JPS6040885B2 - 農薬用乳化剤 - Google Patents

農薬用乳化剤

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JPS6040885B2
JPS6040885B2 JP54075147A JP7514779A JPS6040885B2 JP S6040885 B2 JPS6040885 B2 JP S6040885B2 JP 54075147 A JP54075147 A JP 54075147A JP 7514779 A JP7514779 A JP 7514779A JP S6040885 B2 JPS6040885 B2 JP S6040885B2
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polyoxyalkylene
emulsifier
polyoxyethylene
emulsion
agrochemical
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デイビツド・ギルバ−ド・チエイスン
ト−マス・ジヨセフ・ザウチエ
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ICI Americas Inc
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【発明の詳細な説明】 本発明は一般に界面活性剤組成物からなる農薬用乳化剤
に関する。
さらに詳しくは本発明は{a)ポリオキシアルキレンア
ルキルまたはアルキルアリール燐酸ェステル、{b}ポ
リオキシアルキレンアルキルアミン、{C}ポリオキシ
アルキレン系非イオン性界面活性剤、多価アルコールェ
ステル及びポリオキシアルキレングリコールからなる群
から選ばれる物質を含有する界面活性剤組成物からなる
農薬用乳化剤に関する。多くの合成有機生物学的活性物
質が現在市販されており、非常に広範囲な用途に用いら
れている。
これらの物質は殺虫剤、昆虫忌避剤、除草剤、殺カビ剤
、殺ダニ剤、殺線虫剤、カタツムリ等の撲滅剤、殺ソ剤
等を包含する。本明細書ではこれらの物質全てを一般的
に農薬と称する。使用にあたっては一般にこれらの物質
を基質(植物、動物その他)に頃霧するか、または処理
すべき区域範囲に鰭霧する。入手容易性、コストの低さ
および環境に対する悪影響がないことから、これらの物
質を水性媒質を用いて適用するのが好ましし・。しかし
これらの物質の多くは水に不溶性で有機溶剤にしか溶け
ない。このためこれらの農薬はこれまで乳化剤および有
機溶剤と混合して濃厚製剤とし、次にこれの少量を水に
加えてェマルジョンとしていた。これらの農薬及び乳化
剤を含む濃厚製剤を本明細書では「乳剤」(em山si
fiablecoMentrate、水で希釈して乳化
物とすることのできる濃厚製剤の意)と称する。乳剤に
は有機溶媒を一般に含む。その他の農薬は水にも有機溶
剤にも溶けない。これらの農薬の濃厚製剤は一般に「水
和剤」または「フロアプル製剤(nowableのrm
ulation)」として調製する。固体農薬から水和
剤を調製する場合にはまず農薬を微細に粉砕して、たと
えばカオリン、アタパルジャィト・クレー、珪藻±等の
不活性固体稀釈剤、および界面活性剤と混合する。この
水和剤の所望量を水に加えると水和剤は水中で安定な懸
濁液を生成する。水和剤はまた液体農薬を微細に粉砕し
た水和助剤たとえば珪藻土または水和珪酸カルシウムと
組合わせることにより、該液体農薬から調製することも
できる。これらの液体農薬と水和肋剤のブレンド物に界
面活性剤を加えて水和剤を製造し、これを水に加えた時
に安定な懸濁液が得られる。フロアブル製剤は普通、液
体媒質中に微細に粉砕した固体農薬を分散させた濃厚分
散液である。
フロアブル製剤はまた適当な分散媒質に液体農薬を分散
させた濃厚分散液であってもよい。これらのフロアブル
製剤に用いる分散煤質は水(最も一般に用いられる)ま
たは有機液体たとえば低粘度パラフィン油であってもよ
い。これらのフロアブル製剤は、界面活性剤所望により
さらに増大占剤を加えることによって安定化される。濃
厚農薬製剤に慣用的に用いられうるその他の成分として
は、たとえばフロアブル製剤では消泡剤および凝固点降
下剤があり、また水和剤では固結防止剤がある。濃厚農
薬製剤のその他のタイプはフロアブルエマルジョン(f
lowableemulsion)である。これは乳剤
(emのsifiableconcentrate)お
よび水から製造した比較的高濃度の活性成分を含む安定
なェマルジョンである。フロアブル製剤に関して上託し
た添加剤および界面活性剤をこれらのフ。アブルェマル
ジョンでも用いることができる。これらのフロアブルェ
マルジョンは水に添加すると全て水中で農薬の安定な懸
濁液を生成する。これらの濃厚製剤を用いると水性媒質
中に農薬を適用することができるほかに農薬のとり扱い
および市販が容易になる。農薬の濃厚製剤の製造に種々
のタイプの乳化剤、界面活性剤およびこれらの組合わせ
およびブレンド物が使用できることが示唆されている。
しかし農場および家庭における農薬の使用法により、こ
れらの製剤の製造において乳化剤や界面活性剤を用いる
ことが必須となってくる。農薬(通常は適当な有機溶剤
に溶解したもの)および乳化剤を含有する乳剤を所望の
割合で水に加えた場合この農薬が速やかに、しかも殆ん
どしゆん間的に分散して擁梓または振顔が不要であるか
または殆んど不要であることが重要である。さらにこの
濃厚製剤を加えるべき水はその地方によって非常に硬度
が異なるので、該乳化剤は一定硬度の普通入手できる水
中で速やかに所期の分散を行なうものでなければならな
い。また特に最近数種類の農薬を組合わせて同時に用い
るのが普通になっている。すなわちある乳化剤系が何種
類かの農薬に使用できること、または少なくともそれと
組合わせて用いるいく種類かの農薬製剤と適合するもの
でなければならない。また最近農薬と液体肥料とを組合
わせて用いるのが普通になってきている。この液体肥料
とは特定量の窒素、燐およびカリウムと少量の他の徴量
元素を配合した無機植物栄養素水溶液である。これは一
般に水をベースとした液体肥料に農薬の乳剤を加え、水
の代わりに該液体肥料を直接用いて該農薬のェマルジョ
ンを作ることによって行なう。このような使用法におい
ては該液体肥料と適合して安定なェマルジョンを作る乳
化剤を用いなければならない。現在では水中で用いるよ
うに調製した乳剤を液体肥料に加えて用いる場合には、
その他に相溶化剤を用いることが必要である。
相溶化剤は一般に界面活性剤であり、該乳剤を加える前
に液体肥料のタンク・ミックスに加える。この相溶化剤
はまた液体肥料中で用いるように設計した濃厚製剤を水
中で用いる場合、および農薬製剤をいくつか組合わせて
用いる場合に必要である。相溶化剤は有用ではあるが、
これを用いることは煩雑であり好ましくない。何故なら
ば相溶化剤の添加は濃厚農薬製剤の製造において考慮さ
れていないので、便用農薬に悪影響を及ぼさないように
注意深く選ぶことが必要であり、またこれらを用いるた
めにいくつか人的および機械的変化要素(添加、混合等
)が加わり、注意深くコントロールしなければこれらは
全て農薬の性能に悪影響を与えるからである。乳剤に関
して上述した要求及び問題は水和剤及びフロアブル製剤
のいずれに関してもあてはまる。
そのために、相熔化剤を添加することなく、種々の天然
の水中や液体肥料中で安定なェマルジョン又は懸濁液を
形成し、他の農薬配合物と組合わせて用いることのでき
る、農薬濃厚製剤(乳剤、水和剤、フ。アブル製剤及び
フロアブルェマルジョン)の製造に使用することができ
る乳化剤(界面活性剤)組成物が熱望されている。本発
明により広範囲にわたる種類の他の農薬含有物質と相溶
性があり、広範囲の天然水および液体肥料中で安定なェ
マルジョンまたは懸濁液を生成する農薬濃厚製剤の製造
に有用な乳化剤(界面活性剤)組成物が見出された。
この組成物は【a}ポリオキシアルキレンアルキルまた
はアルキルアリール燐酸ェステル、【bーポリオキシア
ルキレンアルキルアミンおよび(c)ポリオキシアルキ
レン系非イオン性界面活性剤、多価アルコールェステル
、及びポリオキシアルキレングリコールからなる群から
選ばれる物質からなる。上記のように本発明の農薬用乳
化剤は三種類の必須成分を含有しているためこれまでの
界面活性剤または界面活性剤の組合わせでは得られない
特異な性質を組合わせて持っている。
これらの成分の個々についてはそれぞれ詳細に後述する
。これらの各物質はいずれもある物質のポリオキシアル
キレン誘導体である。これらの物質は「アルキレンオキ
サィド付加物」または特に「エチレンオキサィド、プロ
ピレンオキサィド等の付加物」とも呼ばれている。一般
にこれらの生成物は異なった数またはモル数のアルキレ
ンオキサィドを含有する化合物の混合物であり、その中
の一種が主となり、その他分子のポリオキシアルキレン
部にこれより少数または多数のアルキレンオキサィド基
を含有する化合物を少割合含むものである。これらの生
成物は既知物質1モル当たりと反応するアルキレンオキ
サィドのモル数によって固定する。従って「ポリオキシ
ェチレン(40)ヒマン油」とはエチレンオキサィド4
0モルとヒマシ油1モルとを反応させて得た物質を意味
する。(a} ポリオキシアルキレンアルキルまたはア
ルキルアリール燐酸ェステル本発明の農薬用乳化剤の第
一の必須成分はポリオキシアルキレンアルキルまたはア
ルキルアリールの燐酸ェステルである。
これらの物質は一般式: 〔式中Rはアルキル部分が少なくとも約4個の炭素原子
を含有しているアルキルまたはアルキルアリール基であ
り、Aはアルキレン基、通常エチレン基及び/またはプ
ロピレン基であり、nはこれらの物質の製造に用いたア
ルキレンオキサィドの付加モル数に等しい正の整数であ
り、Rは水酸基またはR−○キAOナn基(式中R、A
およびnは上記と同じ意味を有する)である〕で表わさ
れる。
R′水酸基であれば、該物質はモノェステルである。R
′がR−○÷AOナnであれば、該物質はジェステルで
ある。Rがァルキルである場合は炭素数8〜20のアル
キル基、Rがアルキルアリールである場合は炭素数6〜
12のアルキル基が特に好適である。これらのうちオク
チルフエノール、ノニルフエノール、ジノニルフェノー
ルが特に好ましい。アルキレンオキサイドの付加モル数
は約20モルまでが適当である。これらの物質は一般に
二工程で製造する。
まず第一工程ではアルコールまたなアルキルァリールア
ルコールをアルキレンオキサィドと反応、させてポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル又はポリオキシアルキ
レンアルキルアリールヱーテルとする。こうして得られ
た生成物を次に五酸化燐などの燐酸化剤によって燐酸ェ
ステルに変える。これらの反応操作は当業者によく知ら
れている。本発明の組成物に用いられる最も好ましい燐
酸ェステル類はポリオキシェチレンノニルフェノール燐
酸ェステル類である。
これらの物質はノニルフェノールをエチレンオキサィド
と反応させてポリオキシエチレンノニルフェノールを生
成し、次にこの生成物を五酸化燐(P205)などの燐
酸化剤と反応させて燐酸ヱステルとすることによって得
られる。該/ニルフェノールはパラーノニルフェノ−ル
でもよいし、またオルトーノニルフェノールとパラ−/
ニルフェノールとの混合物であってもよい。
当業界でよく知られている方法によってノニルフヱノー
ルをエチレンオキサイドと反応させてポリオキシェチレ
ンノニルフヱノ−ルを得る。エチレンオキサィドの使用
量は一般にノニルフェノールが1モル当たり約4〜14
モルである。エチレンオキサイド8モルを含み、ポリオ
キシヱチレン{81ノニルフェノールと同定された物質
を用いた時特に満足できる結果が得られた。/ニルフェ
ノールのエチレンオキサイド付加物を五酸化隣と反応さ
せる際、ポリオキシェチレンノニルフェノール3部に対
して五酸化燐1部の割合で反応させてモノェステルとジ
ヱステルとの混合物を生成するのが好ましい。ポリオキ
シェチレンノニルフェノール誘導体の五酸化燐に対する
量を1:1まで徐々に減少させていくとこの混合物中の
モノェステル軍が増加する。この反応では五酸化燐を徐
々にポリオキシェチレンノニルフヱノ−ルに加える。該
反応は発熱反応であるので所望により冷却して変色また
は黒みがかった生成物を生ずるような高温にまで昇温さ
せないようにしてもよい。五酸化燐を添加している間反
応は持続し、五酸化燐が全部溶解してしまうまでこの混
合物を擬梓することによって反応を完結する。こうして
得られた物質はある量の未反応ポリオキシヱチレンノニ
ルフェノールを含有していてもよい。この未反応のポリ
オキシェチレンノニルフェノールは後述の{c’成分と
して作用し得る。本発明の農薬用乳化剤におけるポリオ
キシァルキレンアルキル又はアルキルアリール燐酸ェス
テルの使用量はこの組成物中の他の物質、該組成物と共
に使用する農薬、農薬及びその他の製剤成分を溶解させ
るのに用いられる有機溶剤、および水性媒質(軟水・硬
水・液体肥料・農薬混合物その他)によって広範囲で変
えることができる。
しかし種々の目的に用いられる汎用界面活性剤では界面
活性剤組成物全重量の約20〜8の重量%のポリオキシ
アルキレンアルキル又はアルキルアリール燐酸ェステル
を用いると満足のいく結果が得られることがわかった。
後に述べるように、界面活性剤組成物全量の42〜6り
重量%のポリオキシアルキレンアルキル又はアルキルア
リール燐酸ェステルを用いると好ましい。結果が得られ
る。しかしながら、既述したように、この成分の使用量
を決めるために考慮する必要のある要因は多数あるが、
この成分は特に硬水中で使用される乳剤及びその他濃厚
製剤を調整するための組成物の性能に大きな影響を及ぼ
し、これを含まない場合には液体肥料中又は硬水中での
効果が箸るしく劣ることがわかった。同様にこの成分の
配合量が極めてわずかの場合にも、その効果は劣る。液
体肥料又は硬水中での使用を目的としない場合には、こ
の成分の配合量はそれほど多くなくとも良い。ポリオキ
シアルキレンアルキル又はアルキルアリール燐酸ェステ
ルは単独で使用することができることは勿論、それらの
混合物として本発明の乳化剤組成物を調整することがで
きる。【bー ポリオキシアルキレンアルキルアミン本
発明の界面活性剤組成物の第二の必須成分はポリオキシ
アルキレンアルキルアミンである。これらの物質は当業
界で良く知られているように両性化合物であり、中性乃
至塩基性煤質中では非イオン性を呈し、酸性煤質中では
カチオン性を呈する。これらの物質はアルキレンオキサ
ィド又はアルキレンオキサィド混合物、好ましくはエチ
レンオキサイド及び/又はプロピレンオキサィドをアル
キルアミンと反応させることによって製造する。これら
のアミンは好ましくはアルキル基の末端炭素原子に窒素
原子が付いた1級アミンである。これらのアミンは天然
油脂、たとえば牛脂、ャシ油、大豆油または綿実油から
誘導されたものが好ましく、またこれらは炭素数12〜
18のアルキル基を有するアミンの混合物である。しか
し炭素数12〜18の合成アルキルアミンも用いること
ができる。これらのポリオキシアルキレン誘導体は高温
高圧下、塩基性触媒の存在下にアルキレンオキサィドを
アルキルァミンと反応させることにより製造する。これ
らの反応操作は当業者によく知られている。これらの物
質の製造に用いるァルキレンオキサイドの量は一般にア
ルキルアミン1モル当たり約1〜20モルである。
2モルのアルキレンオキサィドが用いられた場合は、生
成物はN・Nービス(2ーヒドロキシアルキル)アルキ
ルアミンである。
本発明で使用されるポリオキシアルキレンアミンはこの
様にアルキルアミンの窒素原子に結合する水素が1個の
オキシアルキレン基(2ーヒドロキシアルキル基)で置
換された物質をも包含するものと定義される。該アミン
1モル当たり約2モルより多くのアルキレンオキサイド
を用いてポリオキシアルキレンアルキルァミンを製造す
る場合は、2段法によるのが好ましい。2段法の第1段
目では、アルキルアミンに2モルのアルキレンオキサィ
ドを反応させてN.Nービス(2ーヒドロキシアルキル
)アルキルアミンを作る。
第2段目ではこれに塩基触媒の存在下でさらにアルキレ
ンオキサィドを反応させて所望の生成物を得る。アルキ
ルアミン1モルに対して約2〜10モルのアルキレンオ
キサィドを反応させて得られるものが本発明においては
好ましい。{a’牛脂から譲導されるアルキルアミン(
いまいま1級牛脂アミンとも呼ばれる)1モルにつき約
3モルのエチレンオキサィドを反応させた生成物、即ち
ポリオキシエチレン【3’N・Nービス(ヒドロキシエ
チル)アルキルアミン又は【b}N・Nービス(2−ヒ
ドロキシェチル)牛脂アミンを用いた場合に特に好まし
い乳化剤組成物が得られる。上記燐酸ェステルの場合と
同様に、アミン譲導体の使用量は上で燐酸ェステルに関
して述べたものと同じ要素によって広範囲で変えること
ができる。
種々の煤質および種々の農薬を用いた場合に、一般に界
面活性剤組成物全軍量の約14〜5の重量%のポリオキ
シアルキレンアルキルアミンを用いて満足な結果が得ら
れた。約20〜約3の重量%を含有する特に有用な組成
物が得られた。該組成物を含有する濃縮配合物から製造
したェマルジョンまたは懸濁液の軟水中における性能は
この物質によって向上すると考えられる。この物質が約
14重量%未満になると軟水中の性能が低下し始める。
また約5の重量%を越えると液体肥料や非常に硬度の高
い水中における性能に悪影響を与える。ポリオキシアル
キレンアルキルアミンは単独で、又はそれらの混合物と
して本発明の乳化剤組成物中に配合することができる。
{c} 第三成分 本発明の界面活性剤組成物の最後の必須成分は、ポリオ
キシアルキレン系非イオン性界面活性剤、多価アルコー
ルェステル及びポリアルキレングリコールからなる群か
ら選ばれる物質である。
第三成分としてはポリオキシアルキレン系非イオン性界
面活性剤が好ましい。このようなポリオキシアルキレン
系非イオン性界面活性剤は、ポリオキシアルキレン鎖を
有しかつ非イオン性であることが必要であり、既述した
ポリオキシアルキレンアルキルアミンは両性物質であっ
て第三成分となり得ない。ポリオキシアルキレンは好ま
しくはポリオキシェチレン及び/又はポリオキシプロピ
レンである。使用できる好適なポリオキシアルキレン系
非イオン性界面活性剤は、例えばポリオキシヱチレンヒ
マシ油;ポリオキシェチレン(70)ノニルフェノール
、ポリオキシエチレン(IQノニルフヱノールなどの炭
素数6〜12のアルキル基と約100モルまでのアルキ
レンオキサイド単位を有するポリオキシアルキレンアル
キルフェノール類;ポリオキシエチレン働セチルアルコ
ール、ポリオキシエチレン(16)トリデシルアルコ−
ル、ポリオキシェチレン■ラウリルアルコールなどの炭
素数8〜20のアルコールにアルキレンオキサィドを約
50モルまで付加させたポリオキシアルキレンアルキル
ェーテル類;アルファアルキル化ポリオキシエチレンー
ポリオキシプロピレンフロック共重合体;ポリオキシェ
チレン(40)ステアリン酸などのポリオキシアルキレ
ン高級脂肪酸ェステル類;ポリオキシェチレン{4)ソ
ルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレン(20)
ソルビタンモノラウレート、ポリオキシヱチレン(20
)ソルビタソモノトール油脂肪酸ェステルなどのポリオ
キシアルキレンソルビタン高級脂肪酸ェステル類;ポリ
オキシアルキレンアルキルフェノールのホルマリン縮合
物等である。これらのうちで特に好ましい物質はポリオ
キシェチレンヒマシ油である。当業界でよく知られてい
るように、ヒマシ油は不飽和オキシ酸であるリシノール
酸のトリグリセラィドである。ポリオキシェチレンヒマ
シ油はエチレンオキサイドとヒマシ油とを一緒にしてこ
の混合物をオートクレープ中加圧下で適当な時間、すな
わちエチレンオキサィドが実質的に全部反応してしまう
まで加熱して製造する。エチレンオキサィドの使用量は
一般にヒマシ油1モル当たり約5〜55モルである。エ
チレンオキサイド40モルから製造し、ポリオキシェチ
レン(40)ヒマシ油と同定された物質を用いて特に有
用な乳化剤組成物を製造した。ポリオキシェチレンヒマ
シ油以外のポliオキシアルキレン系非イオン性界面活
性剤のうちで、特に好ましいものは平均分子量2000
〜500い好ましくは2400〜4000のブタノール
ポリオキシエチレンーポリオキシプロピレンフロツク共
重合体である。ポリオキシアルキレン系非イオン性界面
活性剤以外の本発明の第三成分として用いられるものに
は、{a}ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノ
オレエート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタン
モノステアレートなどのソルビタン部分脂肪酸ェステル
類、脂肪酸モノグリセラィドなどを含む多価アルコール
ェステル・{b)ポリエチレングリコ−ル、ポリプロピ
レングリコール、ポリオキシエチレンーポリオキシプロ
ピレン共重合体などのポリアルキレングリコール類があ
る。
本発明の農薬用乳化剤におけるこの第三成分の使用量は
他の二成分と同様せまし、範囲に厳密に制限されている
わけではない。
しかし界面活性剤組成物全軍量の約5〜5の重量%用い
た場合に満足な結果が得られる。この成分を10〜30
重量%含有すると特に好ましい界面活性剤組成物が得ら
れる。この物質は天然水および液体肥料中で該界面活性
剤組成物の性能を向上させ、他の二成分の必要割合の感
度(scnsitMty)を減少させる。上記の各成分
の殆んどは室温で液体である。
しかし長いポリオキシアルキレン鎖を含有する場合には
これらの物質のうち一部は室温でワックス状に示すこと
もあり、この場合には混合前に該物質を加熱することが
できる。本発明の農薬用乳化剤は単にこれらの三成分を
ブレンドすることによつて製造する。任意の適当な装瞳
たとえば通常のミキサーを用いてもよい。これらの物質
の添加順序は重要ではなく、任意の順序でよい。上述の
ように各成分の使用量は種々要因によっていく分変えら
れ、また特に該組成物の最終的用途によって変えること
ができる。しかし種々の農薬や広範囲の硬度の水および
液体肥料と共に用いられる汎用乳化剤組成物の一例をあ
げると、ポリオキシェチレン‘8}ノニルフェノール燐
酸ェステル60重量%、ポリオキシエチレン(3)N・
Nービス(2−ヒドロキシェチル)アルキルアミン(こ
の中のアルキル基は14〜18個の炭素原子を有するア
ルキル基の混合物であり、アミンは大豆油から誘導した
ものである)2箱重量%、およびポリオキシェチレン(
40)ヒマシ油1の重量%を含有するものである。汎用
乳化剤組成物の他の1例では、ポリオキシェチレン‘8
}ノニルフェノール燐酸ヱステル42重量%、N・N−
ビス(2ーヒド。キシエチル)アルキルアミン(この中
のアルキル基は牛脂から譲導された炭素数14〜18の
アルキル基の混合物である)2母重量%、および平均分
子量2400〜3500のブタノールポリオキシエチレ
ン−ポリオキシプロピレン共重合体3の重量%を含有す
る。本発明の農薬用乳化剤は上記の必須三成分の他に、
例えばドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム等のアニ
オン性界面活性剤などの成分をも含み得る。
農薬製剤 本発明の農薬用乳化剤は農薬乳剤の製造に使用される。
これらの乳剤は一般に農薬、該農薬の溶剤および乳化剤
を含有する。本発明の農薬用乳化剤と共に用いられる農
薬及び有機溶剤の種類は特に限定されず、一般に乳剤と
して用いられる任意の農薬と共に用いて乳剤をつくるこ
とができる。
従ってこれらの農薬および有機溶剤は当業界でよく知ら
れているものである。使用される好適な農薬の例は次の
ようなものである:本発明の農薬用乳化剤を用いてこれ
らの農薬から満足な乳剤が得られる。
乳剤は一般に1夕当たり、約0.122〜0.98k9
(約1〜8ポンド/ガロン)の活性成分を含有する。こ
れらの量は上言己の各農薬が一般に用いられている量と
した。
上記一覧に示したべノキサリン、アラクロール、メトラ
クロール、ブチレート、ニトラピリン等の一般名で表わ
される農薬を使って好ましい乳剤が得られた。米国特許
第3442945号に記載の除草剤アルファーハロアセ
トアニリドを含有する乳剤を用いて好ましい結果が得ら
れた。アルファハロアセトアニリドのうち特にアラクト
ールの一般名で呼ばれ、化学名2ークロロ−2′・6ー
ジヱチルーN−(メトキシメチル)アセトアニリド及び
メトラクロ−ルの一般名で呼ばれた化学名ァフアークロ
ロ−2ーエチルー6′ーメチル−N−(1ーメチル−2
−メトキシェチル)アセトアニ1′ド農薬を用いて特に
好ましい結果が得られた。これらの乳剤に用いられる有
機溶剤は従来乳剤の製造に用いられている任意の有機溶
剤であってよい。
一般にこれらの溶剤は使用農薬を溶解し、これらの農薬
と適合する溶剤である。これまで用いられている有機溶
剤の代表的な例をあげるとトルエン、キシレン、エチル
ベンゼン、クロロベンゼン、モノメチルナフタレン、ジ
メチルナフタレン、トリメチルナフタレン、メチルナフ
タレン化合物、ケロシンおよびパイン油である。これら
の芳香族溶剤のうちの一部は次のような商品名で市販さ
れている:ヴェルシコール(VEはICOL)AR−5
0〔米国シカゴのヴェルシコール社製(Velsico
ICorp)〕、サン(SUN)1547〔サンオイル
社製(SunOilCo.)〕、シェル(SHELL)
E−47〔シェル・オイル社製(ShellOilCo
.)〕、ソルベツソ(SOLVESSO)100〔米国
ニュージャージー州のスタンダード・オイル社製(Sね
ndardOil Co.)〕、テネコ(TENNEC
O)即0−100およびテネコ400〔テネコ・ケミカ
ル社製(Ten肥coChemicalsInc.)〕
本発明の農薬用乳化剤を用いて農薬乳剤を製造する場合
、農薬、有機溶剤及び乳化剤の相対量は特に限定されず
、広範囲に変えることができる。しかし一般に農薬約1
0〜7の重量%、乳化剤組成物約2〜1の重量%および
有機溶剤約28〜総重量%を含有するものが種々の水性
煤質中で用いられる満足な乳剤であることがわかってい
る。農業またはそれに関連した用途に用いる農薬ェマル
ジョンは、単に本発明の農薬用乳化剤を用いた農薬乳剤
を適当な水性煤質に加えるだけで得られる。
上述のようにこれらの乳剤は任意の天然の水すなわちカ
ルシウム当量的pmの高度の軟水から約1000〜20
00ppmカルシウム当量の高度の硬水までを用いて安
定なェマルジョンとすることができる。またこれらの乳
剤を液体肥料組成物に加えても安定なェマルジョンが得
られる。液体肥料は通常3の重量%以上、特に5の重量
%以上の無機肥料を含む水溶液である。これらのェマル
ジョンは通常用いられる任意の装置たとえば飛行機燈霧
タンク、ナップザック噴霧タンク、家畜浸債タンク、地
上曙援用装置内で製造することができる。通常の乳剤の
使用量はェマルジョンの全容量の約0.1容量%ないし
約5の容量%である。上述の本発明の農薬用乳化剤はま
たその他の濃厚農薬製剤の形態、たとえば水和剤および
フロアブル製剤に用いられる。乳剤の場合と同様に、こ
れらのタイプの製剤に従来用いられている任意の農薬を
用いることができる。水和剤の場合には、適当な固体担
体を用いて製剤化でき、もし農薬が固体であればこれを
微細に粉砕して適当な固体稀釈剤および本発明の界面活
性剤組成物と合わせる。液体農薬を用いる場合にはこれ
を適当な水和助剤および該界面活性剤組成物と配合する
。フロアブル製剤とする場合には該農薬および該農薬1
重量部に対して約0.03〜1重量部%の界面活性剤組
成物を最少量の水、すなわち安定な分散液を作るのに十
分なだけの水と合わせ、所望により増粘剤、消泡剤、凝
固則降下剤を加える。本発明の水和剤およびフロアブル
製剤のいずれも種々の硬度の水および液体肥料中で安定
な懸濁液を生成する。以下の例から本発明をさらによく
理解できるであろう。
以下の例においては溶剤及び界面活性剤として次のもの
を用いた。タージトールXD(TERGITOLXD)
は比重(40o/2000)1.053 1%水溶液に
おける雲点75℃のブタノールポリオキシエチレンーポ
リオキシプロピレンフロツク共重合体であり、ユニオン
・カーバイト社より市販されている。
芳香族有機溶剤Aは、全芳香族舎量が班.2体積%であ
り、ァニリン点が13.5qCであり、カゥリ(Kau
ri)ブタノール価が92であり、引火点(TCC)が
約43℃(1100F)であり、1600(160F)
における比重が0.874であり、分留温度範囲156
00(3120F)〜17〆○(34がF)芳香族石油
蟹分である。
芳香族有機溶剤Bは、全芳香族含量が93本積%であり
、カウリ(Kami)ブタノール価が90であり、引火
点が4〆C(1080F)であり、分留温度範囲157
0(3140F)〜20900(4090F)の芳香族
石油蟹分である。
製造例A〜Cは本発明の農薬用乳化剤の個々の成分の製
造に関するものである。
製造例 A ポリオキシェチレン側ノニルフェノール燐酸ェステルの
製造:オートクレープ中で加圧下塩基性触媒を用いて加
熱下ノニルフェノール1モルをエチレンオキサィド8モ
ルと実質的にすべてのエチレンオキサィドが反応するま
で反応させた。
得られた生成物はポリオキシェチレン(8’ノニルフェ
ノールと同定された。ポリオキシエチレン【8}ノニル
フエノール3モルを含有する反応容器に徐々に時間をか
けて五酸化燐(P205)1モルを加えた。
発熱反応なので外部から冷却して温度を調節した。五酸
化燐を全量加え終ってから、五酸化燐が全部反応し終る
まで反応混合物を混合した。得られた生成物はポリオキ
シェチレン{81ノニルフェノール燐酸ェステルと同定
され、これはモノェステルとジヱステルとの混合物であ
った。製造例 B ポリオキシエチレン‘3)N・Nービス(2−ヒドロキ
シェチル)アルキルアミンの製造:N・N−ビス(2ー
ヒドロキシェチル)第1大豆アミン(大豆アミンは各々
14〜18個の炭素原子を含有するアルキル基混合物を
含有する第1アルキルアミンである)1モルをエチレン
オキサイド3モルと合わせ、エチレンオキサィドが全部
反応してしまうまでオートクレープ中で加圧下、塩基性
触媒の存在下で加熱した。
得られた生成物はポリオキシエチレン{3)−N・N−
ビス(2−ヒドロキシェチル)−C,4〜C,8アルキ
ルアミンと同定された。製造例 C ポリオキシヱチレン(40)ヒマシ油の製造:オートク
レープ中加圧下で塩基性触媒の存在下加熱しながらヒマ
シ油(リシノール酸トリグリセライド)1モルをエチレ
ンオキサイド40モルと反応させ、この反応はエチレン
オキサィドが全部反応してしまうまで続けた。
得られた生成物はポリオキシェチレン(40)ヒマシ油
と同定された。実施例1〜15は本発明の乳化剤組成物
の製造を説明するものである。パーセンテージは全て組
成物全軍量に基〈重量%を示す。実施例 1 適当な容器中、次の物質を下記の割合で室温で混合して
界面活性剤組成物を調製した。
製造例Aに従って製造したポリオキシェチレン‘8’ノ
ニルフェノール燐酸ェステル ・・・・・・・・・6
7%製造例Bに従って製造したポリオキシェチレン{3
’N・Nービス(2−ヒドロキシエチル)アルキルアミ
ン ・・・・…・・23
%製造例Cに従って製造したポリオキシェチレン(40
)ヒマシ油 ・・・……10%実施例
2〜15実施例1の記載と同様にして次表に示す量の
成分からさらにいくつかの界面活性剤組成物を製造した
これらの全実施例において「成分A」はポリオキシェチ
レン‘81ノニルフェノール燐酸ェステルを意味し、「
成分B」はポリオキシェチレン‘3}N.N−ビス(2
−ヒドロキシエチル)C.4〜C,8アルキルアミンを
意味し、「成分C」はポリオキシェチレン(40)ヒマ
シ油を意味する。これらの量は全て重量%で表わす。実
施例16〜30は本発明の農業用乳化剤を用いた農薬乳
剤の製造を示す。
これらは全て農薬を一種またはそれ以上の有機溶剤に濃
かし、得られた溶液に界面活性剤組成物を加えることに
よって調製した。これらの例におけるパーセンテージは
全て濃厚製剤全重量に対する重量%で表わす。便宜上こ
れらの例で用いた農薬は全てその商品名で記載した。こ
れらの農薬の化学的組成は上記したのでここではくり返
さない。実施例 16 活性物質91重量%を含有するアラクロール(山ach
lor) 49.55%モノ
クロロベンゼン 27.27%芳香
族有機溶剤B 18.18%実施例
1の乳化剤組成物 5.0%実施例 1
7〜30次の成分を含有する標準溶液を製造した:活性
物質91重量%を含有するアラクロール(Machlo
r) 49.55%モノクロ
ロベンゼン 27.27%芳香族有
機溶剤B 18.18%乳化剤
5%実施例2〜15に
記載の各界面活性剤組成物をこの標準溶液中で評価した
これらの組合わせ部から満足な乳剤が得られた。用いた
界面活性剤組成物を次表に示す。実施例31〜46は本
発明の農薬用乳化剤を用いた農薬乳剤から製造した水ベ
ースェマルジョンの調製および評価に関する。
次の装置、水、液体肥料および操作によりこれらのェマ
ルジョンの安定性を評価した。管 安定性試験に用いた管は全体の長さ(ストッパーなし)
30.48仇(12インチ)、足なし、底部の四角な目
盛りつき100泌シリンダーである。
これらのシリンダ一の頂部に#19スタ2ダード・テー
パーすりガラス・ジョイントをとりつけ、100の‘の
マークからシリンダーの肩上部まで50±2.5肋の間
隔となるように設計した。このシリンダーの目盛は0〜
5の‘のマーク、95泌マークおよび100の【マーク
が精確になるようにつけた。水 種々の硬度を有する水中で安定性を評価した。
使用した水および調製法は後述のとおりである。これら
の金サンプルにおいて水の硬度は炭酸カルシウム(Ca
C03)のppm数で計算する。342ppm水 塩化マグネシウム・六水塩(MgC12・8LO)1斑
.8夕を蒸留水1405の【に溶解して溶液(溶液A)
とした。
無水塩化カルシウム(CaC12)303.7夕を蒸留
水1405の‘に溶解して第二の溶液(溶液B)とした
。溶液A30の‘および溶液B30泌を蒸留水で稀釈し
て20〆とし、所望の水を調製した。114ppm水 この水は上記のようにし製造した34かpm水1部を蒸
留水2部と合わせて調製した。
100倣pm水 この水は塩化カルシウム・二水塩(CaC12・2LO
)2.9紙2夕を蒸留水2夕に溶解して製造した。
液体肥料 数種類の液体肥料中で安定性を評価した。
用いた肥料およびその製造法は次のとおりである。ユー
ラン(Uran)28次の物質から溶液を調製した: 硝酸アンモニウム 38.79%尿 素
31.00% 蒸留水 30.21% ユーラン(Uran)32 次の物質から溶液を調製した: 硝酸アンモニウム 44.24% 尿 素 35.39%蒸留水
20.37% 4−10−10 次の物質から溶液を調製した: ナチャース・プラント・フーズ社 (NACHURS PLANT FOOD CO.)の
3−18−18夜体肥料56.0% 上記のューラン28 8.0% 蒸留水 36.0% 操作 上記の標準管に試験液(水または液体肥料)95泌を加
えた。
次いこの試験液に評価すべき乳剤5の‘を加えた。管に
栓をして特定回数だけこれをさかさにして該物質を混合
した。次に常温に放出し、分離が生じ場合には一定時間
後にこれを測定した。上述のように分離パーセントがわ
かるように管に目盛りをつけておく。これらの実施例に
おいて安定性に関して数字で表わされる結果は管を肉眼
で観察して得た分離容量%である。「安定」という語は
分離がなかったことを意味する。「痕跡」という藷は約
1/2容量%以下の分離を意味する。すなわちこれは使
用した100の【標準管で生じた分離が1/2の【以下
であることを示す。安定性の評価では次の三つの判定基
準を用いた:◎管中に固体物質が沈着することによって
示される凝集。
◎管中に濃厚なクリーム状の分離層が生ずることによっ
て示されるクリーム。
◎管中に油状の層が分離することによって示されるオイ
ル。
これらの中でも比較的短時間に生ずる凝集またはオイル
は受け入れがたい。
クリーミングは望ましいものではないがトクリームは一
般に乳剤を振鍵することによって容易に再分散すること
ができるのである程度の量のクリーミングによって乳剤
の利用性が損なわれる訳ではない。実施例 31上記の
実施例16に記載した乳剤5の‘を上記の100の‘目
盛りつきシリンダー中の114ppm水95舷に加えた
この目盛りつきシリンダーに栓をし、19回ごかさにし
てから室温で放置した。この乳剤の安定性を定期的に評
価した。1時間後該ェマルジョンはまだ安定であって凝
集、クリーミングまたはオィリングを示す証拠はなかっ
た。
2錨時間後痕跡程度のクリームが生じた。
シリンダーを再び5回さかさにして、5分間放置した。
この操作の最後の時点でもェマルジョンは依然として安
定であって凝集、オィリングまたはクIJーミングが見
られなかった。34本pm水および100蛇pm水を用
いてこのテストをくり返したが、同様な結果が得られた
実施例 32〜40実施例31と同様にして、上記の実
施例で製造した数種類の乳剤について一定範囲の硬度の
水中で評価を行なった。
使用した乳剤(番号は上述の実施例を示す)および水、
および得られた結果を次表に示す。結果 実施例 41 上記の100叫目盛りつきシリンダーに入れたユーラン
(Uran)28液体肥料95のとに上記実施例16に
記載の乳剤5舷を加えてェマルジョンを調製した。
この目盛りつきシリンダーに栓をし、19国さかごにし
てから室温で放置した。ェマルジョンの安定性を定期的
に評価した。15分後談ェマルジョンはまだ安定であっ
て凝集、クリーミングまたはオィリングを示す証拠はな
かった。
3庇ご後痕跡程度のクリームが生じ、45分後まだクリ
ームはほんの痕跡程度であった。
1時後クリームは1/2%となつた。
実施例 42〜44 実施例41と同様にして、上記の実施例で製造した数種
類の乳剤についてューラン(URAN)28液体肥料中
で評価を行なった。
使用した乳剤(番号は上述の実施例を示す)および得ら
れた結果を次表に示す。結果 実施例 45 上記の100地目盛りつきシリンダーに入れたューラン
(URAN)32夜体肥料95の【に上記実施例16に
記載の乳剤5舷を加えてェマルジョンを調製した。
この目盛りつきシリンダーに栓をし、3q団さかさにし
てから室温で放置した。ェマルジョンの安定性を定期的
に評価した。5分後談ェマルジョンはまだ安定であって
凝集、クリーミングまたはオィリングを示す証拠はなか
った。
18分後クリームは1/2%となった。
実施例 46 上記の100の【目盛りつきシリンダーに入れた4一1
0一IQ夜体肥料95舷に上記実施例16に記載の乳剤
5泌を加えてェマルジョンを調製した。
この目盛りつきシリンダーに桧をし、3の司さかさして
から室温で放置した。ェマルジョンの安定性を定期的に
評価した。5分後1/2%、15分後5%のクリームが
生じた。
実施例47〜55は本発明の乳剤と市販の農薬組成物と
の相溶性を示す。
使用した市販の農薬は次のように同定した。アートレッ
クス(AATREX)4:0.4k9/夕(4ポンド/
ガロン)の活性成分を含有するフロアブル製剤である。
この活性成分の一般名は「アトラジン(Atrazln
e)」で、化学名は2−クロロ−4ーエルチアミノ−6
−イソプロピルアミノー1・3・5ートリアジンである
。アートレツクス(AATREX)80W:「アトラジ
ン」8■重量%を含有する水和剤。
ブラデックス(BLADEX)50W:50重量%の活
性成分を含有する水和剤。
この活性成分の一般名は「サイアナジン(CyaMzi
ne)」で、化学名は2−クロロ−4−(1−シアノ−
1−メチルエチルアミン)−6−エチルアミノー1・3
・5−トリアジンである。ロロックス(1〇ROX)5
0W:50重量%の活性成分を含有する水和剤で、この
活性成分の一般名「リナロン(Linuron)」であ
り、化学名は3−(3・4−ジクロロフエニル)−1ー
メトキシ−1ーメチル尿素である。
バンヴェル(BANVEL)簿:0.4k9/ク(4ポ
ンド/ガロン)の活性成分を含有する水溶液。
この活性成分の一般名は「ディガンバ(DICAMBA
)」で、化学名は3・6−ジクロロ−2−メトキシ安息
香酸である。
アラナツプ・プラス(ALANAPPLUS):0.2
k9/夕(2ポンド/ガロン)のアラナツプ〔一般名「
ナプタラム(Napねlam)」、化学名N−1−ナフ
チルフタラミン酸ナトリウム塩〕および0.13k9/
夕(1言ポンド/ガ。
ン)の「クロローWC(CHLORO−IPC」(一般
名「クロルプロフアム(chiorpropham)、
化学名ィソプロピル−N−(3ークロロフェニル)カー
バメート」)を含有する乳化製剤。ダワ・ゼネラル・ウ
イード・キラ−(DOWGENERALWeedKil
ler):約0.5k9/夕(5ポンド/ガロン)の活
性成分を含有する乳剤であり、この活性成分は一般名「
ディノセブ(Dinoseb)」、化学名2一sec−
ブチル−4・6ージニトロフヱノールである。
実施例 47 上記の100の‘目盛りつきシリンダーに入れた私がp
m水95の‘にアートレックス山3夕を加えて懸濁液を
調製した。
この目盛りつきシリンダーに栓をし、1山団さかごにし
た。次に上記実施例16に記載の乳剤5の‘を加えた。
この目盛りつきシリンダーに栓をし、3の国さかさにし
て室温で放置した。ェマルジョンの安定性を定期的に評
価した。5分後このェマルジョンはまだ安定であって凝
集、クリーミングまたはオィリングを示す証拠はなかっ
た。
15分後および3び分後のクリームの量は1/2%であ
った。
実施例 48〜53 実施例47の方法に従って実施例16に記載の乳剤と、
さらに数種類の市販の農薬製剤との相溶性を調べた。
これらの市販の農薬およびその個々の使用量および結果
を次表に示す。実施例 鬼〜55 私かpm水の代わりにューラン(URAN)28液体肥
料95の‘を用いた以外は実施例47の操作をくり返し
た。
市販の農薬およびその個々の使用量および得られた結果
を次表に示す。実施例56〜60は本発明のフロアブル
製剤の製造を説明する。
これらは全て各例に記載の物質を円筒形ボール1000
夕と合わせ、ボール・ミル上で16時間ローリングを行
なうことによって製造した。この微粉砕操作によって粒
度は約1〜10ミクロンに減少した。実施例 56 力ルバリル(1−ナフチルメチルー1ーカーバメート)
1紙.2夕クエン酸
0.75夕1%ケルザ
ン(KEL乙AN)ゲル・ベース(増大占剤)
30夕エチレングリコール(
凝固点舷蜂下剤) 12夕34かpm水
108.45タダウ・コーニング・
シリコーン・アンチフオーム(DowComingSi
liconeAntifoam)FG−10(消泡剤)
0.6夕実施例1の
界面活性剤組成物 15タ実施例 57硫
黄 168夕1%ケ
ルザン(KELZAN)キサンタン・ゲル・ベース
30夕エチレングリ
コール 12汐FG−10
0.6夕34本pm水
80.4タ実施例1の界面活
性剤組成物 9タ実施例 58アトラジン
(ATRA幻NE technical)(2−クロロ
−4ーエチルアミノ−6ーイソプロピルアミソ一1・3
・5ートリアジン)141夕1%ケルザン(KELNA
N)キサンタン・ゲル・ベース 30タヱチレングリ
コール 12タFG−10
0.6夕34かpm水
101.4タ実施例1の界面活性
剤組成物 15タ実施例 59ク。
〇タロニル(CHL〇R〇THAL〇NIL、2・4・
5・6ーテトラクロロー1・3−ジシアノベンゼン)
170.7夕1%ケルザ
ン(KELZAN)キサンタン・ゲル・ベース
30夕エチレングリコー
ル 12タFG−10
0.6夕34本pm水
71.7タ実施例1の界面活性剤
組成物 15タ実施例 60サイアナジン
(CYANAZN、2−クロロ−4−(1ーシアノ−1
−メチルエチルアミン)−6−エチルアミノ−1・3・
5ートリアジン)141夕1%ケルザン(KELZAN
)キサンタン・ゲル・ベース
30夕エチレングリコール
30タFG−10
12夕34かpm水
0.6タ実施例1の界面活性剤組成物 1
01.4多実施例61〜67は本発明のフロアブル製剤
から製造した水ベース懸濁液の製造および評価で示す。
安定性は実施例31〜46と同様にして評価した。実施
例 61上記の100の‘目盛りつきシリンダーに入れ
た342ppm水95の上に上記の実施例56に記載の
フロアブル製剤5私を加えて懸濁液を調製した。
この目盛りつきシリンダーに栓をし、lm国かさにして
から室温で放置した。懸濁液の安定性を定期的に評価し
た。15分後のクリーム量は1/2%であったが、3ひ
げ後には1%、1時間後には1.5%に増加した。
実施例 62〜67 実施例61の方法に従って水性煤質中の上記のフロアブ
ル製剤を評価した。
使用した製剤(数値は上記の実施例を示す)と水性煤質
および得られた結果を次表に示す。結果を示す数値は全
てのクリームの容量%を示す。結果 製造例D〜Fは本発明の農薬用乳化剤の個々の分の製造
に関するものである。
I造例 ○ ポリオキシェチレン00ノニルフェノール燐酸ェステル
の製造:オートクレープ中で加圧下塩基性触媒を用いて
ロ熱下実質的にすべてのエチレンオキサィドが反じ、す
るまで、1モルのノニルフェノールと10モルのエチレ
ンオキサィドを反応させた。
得られた生物はボリオキシェチレン【IQノニルフェノ
ールと同定された。ポリオキシエチレンtl0ノニルフ
エノール3モルを入れた反応容器に、五酸化燐(P20
5)1モルを除々に時間をかけて加えた。
この反応は発熱止麦応なので外部から冷却して温度を調
節した。五酸化燐を全量加え終ってから、五酸化燐が全
部反応し終るまで反応混合物を混合した。得られた生成
物はポリオキシェチレン00ノニルフェノール燐酸ェス
テルと同定され、主成分はモノェステル及びジェステル
の混合物であった。製造例 E N.N−ビス(2ーヒドロキシエチル)アルキルアミン
の製造:1モルの牛脂アミン(牛脂アミンは炭素数14
〜18の混合アルキル基を有する第1アルキルァミンで
ある)と2モルのエチレンオキサイドと合わせ、実質的
にすべてのエチレンオキサィドが反応するまでオートク
レープ中で加圧下に加熱した。
得られた生成物はN・N−ビス(2ーヒドロキシェチル
)C,4〜C,8アルキルアミンと同定された。製造例
Fポリオキシエチレン■−N・Nービス(2−ヒドロ
キシェチル)アルキルアミンの製造:製造例Eで製造し
たN・Nービス(2ーヒドロキシエチル)アルキルアミ
ン1モルを8モルのエチレンオキサィドと合わせ、実質
的にすべてのエチレンオキサィドが反応するまでオート
クレープ中で加圧下、塩基性触媒の存在下で加熱した。
得られた生成物はポリオキシェチレン脚−N・N−ビス
(2−ヒドロキシエチル)C,4〜C,8アルキルアミ
ンと同定された。実施例68〜70は本発明の乳化剤組
成物の製造に関する。
パーセンテージはすべて全組成物中の重量パーセントで
ある。実施例 総 適当な容器中に次の物質を示された割合で加熱下に混合
して界面活性剤組成物を調製した。
製造例Aで製造したポリオキシェチレン‘81ノニルフ
ェノール燐酸ヱステル 42%製造例
Eで製造したN・N−ビス(2−ヒドロキシエチル)ア
ルキルアミン 28%タージトールXD
30%実施例 69適当な
容器中に次の物質を示された割合で加熱下に混合して界
面活性剤組成物を調製した。
製造例Aで製造したポリオキシェチレン【81ノニルフ
ェノール燐酸ェステル 21%製造例
Fで製造したポリオキシェチレン{81−N・Nービス
(2ーヒドロキシ)アルキルアミン24.5%製造例E
で製造したN・N−ビス(2−ヒドロキシエチル)アル
キルアミン 24.5%タージトールXD
30%実施例 70適当
な容器中に次の物質を示された割合で加熱下に混合して
界面活性剤組成物を調製した。
製造例Aで製造したポリオキシェチレン‘8)ノニルフ
ェノール燐酸ェステル 21%製造例○
で製造したポリェテルオキシェチレン00ノニルフェノ
ール燐酸ェステル 21%製造例Eで製造し
たN・Nービス(2ーヒドロキシエチル)アルキルアミ
ン 28%夕−ジトールXD
30%実施例71及び72は本発明
の乳剤の製造を示す。いずれも先ず農薬を有機溶剤又は
有機溶剤混合物に溶解させ、次いでこれに界面活性剤組
成物を加えることにより行った。パーセンテージはすべ
て全乳剤重量に対する重量パーセントである。記述を簡
便にするため、農薬はすべて一般名で表わす。化学名は
既述したのでここでは省略する。実施例 71約90〜
9箱重量%の活性成分を含有するメトラクロール(Me
t。
1aCh10r) 91・〇%芳香
族有機溶剤A 2.0%実施例6
8の乳化剤組成物 7.0%実施例 7
2約91〜95重量%の活性成分を含有するメトラクロ
ール(Met。
ICh1○r) 91.0%芳香
族有機溶剤A 2.0%実施例7
0の乳化剤組成物 7.0%実施例31
〜46に関して既述した手順及び物質を使用して、実施
例71及び72で製造した乳剤から水ベースェマルジョ
ンを調製した。実施例 73 実施例71の乳剤5の‘を100の【目盛りつきシリン
ダーに入れた34かpm水95の‘に加えてヱマルジョ
ンとした。
この盛りつきシリンダーに桧をし、15回さかさにして
から室温で放置した。このェマルジョンの安定性を定期
的に評価した。1時間後にェマルジョンは安定であり、
凝集、クリーミングまたはオィリングを示す証拠は認め
られなかった。
24時間後、1/2%のクリームが認められた。シリン
ダーを再び5回さかさにし、1時間放置した。この時点
ではェマルジョンは安定で、凝集、オイリングまたはク
リーミングは認められなかった。実施例 74 実施例71の乳剤3の‘を、100の‘目盛りつきシリ
ンダーに入れたューラン28(Uran28)液体肥料
97の‘に加えてエマルジヨンとした。
シリンダーに栓をし、15回ごかさにして室温で放置し
た。このヱマルジョンの安定性を定期的に評価した。1
時間後にも未だ安定であり、凝集、クリーミング、オイ
リングは認められなかった。
実施例 75 実施例72の乳剤5の‘を、100地目盛りつきシリン
ダー入れた34かpm水95叫に加えてェマルジョンと
した。
シリンダーに栓をし、5回さかさにして室温で放置した
。このェマルジョンの安定性を定期的に評価した。1時
間後にはトレース量のクリーミングが認められた。
実施例 76実施例72の乳剤3の【を、100叫目盛
りつきシリンダーに入れたューラン28(Uran28
)液体肥料97泌に加えてエマルジヨンとした。
シリンダーに栓をし、15回さかさにし、室温で放置し
た。このェマルジョンの安定性を定期的に評価した。3
び分後には1/2%のクリーミングが認められた。
実施例 770.5の上のアートレックス(AATRE
X)山と9.0机‘のューラン(Uran)28夜体肥
料を試験管にとって分散液とした。
試験管を10回ごかごにしてから、実施例71の乳剤0
.5の上を加えた。試験管を10回さかさにして室温で
放置した。生じたェマルジョンの安定性を定期的に評価
した。2時間後にもェマルジョンは安定で、凝集、クリ
ーミング、オィリングはいずれも認められなかった。
実施例 78 適当な容器中に次の物質を示された割合で加え、加熱下
に混合して界面活性剤組成物を調製した。
製造例Aで製造したポリオキシヱチレン{8)ノニルフ
ェノール燐酸ヱステル 67%製造例
Fで製造したポリオキシェチレン側−N・N−ビス(2
ーヒドロキシエチル)アルキルアミン
9%製造例Eで製造したN・N−ビス(2−ヒ
ドロキシエチル)アルキルアミン 14
%製造例Cで製造したポリオキシェチレン(40)ヒマ
シ油 10%実施例
79実施例71及び72の方法に従って、以下の成分
を含有する乳剤を調製した。
91%の活性成分を含有するァラクロール(Nachl
r) 49.55%モノク
ロロベンゼン 27.27%芳香族
有機溶剤B 18.18%実施例7
8の界面活性剤組成物 5.00%実施例
80実施例79の乳剤5羽を、100泌目盛り付きシリ
ンダーに入れた34本pm水95の上に加えてェマルジ
ョンを調整した。
シリンダーに栓をし、15回ごかさにしてから室温で放
置した。ェマルジョンの安定性を定期的に評価した。1
時間後もヱマルジョンは安定で、凝集、クリーミング、
オィIJングのいずれも認められなかった。
2鮒時間後には、痕跡量のクリーミングが認められた。
シリンダーを5回さかさにし、さらに1時間放置した。
この時点におけるェマルジョンは安定で、凝集、オィI
Jング、クリーミングのいずれも認められなかった。実
施例 81実施例79の乳剤5の‘を、100の{の目
盛りつきシリンダーに入れたューラン(Uran)2群
夜体肥料95の‘に加たェマルジョンを調製した。
シリンダーに栓をし、15回さかさにして室温で放置し
た。ェマルジョンの安定性を定期的に評価した。1時間
後も安定で、凝集、クリーミング、オィリングのいずれ
も認められなかった。
実施例 82 適当な容器中に次の物質を示された割合で加え、加熱下
に混合して界面活性剤組成物を調製した。
製造例Aで製造したポリオキシェチレン棚ノニルフェノ
ール燐酸ェステル 67%製造例Bで
製造したポリオキシェチレン{3}−N・N−ビス(2
ーヒドロキシ)アルキルアミン23%平均分子量150
0のポリエチレングリコール 10%実施例 83実施
例71及び72の方法に従って、以下の組成を有する乳
剤を調製した。
活性成分含有量91%のアラクロール(Machlor
)49.55%モノクロロベンゼン
27.27%芳香族有機溶剤B
18.18%実施例82の界面活性剤組成物
5.00%実施例 84実施例83の乳剤5の‘を、
10泌目盛つきシリンダーに入れた342ppm水に加
えてェマルジョンを調製した。
シリンダーに栓をし、15回さかさにして、室温で放置
した。ェマルジョンの安定性を定期的に評価した。1時
間後にもェマルジョンは安定で、凝集、クリーミング、
オィリングのいずれも認められなかった。2鼠時間後に
は痕跡量のクリーミングが認められたが、これを5回さ
かごにして1時間放置した場合には、ェマルジョンは安
定で凝集、クリミング、オィリングとも認められなかつ
た。
実施例 85 実施例83の乳剤5心を、100の上の目盛りつきシリ
ンダー中に入れたューラン(Uran)28液体肥料9
5の上に加えてヱマルジョンを調製した。
シリンダーに栓をして15回さかさにし、室温で放置し
た。ヱマルジョンの安定性を定期的に評価した。1時間
後も安定で、凝集、クリーミング、オィリングのいずれ
も認められなかった。
実施例 86 適当容器中に次の物質を示された割合で加え常温で混合
して界面活性剤組成物を調製した。
製造例Aで製造したポリオキシェチレン‘8lノニルフ
ェノール燐酸ェステル 67%製造例B
で製造したポIJオキシェチレン(3}−N・Nービス
(2−ヒドロキシエチル)アルキルアミン
23%ソルビタンモノラ
ウレート 10%実施例 87実施例7
1及び72の方法に従って、以下の組成を有する乳剤を
調製した。
活性成分含量91%のアラクロール(Nachlor)
49.55%モノクロロベンゼン
27.27%芳香族有機溶剤B
18.18%実施例86の界面活性剤組成物
5.00%実施例 88実施例87の乳剤5の上を、
100の‘の目盛りつきシリンダーに入れた34かpm
水95Mに加えてェマルジョンを調製した。
シリンダーに栓をして19司さかさにし、室温で放置し
た。ェマルジョンの安定性を定期的に評価した。1時間
後にもェマルジョンは安定で、凝集、クリーミング、オ
ィリングはいずれも認められなかった。
2独特間後には、痕跡量のクリーミングが認められたが
、これをさらに5回ごかごにし、1時間放置しても、ェ
マルジョンは安定で、凝集、クリーミング、オィリング
は認められなかった。
実施例 89 実施例87の乳剤5の上を、100汲目盛りつきシリン
ダーに入れたューラン(Uran)28液体肥料95の
‘に加えてェマルジョンを調製した。
シリンダーに栓をし、15回さかさにして室温で放置し
た。ェマルジョンの安定性を定期的に評価した。1時間
後もェマルジョンは安定で、凝集、オィリング、クリー
ミングはいずれも認められなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 下記の式で表わされるポリオキシアルキレ
    ンアルキルまたはアルキルアリール燐酸エステル20〜
    80重量%▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rはアルキル部分が少くとも、4個の炭素原子
    を含有するアルキル又はアルキルアリール基であり、
    Aはエチレン及び/又はプロピレンであり、nは正の整
    数であり、 R′は水酸基またはR−O−(AO)_n
    −であらわされる基(式中のR、A及びnは上記と同じ
    意味を有する)である〕 (b) アルキル部分が炭素数12〜18のアルキル基
    であり、ポリオキシアルキレン部分がポリオキシエチレ
    ン及び/又はポリオキシプロピレンであるポリオキシア
    ルキレンアルキルアミン14〜50重量%(C)(i)
    ポリオキシアルキレン部分がポリオキシエチレン及び
    /又はポリオキシプロピレンであるポリオキシアルキレ
    ン系非イオン性界面活性剤、(ii) 多価アルコールエ
    ステル、 (iii) ポリアルキレングリコール、 からなる群から選ばれる1種以上の物質5〜50重量%
    を含有する界面活性剤組成物からなる農薬用乳化剤。 2 ポリオキシアルキレンアルキルアリール燐酸エステ
    ルがポリオキシアルキレンアルキルフエノール燐酸エス
    テルである特許請求の範囲第1項記載の農薬用乳化剤。 3 ポリオキシアルキレンアルキルフエノール燐酸エス
    テルがポリオキシアルキレンノニルフエノール燐酸エス
    テルである特許請求の範囲第2項記載の農薬用乳化剤。
    4 (b)ポリオキシアルキレンアルキルアミンのアル
    キルアミンが1級アミンである特許請求の範囲第1項記
    載の農薬用乳化剤。5 1級アミンが牛脂、ヤシ油、大
    豆油、綿実油からなる群から選ばれる天然油脂から誘導
    された1級アミンの混合物である特許請求の範囲第4項
    記載の農薬用乳化剤。 6 (b)ポリオキシアルキレンアルキルアミンが、N
    ・N−ビス(2−ヒドロキシアルキル)アルキルアミン
    である特許請求の範囲第1項記載の農薬用乳化剤。 7 (c)成分がポリオキシアルキレン系非イオン性界
    面活性剤である特許請求の範囲第1項記載の農薬用乳化
    剤。 8 ポリオキシアルキレン系非イオン性界面活性剤がポ
    リオキシエチレンヒマシ油である特許請求の範囲第7項
    記載の農薬用乳化剤。 9 ポリオキシアルキレン系非イオン性界面活性剤が、
    ブタノールポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン
    ブロツク共重合体で平均分子量が約2000〜5000
    のものである特許請求の範囲第7項記載の農薬用乳化剤
JP54075147A 1978-06-15 1979-06-14 農薬用乳化剤 Expired JPS6040885B2 (ja)

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