JPS6041203B2 - タ−ビン起動準備装置 - Google Patents

タ−ビン起動準備装置

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JPS6041203B2
JPS6041203B2 JP1354178A JP1354178A JPS6041203B2 JP S6041203 B2 JPS6041203 B2 JP S6041203B2 JP 1354178 A JP1354178 A JP 1354178A JP 1354178 A JP1354178 A JP 1354178A JP S6041203 B2 JPS6041203 B2 JP S6041203B2
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JP
Japan
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turbine
valve
steam
open position
control valve
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Expired
Application number
JP1354178A
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English (en)
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JPS54106704A (en
Inventor
清 栗原
尚志 武田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は蒸気プラントの起動準備時にタービン入口直前
の蒸気制御弁(以下単に制御弁という)を開ける際、配
管中の残留蒸気によって一時的にタービンが加速される
のを防止するタービン起動準備装置に関する。
蒸気プラントには種々のプラントがあるがここでは、発
電プラントを例にとって説明する。
蒸気発電プラントは蒸気発生装置より発生する蒸気を蒸
気タービンに導き発電するものである。蒸気発電プラン
トを停止する時は一般に徐々に流入蒸気量及び圧力を減
じていき、ある程度の発電負荷になった時発電装置をト
リップさせる。トリップすると蒸気発生装置からの蒸気
をしや断する為主蒸気止め弁、加減弁、再熱止め弁及び
ィンタセプト弁等の各々の弁を全閉する。その為弁と弁
で区切られた配管には、トリップ時の蒸気が保持されて
いることになる。
タービンの全周噴射起動に於てはタービンの起動準備と
して黍気しや断用主蒸気止め弁を全閉状態で制御弁であ
る加減弁及びィンタセプト弁を開ける。その開操作の際
前記トリップ時の残留蒸気がタービンに流入し、タービ
ンが加速され、停止中のタービン保護用ターニング装置
が離脱してしまうおそれがある。又運転員はこのような
不具合に対し加速による回転上昇中の振動監視及び蒸気
が流れきった後の回転降下とターニング装置のかみ合等
の監視をせねばならず、運転員の過大な負担をまねし、
てし、た。
従釆この不具合を防止する装置はなく、人手による操作
又は不具合を承知で操作するかのいずれかであった。
本発明は蒸気発電プラントの起動準備段階における制御
弁の開操作時に付随して発生するタービタンの異常加速
を防止するタービン制御装置を得ることを目的とする。
以下に図面を参照しながら本発明の一実施例を説明する
。第1図は、本発明のタービン制御装置10を蒸気発電
プラントに適用したシステム構成図である。
図からも判る様に、蒸気発電プラントは蒸気発生装置1
1より蒸気を発生し、この蒸気をしや断する為の主蒸気
止め弁12及びその蒸気を調節する為の加減弁13を介
して高圧タービン14に送り、高圧タービン14を駆動
する。高圧タービン14より出た蒸気は、蒸気発生装置
11で再加熱され、しや断用再熱止め弁15及び調節用
ィンタセプト弁16を介して中圧タービン17へ送り中
圧タービン17を駆動する。
そして、中圧夕−ビン17を出た蒸気は、低圧タービン
18に送られ、低圧タービン18を駆動する。高圧ター
ビン14、中圧タービン17及び低圧タービン18の回
転によって発電機19を駆動する。低圧タービン18を
出た蒸気は、復水器20で水にもと、され、復水ポンプ
21で低圧加水加熱器22へ送られる。
この低圧加水加熱器22で水は加熱され給水ポンプ23
で昇圧される。さらに高圧加水加熱器24で加熱され高
圧高温の水が蒸気発生装置11へ戻される。この様な蒸
気発電プラントにおいて、タービン起動準備段階の制御
弁の開操作の際に付随して発生するタービンの異常加速
は、タービン制御装置10によって防止される。すなわ
ちこれは加減弁変位検出器25で加減弁13及びそれに
運動するィンタセプト弁16のそれぞれの変位を測定し
この加減弁の変位信号aにもとづいてタービン制御装置
10で所定の演算を行ない加減弁開閉駆動装置26へ制
御指令bを出力し、加減弁13を制御することによって
なされる。第2図に夕−ビン制御装置10の詳細ブロッ
ク図を示す。
図から判る様に変位信号aはタービン制御装置10の入
力部27に入力され、変位信号aの大きさに応じて加減
弁微関位置確認部28、ィンタセプト弁徴開&魔確認部
29、及び加減弁全開位置確認部30‘こ変位信号aが
分配される。通常、加減弁全閉位置より弁開操作が行な
われるので、変位信号aはまず加減弁徴開位置確認部2
8へ導かれ、設定値C,に対する許容誤差Q,内に変位
信号aが達しているかどうかが演算される。演算の結果
、許容誤差外の時は関数発生ブロック31に対し弁駆動
要求が出力される。変位信号aが許容誤差範囲に入った
時は加減弁徴開泣道確認部28の出力信号は遅延部32
へ導かれ、時間遅延を行う。この遅延中の弁位置はC,
十Q,土Q,(微関)の位置で保持され、この遅延によ
り加減弁前に残留する蒸気はタービンに供給されるが、
弁開度が微関であるためタービンを回転させるだけのエ
ネルギーは供給されない。したがってこの遅延によって
タービンを回転させずに弁間に残留する蒸気を除去でき
る。所定の時間遅延が完了すると遅延部32より遅延完
了信号がィンタセプト弁徴開位置確認部29へ送られる
。この信号は、入力部27の論理演算が加減弁用(OS
a<C,十Q,)からィンタセプト弁用(C,Q,Sa
<C2十Q2)に移行するまで保持され移行後は断たれ
る。ィンタセプト弁徴開位置確認部29及び遅延部33
は設定数値の遅いだけでまったく同様の機能を持つもの
である。遅延部33の遅延が完了すると加減弁全開位置
確認部30へ信号が入力され、変位信号aと全開位置と
の比較演算が行なわれる。
関数発生ブロック31に対する駆動要求は、変位信号a
と設定値C3との差の絶対値がQ3以内になるまで行な
われる。加減弁徴開位置確認部28「ィンタセプト弁徴
開位置確認部29及び加減弁全開位置確認部30より出
力される弁駆動信号は、関数発生ブロック31で設定値
に対する偏差より技も適した弁駆動効量を演算し、その
結果を駆動指令ブロック34に伝達する。駆動指令ブロ
ック34は関数発生ブロック31で演算された最適駆動
量より、操作端である加減弁開閉装置26を駆動せしめ
る信号すなわちパルス又は電圧等の加減弁開閉駆動指令
信号bに変換し、加減弁開閉駆動装置26に指令する。
蒸気発電プラントの起動準備段階の一操作として、主蒸
気止め弁が全閉時における加減弁及びィンタセプト弁の
開操作がある。
それら加減弁又はィンタセプト弁を開操作する際加減弁
以前又はィンタセプト弁以前の残留蒸気が高圧タービン
又は中圧タービンに流入するが通常の関弁操作で行うと
各タービンに流入する蒸気によって、充分なエネルギー
がタービンに供発合され結果的にタービン異常加速とい
る現象が発生する。したがって、加減弁、ィンタセプト
弁を徴開の位置で関弁操作を中止し弁位置を現状維持し
配管中の残留蒸気を徐々にタービンににがしてやること
によりタービンの異常加速を防止できる。プラントの準
備操作のうちの1つである加減弁、ィンタセプト弁の開
操作で夕−ビンが加速されると種々の不具合があるが、
その不具合の例をいくつか示すと、その1として、ター
ビン停止状態時にはタービンロータ及び軸の曲がりを防
止する意味でモータ駆動でタービン軸を低回転でまわし
ているターニング装置が一般にあるが、タービZンが異
常加速されるとこのターニング装置は一且離脱してしま
うので、タービンの回転上昇における振動や軸受温度等
の監視や回転降下中のターニング装置かみ合せ等の監視
が必要となる。
その2として、近年デジタル計算機その他の制御装置が
開発され、蒸気発電プラントにも非常に多く適用されて
いる。
それらの制御装置ではタービン通気というイベントを一
般に、ターニング装離脱又は規定回転数以上の条件にて
判断している場合が多々ある。したがって、ターニング
装置の離脱又は回転数が規定回転数以上になるとそれら
制御装置はタービン通気と見倣し設定値、目標値の変更
、監視の開始又は停止等の動作をする。
しかるに、残留蒸気による異常加速の場合は蒸気はしや
断されているのでタービン回転数は時間と共に降下する
。その回転数の降下による制御装置の動作は、異常加速
の場合の逆をたどる結果となる為制御装置に対しむだな
外乱となり、制御性の悪さ、起動時間の長期化しいては
機器の事故に発展しかねない。以上の様な不具合を本発
明のタービン制御装置を採用しタービンの異常加速を防
止することによって、運転員の負担、軽減、各制御装置
の制御性の改善起動準備時間の短縮、及び機器の事故防
止等に寄与する。以上述べた本発明のタービン制御装置
は以下に述べるように構成することも可能である。
‘1’ 第2図に示した各弁位置確認部は3つ28,2
9,30あるがこれは制御弁たとえば加減弁やィンタセ
ブト弁の数とその設定位置に対応するものであって、こ
れら判断演算部を適宜増減してもよい。
‘21第2図はアナログ入力を基にしてループを形成し
ているが接点を使用し指定開度(第2図ではC,,C2
,C3)まで連続的に開け指定関度に達した事を確認す
る接点入力で駆動信号を切る方法を用いてもよい。
尚、遅延部には時限リレーを使用してもよい。‘3}
第2図の本発明では加減弁とィンタセプト弁の動きは連
動しているので加減弁の変位検出器による信号aによっ
てィンタセプト弁の変位を測定している。
しかしィンタセプト弁が運動せずに単独に設置されてい
る場合もあるので単独ィンタセプト弁の場合はィンタセ
プト弁の変位を検出する検出器が必要でこの検出器から
の信号をタービン制御装置10の入力部27に入力する
場合もある。
■ 第2図に於て位置確認部28,29,30の許容偏
差Qn以上の出力はどの出力も関数発生ブロック31に
接続されているがこの関数発生ブロックを各々位置確認
部の許容偏差以上のラインに設置して弁の各位層毎に関
数発生を可能にすることにより操作スピード等を弁の各
位直に合った設定をすることができる。
【5} 第2図の遅延部32,33を関数発生ブロック
31と同様の機能に置換して、その出力を駆動指令ブロ
ック34に接続して遅延であった機能を非常にゆるやか
な弁開操作とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は蒸気発電プラントのシステム構成図、第2図は
、タービン制御装贋のブロック図である。 10・・・タービン制御装置、11・・・蒸気発生装置
、12…主蒸気止め弁、13・・・加減弁、14・・・
高圧タービン、15・・・再熱止め弁、16・・・ィン
タセプト弁、17・・・中圧タービン、18・・・低圧
タービン、19・・・発電機、20・・・復水器、21
・・・復水ポンプ、22・・・低圧加水加熱器、23・
・・給水ポンプ、24・・・高圧給水加熱器、25・・
・加減弁変位検出器、26…加減弁開閉駆動装置、27
…入力部、28・・・加減弁微関位置確認部、29・・
・ィンタ0セプト弁轍開位置確認部、30・・・加減弁
全開位鷹確認部、31・・・関数発生ブロック、32・
・・遅延ブ。 ック、33・・・遅延ブロック、34・・・駆動指令ブ
ロック、a・・・加減弁変位信号、b・・・加減弁開閉
駆動指令信号。第1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タービンの起動準備に際し蒸気制御弁を開いたとき
    に、蒸気止め弁と前記蒸気制御弁との間の残留蒸気によ
    り、過渡的に上記タービンが異常加速しないようにする
    べく、下記微開位置確認部と遅延部と全開位置確認部と
    を具備したことを特徴とするタービン起動準備装置。 (イ) 前記蒸気制御弁を、全閉状態から、前記残留蒸
    気により前記タービンが異常加速しない程度の微開位置
    まで駆動する微開位置確認部(ロ) 前記微開位置確認
    部により前記蒸気制御弁が微開位置まで駆動されると、
    前記蒸気制御弁を前記微開位置で一定時間保持させるた
    めの遅延部(ハ) 前記遅延部での一定時間経過後に前
    記蒸気制御弁を全開位置まで駆動する全開位置確認部
JP1354178A 1978-02-10 1978-02-10 タ−ビン起動準備装置 Expired JPS6041203B2 (ja)

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JP1354178A JPS6041203B2 (ja) 1978-02-10 1978-02-10 タ−ビン起動準備装置

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JP1354178A JPS6041203B2 (ja) 1978-02-10 1978-02-10 タ−ビン起動準備装置

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JPS54106704A JPS54106704A (en) 1979-08-22
JPS6041203B2 true JPS6041203B2 (ja) 1985-09-14

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ID=11836002

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JP1354178A Expired JPS6041203B2 (ja) 1978-02-10 1978-02-10 タ−ビン起動準備装置

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JP (1) JPS6041203B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8893955B2 (en) 2010-10-27 2014-11-25 Intercontinental Great Brands Llc Releasably closable product accommodating package

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8893955B2 (en) 2010-10-27 2014-11-25 Intercontinental Great Brands Llc Releasably closable product accommodating package

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JPS54106704A (en) 1979-08-22

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