.00
(1が、m、CQ)、2.28(4日、m、CH2CH
2COO)\C」CH−)、5.o3(4日、m・ / 9.75(IH、bs、COOH)、 MSスペクトル: m/e 332(M十)、69(basepeak)参
考例 3[6−(ゲラニルゲラニル)エタノールの製造
]ファルネシル酢酸4のこかえて参考例2でえられたゲ
ラニルゲラニル酢酸5夕を用いたほかは参考例1と同様
にして油状の6−(ゲラニルゲラニル)エタノール4.
3夕(収率90%)をえた。
NM旧スペクトル:6:1.60〜1.68(1粥、s
、CH3)、2.00(1組、m、CQ)、3.35(
が、t、OCH2)、 3.45(IH、b、OH) \ 5.15(祖、m、 仁王H− ) / MSスペクトル: m/e 318(M+)、300(M−18)、69(
Msepeak)参考例 4 [8−フアルネシルェチルブロミドの製造]参考例1で
得られた8−フアルネシルェタノール3.0夕と無水エ
ーテル30の【の混合物に、三臭化機0.36夕を氷冷
下に滴下した。
、CH3)、2.00(1組、m、CQ)、3.35(
が、t、OCH2)、 3.45(IH、b、OH) \ 5.15(祖、m、 仁王H− ) / MSスペクトル: m/e 318(M+)、300(M−18)、69(
Msepeak)参考例 4 [8−フアルネシルェチルブロミドの製造]参考例1で
得られた8−フアルネシルェタノール3.0夕と無水エ
ーテル30の【の混合物に、三臭化機0.36夕を氷冷
下に滴下した。
この混合物を1時間還流させたのち氷を浮べた飽和炭酸
ソーダ水溶液に投じ、エーテル層を水洗、脱水、濃縮し
て黄色油状のBーフアルネシルェチルブロミド3.2夕
(収率85.2%)をえた。実施例 1 [フアルネシル酢酸8ーフアルネシルェチルの製造]乾
燥ピリジン7奴に参考例1でえられた。
ソーダ水溶液に投じ、エーテル層を水洗、脱水、濃縮し
て黄色油状のBーフアルネシルェチルブロミド3.2夕
(収率85.2%)をえた。実施例 1 [フアルネシル酢酸8ーフアルネシルェチルの製造]乾
燥ピリジン7奴に参考例1でえられた。
8−フアルネシルェタノール0.5夕を加え、これに氷
冷下燈拝しながらフアルネシル酢酸クロリド0.8夕を
滴下し「ついで室温で1時間燈拝した。
冷下燈拝しながらフアルネシル酢酸クロリド0.8夕を
滴下し「ついで室温で1時間燈拝した。
えられた反応物を希塩酸中に投入し、エーテルで抽出し
た。エーテル層を水洗、脱水後エーテルを留去し、えら
れた油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製して油状のフアルネシル酢酸8−フアルネシルェチル
0.4夕(収率40%)をえた。NMRスペクトル: 6:1.60〜1.68(24日、s、C&)、2.0
0(20日、m、C比)、2.28(』日、m、COC
H2CH2)、4.00(が、t、7日2、OC比)、
\Cニ℃H− ) 5.1o(紺、m、/ 実施例 2 [安息香酸8−(ゲラニルゲラニル)エチルの製造]フ
アルネシル酢酸クロリド0.8夕およびBーフアルネシ
ルェタノール0.5のこかえて安息香酸クロリド0.4
夕および8一(ゲラニルゲラニル)エタノール0.蛾を
それぞれ用いたほかは実施例し1と同様にして油状の安
息香酸8−(ゲラニルゲラニル)エチル0.5夕(収率
76%)をえた。
た。エーテル層を水洗、脱水後エーテルを留去し、えら
れた油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精
製して油状のフアルネシル酢酸8−フアルネシルェチル
0.4夕(収率40%)をえた。NMRスペクトル: 6:1.60〜1.68(24日、s、C&)、2.0
0(20日、m、C比)、2.28(』日、m、COC
H2CH2)、4.00(が、t、7日2、OC比)、
\Cニ℃H− ) 5.1o(紺、m、/ 実施例 2 [安息香酸8−(ゲラニルゲラニル)エチルの製造]フ
アルネシル酢酸クロリド0.8夕およびBーフアルネシ
ルェタノール0.5のこかえて安息香酸クロリド0.4
夕および8一(ゲラニルゲラニル)エタノール0.蛾を
それぞれ用いたほかは実施例し1と同様にして油状の安
息香酸8−(ゲラニルゲラニル)エチル0.5夕(収率
76%)をえた。
NM旧スペクトル:6:4.25(2日、t、7Hz、
CH20)、7.3〜7.5ふ7.95〜8.1(斑、
m、C6日5)実施例 3[ニコチン酸8ーフアルネシ
ルェチルの製造]ファルネシル酢酸クロリド0.8のこ
かえてニコチン酸クロリド塩酸塩4.8夕を用いたほか
は実施例1と同様にして油状のニコチン酸8−フアルネ
シルェチル6.2夕(収率85%)をえた。
CH20)、7.3〜7.5ふ7.95〜8.1(斑、
m、C6日5)実施例 3[ニコチン酸8ーフアルネシ
ルェチルの製造]ファルネシル酢酸クロリド0.8のこ
かえてニコチン酸クロリド塩酸塩4.8夕を用いたほか
は実施例1と同様にして油状のニコチン酸8−フアルネ
シルェチル6.2夕(収率85%)をえた。
NM旧スペクトル:6:4.32(犯、t、7HZ、C
弦0)、7.388.30、8.709.23(4日、
pyridinenngH)MSスペクトル: m/e 355(M+)、69(basepeak)実
施例 4[ニコチン酸8一(ゲラニルゲラニル)エチル
の製造]フアルネシル酢酸クロリド0.8夕および8ー
フアルネシルェタノール0.5のこかえてニコチン酸ク
ロリド塩酸塩4.8夕およびり8−(ゲラニルゲラニル
)エタノール6.5夕をそれぞれ用いたほかは実施例1
と同様にして油状のニコチン酸8−(ゲラニルゲラニル
)エチル5.9夕(収率68%)をえた。
弦0)、7.388.30、8.709.23(4日、
pyridinenngH)MSスペクトル: m/e 355(M+)、69(basepeak)実
施例 4[ニコチン酸8一(ゲラニルゲラニル)エチル
の製造]フアルネシル酢酸クロリド0.8夕および8ー
フアルネシルェタノール0.5のこかえてニコチン酸ク
ロリド塩酸塩4.8夕およびり8−(ゲラニルゲラニル
)エタノール6.5夕をそれぞれ用いたほかは実施例1
と同様にして油状のニコチン酸8−(ゲラニルゲラニル
)エチル5.9夕(収率68%)をえた。
NM旧スペクトル;
6:4.23(が、t、7HZ、C比0)、7.3&
8.30、8.76、9.23(』日、m、pyrid
ineringH)MSスペクトル: m/e 423(M十)、69(basepeak)実
施例 5[ニコチン酸8ーフアルネシルェチルの製造]
ニコチン酸ナトリウム0.5夕と参考例4でえられた8
ーフアルネシルヱチルブロミド1.0夕をへキサメチル
ホスフオルアミド10必中で室温下1時間燈拝したのち
一夜間放置した。
8.30、8.76、9.23(』日、m、pyrid
ineringH)MSスペクトル: m/e 423(M十)、69(basepeak)実
施例 5[ニコチン酸8ーフアルネシルェチルの製造]
ニコチン酸ナトリウム0.5夕と参考例4でえられた8
ーフアルネシルヱチルブロミド1.0夕をへキサメチル
ホスフオルアミド10必中で室温下1時間燈拝したのち
一夜間放置した。
えられた反応液を希塩酸中に注ぎエーテルで抽出した。
エーテル層をよく水洗したのち≧硝で乾燥し、ついでエ
ーテルを留去した。えられた抽出物をシリカゲルカラム
クロマトグラフイーで精製して、油状のニコチン酸8−
フアルネシルェチル0.82夕(収率72%)をえた。
このものの物性値は実施例3でえられたものと同様であ
った。
エーテル層をよく水洗したのち≧硝で乾燥し、ついでエ
ーテルを留去した。えられた抽出物をシリカゲルカラム
クロマトグラフイーで精製して、油状のニコチン酸8−
フアルネシルェチル0.82夕(収率72%)をえた。
このものの物性値は実施例3でえられたものと同様であ
った。
試験例
[新規な長鎖不飽和アルコールのェステル類の薬理試験
]本発明の目的化合物について抗酢酸債場作用をしらべ
た。
]本発明の目的化合物について抗酢酸債場作用をしらべ
た。
なお比較のために濃湯治療剤として市販されているゲフ
アルネート(フアルネシル酢酸ゲラニル)およびソルコ
セリル(フアルネソール)についても同様な試験を行な
った。(i)試験方法 胃潰湯の病態モデルとして高木らの酢酸債湯〔ジヤパニ
ーズ・ジヤーナル・オブ・フアーマコロジイ(Jap.
J.Pharmac.)19巻、418頁、196単王
参照〕を用いた。
アルネート(フアルネシル酢酸ゲラニル)およびソルコ
セリル(フアルネソール)についても同様な試験を行な
った。(i)試験方法 胃潰湯の病態モデルとして高木らの酢酸債湯〔ジヤパニ
ーズ・ジヤーナル・オブ・フアーマコロジイ(Jap.
J.Pharmac.)19巻、418頁、196単王
参照〕を用いた。
すなわち、体重180〜200夕の雄性ウィスタ−系ラ
ット各群15匹をエーテル麻酔下に開腹して胃をとり出
し、腺胃部の凝膜下に20%酢酸を0.05机注入した
。
ット各群15匹をエーテル麻酔下に開腹して胃をとり出
し、腺胃部の凝膜下に20%酢酸を0.05机注入した
。
酢酸注入後胃を元にもどし腹筋および皮ふをミッヘル鉛
子で縫合した。被検化合物は0.25%のッィーン80
を含む生理食塩液に懸濁し、手術後3日目より15日間
経口投与した。
子で縫合した。被検化合物は0.25%のッィーン80
を含む生理食塩液に懸濁し、手術後3日目より15日間
経口投与した。
なおソルコセリルのみは皮下注射により投与した。18
日目にラツトを殺して胃をとり出し損傷の長軸と短軸を
計測してその積を薄傷係数とした。
日目にラツトを殺して胃をとり出し損傷の長軸と短軸を
計測してその積を薄傷係数とした。
また治癒率を次式により求めた。
治癒率(%)=対照の漬け場係数 検体の壇は場係数対
照の濃蕩係数 、×100ここで対照は前記と同様に
酢酸処理したのち薬物を何ら投与しなかったラット群を
用いたものである。
照の濃蕩係数 、×100ここで対照は前記と同様に
酢酸処理したのち薬物を何ら投与しなかったラット群を
用いたものである。
(ii) 試験結果
試験結果を第1表に示す。
第1表
注 対照の濃蕩係数は9.40±1.42の髭であった
。
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、mは3〜4の整数、Yはハロゲンまたは水酸基
を表わす)で示される化合物を一般式RCOZ(式中、
Rはフアルネシル基、フエニル基またはピリジル基、Z
はYがハロゲンのばあい水酸基、Yが水酸基のばあいハ
ロゲンを表わす)で示される化合物を反応させることを
特徴とする一般式▲数式、化学式、表等があります▼(
式中、mおよびRは前記と同じものを意味する)で示さ
れる新規な長鎖不飽和アルコールのエステル類の製造法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249275A JPS604165B2 (ja) | 1975-08-23 | 1975-08-23 | 新規な長鎖不飽和アルコールのエステル類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249275A JPS604165B2 (ja) | 1975-08-23 | 1975-08-23 | 新規な長鎖不飽和アルコールのエステル類の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5225711A JPS5225711A (en) | 1977-02-25 |
JPS604165B2 true JPS604165B2 (ja) | 1985-02-01 |
Family
ID=14328909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10249275A Expired JPS604165B2 (ja) | 1975-08-23 | 1975-08-23 | 新規な長鎖不飽和アルコールのエステル類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604165B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639450B2 (ja) * | 1986-08-21 | 1994-05-25 | 徳山曹達株式会社 | アシルオキシハロゲン化炭化水素の製造方法 |
KR19990008242A (ko) * | 1995-05-01 | 1999-01-25 | 까뜨리오나 프란세스 마르 | 니코틴산 에스테르 및 니코틴산 에스테르를 함유한 약품 |
-
1975
- 1975-08-23 JP JP10249275A patent/JPS604165B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5225711A (en) | 1977-02-25 |
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