JPS6041472Y2 - 空気換気扇における結霜防止装置 - Google Patents

空気換気扇における結霜防止装置

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Publication number
JPS6041472Y2
JPS6041472Y2 JP4656780U JP4656780U JPS6041472Y2 JP S6041472 Y2 JPS6041472 Y2 JP S6041472Y2 JP 4656780 U JP4656780 U JP 4656780U JP 4656780 U JP4656780 U JP 4656780U JP S6041472 Y2 JPS6041472 Y2 JP S6041472Y2
Authority
JP
Japan
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air
exhaust
heat exchanger
air supply
flow
Prior art date
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Expired
Application number
JP4656780U
Other languages
English (en)
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JPS56148535U (ja
Inventor
忠勝 可知
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP4656780U priority Critical patent/JPS6041472Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、寒冷地での空調換気扇の熱交換器に対する
結霜を防ぐための空調換気扇における結霜防止装置に関
するものである。
空調換気扇は従来、第1図に示すように外気を吸込んで
室内へ給気する給気系101と、室内の空気を吸込んで
屋外へ排気する排気系102との二系統の区分された空
気通路を備え、給気系101と排気系102とは熱交換
器103において独立状態のままで交差するようになっ
ている。
このような空調換気扇では、熱交換器103の二つの吸
込側の空気条件によっては熱交換器103内部に結露あ
るいは結霜を生じ、熱交換器103に通気障害が起こる
ため、通常、吸込空気温度などの制限表示がなされ、そ
の下限は一般には一10°程度となっている。
従って、使用条件に適合しないような寒冷地では、吸込
空気(外気)をプレヒートする必要がある。
本考案の目的は、外気を加熱装置を付設することなくプ
レヒートして熱交換器へ送り込むことができ、しかも外
気に対する加温の程度を調節することができる、従って
寒冷地においても熱交換器の結霜による通気障害をほと
んど起こらないようにすることができる空調換気扇にお
ける結霜防止装置を提供することである。
次に、本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて具体
的に説明する。
第2図に示す本考案の適用例としての空調換気扇は、家
屋の内外を仕切る壁構造Wに形成された取付孔に嵌合状
態に取付けられる外箱1に全熱交換器2と、二機の送風
機、すなわち給気用送風機3と排気用送風機4とをそれ
ぞれ組込んだものである。
外箱1には、その室内側(図面では右側)の前面の上部
に外気を室内へ吐出すための給気口5が、下部に室内の
空気を吸込むための室内吸込口6がそれぞれ開口し、ま
たその屋外側(図面では左側)の前面の上部に室内の空
気の排気口7が、下部に外気を吸込むための屋外吸込口
8がそれぞれ開口している。
全熱交換器2は、交差する二系統の空気通路を多段状に
もち、外箱1内のほぼ中央部に数枚の取付板9によって
装着されている。
取付板9は、全熱交換器2の支持とともに、外箱1内の
空間を、全熱交換器2の排気通路の吸込部が臨む室側吸
込室S1と、全熱交換器2の排気通路の吐出部が臨む屋
外側吐出室S2と、全熱交換器2の給気通路の吸込部が
臨む屋外側吸込室S3、さらに全熱交換器2の給気通路
の吐出部が臨む室側吐出室S4とに区分している。
ただし、室側吐出室S4と屋外側吐出室S2、ならびに
室側吐出室S4と室側吸込室S1、屋外側吐出室S2と
屋外側吸込室S3の各々は相互に独立となっているが、
室側吸込室S1と屋外側吸込室S3とは、連絡孔10の
あいた取付板9によって通気可能に仕切られているもの
である。
この連絡孔10には、その開口面積を調節する絞り板1
1が装着されている。
そして、室側吐出室S4に給気用送風機3がその吐出口
を給気口5に向けて取付けられ、また屋外側吐出室S2
に排気用送風機4がその吐出口を排気ロアに向けて取付
けられているのである。
給気用送風機3は、屋外吸込口8から屋外側吸込室S3
、全熱交換器2、室側吐出室S4を経て給気口5に至る
給気通路に給気流を形成する。
また、排気用送風機4は、室内吸込口6から室側吸込室
S1、全熱交換器2、屋外側吐出室S2を経て排気ロア
に至る排気通路に排気流を形成するのである。
ただし、上述の給気流は、その屋外吸込口8から全熱交
換器2に至る間において特に、屋外側吸込室S3に設け
られたL形の案内板12に案内されて連絡孔10から屋
外側吸込室S3へ流入する室側吸込室S1の排気流の一
部と混ざり合って、案内板12に沿って全熱交換器2へ
導入されるのである。
案内板12は、給気流を屋外側吐出室S2側へ向け、連
絡孔10からの排気流の侵入を容易にする。
また連絡孔10は、絞り板11の調節操作で排気流の通
過量を調節することができ、外気と室内空気との温度差
が大きいほど、絞りの度合を減じればよいのである。
すなわち、屋外吸込口8から全熱交換器2に導通される
外気が極めて低温で、そのままでは全熱交換器2に結霜
を起こすような状況であっても、この外気は全熱交換器
2を通過する前の排気される暖かな室内空気の一部と混
ざりあって結果的に排気流によってプレヒートされてか
ら全熱交換器2に導通されるため、全熱交換器2におけ
る結霜あるいは結露は極力防止されることになるのであ
る。
なお、換気運転を停止し、絞り板11を最大開度にして
おけば、室内と屋内と屋外が連絡し自然換気を行なわせ
ることもできる。
以上、実施例による説明からも明らかなように本考案の
空調換気扇における結霜防止装置は、熱交換前の外気に
熱交換前の室内空気を混入されるべく排気通路の一部を
給気通路に連絡孔により連絡させ、かつ連絡孔にはこれ
を通過する排気流の量を調節することができる絞り板を
設けたものであるから、ヒータ等の加熱装置を設けるこ
となく熱交換器に導入する外気を熱交換前の暖かい排気
流でプレヒートすることができ、しかもプレヒートの程
度を外気の温度に応じて絞り板により手軽に調節するこ
とができる。
従って寒冷地での熱交換器の結霜によるトラブルを効果
的に防止することができ、空調換気扇の使用条件の拡大
を計ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例としての空調換気扇を取付は状態で示
す縦断面図、第2図は、本考案の適用例としての空調換
気扇を取付は状態で示す縦断面図である。 1・・・・・・外箱、2・・・・・・全熱交換器、3・
・・・・・給気用送風機、4・・・・・・排気用送風機
、5・・・・・・給気口、6・・・・・・室内吸込口、
7・・・・・・排気口、8・・・・・・屋外吸込口、9
・・・・・・取付板、10・・・・・・連絡孔、11・
・・・・・絞り板、12・・・・・・案内板、W・・・
・・・壁構造。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内に向かって開口する室内吸込口から内蔵の熱交換器
    の一方の通路を経て屋外に開口する排気口に至り、排気
    用送風機によって形成される排気流が通過する排気通路
    と、屋外に開口する屋外吸込口から熱交換器の他方の通
    路を経て室内に向かって開口する給気口に至り、給気用
    送風機によって形成される給気流が通過する給気通路と
    を有し、排気通路を流れる室内の空気の流れである排気
    流と給気通路を流れる外気の流れである給気流とが熱交
    換器において独立したままで熱交換を行なうようにした
    空調換気扇において前記排気通路を熱交換器の手前にお
    いて前記給気通路の屋外吸込口から熱交換器までの間に
    対して連絡孔によって連絡させ、熱交換前の排気流の一
    部が熱交換前の給気流に混入するように構成するととも
    に、前記連絡孔には連絡孔を通過する排気流の通過量を
    調節することができる絞り板を設けたことを特徴とする
    空調換気扇における結霜防止装置。
JP4656780U 1980-04-07 1980-04-07 空気換気扇における結霜防止装置 Expired JPS6041472Y2 (ja)

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JPS56148535U JPS56148535U (ja) 1981-11-09
JPS6041472Y2 true JPS6041472Y2 (ja) 1985-12-17

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